ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「今夜、ロマンス劇場で」、映画から抜け出したお姫様と助監督の恋!

2018-08-18 17:14:42 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

「ローマの休日」をパロったお姫様と助監督の恋物語。

撮影所でのお話なので、大手映画会社の映画かと勘違いしていたが、なんとフジテレビの作品。

それにしても、映画へのオマージュ満載。

前半は、お姫様が映画から抜け出す下りから、現実を案内していくうちに、ますます好きになって、相思相愛の中に。

だが、お姫様は、人と触れてはいけない別世界の立場。

途中から、病床に伏す老人が登場。

で、この老人を演じるのが加藤剛。

この老人こそが、助監督の成れの果てなのだが、ずっと、お姫様を想い続けた、恋の権化なのだ。

その痛々しい迫真の病気の演技。(それは、演技というか、そのままというか)

加藤剛の役者魂を見た。

映画青年にとっては、微笑みの恋愛映画だ。

それにしても、綾瀬はるかは、この映画のためにあるような、まさに映画美人だ。

坂口君も、一途な青年によくマッチしている。

映画館主の柄本明は、キューピット役を好演。


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