古典的なホラーのリメイクで真新しさは無いが面白く見られた。
ベニチオ・デル・トロとアンソニー・ホプキンス二人の演技派共演が見所。父と子の愛憎劇をホラーで見せるところが本作の肝だ。
モンスターに襲われた人もモンスターになる、という定石を踏むが、ほとんどの人は襲われて無残な死を遂げている。主人公だけが何故?という疑問は残る。
「狼男アメリカン」「ウルフ」に続いて特殊メイクはリック・ベイカーの出番である。モンスターそのものよりも変身過程がよりリアルだ。
クライマックスは狼男VS.狼男のバトルだ。でも、ここでなぜか東宝の怪獣映画「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」を思い出してしまった。
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