少女が父親を待ち続けるモチーフにフランス短編アニメの秀作「岸辺の二人」を思い出した。
本作の場合は少女が他へ思いを繋げることが出来た幸福感が溢れる。
予告編でストーリーに関わる重大な秘密がすでに明かされてしまい、あんまりだとおもっていたらさらにその先が用意されており、心配は無用であった。
東京オリンピック前の海辺の町(湘南?)を舞台に、ストレートで胸キュンの青春ストーリーが語られ大人には懐かしさがかきたてられる。
学校が舞台になるので登場人物は多いが、基本的に顔の造作が同じで、メガネや髪型で識別することになるのだが、ヒロインは髪形を変えるので別人かと思ったらヒロインだったりする。
冒頭で挿入歌がやたらと大きく響き出し、画面の絵より前面に出てきて違和感があったが、次第に音も馴染んでいった。
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