今頃 ユーロのペア・・・ 2012

長～いお休みをしていました。
私にとって２月は厄月（？）だったようで本当に体調を何度も崩す月でした。
久しぶりに３９度越えの高熱でインフルエンザの検査をするものの陰性・・・
もうこの寒さと風邪はどこか遠くに飛んで行ってほしい。
それなのに明日は雪だとか・・・
どんだけ寒いのか・・・


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さて今頃になって欧州選手権のペアの感想を。
もうひと月も過ぎているんですけどね・・・
いつものように印象に残ったペアだけの感想です。

イギリス、シェフィールドで開催された今大会、残念な事にカー姉弟（アイスダンス）はすでに引退。
でもオープニングでは元気な姿を見せてくれました。
　　　
シニード姐さんのリフトは健在。
引退してもアイスショーでは何度も元気な姿を見せてくれるカップルです。


さてアイスダンスではなく、ペア競技ですが、まずはいつも気になるイタリアの二人。
ステファニア・ベルトンとオンドレイ・ホタレク組。
ちなみにホタレクはチェコ出身ですがイタリア国籍取得。

とにかくいつも「見つめ合う二人」
ベルトンの大きな瞳に吸い寄せられてしまうのか・・・
　　　

　　　
今回はSPとフリー両方ともに力が発揮できずに残念でした。
ホタレクは筋肉のケガが治りきらずにスタミナ不足。
ベルトンも風邪で体調不良だったとか。

このペアは最初に３つの連続ジャンプがあるのですがまとまらずにバラバラ　
決まるととても良いんだけどな～
ラッソーリフトではホタレクがバランスを崩し、とても危なかったです。
誕生日を迎えたホタレク、SPでは転倒、フリーでもやっとの演技でしたね。
　　　
意外にもキス・クラでは明るい二人。
千鶴さんは「とても雰囲気のあるカップルです」といつものコメント。
今回は二人のエレメンツがずれてしまい、良いところは少なかったですが、ケガを治して頑張ってほしいです。
ホタレクはスタミナをつける事、ベルトンは体重管理かな・・・（な～んてエラそうに言ってしまった）


続きましては優勝候補、そして私の一押しのペア、ボロソジャル・トランコフ組です。
ファイナルではドイツペアに僅差に迫る２位。
今回のユーロではドイツペアも川口・スミルノフ組も欠場。
ボロソジャルもトランコフもケガを抱えての大会となりました。
　　　

　　　
いつものように高～いスロウトリプルツイスト。
ボロソジャルはスピンでちょっとバランスを崩したかな。
あとはリフトのランディングがいつものようにきれいには決まらず。
そんな小さいミスがあっただけで、「ブラックスワン」はとても雰囲気のあるプログラムでした。
やっていることのレベルが本当に高いですね。
気になったのはボロソジャルのいつもの笑顔が少なかった事。
肩のテーピングが痛々しく、演技も彼女の納得いくものではなかったのかも知れない。


最終滑走はロシア選手権で優勝したヴェラ・バザロワとユーリ・ラリオノフ組。
ロシア選手権の時は違った意味で緊張していたようですが、ユーロでは落ち着いて見えました。
　　　

　　　
いつも思うのですが、ヴェラはスロウジャンプで身体の軸が必ずまっすぐにコントロールできるので
転倒はせずにしっかり着氷ができますね。
ラリオノフもタフに軽々とダンスリフトでヴェラを振り回す！
フリーの「ドクトルジバゴ」は内容の濃い良いプログラムです。
今回のユーロは昨年から１つ成績を上げて見事な２位でした。


終わってみれば圧巻のボロソジャル・トランコフ組の優勝でした。
ユーロ初出場、初優勝おめでとう～
　　　

結果的にはロシアの表彰台独占！
　　　

　　　

さて、世界選手権ではどんな結果が出るのでしょうか？
どのペアもケガを抱えて心配ですが、力を出し切れる大会になるように祈っています。


（ちょっとひとり言）・・・

四大陸の真央さんの演技はまだ観ていません。
適当に観る事はしたくないので、もうちょっと後になりそう。
四大陸のペアやアイスダンスもやっと放送ですね。
フィギュアの試合ラッシュのこの時期はいろんな意味で忙しい・・・

　　　　　

2012 四大陸選手権 男子シングル最終結果

私生活、なかなか落ち着かなくて体調もすぐれない週末でした。
昨日はちょっと発熱まで・・・
そうか、今の私はバルサのようにイマイチすっきり調子に乗れない。


さて、自分の記憶のために書いておきたい四大陸の男子フリーの感想です。
予想通りにチャンの圧巻の演技、もう脱帽ですよ、ハイ。
いつものように好きな選手だけの感想です。


まずはケヴィン・レイノルズ！
SPは９位でした。
滑走を待つ彼の存在感、その立ち姿はアニメのヒーローのよう。
　　　

　　　

　　　

　　　
「クロノ・トリガー」は衣装もカッコいい。
何と彼は足にケガをしていたそうですね。
冒頭の４Sはしっかり跳べましたが、あとは四回転がダブルになるミスも続きました。
特徴のあるアップライトスピンはまるでフラミンゴのよう。
今回はカナディアンのような勢いはありませんでしたが、演技直後かなり足が痛そうで心配。
解説の岡部さんと実況の千鶴さんは「彼の構成は全部成功したら32.5回転です。」とお決まりのコメントをしていましたね。
ケヴィン、ケガを直して頑張れ～　
引退はしないでね。


　　　　

最終グループ、リンクイン！　　


続きましてSPの素晴らしかった町田君。
またしてもフリーで失速・・・
　　　
「ドンキホーテ」に乗ってうまく演じて欲しかったな。
最初の４Tは回転不足に転倒、その後のジャンプミスも多かった。
そうなると見せ場のステップも霞んでしまいます。
岡部さん言うには「音を外したところが多い」とか。
うぅ～ん、町田君はフリーを滑りきるところからまた頑張ろう。


次は橋大ちゃん。
　　　

　　　

　　　

演技終了後に客席で三人並んでチャンの滑りを観ていましたね。（後ろにはアーミン君も）

４Tは両足だったかな。
３Aがシングルになるミス・・・もったいない。
でも彼の滑るその場面はいつ観ても惹きこまれます。
空気感が違うって言うのかな。
チャンとは技術点でも大きく引き離されてしまい、得点も大差がついての２位でした。
でもいつものように完敗を認め、前を向き続ける橋選手。
素敵なブルースでした。


それから無良君。
　　　

　　　
ジャンプがダブルになってしまったのが多かった。
SP２位の素晴らしさをフリーでも期待したのですがちょっと残念。
でも無良君の男っぽさは素敵なので、今回の試合の経験をこれから生かしてほしいです。

ちょっと思ったのは衣装のテープのチープ感・・・
特に手首のひもがピョンピョンと主張し過ぎて、ちょっとだけ残念。
彼にはブラックでディテールの凝った衣装を着て欲しい。
ケヴィンのフリーの衣装のような、ね。


そしていつもニコニコ、ロス・マイナーが３位に跳び込んできましたね。　
「Oh　My　GOD！」連発。
　　　
昨シーズンの全米から彼を観ていますが、なかなか手堅い。
今回リッポンを抜いての表彰台、とても嬉しそうでした。


最終順位はこのとおり。
　　　

中国の宋楠君の不調が心配でした。
高地開催で体調が悪いのか、今季の素晴らしい演技を披露できずに残念でしたね。
ドーン・ブッシュ君は最後まで不調だったし、ケガから復帰のジェレミー・テンは今できる事を披露できたかな。


さて、表彰式です。
「国宝」だとか「色男」などと書かれたバナーをバックに大ちゃん登場。
　　　

　　　　

もうね、チャンは完璧だよね。
衣装のセンスも凄いし、４回転に不安はまったくないし、完敗です。
だけど彼のプログラムはどうしても惹きこまれない・・・
チャンのあの「○○○」が観たい・・・というものが私にはないです。


そんな訳で終わった男子です。
女子はゆっくり鑑賞してから感想を書きたいです。


おまけにアブザルに対するひとり言・・・
　　　
アブザル選手、頑張っているのはわかるんだけど。
プログラムも衣装もモロゾフの使い回し感がいっぱい。
彼の路線はもう一気に古典路線でオーソドックスにしてほしい。
ついでにコーチも替えよう。

以上、勝手な感想でした

　　

2012 四大陸選手権 男子シングルSP 日本男子の底力！

長くお休みしていました。
私生活はまだまだ安定していませんが、どん底の中にもひとすじの光が・・・（と思いたい）

さて、私にとってはユーロも全米も総括できていませんが。
そんな中で始まった四大陸選手権！
男子シングルのSPはLIVEで観られました～

橋大ちゃんだけでなく町田君や無良君が出るので楽しみでした。
そしてSPの結果だけを言ったら、「日本の男子選手の底力」をいっぱい感じられました。
素晴らしかったです。

６分間練習に入る前のこんなシーン。
　　　
頑張れ～　日本からの三選手！

それでは、特に印象に残った演技などを勝手に書いておきます。

まずは町田樹選手のお馴染みの素敵なプログラム。
　　　

　　　

４回転こそ入っていないけれど魅せてくれる演技です。
３Aの高くて美しい事。
３F－３Tもしっかり決めて３Lzもバッチリ。
こうなると彼の動きはどんどん速くなります。
ステップも見どころいっぱいで特にラストに盛り上がって終わるのが良かったです。
会場も日本選手の層の厚さを感じたように大歓声。
彼の力を全て出し切れた素晴らしい演技でした。
TOTAL82.37点は素晴らしい！
町田君はフリーで沈む事がたまにあるけど、頑張ってほしいです。
そしてEXでちょんまげプロを披露しちゃう？


続きまして個人的に好きなレイノルズ。
カナディアンの素晴らしい演技はまだ目に焼き付いていますよ。
　　　

　　　

４S－３Tを入れるものの残念ながら回転不足・・・
３Aも回転が足りずに転倒してしまった。
このSPの曲は彼にぴったりでとても好きだけど残念でした。
彼は昨シーズンの不調で引退も考えたとの事。
それはもったいない、彼はファンも多いしこれからも続けてほしい選手です。
元気を出して「クロノ・トリガー」を頑張ろう！


次は前回のチャンピオン、橋選手です。
滑走直前のスッキリした良いお顔。
　　　

　　　

　　　

冒頭の４Tは転倒してしまったのですが、解説の岡部さんは橋選手に期待しているから「残念度」がかなり強い・・・
でも一つ一つの音に動きがマッチしていてやっぱり観ていて惹きこまれます。
あっと言う間に演技が終わってしまう感じ。
SPの結果は３位でした。
期待度の高い選手は本当に大変。
だけど彼の演技を観られる事が幸せ。


そして無良君登場。
意外にも四大陸は初出場なんですね。
プログラムは「RED　VIOLIN」
　　　

　　　
冒頭の４T－３Tは見事に決めました。
その後の３Aも３Lzも成功。
スピンもしっかりできて、ステップはわずかにバランスを崩すところもありましたが、良い時の無良君の滑りでした。
技術点47.22点、演技構成点36.22点、TOTALは83.44点で２位です！
ここ数シーズンは彼の良さが発揮できなかったから今日の滑りは嬉しかったな～
無良君、健在！って感じ。
フリーも楽しみにしています。


一人だけ違う世界のあのお方は今日も怪しい目力でした。
個人的に心に響かないので感想はカットします。

SPを終えての結果は・・・
　　　
凄いぞ、日本人選手が２，３，４位です！
フリーでも全ての力を出し切って頑張ってほしいな～


あ、それからおまけのひとり言。
カザフスタンのアブザル選手・・・
相変わらずそっち方面のプログラムなのね。
　　　
コーチはモロゾフのままだと思うけど、ちゃんと見てもらってる？
正統派のデニス・テンとは対照的な路線なんだろうな～
でもまずは技術力をつけよう。
モロゾフよりも違うコーチが良いと思うんだけど。


そんな訳で好き勝手な感想を書きました。
J-Sportsは多くの選手を観られて幸せだな～

フジでフィギュアは絶対に観ないんだ！