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日本映画「ポルノスター」、豊田利晃監督デビュー作

2012-09-04 14:03:04 | 日本映画
1998年作品だが、やっとレンタル開放となった。

豊田監督は、現在「I.m Flash」が公開中。

坂本順治監督の「王手」の脚本でデビュー。

この「ポルノスター」。濃い緑のジャケットというかコートというかを着て、フードをかぶり、傷のある能面のような顔の、不気味な男が登場。演じているのは千原ジュニア。こんな、しぶい役者だったとは。

もう一人の主人公は、鬼丸が演じている。暴走族をしていたこともあり、かなりするどい。

ヤクザというかチンピラというかの世界。

暴力が主体的に描かれ、後半には皆殺し的殺人の光景が、例の園監督っぽい。

スケボーの場面とか、剣の雨が降るシーンとか、面白い場面もあるが、結局暴力礼賛的要素が有り、感心はしない。

ただ、かなり切れる演出で、見るものに痛みを感じさせる。

たけしの「アウトレイジ」といい、暴力描写が鮮烈なのは、映画の魅力でもあるのだが。

ポルノとあるが、性的描写はほとんどない。

コメント
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