日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

世界フィギュアスケート選手権 女子シングル・フリー  (2019・3・22)

2019-03-24 11:35:08 | フィギュアスケート
あっという間に世界フィギュアが終わりました~。
昨夜のプーさんの嵐には失笑しましたが、男子はまたゆっくり観るとします。

まずはおとといの女子フリー。
結果は残念でしたが、本当にSPの大切さとジャンプ要素のミスの怖さを感じた試合でした。
日本の女子3人は悔しさもあるでしょうがよく頑張りました。

 
最初にフリープログラムの衣装です。
放送された18人のみ。

  

  

  

  

  

  


まずはやっぱり宮原知子選手。
「私のサトコ」なので画像もいっぱい(笑)
 
SP8位から今季見納めのフリーは「インビエルノ・ポルテノ」♪
  

  

  

  

  

  

  

  

  

  
田村コーチと可愛い祝福の指タッチ! 控えめでよろしい。

あ~、やっと観られた彼女の美しい滑り。
ジャンプ一つミスもあったけど、スピンやステップの優雅さ。
緩急をしっかりつける情緒たっぷりの大人の滑りでした。
演技直後にガッツポーズも出ました。
最後の試合で満足な滑りを観られて嬉しいです。

ジャンプ構成は・・・
3S
3Lz‐3T
3Lo
3Lz
2A‐3T
3F‐2T‐2Lo (手をつく)
2A 
ルッツも跳び急ぐことなくしっかり決め、回転不足もありません。

フリーは145.35点。
総合で215.95点。
順位こそ6位でしたが笑顔で終われた挑戦のシーズンでした。

濱田コーチの記事を読んだのですが・・・

「今まで『安定』って言われていたけれど、『安定』っていうのは『進歩していない』ということにつながる言葉でもあるので、今はちょっと不安定な部分も出てきているけれど
『いい失敗をしなさい』と言っています。
『ちゃんとしなきゃ』っていう気持ちが強い子なので『はっきり分かる失敗をしなさい』って言っています。」

なるほど・・・
今季成績が残せない時に「メンタルが・・・」と心配していたけど、いろんな意味で宮原選手は自分との勝負にこだわっている。
そんな事に改めて気づきました。

素敵な美しい滑り、どこをとっても絵になる滑り。
今シーズンも楽しませていただきました。


続いて紀平梨花選手。
SPの悔しさを吹き飛ばせ。
フリーは「A Beautiful Storm」♪
  

  

  
最初の3A‐3Tは素晴らしかった~!
これだけで15.06点ですよ。
次の3Aは転倒・・・軸が曲がってしまいました。

3Aだけでなく他の要素もしっかりできる梨花ちゃん。
だから余計に2本目のアクセルの失敗が残念でした。

濱田コーチには「良かったね」と迎えられて嬉しそう。
チャレンジできたことが良かった。

フリーは152.59点。
フリー順位は2位ですが、やっぱりSPの出遅れと最終グループに入れなかったことが痛かった。
総合得点は223.49点。
結果は4位。
梨花ちゃんもお疲れ様でした。


最終グループの感想ですが、まずはメドベデワ選手。
フリーはピアソラのメドレー♪
  

  

  

  
鬼の形相のガッツポーズがすべてを物語っていました。

この大会に臨むまでのいきさつや今季拠点を変えた事もあり苦しんできたメドベデワ選手。
最後の表情なんて覚悟が違うのがありありと分かります。

個人的にはどっこいしょと跳ぶジャンプや好きじゃないんだけど、3S‐3Loも跳んじゃうし、ね。
2Aは相変わらず苦手そう。

身体を絞って覚悟を持って出たワールドで結果を出したのは凄いです。
そもそも世界女王には2度なっているけど、経験も生きた感じ。

フリーは149.57点。
総合得点は223.80点で表彰台。


画像はありませんが、ベルちゃんの滑りも気持ち良さそうでした。
得点はそれほど伸びませんでしたが、いろいろ大変だったワールドもニコニコ終えられて良かったです。

ウンス選手、フリーはバーレスク♪
衣装は良いけど、私はこのプロが嫌いで多分誰が滑っても苦手な曲なんです。
SPから順位を大きく落としました。


ここで坂本花織選手登場!
緊張気味だけど頑張れ~!
フリーは評判の良い「ピアノレッスン」♪
  

  

  

  

  
演技直後の正直な表情・・・
キスクラで得点を待つ間、ずっとコーチからダメ出しをされていたのか、泣きそうになってる花織ちゃん。
コーチ、追いつめるタイプ?

SP2位から表彰台は狙えるポジションで一つのミスに泣きました。
まさかのフリップ・・・
会場も固まるような空気があり、その後は応援の手拍子が・・・

一つのミスの悔しさを痛感した坂本選手。
その辛そうな表情はこちらも胸が痛くなるけど、ヘラヘラしているような選手じゃないから良し。 (過去にはそんな選手もいましたね)
悔しさを隠せない表情に今後も期待したくなりました。

フリーは145.97点。
総合得点は222.83点で5位でした。
でもPCS獲れるようになりましたね~。


ここでザギトワ選手です。
フリーは「カルメン」♪
  

  

  

  

  

  
昨シーズンのワールドの悔しさを晴らす演技でした。

ジャンプは堪えるシーンもあったけど、彼女にも意地を感じました。
五輪チャンピオンの後に重圧を感じた試合の数々。
ロシアナショナルでの結果も含め、調子を落とすシーズンだったけど最後は違った。

演技そのものはバタバタしているイメージがどうしてもあるけど、高難度のジャンプを畳みかけて得点を重ねる。
まだ彼女に優雅さを求めてはいけないのかもしれない。

フリーは155.42点。
総合得点は237.50点で完全優勝。


最終滑走はカザフスタンのトゥルシンバエワ選手。
フリーは「ブエノスアイレスの秋」♪
  

  

  

  
もしかして金メダルはエテリかもしれない・・・

ツルシンちゃんは何シーズンも前から見ています。
オーサーの元でジュニア体型で淡々と滑る小さな選手のイメージ。
そんな彼女が拠点を変えエテリの元で開花。

とにかく何と言っても冒頭の4Sが凄かった。
ワールド女子史上、初の4回転成功。
後半で2Aがステップアウト、トリプルつけられず。
でも彼女は間違いなく躍進してきました。
表情乏しいイメージの彼女、最後のステップシークエンスでは笑顔になっていましたね。
終わってからのガッツポーズ。

フリーは148.80点。
総合得点は224.76点。
SPとフリーが安定すると最終順位2位になれるのです!
カザフスタン女子初の銀メダル、天国で見ていますか。
おめでとうございます。


最終順位はこちら。


選手それぞれのインタビューでは・・・

「ほんとにやるしかないと思った」
「ほんとに挑戦して良かった」


「一つのミスが命取りだった」
「ミスして悔しい」


「思い切っていけた」
「悔いの残らないように強く臨めて良かった」

確かにメダルに届かなかったのは残念でした。
SPもフリーもしっかり点を獲っていかないと難しいものですね。
ノーミスで揃えるのは大変だけど、ノーミスに近い滑りがとても重要だということ。

とにかく凄い試合を観られて良かったです。
お疲れ様でした。     





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世界フィギュアスケート選手権 女子シングル・SP  (2019・3・20)

2019-03-21 14:21:24 | フィギュアスケート
今シーズン最後の大舞台、世界フィギュアスケート選手権が始まりました。
あっという間に開催日になった感じです。
今大会は男子では絶対王者が復帰しているので連日マスコミがうるさいですが
のんびり気ままに好きな選手を応援したいです。

まずは女子シングルSPを観ました。
今思えばJ‐Sportsで全選手の放送を観ていた時代がなつかしいですが
最近は地上波の(それもフジ!)放送で良いかなって感じ。
実況の中村アナ、うるさいです。

女子のSPは全部で40人。
ミニマムを獲って参加した選手も頑張ってください。
放送されたのは18人。
まずは衣装の数々。

  

  

  

  

  

   


最終グループの第一滑走は坂本花織選手。
四大陸は涙の結果でしたが、今回は頑張りました。
SPは「From My First Moment」♪
  

  

  

超満員の会場で緊張気味かと思ったけど、良かったね~!
素晴らしい演技でした。
ジャンプは・・・3F‐3T、2A、3Loの構成。
彼女の良さはジャンプにも流れがあって気持ち良いようにのびのびと滑るところ。
とっても良かったです。

技術点41.98点
演技構成点34.88点
合計は76.86点でシーズンベストでした。


最終グループの三番手は宮原知子選手。
SPは大好きな「小雀に捧げる歌」♪
見納めになるのが残念です。

  

   

  

  

  

ジャンプはやはり回転不足になりました。
3Lz‐3T<
2A
3Lo

荒川さん、解説で喉を詰まらせるような話し方やめてほしい。
いつもより流れる動きではないような印象もあるのか。
でも滑走後の会場の声援はとても温かい。

技術点36.37点
演技構成点34.23点
合計70.60点でSP最終順位はなんと8位・・・。

私は宮原選手をシニアデビュー前から応援していますが、今回は確かに残念でした。
いろいろ得点には思うこともあるけど、彼女の素敵な滑りはずっと観ていたい、いつもそう思います。
今シーズンの締めくくりのフリー、どうか頑張ってください。


そしてメドベデワ選手。
SPは「トスカ」です。
ミーシャ振付け? どうだろうか。
  

  
ジャンプでは回転不足が一つ。
3F‐3T<
2A
3Lo

今シーズンは不調で悩んでいたと思うけど、ワールドの切符を掴み、まずまずの演技だった感じ。
でも強かったシーズンの時に比べると特筆すべきところが少なくなっている印象。
「トスカ」の激情的な終わり方で印象付けたSPでした。

技術点37.60点
演技構成点36.63点
合計で74.23点で本人なりに満足した感じ。


ここで紀平梨花選手登場。
練習では何度も成功している3Aの行方は・・・。

  

  

  
あぁ・・・SPの3Aは鬼門なのでしょうか。
あんなに練習で成功しているのに。
やっぱり難度の高いジャンプですね。

技術点36.92点
演技構成点33.98点
合計70.90点でSP順位は7位でした。
これで気持ちに火がつきフリーで巻き返しになるのが梨花ちゃんだ。


ラスボス登場。
ザギトワ選手も今季はいろいろ苦しんできました。
SPは「オペラ座の怪人」♪
  

  

  

  
エテリに捨てられそうになったり(!)、いろいろ大変なザギトワ選手。
久しぶりに完璧な演技を披露。

3Lz‐3Loの素晴らしいこと!
2Aと3Fもバッチリ。
大好きな日本で大満足の滑りだったようですね。

技術点44.72点
演技構成点37.36点
合計82.08点でシーズンベスト。
ただ一人の80点越えでした。

結果はこちらです。


最近覚醒してきたトゥルシンバエワ選手、台乗りも可能なんじゃないかな。
まさかの7位、8位もあるけれど、採点競技はこんなものでしょう。
不思議な点で上位につけた選手もいるけど、これからも変わらないフィギュアスケートの世界なんだろうな。
そんな事を思ったSPでした。



 

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春の足音

2019-03-17 13:35:10 | 日々のこと
3月も中旬が過ぎて少しずつ春めいてきました。
桜よりもちょっと早く咲くのはサクランボの花です
今年もたくさん実をつけてくれそう。





  

こちらはクリスマスローズ。
毎年この時期にひっそり咲いてくれるお花です。




その他では・・・
パンジーやビオラやシクラメン・・・お馴染みのお花ですね。
  

  

  

さて、春です。
今年は年初めから個人的にはとてもしんどい事が多く、停滞しています。
でもこれも人生。
つらい時は地下に潜り込む形で耐えようと思っています。
いつか地上で思い切り身体を伸ばせるときのために・・・。


                        


(本日のおいしいもの)・・・

二男坊のお土産はこちら。
   
PAOPAOの肉まんと焼売!
これはいつ食べても美味しくて大好き。

   
こちらは生カヌレ!
カヌレ好きにはたまらないけど、ちょっとお高い。

いつもいつもありがとう。



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ラキティッチの誕生日

2019-03-10 16:27:51 | スポーツ全般
私はバルセロナFCの大ファン。
ずっと応援していて、移籍や引退してしまった選手も多いけど。
ここ5年ほどはイヴァン・ラキティッチを応援しています。
そんな彼は今日が誕生日。(3月10日)
現地は9日ですが明け方のラージョ戦でもスアレスへのアシスト。
この日はめずらしく途中出場だったけど直後のこのプレーは素晴らしい。
いつも彼の活躍は見逃せないです。








もちろんメッシもスアレスも大好き!



第25節のセビージャ戦。 (メッシのハットトリックで勝利)
  
こちらは利き足ではない左でメッシにクロス、メッシは見事なダイレクトボレーシュート!



3月2日の第26節クラシコではラキティッチが裏に抜け、ループシュートで1対0の勝利!
今レアルが調子を落としているとは言え、クラシコ2戦連続で勝ったのは嬉しかった~!



さて、ここ1~2か月、ラキティッチの移籍云々の記事がたくさん書かれています。
インテルやチェルシー、マンUなどなど、ほぼ移籍決定か・・・なんて噂ばかり。
そして最近はリバプールまで参戦ですか。

彼はチーム内でとても献身的で黒子のように貢献する選手ですから、欲しがる気持ちはわかるけど。
バルサの前にセビージャにいた時は中心選手、そして2014年にバルサに移籍後は主役級の選手に対して素晴らしいサポートのプレーが多い。
走り、守り、前線にダイレクトに精密なクロスを出せるテクニックもあり、時にはゴールも決められる。

そう言えば、数日前のモウリーニョの発言が印象的でした。
「一言言わせてくれ。ずっと言いたかったんだ。
 イヴァン・ラキティッチはこの世で最も過小評価されている選手の一人だ。」

「常に高いレベルを保っている。
 守備をしつつ、メッシをサポートし、よく走る。
 ポゼッションにおいても非常に重要でシンプルに効果的なプレーを見せる。」

なんて素晴らしい評価。
モウリーニョ、表舞台で発言してくれてありがとう~!
モウリーニョがレアル時代はいろいろバルサと軋轢があったけど、サッカーを知り尽くしている彼がラキティッチを評価してくれたのは嬉しい。

エンリケ時代もバルベルデ現監督も絶対にチームに必要な存在だと言う。
どのチームもラキティッチのような陰で支える献身的な選手が欲しいのだと思う。
でも、でも私はバルサでもっと観たいです。
W杯でクロアチアの代表として活躍した記憶も新しい中、今日もラキティッチはフォア・ザ・チームの気持ちで戦っているのです。



どうか契約更新がうまく行きますように。




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