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「凪待ち」、香取慎吾主演のギャンブラー依存症の男!

2020-03-20 17:34:58 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

PG12

木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。

亜弓が死んだのは自分のせいだと悩む。

そして、ギャンブルにのめり込む。彼はギャンブル依存症。

自分が犯人と疑われたり、同僚が警察に捕らわれたり、負の連鎖が。

だが、やさしく迎えてくれる人もいた。

亜弓の父と仲の良かった小野寺。

だが、ギャンブルで大借金をこしらえ、挙句の果て、賭場に殴り込んで大暴れ。

それをやさしく迎えてくれたのは、亜弓の父勝美。

舞台になった石巻は、東日本大震災の被災地。

郁夫の再生と石巻の再生をオーバーラップ。

ちょっと、展開に強引なところがあるが、白石の演出と香取の演技が相まって良作となった。

ちなみに、父親役の吉沢亮は、毎日映画賞で助演賞を撮っている。渋い演技だ。

 

 

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