日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2012 NHK杯 女子シングル フリー

2012-11-30 20:23:27 | フィギュアスケート
NHK杯の女子フリーをやっと観ました。
結果にはいろいろと反響があったようですが、自分なりにしっかり観ないと。
後半グループに入って印象に残った選手について感想を書きたいです。


まずは鈴木明子選手。
今季のフリーのプログラムは評判良いですね~
シルク・ド・ソレイユから「O」・・・「オー」です。

   

   

いつもフリーではミスをする印象が強かったのですが(失礼)
今回のフリーは完璧、そして一つの作品として情景が浮かぶような素敵な滑りでした。
カワセミなんですね~

細かく見るとプロトコル上では2つのルッツはロングエッジになっているし、3Loも回転不足に
なっていました。
終盤のコレオグラフィックシークエンスはスピードに乗って良かった。
気持ち良さそうに滑っていました。
ラストのスピンが終わらないうちに会場は大歓声、スタオベでしたね。
鈴木選手のファン、多いな~!
フリーの結果は126.62点でこの時点でぶっちぎり1位になりました。


続いてはマカロワ選手。
フリーは「メガポリス」です。
フリーの呪縛から解き放たれるか・・・

   

   

   

あちゃ~、また失速してしまった~
スケカナと同じようにSPは良くてフリーで順位を落とすという厳しい現実。
公式練習の時は調子が良かったそうですが、残念でした。

でも、このプログラムは悪くないと思いました。
今回は二つのトゥループがシングルになってしまいましたが。

あとは気になったのが臀部のパットですね。
小林千鶴さんだったら「ヒップの故障で・・・」と言うかな。
マカロワ選手のパットは大き過ぎて、さらにパットの角でタイツがちょっと破れているようにも見えて
気になっちゃいました。
村主さんが使っていたのはもっと小さなパットだったから、あまり目立たなかったです。
マカロワ選手の場合、パットの大きさとか使い方を誰か気にかけてあげて欲しいな・・・
ケガも部位も滑り難そうで気の毒でした。
キス・クラでちょっと涙目の彼女でしたが、素敵なプロをこれからも応援しています。


続いて、多分ファンが増えているはずのジジュン・リーちゃん。
今日も自分の滑りができましたね。
フリーは「眠れる森の美女」です。

   

   

   

喜び方も可愛い~

最初の3F-3Tはばっちり決めました。
次の2Aは手を付いちゃった。
ジャンプはところどころロングエッジや回転不足があったけど、トータルでまとめ上げてきました。
すべてのスピンがレベル4って凄いですね。

確かに身体もジュニア体型だし、滑りもジュニアっぽさもあるけど、中国の新星現る!って感じ。
NHK杯ではSPもフリーもトータルでもパーソナルベスト。
あと一歩で表彰台でしたね。
素直な可憐さがプログラムにも生かされているようでとても良かったです。


続いては未来ちゃん。
フリーは「交響曲第3番ハ短調」・・・聴けばお馴染みの曲です。

   

   

   

   

未来ちゃんよりも目立っていたのが振付のリャンさん。
6分間練習でも演技中でもガムを噛みながら長い髪を振っている姿がインパクト大~!
その存在感、選手時代よりも強いぞ~

さて、未来ちゃんですが。
大きなミスなく滑りきりました。
曲調に合った強さを表現し、表情豊かに演じきる彼女、大きく成長しましたね~
細かい所では回転不足を3つもとられちゃったけど、演技は良かったです。

キス・クラで得点と順位を見て「やった~、表彰台だ~」 ←そんな事を言ってたはず。
大喜びする様子はまだまだ可愛い~
いろいろケガで苦しんできた彼女の笑顔が見られて良かったです。



さて、最終滑走は浅田真央さん。
もちろん「白鳥の湖」です。

   

   

   

   

   

   

まぁ、いろいろな感想はあるでしょうね。
確かにジャンプ7つのうち予定通りに決まったのは3つだけ。
その他はダブルになったり、サルコウはシングルになってしまった。
ただ、今までの試合だったらジャンプのミス(あくまでも予定通りにならなかったという意味)が
あったら他の演技にも影響が及んでいましたが、今回はそれは感じませんでした。

圧巻なのは最後のステップですね。
動き一つ一つに魅入ってしまいます。
ステップシークエンスもコレオグラフィックシークエンスも加点がいっぱい。
これでジャンプが予定通りのものだったら、と思うと確かに残念ですけど。

フリーは技術点は52.78点、演技構成点64.54点、合計117.32点。
素晴らしかったSPと合わせて逃げ切る形での優勝となりました。

得点と結果を複雑そうな表情で見つめる真央さん。
それを見て、真央さんの肩をポンポンと叩きながら何かを言っている佐藤コーチのリアクションがとても印象的でした。
普段はほとんどそんな事をしませんからね。

確かに観た印象だと、一つのプログラムとして魅力的に滑りきった鈴木選手の出来は凄かった。
でもジャッジ目線では、鈴木選手にはロングエッジや回転不足、レベル3だったステップなどがありました。

一方、真央さんの場合はジャンプの転倒や失速もなくダブルのジャンプには加点がもらえています。
「Sports navi」の野口さんのコラムがありましたが、その中で杉田氏のコメントがわかり易かったです。
「ジャッジはあくまでも実行されたジャンプそのものを評価する。
2回転でもぶれずにコントロールされていればプラス評価はあり得る。」

今回の真央さんのフリーはミスしても演技が途切れなかった事がしっかり評価されているそうです。


そう考えるとキス・クラでの佐藤コーチの笑顔も納得します。
佐藤コーチが今回、教え子の滑りをどう評価しているのか詳しくは知りませんが。
いつも話されていた「スケーティング技術の大切さ」云々の考えを思い出しました。
最後は滑りの巧い者が勝つ、という信条もありました。


優勝が決まった直後の真央さんの言葉は正直な気持ちだったでしょう。
「悔いが残ります・・・」
「ジャンプは・・・ダメでした。」
「フリーはやってきた事が出せなかったです。」と反省ばかり。

今回のNHK杯の結果は思い出せば昨年の大会とまったく反対の結果になりましたね。
お互いに切磋琢磨し合って頑張る真央さんと鈴木選手。 (他の日本選手もそうですね)

とにかくNHK杯のレベルの高さ、そして緊張感たっぷりの試合は楽しめたし、今回は滑りそのものに関していろんな事を考えました。

フリーの出来に対しては真央さん自身が一番悔いているはず。
それでもSPは特に素晴らしかったし、フリーも3年越しの努力が垣間見える素晴らしいステップが忘れられません。
優勝、おめでとうございます。

   






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2012 NHK杯 男子シングル フリー

2012-11-27 14:31:43 | フィギュアスケート
NHK杯の男子フリーを観ました。
今までのグランプリシリーズの結果から死闘の大会になる予感はしていましたが
まさに凄い試合でしたね。
いつものように印象に残った選手の感想です。


まずはやっぱりケヴィン・レイノルズ。
カナダの2番手として最近は安定しているかも。
(ジェレミー・テンはどうした?)

フリーのプログラムは「ピアノ協奏曲第4番」、衣装も細身の体型に似合ってます。

   

   

   

   

   

4回転は三つ入れています。 
最初は単独の4S、とてもきれいに決まりました。
次は4T-2T!  こちらも成功、12.03点。
次は3Aがシングルになり、3Tをつけました。
後半に入っての4Tは両足になり回転不足・・・
でも4回転を三つ降りたのが私には嬉しいです。

3Lzは転倒してしまったけど、流れるような曲調で滑ったり、最後に向けて壮大な音楽になるところも
うまく表現できていたと思います。
最後のスピンは二つともレベル4。
小さなガッツポーズが良いです。

キス・クラでもいつも落ち着いて得点を見ているレイノルズ。
フリーは146.06点、トータルで216.26点でシーズンベストでした。
最近、良い演技が続いて満足そうでした。


続いてはロス・マイナー選手。
NHK杯は相性がいい彼ですが、結果は・・・?
フリーのプロは「海賊ブラッド」より。

   

   

(小槌を打つような動きがツボです。)

マーク・ミッチェルコーチと抱き合って喜ぶマイナー!
やっぱりやってくれました。

4回転は一つだけだけど、3Aは二つしっかり跳べました。
何と言っても彼は安定した力があって、ジャッジにも認められている感じです。
今まで全米でも何度も観ていますが、地味ながら実力派で試合の出来にムラがありませんね。

去年のNHK杯に続いて、今年も最終的には3位に入り、見事な表彰台でした。
にこやかな彼がキス・クラで喜び全開で、見ていて嬉しいです。


一方、心配になったのはフェルナンデス選手。
フリーは「チャップリン・メロディー」です。

   

彼もフリーは4回転を三つ用意。
最初の4Tはステップアウト。
次の4Sはきれいに決めて良かったです。
2A(!)を跳んだあと、4Tはすっ転んでしまった・・・
直後にも足がもつれて転倒・・・
3Lzも足がくだけるような着氷だったし、いろいろ影響が出ています。
どうした、フェルナンデス。

このプログラムは彼の表現力に合っていて、ノッてきたら凄いプロになると思ったのに。
最後の最後までミスの多いフリーになってしまいました。
この時点でマイナーを抜かす事ができず・・・
SP3位、フリーは5位、最終的に4位となりました。
でもファイナル進出は決めたのね。

今回、オーサーに師事しているフェルナンデスと羽生君が同じ試合となり、感じたのですが。
オーサーはトレーニングルームでも移動の時もいつも羽生君のそばにいました。
SPを終えてフェルナンデスのキス・クラは彼一人でしたが、その時は陽気に笑顔を振りまいていましたね。
今、ノリのノッてる羽生君のサポートに付ききりになるのはわかるけど、フェルナンデスもまだまだ若い。
ちょっと気の毒になってしまいました。

男子のトップ選手を二人も抱えているオーサー。
その他に女子もいるし。
ひっぱりだこのコーチと言うのはわかるけど、選手もいろいろ大変だろうな・・・
(モロゾフにはまったく感じないけど)


いよいよ登場するのは橋大輔選手。
フリーは「道化師」。

   

   

   

   

最初の4Tは成功。
次の4T-2Tは両足になり回転も足りず。
3Aは決めました。
ステップシークエンスの時、少しバランスを崩したかな?
二つ目の3Aはステップアウト。
でも3Lz-3Tは決めましたね。 ここは3-2-2の予定だったとか。

いろんなミスはありましたが、最後に向けて壮大な盛り上がりの曲調のところは惹きこまれました。
さすが大ちゃん! って感じ。
彼の表現力は彼だけのものだし、唯一無二だな~と実感。
(アボットの滑りも彼だけのもののように)

ここ数年のフリーの選曲が良かったので(特にブルース!)
今季の「道化師」はあまりピンと来なかったのですが、今回は少し考えが変わりました。
彼はどこに標準を合わせてくるのか、もちろんワールドかな。
観る度に楽しみになります。

解説の本田さんは・・・
「後半もスピードが落ちずに気持ちも途切れずに滑りきった。」とコメント。
明らかに中国杯よりも良かったですね。

ちなみに田村さんのブログでは「まだ半分の力も出ていない」って。
この厳しい言葉の裏ではもちろん橋選手の力を認めているのですが。

今大会ではSPもフリーも最終順位も2位となりました。


最後は羽生君です。
邪悪な顔が見られるか? (羽生ファンには怒られそうだけど)

   

   

   

   

   

フリーは「ノートルダム・ド・パリ」ですが、スケ・アメの時と構成を変えたとか。
最初の4Tは成功、次の4Sはステップアウト。
スピンやステップの後に決めた3A-3Tは凄かったな~  お見事!
これだけで15.86点ですか。

ただこの後から目に見えてスピードが落ちる~
足にきているのか3Lzは転倒。
スピンでも転倒してしまった・・・
厳しい言い方をするとやっぱり体力がまだまだ足りない!
どんなに難度の高いジャンプを決めても、一つのプログラムとして観たら、ラストに転倒2回はいただけませんね。

最終的にはSPとフリーどちらも1位で完全優勝の羽生君。
初めて大ちゃんを破ったのかな。


最終結果はこちら。






表彰台の3選手、おめでとうございます!

それにしてもファイナル進出を決めた日本男子は4人!
凄い躍進にビックリです。
(ちょっと前では考えられませんから)





   





   


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2012 NHK杯 女子シングル SP

2012-11-26 13:05:10 | フィギュアスケート
続きましてNHK杯の女子シングル、SPの感想です。
こちらも楽しみましたが特に浅田真央さんのプロが良かったな~
明るい笑顔が見られたのはとても嬉しいです。

お気に入りの選手達の演技から。
まずは中国の注目の選手、ジジュン・リーちゃん、15歳。
中国杯も良かったですね。
SPプロは「黒い瞳」。

   

   

氷上でもキス・クラでも可憐な表情です。
最初の3T-3Tは軽々決めました。
3Fは何とかこらえ、2AはOK。
後半にアップテンポになる時も一生懸命で、最近の調子の良さを感じます。
まだジュニアっぽさもあるけど、伸び盛りと言う感じ。
SPは59.62点とパーソナルベストでした。
しかし、可愛い~


続いてはいつも期待している今井遥ちゃん。
もう19歳なのか~
SPプロは「シャレード」です。

   

   

最初の2Aを転倒・・・
次は3Tに連続が付けられず、その後の3Loに2Tを何とか付けられました。
全体的にステップやスピンも精一杯に見えました。

彼女はプログラムとか衣装はいつも洒落ていて素敵なんだけど、後は技術面でもっともっと伸びて欲しい。
ケガの影響はまだあるのでしょうか。
SPは48.10点と低く9位でした。

今井選手は日本的な和の雰囲気があって素敵なのに伸び悩んでいる・・・
頑張れ、遥ちゃん!



そしてマカロワ選手です。
持ち越しプロだけど素敵だから許す(?)

   

   

氷上で最初のポーズをとるだけで彼女の世界を感じます。
最初の3T-3TはOK。
次の3Loは回転不足とられちゃったけど、2Aはしっかり決めました。
この3つのジャンプは見ているだけはほぼノーミス。

スピンがスピード感があり美しい。
完璧に自分のプロにしたマカロワですね。
SPは58.93点と満足の滑りだったはず。
素敵な演技でした。


次はシズニー選手の代わりに出場の未来ちゃんです。
大好きな日本で、突然決まったNHK杯で嬉しかったとか。
SPプロは「ダウンヒル・スペシャル」、軽快な曲で彼女にピッタリ。

   

   

今日は学校の先生のようなコーチは帯同していないのね。
一緒にいるのは誰かと思ったらベアトリサ・リャン元選手ではないですか。
今は振り付けなどをしているとか。

まず最初の3T-3Tはこらえました。
決まって嬉しそうな未来ちゃん。
3Loも2Aもしっかり決めて、今回は回転不足をとられなくて良いジャンプでしたね。

昨シーズン、キャロルコーチの元では楽しそうな滑りを観る事ができませんでした。
未来ちゃん自身も悩んでいるような印象だったな。

今季の明るいアップテンポな曲は彼女の良さを惹き立てます。
最後のスピン二つは本当に素晴らしいポジション。
「大きく育った」なんて言われても笑顔はキュートで、久しぶりの喜ぶ姿は見ていて嬉しかったです。
SPは61.18点で2位につけました。


さて、ここで浅田真央選手登場。
もしかして衣装は替えてくるのかな、と思ったけどオレンジのあの衣装でした。
以前にアイスショーで使ったと聞きましたが、結果的にはこの元気な可愛いプロには合っていますね。
SPプロはもちろん「アイ・ガット・リズム」。

   

   

  

   

   

   

   

   

もう本当に良かった!
こんなに笑顔が輝いて滑っているのを観ているとこちらも幸せになります。
ずっとSPは苦手だった時がありましたが、今季は違いますね。

2Aも3F-2Loも3Loも回転不足も減点もなく。
そして全てのスピンやステップはレベル4。
技術的な事だけではなく、音を拾いながら強弱を付けた動きや、滑る事の幸せを振りまくように踊る真央さんでした。

私は初めてこのプログラムを観た時は特別には感じませんでした。
ポニーテールにして今季のSPはちょっと軽快なのね・・・って感じ。
でも、NHK杯のSPは違いました。
彼女の「スケートが好き」という気持ちがたくさん感じられて本当に良いプログラムだな~と心から感動したのです。
特にこの日の滑りは保存しておきたいです。

ローリーが「真央が少しでも元気になるように」と選んだ曲と振り付け。
いろんな気持ちが盛り上がって素晴らしいプログラムになったのですね。

ジャンプだけでなく一つの作品として表情豊かに可愛くコミカルに(それもわざとらしくなく)
魅力がいっぱいの演技でした。
技術点35.70点、演技構成点32.25点、トータルで67.95点とSP最高点をマーク。
キス・クラでの喜ぶ笑顔、こんなお顔が見られて嬉しいです。


SPの結果はこちら。



最終結果はもちろん知っていますが、フリーの滑りと得点もいろいろ論議があるようで。
ゆっくり観てから感想を書きます。   


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2012 NHK杯 男子シングル SP

2012-11-26 13:04:18 | フィギュアスケート
グランプリシリーズの最終戦でもあるNHK杯はすでに終わっています。
ほとんどLIVE中継で観られる大会と言うのに、週末は多忙でまだ全部を観ていません。
相変わらずNHK杯は公式HPも素晴らしく、放送レベルも高いと言うのに・・・
と言う事で、ゆっくり録画を視聴して感想を書いていきたいです。

まずは男子シングルのSPから心に残った選手を。


初めにお気に入りのケヴィン・レイノルズ。
まさかの村上大介選手の棄権の後に登場しました。
SPはもちろんこの衣装で「チェンバーメイド・スウィング」
持ち越しプロながら「やみつきプロ」です。

   

   

   

最初に4S-3Tを決めました。
ちょっとだけ減点されても14.03点獲得!
次の3Aは両足になったし回転不足。
3Lzは手をつき転倒・・・残念。

でも最近の彼はジャンプだけバカみたいに跳ぶイメージはありません。
もちろんSPとフリーに4回転はしっかり入れてきますが、この日はスピンがとても良かった。
以前のジャンプ以外に見所があまりなかった(失礼)頃と比べたら、滑りも良くなって
自分のプロをしっかり滑りきれるようになりました。
スピンはレベル4!
そしてSPはシーズンベストの70.20点でした。


そして成長著しい羽生君登場。
スケアメの時のSPを思い出すけど、今季のSPプロ「パリの散歩道」はすごく良い。

   

   

   

   

直前に良い滑りをしたフェルナンデスの後に相乗効果とでも言うのか、羽生君の滑りも凄かった!
多分このSPは確固たる自信をもっていて、ミスなんて絶対しないと思っているのか。
とにかく凄かったです。

最初は単独の4T。
この4回転は加点が何と2.43点も付いたのですね~
次の3Aも跳ぶ前も着氷も完璧で美しい~。
3Lz-3Tもバッチリ決めました。

スピンレベルも高く、本人が楽しんでいるのがわかります。
地元で緊張感もあったそうですが、結果はまたSP記録更新でした。
とにかくプログラムも衣装もハマるほど良いSPでしたね。

羽生君は昨シーズン辺りからすごく注目されていて、カメラで追われる事が多いです。
いろんな素顔を見せてくれますが、たまに冷たい邪悪な表情を見せる時があります。
(あくまでも私の目線での感想ですが)
リンクから離れる時の深いお辞儀とか、インタビュー時の丁寧な態度はもちろん知っていますが
たまに見せる「小生意気さ」は彼の一部分なのでしょうね。
もちろんまだ17歳だし、このままどのように成長するのかわかりませんが、スケーターとしてだけでなく人間として大きくなる過程を見届けたくなる選手ですね。

とにかく今季はノッています。
衝撃的なSPを引っ提げて、どこまで躍進するでしょうか。


続いて、橋大輔選手です。
スタオベで湧いた直後に滑るのは彼の経験値では大丈夫でしょう。

   

   

   

   

こらっ、モロゾフ!
もっと離れろ。
何で彼は耳元じゃないと話せないのか
「俺はTAKAHASHIのアドバイザーだ」と存在感をアピールしたいのか。
私は橋選手と長光コーチが得点を見ながらいろいろ話しているシーンが好きだったのに。
今季はキス・クラが鬱陶しい。

さて、最初の4Tはステップアウト。
3Lz-3TはOK。
3Aは何とかこらえました。
ジャンプは精彩を欠いたもののステップとスピンは全てレベル4。
羽生君とは違う円熟味を見せてくれましたね。
PCSはしっかり評価されている感じ。
本人は「4Tも3Aもミスしてしまった。でも気にしないでフリーをやりたい。」とコメント。
中国杯の時よりは良くなっているので、まだまだこれからでしょう。


SPを終えての結果はこちら。


リッポンが伸び悩んでいる印象。
コーチ替え過ぎて訳わかんなくなっちゃたかな。

村上大介選手は本当に気の毒でした。
スポーツ選手の涙は本当に痛々しいほど伝わります。
どうか早く良くなりますように。
仲良しの未来ちゃんもきっと心配しているはず。


フリーの感想はゆっくり書きます。




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晩秋の庭

2012-11-21 15:02:33 | 花・草・木
11月も終盤ですね。
一番好きな季節です。
庭の草花も元気に咲いていて、無心になって世話をするのが今の自分には合っています。

この時期で好きなのがオキザリス。
大きな花もありますが「桃の輝き」と言う小さな花が好きだな。
鉛筆のように蕾を閉じていて、太陽が高くなると少しずつ開いていくのが良いな。





その他ではガーデンシクラメンとか、ビオラやパンジーなどなど。
今の庭の画像です。









   

   

   


                        


さて、話は変わって、今日は誕生日でした。
何も特別な事もなく、平穏な一日。
でもその平穏さの重みを充分わかっているので、それだけで良いのです。

高校生の息子は・・・
「あっ、俺お金全然ないから、お父さんのお金で俺からって事で何か買って良いよ。」だって
すごい言い回しだ・・・

おやつだけは買いました。

   




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2012 フランス大会 女子シングル フリー

2012-11-20 16:42:53 | フィギュアスケート
引き続き、エリ・ボン杯の女子フリーを観ました。
日本選手がいなくてもいろいろ気になる選手を楽しまないと、ね。
簡単に感想を書きたいです。

まずは景気づけにスウェーデンの妹ヘルゲソン。
プログラムはご存じ「バーレスク」。
妹は姉を越えられるか・・・

   

   

こう言っちゃ何だけど・・・
ヨシにしてはしっかりまとめましたね。
苦手としていた3Lz-2Tも決めたし、ジャンプで転倒しなかったのが良かった。
ご本人も表情豊かで楽しそうに滑っていた印象でした。

解説の横谷さんも「SPよりよく動いていて良かった。」と。
ジャンプは回転不足をたくさんとられちゃったけど、それでも妹にしてはOKでしょう。
キス・クラでお母さんの方がニコニコしているのはいつもの事。
この大会は9位で終えました。


続いてクリスティーナ・ガオ選手。
今思うとSPのミスがとても悔やまれます。
フリーは持ち越しプロ「リベルタンゴ」、持ち越し衣装も似合っています。

   

   

最初の3F-2Tを決めました。
2Aの後、3Lz-2Tはeマークついちゃった。
でも今日はジャンプのミスはほとんどなく、最後の3T-2T-2Loを決めた時は満面の笑み。
彼女は一つ一つの動きが正確で観ていて気持ちが良いです。
フリーのようにジャンプをしっかり決められれば良い結果を出せる選手ですね。
横谷さんは厳しくも「これだけジャンプが決まるので後はスケートが滑ればもっと良い。」とのこと。
ガッツポーズも出たガオ、SPは7位、フリーは4位、総合でも4位になりました。


次はエストニアのグレボアです。
何か雰囲気のある衣装だな~と思ったら、フリーのプロはサンタナですよ!
「Black Majic Woman」だなんて・・・良いじゃないですか!

   

   

最初の二つのジャンプミスが痛かった~
ルッツもループもシングルに・・・
でもここでボロボロにならずに持ち直したのがエライ。
さすがオリンピック2大会出場選手。

後半の連続ジャンプなどはしっかり決めて、素敵な雰囲気で滑りきりました。
確かにスピンのレベルはとれないけれど、何とかまとめてくれてホッとします。

力強いお顔のファヌフが引退してさみしいけど、グレボアのようなタイプも応援したいです。
SP6位、フリーは9位、最終的には7位でした。


さて、続いていつも気になるコロベイニコワ選手。
素敵なSPを観たからフリーも楽しみでした。
プログラムは「白鳥の湖」。
彼女はいつも衣装のスカート丈が長いですね。
身長が高いので全体的なバランスで短くしないのかな?

   

   

う~ん、ジャンプのミスがいっぱい出ちゃいましたね。
最初のフリップからダブルになって、3Loはオーバーターン。
サルコウは転倒したり、ダブルになったり・・・
これでは気持ちも乗れないでしょう。

横谷さんも「SPに比べて元気がない。」と・・・
技術点39.11点と低くて勝負になりません。

でもところどころポジションが美しいし、これからも楽しみにしたいです。
ロシア・ナショナル、頑張れ~


次はSP3位のタクタミです。
プログラムはもちろん「黒い瞳」。

   

   

   

   

リンクから戻ってきた時に涙があふれていたタクタミ。
昨シーズン後半からずっと苦しんでいたんだろうな~と思います。

最初は難度を上げて3Lz-3Tにしてきました。
加点ももらえる良いジャンプ。
2A-3Tも決めたし、3S-2T-2Loも自信を持って決めました。
ジャンプが調子の良い時の彼女は動きもなめらか。

SPもフリーも入れているタクタミイーグルは個人的には要らないな~
あれは美しくない。
エキシビションだけで披露すれば良いのに・・・なんて勝手に思います。

久しぶりに良い演技をしてガッツポーズのタクタミでした。
ミーシン爺も嬉しくて仕方ない。
SP3位、フリーは2位で総合でも2位になりましたよ。


いよいよ登場するのはSP2位のワグナーです。
もう射程圏内ですから自信あふれる登場の仕方。
「サムソンとデリラ」は彼女のものになりつつある?

   

   

   

もうほぼ完ぺき!
(ルッツはいつもeマーク付いちゃうけど。)
ここまで自信と余裕を見せつけられると、3-3が入っていなくてもPCS勝負で勝てるのですね。
横谷さんも解説を忘れ「圧巻の演技、見入ってしまいました。」と。

失敗をしないで一つの作品として滑りきる・・・これこそジャッジの評価も高くなる。
大きなスランプを乗り越えたワグナーの強さを見せつけられました。
もちろん余裕の優勝でした。


最後はSP1位のリプニツカヤです。
衣装も替えて、強い気持ちで演じきれるか・・・
フリーのプロは「くるみ割り人形」。

   

   

   

   

彼女も14歳か・・・
プレッシャーも感じ始めたはずだし、フリーはジャンプのミスがたくさん出てしまいました。

2Aの後にシングルになったり、3Lzで手をついたり、サルコウがダブルになったり・・・
彼女の滑りではとても珍しいミス連発でした。
ジャンプそのものも流れがなく、勢いもない。

スピンはレベル4を獲れるけど、全体的なまとまりがなくフリーは惜しくも3位に。
そして最終順位は3位と、優勝まではいきませんでした。
キス・クラで表情がこわばり、きっとこれから必死になって練習してくるはず。
ますますロシア・ナショナルが楽しみです。


最終結果はこちら。



   

と言う事で、追いかけられて追い越されたグランプリ・シリーズの各大会。
ペアとアイスダンスはゆっくり観るとして(あっ、エキシビションも)
心と体はNHK杯に向けて万全の準備をしようっと。
あ~忙しい、忙しい・・・



   




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2012 フランス大会 男子シングル フリー

2012-11-19 14:59:30 | フィギュアスケート
無良くん、おめでとう~!


やっとエリ・ボンの男子フリーを観ました。
嬉しい結果はわかっていますが、それはそれとして。
各選手のフリープログラムを楽しみました。
初の披露もありましたね。


印象に残った選手だけ。
まずは地元のアモディオ選手、SPは悔しい結果となりましたがフリーは頑張りました。
プログラムは「ジャンピング・ジャック ブロークン・ソローなど」

   

   

   

今日もルシーヌ発見。 一緒にいる女の子はアモディオとワグナーのファンだな。

さて、アモディオですが。
SPのミスもあってフリーは4回転を一つだけにした構成に変更。
最初の4Sは成功しました。
(フランス大会に入って初めて決めたとか)
3Lz-2Tはセカンドジャンプは手を上げてバッチリ。
3Aもしっかり決めましたね。
ルッツを跳び過ぎ? いや、あれはフリップのエッジエラーでしょう。
な~んて事を言われながら、フリーはしっかり演じきりました。

フリーだけは何と1位。
解説の佐野さんも「前半のスローな部分でステップなどに見とれた。巧くなった。」とコメント。
しかしここでやっぱり感じるのは・・・
止まって上半身だけ動き、また止まってパントマイム・・・そんな感じで前半はお休み処がいっぱい。
これをモロゾフの策略と言うのなら、相変わらずの振り付けで嫌になります。
これを「細かい表現」と言うのでしょうが、4分半のうち、どれだけ止まっているのか計測しちゃうぞ。
・・・以上、いつも感じる不満でした。

SP7位、フリーは1位、総合でも3位に入りました。
(何かユーロの銅メダル滑りこみを思い出しました。)


続いて宋楠くん。
少しは元気になったかな。
プログラムはチャイコフスキーの「交響曲第4番」。

   

   

キス・クラは別に頭を抱えて凍りついているわけではありません。
宋楠くん、滑り終えて性根使い切ってヘロヘロなんです。
やっとリンクサイドまで戻り、やっとキス・クラに座った感じ。
強面のコーチにカツを入れてもらおう。

最初の4Tも3Aも、後半の3Lz-3Tも決めたのが良かった。
小さなミスはあったけど、SPに比べたらフリーは復活したイメージです。
ただ、つなぎの要素が物足りないな~と観ていましたが、やっぱりPCSは高くないな。
ケガや体調不良もあるだろうけど、彼はスタミナをもっとつけた方が良いと思います。
(高地では酸素必須だし、ね)


次は大歓声のジュベールです。
フリーは初のお披露目かな。
プログラムは「インセプション」。
曲も衣装もジュベールらしい感じ。

   

   

   

最初の4Tは転倒・・・残念。
3Aに付けたジャンプはダブルに。
その次は3Aから3Fに替えた?
まぁ、SPのようにジャンプをしっかり決められないけど、観ていると結構惹きこまれる。
単調そうだけど力強いテンポのこの曲、彼に合っていると思います。

佐野さんが「ジュベールと言ったら4回転。 試合で4回転を跳ぶのが『男の教義』と思っているのでは。」そんなコメントをしていました。
なるほど、確かに彼らしさはそうですね。
最終順位は4位となりました。



いよいよ登場するのは無良くんです。
フランス大会は日本選手は彼だけの出場。
チョッキ(?)を着て、フリーのプログラムは「SHOGUN」。

   

   

   

   

最初のポーズをとる時に違和感を感じたけど、後で「SPのポーズと間違えちゃいました。」って。
それだけ緊張していたそうですが、しっかり演じきった4分半でした。

最初の4Tはバッチリ決めました。
加点も高く、これだけで12.01点。
佐野さん「良いね、良いね、良いね、良いね・・・・」って何度も騒いでいました。

3Lz-3T、3A、3LoもOK!
後半に入ってすぐに3A-2T、これも12.07点もらえましたね。
彼の3Aはやっぱり美しい。
最後のフリップがシングルになる惜しいミス・・・
佐野さんも「1Fがもったいない。 そばに行って頭をコツンとやりたい。」って。

とにかく落ち着いてフリーを演じきった無良くんでした。
SPとフリーを揃えられたのが良かった。
タイム・バイオレーションをとられ、減点1.00がついたけど、パーソナルベストを大幅更新して
この時点で1位につけました。

無良パパ、喜んでいるけどいつもニコニコしているから変わらない?
いっぱい褒めてあげてくださいね。


最終滑走はアボットです。
SPとはガラッと違うソフトな印象。
プログラムは「Bring Him Home」、レ・ミゼラブルから「彼を返して」ですね。
アボットお得意の抒情的な滑りになりそう。

   

   

   

   

う~ん、やっぱりアボットの世界は素敵でした。
ジャンプミスはいくつもあるのに、やっぱりこのプロは素敵。

3Lzから入り、次の4Tは明らかな回転不足、両足着氷。
最初の3Aは加点もたくさんもらえる美しい出来でした。

次のアクセルがシングルになったり、サルコウがダブルになったり。
いろいろミスが出たのは残念だな~

佐野さんも「個人的にすごく好きなプログラム。これにジャンプが全部入ったら凄く良い。
一回転ずつ足りない・・・。」とコメントしていました。
確かに4分半全てスローな曲で難しいけど、アボットならではのプロですね。
SPは首位、フリーでは3位となり、総合で2位でした。

それからこのバナーがとても良い!



全米で優勝した時のブルーの衣装とか、ポケットに手を入れ前後に動くアレ!とか、サスペンダーとかetc。
アボットのプログラムがたくさん頭によみがえるようで素敵。
まぁ、彼はもっと小顔だけど、ね。


さて、最終結果です。






この時点でのファイナルへの可能性は・・・
う~ん、大ちゃん、頑張れ~!


   

   

   

   




インタビューでは「素直に嬉しいです。」と無良くん。
SPもフリーも練習時から4回転が好調だったとか。
初々しい表彰台の真ん中でしたが、彼の本来の力を全て出せたら決してまぐれではありませんね。

表彰台に慣れているアボットが無良くんを優しく促しているのが良いな。
全米の時もよくやっているけど。
一方、アモディオは台の上でも踊っていたり、写真撮影でもどこかに行っちゃったりといつも通りでした。


素晴らしいエリ・ボン杯での金メダル、本当におめでとう~!


      

     
   

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2012 フランス大会 女子シングルSP

2012-11-18 12:09:10 | フィギュアスケート
ロシア大会を飛ばしてフランス大会を観ているのですが。
昨夜はベッドの中にタブレットを持ち込み、無良君のフリー演技を追っていました。
やったじゃない! 無良君が頑張った!
アモディオの大躍進、でもSPで出遅れていたから大丈夫だろう。
アボットとのSPの得点差、おっ、無良君、すごい結果になったぞ!!
一人で喜んでいました。
無良君は第6の男? 凄過ぎるぞ、日本男子選手。
男子フリーは映像をゆっくり観てから後で感想を書きたいです。




さて、エリ・ボンの女子シングルSPを観ました。
印象に残った選手の感想です。
そろそろ衣装画像もダブルのでナシという事で。


まずはエストニアのエレーナ・グレボア、23歳。
派手なお顔だけど結構応援している選手です。
SPプロは「Tales and Legends」。

   

   

3Lzはエッジエラー。
3T-3Tは決めました。
2Aも成功。
後半で曲調がガラっと変わり力強い演技に。
まぁ、スピードが落ちてしまった感がありましたが、まずまずまとめた感じ。
エストニア代表として長くやっている彼女、国を背負っているんだろうな~
衣装も今季はそれほど派手じゃなく練習着っぽいデザインだけど似合っていました。


続いてイギリスのジェナ・マコーケル。
ご存じヴァン・デル・ペレンの奥さん。
フランス大会だけの出場とか。

   

   

3Fはアンダーローテの上、コンボ抜け。
3Tもミス。
唯一2Aだけは成功しました。
技術点はかなり低く19.41点か・・・

今はベルギーを拠点としているそうですね。
ヴァン・デル・ペレンが以前話していましたが、指導者のような事もやっていてジェナはとても教え子に厳しいとか。
夫の方が甘い指導者らしいですね。
毎シーズン、ゴージャスな衣装とお顔と存在感は楽しみです。
長く続ける苦労はあるでしょうが。


次はロシアのポリーナ・コロベイニコワ、16歳。
(私はコロベイニコワと呼びたいな)
SPプロは「ロミオとジュリエット」、衣装もすごく似合っていて素敵です。

   

   

   

   

まず終わった後に「素敵なプログラムだな~」と思いました。
解説の横谷さんも・・・
「ジャンプ全てに加点が付くような出来でした。
プログラムがとっても素敵でした。」とコメント。
実際のジャッジ評価はそれほど高くなくて、3Loは回転不足。
CCoSpはポジションチェンジが早かったのか低い評価。
ただ、プロトコル上ではあまり伸びなくても、この選手の「ロミオとジュリエット」はうっとりします。

彼女はロシアナショナルとか他の試合で何度か観ました。
タクタミやソトニコワやリプニツカヤの鮮烈デビューには及びませんが、いつも衣装とかプログラムを
楽しみに出来る選手だと思います。
まぁ、ミスもあるけど、これからずっと成長が見たいな~
16歳とは思えない女性の美しさを持っている素敵な選手だと思います。


いよいよ恐怖の14歳、リプニツカヤ登場~
早くもSP番長になるか! (初代SP番長はもちろん未来ちゃん)

   

   

   

   

J-Spo放送の時には「クール・ビューティー」と呼ばれていましたが、こんな笑顔が見られるとホッとします。

3Lz-3Tはeマークが付いちゃった。
3Fと2Aは成功。
もう後は驚異のポジションのスピンを披露してあっという間に終わったプログラム。
しかし、スピンだけだ! と思ってしまった。

横谷さんも「ステップのエッジが浅い」とか
「まだジュニアの身体なのでこれからが本当に大変になってくると思う」とのこと。
確かに凄いんだけど、もう何度も観ているとスピンの印象しか残らなくなってきました。
技術点35.70点、演技構成点27.85点、合計63.55点でもちろんSP番長。



ここで一息(?)入れましょう。
スウェーデンの妹ヘルゲソンの登場。
氷の上に彼女の衣装がとても映えるので、つい感想を書きたくなります。
メイクも氷に映えますね。

   

   

エッジカバーはもちろんスウェーデンカラー!
妹のスケート靴、ピカピカの新品のよう。

最初の3Lzは転倒こそなかったけど、また決められず。
3Sの後につけたのはシングルに。
まぁジャンプミスも多く、最後までのれなかったのは残念。
でもお母さんコーチは怒らないでいつもニコニコ。
ヨシも「やっちまった」という表情、でも元気そう。
今季はヘルゲソン姉妹の調子が今ひとつですね。


次はタクタミです。
まだ15歳の可愛い女の子に対して言うのは申し訳ないけど・・・
タクタミ、また太った・・・
くびれがまったくない・・・
昨シーズンのグリーンの衣装の時、ちょっと衝撃だったけど。
それ以上、太ってしまった印象でした。
彼女の場合、身長の伸びがあまりないから特に感じます。

   

   

   

ミーシン爺に愛されている彼女。
今季もジャンプはちょっとレベルを落として3T-3T、オーバーターンになる。
3Lzと2Aは成功。
特徴的な手の動きを使いながら、でも体型が気になってしまう・・・
以前、トリプルアクセルを跳ぶのはタクタミと騒がれていたけど、多分ムリだろうな~

SPは技術点も高く、3位につけました。
実況アナ「昨シーズンより物足りない」とバッサリ。
横谷さんも遠慮がちに「・・・少し大人の女性になってきた・・・」と表現。
でも大事にされている印象が強い。



そして本命、ワグナー登場。
もはや「自信」を身にまとったまま貫禄がただよう。
評価を上げるためにステップアップをしきった印象ですね。
プログラムは「レッドバイオリン」

   

   

3Fにつける2Tは手を上げて。
2Aを決め、3LoもOK!
正確なポジションの数々、何も文句はありません。
マイナスが一つもつかない完璧なプロトコル。

横谷さんも「動きに無駄やスキがなく、素晴らしかった。」との事。
SPは僅差で2位に付けました。
(もちろんフリーではしっかりやってくれたとか、もはや敵なし?)

SP終えての最終結果はこちら。


それから会場にルシーヌ発見。
彼はフランスが会場だと必ず観客席にいるイメージです。

   

ジャングルブックの彼ですよ。

      



   


      


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2012 フランス大会 男子シングルSP

2012-11-17 11:36:35 | フィギュアスケート
しばらく「無」の境地にいたので、フィギュア観戦はお休みしていました。
ちょっと追い越された感がありますが、無良君の滑りが気になってフランス大会を観ました。

エリック・ボンパール杯、略してエリ・ボン!
男子SP、全員の放送ではなかった地上波の録画から。
(全員の滑りはいずれBSかCSでゆっくり観ようかな)

まずはやっぱり無良君です。
スケカナでは残念な8位でした。
二戦目、頑張れ~!
プログラムは「マラゲーニャ」
なにげにいつも優しそうな無良パパの画像が多いかも。

   

   

   

   

   

   

今回の無良君は攻めてきました。
最初の4T-3Tは四回転で片手を付いてしまったものの、良くやったという感じ。
GOEで引かれても11.63点もらったし。
それからいつものように3Aのダイナミックで美しい事。
これを観るために応援しているんだな。
3Lzもしっかり決めました。
SPで大きなミスもなく、身体も足元まで良く動いて演じきる無良君でした。

解説の佐野さんも「良くやりましたね! お手つきはあったけど良く頑張った。」と親戚のおじさんのようなコメント。
無良パパも嬉しそうでした。

技術点は出場選手で一番高く41.15点!
演技構成点は35.50点。
合計76.65点で最終的にはSP終えて2位につけましたよ!
フリーも思い切り行って欲しいです。


続いて地元の熱い声援を受けてジュベール登場~。
中国大会で棄権したのでフランス大会はどうなるかと思っていました。
見た感じは元気そうかも。

   

   

   

フランス大会で恒例のスケッチ、いつ見ても素敵だな~
個人的に好きな選手のスケッチ画、欲しいです。
あっ、それから今回のキス・クラに置いてある頭の形のオブジェが面白い~
椅子のように座っても良いの? 
ダメだよね、あくまでもオブジェ。


さて、ジュベールのSPプロは持ち越しの「ジェネシスほか」です。
冒頭の4T-2Tは安定していました。
3Aは惜しくもオーバーターン・・・でも転倒しなかったからOK。
3Lzもしっかり決めて後はジュベールの表現力満載のステップなど。
大きなミスをしないジュベールは久しぶりでしたね。
佐野さんも「久々に失敗しないジュベール」と表現していました。
地元でこれだけ滑りきれば今の彼は満足でしょう。
終了直後にこぼれる笑顔が良かった~
SP終えて3位につけました。


同じく地元のアモディオ登場です。
今季はジャンプの調子が戻っていない様子。

   

   

痛々しいほどのアモディオでした。
ジャンプの要素は全て失敗・・・
コンボ抜けもあり転倒もあり・・・
スピンやステップでもレベルは高くないので、残念な結果でした。
(スピン、ノーカウントもあるし・・・)

アモディオ・・・ジャンプコーチはいるんだろうか?
ファイナルは厳しいけど、前を向いて頑張れ~
モロゾフは教え子にみんなフラメンコをやらせる程度だぞ~
(違うコーチの元で観たい選手です)


最後はアボット登場。
佐野さん言う「カッコいいプログラム」の「スパイ」です。

   

   

まとめて来たな~という印象。
SPには4回転を入れてきませんでした。

3F-3Tも3Lzも3Aも成功。
佐野さんも「4回転を入れないでSPをきっちりやるのも手!」とのこと。
見事に作戦通りPCS勝負をしてきました。

今季のSPとフリーのプログラムは雰囲気がガラっと違うので、またフリーが楽しみです。
有香さん、嬉しそう~


SP終えての順位はこちら。



無良君、フリーでは大きなミスをしないで表彰台に乗れたら良いな~
何色でも良いからメダルを期待しますよ。

   



   






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中国杯 2012 男子シングル フリー

2012-11-11 12:50:06 | フィギュアスケート
カップ・オブ・チャイナの男子フリーを観ました。
はい、もうロシア杯に追い越されているのは承知しております。
そんな訳で、とりあえず男女シングルの感想はこれでいったん区切って
録画したままのスケアメ、ペアとアイスダンスの視聴を始めるつもりです。

それにしても、日本男子や女子の勢いが素晴らしくて、そろそろISUの思惑とかもいろいろと働きかけて
いくんだろうか~と邪推するこの頃。
だって、そうじゃなかったら各6選手の出場国が大きく偏りそうだし。
「日本選手ばかりじゃ困るのよ!」って、ね。
最近コルピ選手とかにいろいろ感じちゃう私は性格がねじ曲がっているようです、はい。


なにはともあれ、男子のフリーの感想です。

まずはやっぱりレイノルズ!
細い身体に似合う衣装で、プログラムは「ピアノ協奏曲第4番」。

   

   

    

     

最初の4Sは足がついたか、減点あり。
頑張ったと思ったけどな~
次の4Tの予定はダブルに・・・
3A-3Tはターンが入ってしまった。
ピアノの音に合わせたステップやスピン、素敵でした。
ジャンプだけじゃないよ、と思わせたいです。
3F-3Tの後に2A、そして何とフリップがダブルになり転倒~
あ~これが痛かった。

田村さんも「4回転以外のジャンプミスが目立ってしまった。」と。
実況アナも「全部跳べば38回転! そうとう本番で減ってしまった。」と厳しい言葉。

確かに構成だけは凄いって言われるレイノルズだけど、さ。
私は昨シーズンのカナダナショナルで鬼構成のジャンプを全部降りた彼の凄さを知っているから
これからも応援しますよ。

それから気になったのが彼のスコアです。
TV画面ではフリーが128.37点、SP合わせて合計が198.24点と表示されたけど、実際のプロトコルとか
他の結果表示ではフリーは132.00点、SPと合わせて合計202.07点なんだけど。
気になって何度か計算してしまいました。

まぁ、どんな結果でもキス・クラでのレイノルズはいつも穏やかで表情も変えないんだけど。
コーチもずっと替えないで頑張る彼です。
新しいフリーの衣装を着たケヴィン人形を誰か作って~


そして後半グループの練習の時、宋楠君とリッポン選手が激突・・・
宋楠君は脳震盪と顔面打撲で病院に運ばれて棄権となりました。
地元の試合で大いに期待されていたので残念でしたね。
その上、ジュベール選手も体調不良で棄権、帰国したそうです。


次はロシアのセルゲイ・ボロノフ選手。
サッカーボールの衣装じゃないです。
フリーは「ロミオをジュリエット」・・・アドリアンを思い出すプロじゃないか。
ついでにモロゾフは帯同していませんね。

   

   

何か彼の安定した滑りを観たのは初めてでした。
SPから4回転の調子が良かったようで、フリーでも冒頭に4T成功。
その後も3Aや3A-2Tもバッチリ。
後半だって3T-2T、3F(e付いたけど)、2A-2T-2T、3Lo、3Sと大きなミスなくまとめてきました。
ボロノフも長い経験が生かせたのか、ジャンプをまとめる力がありましたね。
終わってみれば彼は総合で3位、表彰台に乗れて嬉しそうでした。
ガチンスキーが不調の中、メンショフやボロノフがベテランの力を発揮しそう?


さぁ、期待の町田君登場です。
「第5の男」と言われる彼のフリー、素晴らしかったですね。

   

   

   

3Aを決めてから次の4Tは惜しくも転倒(スケアメと同じ)
でもしっかり切り替えて3Lz-3Tは決めてきました。
スピンもステップシークエンスも手先まで神経の行き届いた動き、彼は自信を持って演じています。
3Aはオーバーターン、何とか持ちこたえました。

3Lo、3Lz、3F-2T、3Sと続く終盤の四連続のジャンプがとても盛り上がりました。
もうフリーで失速する彼じゃないですね。
田村さんも「決まったジャンプの質が良かった。4回転も回りきっての転倒。」とコメント。
合計236.92点、素晴らしい得点でした。



最後は橋大ちゃん登場。
どんな「道化師」を見せてくれるでしょうか。

   

   

   

う~ん・・・とにかくジャンプミスが多かった。
いつもの思い切りの良さがなく、中途半端なイメージがジャンプには出てしまった感じ。
4Tは二つとも両足。
後半の3Aもオーバーターンになったり、3Loはまさかの転倒・・・
スピード感もなく、今ひとつだったよう。

田村さんのコメントは・・・
「最初の4回転は悩んでいたようだ。
『ソチへ行くためにファイナル進出』と『4回転を二回入れる』の二つを目指すのは難しい。」
とのこと。

確かにこのフリーでは優勝はできないと思いました。
昨シーズンの難しいブルースがあまりにも凄かったので、どうしても「道化師」にはまだ馴染めない気持ちがあります。
ステップやスピン、音楽表現は彼は素晴らしいけど、今季のプロに勢いをどうしても感じられないのです。
あ~、トップ選手に対する期待の大きさ・・・
選手は本当に大変ですね。

フリーは技術点65.30点(低っ・・・)演技構成点は82.66点、マイナス1.00点。
総合では146.96点、何とか2位に入りました。

ご本人の言葉は「演技は本当に最悪だった。2位でもかなり良かったと思う。
4回転は一番中途半端になってしまった。」と反省ばかり。

一方、優勝した町田君のコメントは・・・
「スケアメと同じミスをしてしまった。
帰ってからまた死ぬ気で練習します。
大先輩に勝てたのは光栄だけど、自分の中では(優勝しても)まだ消化不良の出来です。」との事。

コメントはちっともドヤ顔ではなく、町田君も他の日本選手と同じで反省してこれからもっともっと
精進するという頑張り屋のコメントでしたね~
立派ですね、本当に。


最終結果はこちら。





   

   

   

   

町田君、ファイナル進出一抜けおめでとうございます。
もうすでに出来上がっている印象の「火の鳥」は素晴らしいプログラムになっていますね。
 
橋大ちゃん、NHK杯は厳しい闘いになると思いますが、ここぞで決められる強気の大ちゃんに戻ってください。
頑張れ~

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