SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

落花の風情

2006年03月31日 | 日常生活・事件
 都心はこの週末が見頃のようだ。

 満開の桜もいいが、その後の花吹雪もなかなか風情がある。

 職場の近くの小さな公園も満開だ。寒冷前線のおかげでまだ花吹雪を見るところまでは行かないが木のそばに行くとすでにいくらか散っている。

 ところが、よく見るとそれは花びらではなく、すべて、ガクについたままの丸ごとの桜花なのだ。風に舞うというより、ポトリと落ちるのだろう。こういう種類の桜もあるのかと話していたら、そばで聞いていた別の人が、それは鳥がつついて落としてしまうのだと教えてくれた。

 新種説はそれで消えた。

 桜の季節はさまざまな別れがある。
「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」

 そして新たな出会いのとき・・・・


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2 コメント

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ヤマトの心 (mach)
2006-04-04 22:57:32
 良寛だったのですか。



「男たちの大和」の中で誰かの台詞に出てきます。



 この桜の木もあれから一週間、風に舞って普通に花びらが散り始めました。じき葉桜です。



 札幌は5月ですしソメイヨシノではないので少し寂しげに咲きますよね。



 本州ではソメイヨシノから2週間遅れくらいで八重桜が満開になり、ソメイヨシノ以上に見応えがありますが、この頃花見をやろうという人は誰もいません。



 したがってゆっくりと風情を味わうことができます。
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綺麗ですね (SHIMA)
2006-04-04 17:07:37
桜は花びら1枚でさえも散った後に風情が残りますね。

  散る桜 残る桜も 散る桜   良寛





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