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期日前投票と不在者投票 ~ いよいよ参院選

2007年07月26日 | 政治

 ずいぶん前の話だが知合いが不在者投票に行った。その日いないから、というだけで十分だと思うが、いつからいつまで不在なのか、なぜ不在なのか、どこに行くのかまで聞かれたそうだ。

 で、その結果、泥棒に入られた。あそこから情報が漏れたとしか思えないというのだ。

 聞いた内容をどう活用しようというのか。とりあえず保存し、保存期間後廃棄するだけの話だ。
 あまり簡単に認めては役所の権威に関わると思っているのだろうか。一応うるさいと思われるくらいまで聞いておく。だけどそれをどうするわけでもない。そのデータが必要なのは泥棒くらいだ。

 最近は期日前投票というのがある。単純に不在者投票が期日前投票になったという訳ではないのだ。両者はともにあり、投票の方法も異なっている。

 不在者投票は記入した用紙を封筒に入れ、それをさらに外封筒に入れて封をし、署名する。それを提出すると立会人が署名。投票管理者は開封して投票箱へ入れる。という大げさな「儀式」が必要だ。
 記述前投票は単に投票日より前に投票するというだけで、投票用紙に記載して投票箱へ入れる、はるかに簡便なものだ。ならばこの期日前投票に一本化したらどうなんだというのが単純な疑問。

 「選挙人名簿のある選挙管理委員会での不在者投票」これは、「従来の不在者投票は,期日前投票に移行しました」ということだ。お役所も一応考えてはいるようだ。
 
 では、そうではない不在者投票とは何か?
 例外があるのだ。それは選挙権が生じる年齢の問題だ。選挙当日が誕生日でその日20歳になる人は期日前は当然19歳だから、期日前には投票権が無く投票できない。したがって不在者投票になる、という理屈だ。
 一部の指定された病院・老人ホームなどの滞在者もその施設内で不在者投票ができるらしい。

 どちらも「選挙期日の公(告)示日の翌日から選挙期日の前日まで」が投票期間である。

 早い話、公示されたら翌日からは特に理由が無くても選挙権のある人は誰でも投票できるわけだから、あえて「期日前」などといわず、選挙期日そのものを1週間とか2週間とか幅を持たせたらどうなのだろう。
 その間、選挙運動も開票も同時に進行させる。劣勢議員は最終日に向けて必死になるだろう。票の開拓に向けて投票率も伸びるかもしれない。

 だけど、早い時期に当確が出たりしたら困るのだろうな。


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