「地球防衛未亡人」、檀蜜主演の怪獣映画です

おススメ度　☆
　　檀蜜好き、昔の特撮映画好き、ダジャレ好き　☆☆☆

この映画の監督河崎実、「いかレスラー」で有名になり、一方で、地球防衛シリーズを撮り、これが最新作だそうです。

一方、檀蜜は、「私の奴隷になりなさい」でブレイク、エロス女優として認知されています。ただ、この映画は、Pのつかない映画なので、エロ度は低いです。

宇宙怪獣ベムラスが、尖閣諸島をもじった、三角諸島に飛来。地球防衛軍が出陣します。といっても、未亡人のダンが操縦する飛行機一機の攻撃というお粗末なもので、かつ、攻撃中に感じてしまって、負けてしまうというていたらく。


だが、怪獣は本土の発電所に居座り、核燃料を餌として食べ始めるという奇想天外。

この辺が河崎監督の面目躍如というところでしょうか。

一方、この事態を受けて、安倍首相やオバマ大統領、石原都知事の面々が会談するのですが、これが全くのパロディ。

怪獣が核燃料を食べて、便秘するとか、原発もパロリ。

一方で、ダン隊員を、アマテラスオオミカミとして、官能的な踊りをさせるという奇抜さ。

低予算だが、怪獣などには結構金をかけ、ウルトラセブンをパロっている。

檀蜜のお色気で、ファン層をひきつけ、河崎の宇宙コメディで笑わせる。そんな意図はある程度成功したのではないか。

もうちょっと洗練されればなの感もあるが。

檀蜜の官能シーン




怪獣