ひろの映画見たまま

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「ブラインドスポッティング」、いまも続く白人と黒人のアメリカ!

2020-06-18 17:20:29 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

アメリカの黒人をめぐる問題に関心のある方 ☆☆☆☆

オークランドで生まれ育った親友同士の2人の青年の姿を通し、人種の違う者や貧富の差がある者が混在することによって起こる問題を描いたドラマ。

残り3日間となった保護観察期間を無事に乗り切ろうと、地元オークランドで過ごす黒人のコリン。白人で幼なじみの問題児マイルズと一緒に引っ越し業者で働く彼は、そんなある日の帰宅途中、突然車の前に現れた黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれるのを目撃してしまう。

最近、アメリカで、黒人が白人警官により殺された事件で、警官への抗議デモが話題になっているが、まさにタイムリーな映画だ。

友人のマイルズが、なかなか悪で、謹慎中のコリンは、ひやひやもの。

特に銃を持つことによってそれはピークに達する。

ラスト近くで、くだんの警官の引っ越しをすることになり、そこでけりがつく。

ラッパーで、気持ちを表現する手法が秀逸。

我々日本人には、身近ではないが、大局的には、盲点であり、理解が難しいのかも。


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