goo blog サービス終了のお知らせ 

ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」、世界屈指の知の殿堂!

2020-11-23 17:14:21 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

図書館に興味のある方 ☆☆☆★

世界中の図書館員の憧れの的である世界屈指の知の殿堂、ニューヨーク公共図書館の舞台裏を、フレデリック・ワイズマン監督が捉えたドキュメンタリー。

205分の長尺。まじめに淡々と、図書館のありさまとあり方を描いているので、興味のない方には、3時間余の苦痛。

だが、知的興味のある方には、知の宝庫。

地元の図書館と比べて、その存在の高みが憧れと変わる。

本館が知の殿堂とするなら、92の分館は、市民密着型。

特に黒人のいる地区の図書館は、黒人の歴史そのものである。

一方で、市民のいろいろな知への提供であり、パソコン普及の原動力になっている。

一方、本館は、建物そのものが美であるが、資料が豊富で、市民の手助けをしている。

そして図書館運営のかなめである、ディスカッションが興味深い。

そんな、ニューヨークの美術館の裏をのぞける本作は貴重な一作だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする