SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

参院選、決起集会に参加

2007年07月18日 | 政治

 支持率低下に歯止めが利かなくなった某政党から今回の参議院選挙に立候補したある人物の決起集会が、都内2000人規模のホールで開催されたので行ってきた。

 こういう集会に参加する人は二つのタイプに分類できる。積極的支援派の人と動員がかかりシブシブやって来た人たちだ。
 
 午後7時開始というのに15分前で、会場は1階(1200人収容)のみ使用にもかかわらず空席が目立っている。雨だし、支持離れが進む中だし・・・・。

 開始時間になって司会者がマイクに向かったが、「7時になったが支援者が続々と入場しつつあるので今しばらく・・・・」と言って開始時間が延びた。それでも6割程度の入りにはなってきた感じだ。

 しかし、5分たっても10分たっても始まらない。7時開始だと言うので7時までに入場した人にはまことに失礼な話だ。わざわざ雨の中を来てあげたのだから。
 なかなか始まらないからと、シブシブ入場組の人たちが続々と帰り始めたら主催者側も慌てて始めたのかもしれないがそうはならず、結局15分を回った頃から始まった。

 当の候補は客席後方から中央の花道を、スポットライトを浴びながら登場。壇上には支持者代表のような人たちが6、7人座っている。
 ここでいやな予感。シブシブ派としては候補者の一声を聞いて早々に引き揚げたいところ。あの壇上の人たちの出番はどうプログラムされているのか?

 果たしてその支援者のエールからプログラムはスタートするではないか。
 短い方が良いのは結婚式のスピーチと同じだが、どうして、そうはならないところも似ている。候補者は壇上に起立したまま、一人のスピーチが終わるごとにオーバーなお礼アクションを演じ、足元に置いたペットボトルを手にとっては水を飲んでいる。

 おいおい、これが何分続くんだ、と思っていたらもう足の方が勝手に出口に向かっていた。

 駅へ向かって歩いていると、当の候補の街宣カーが名前を連呼しながら横を追い越して行った。
 当然のことながら、そこに本人の姿があるはずは無い。


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