朝一番でドライブしながらIMAXシアターに行ってきました。
大型スクリーンと超クリアなデジタルサウンド♪
本当に魂を揺さぶられた素晴らしい映画でした。
昨日のプレミアの映像を何度も観て、実際に観る前からこんなに楽しみな
作品はなかったです。
それも「リハーサル」という異例の内容が111分に凝縮されているってどんなだろう?と・・・
オープニングからドキドキ。
最初にオーディションで受かったダンサーの若者達の言葉があります。
みんなマイケルの事を心からリスペクトしていて、このオーディションに自分の全てを懸けているのがよくわかります。
「ロンドン公演を一緒にやりたかった・・・」と涙を流すダンサー。
このあたりでもう私はジーンとして涙が出そうになりました。
マイケルの死を感じたのはその場面だけであとはとても精力的にリハーサルをこなす映像ばかり。
映画全体に力がありマイケルのパフォーマンスとバックボーカルやバックダンサーの興奮が伝わってきてとても良い作りでした。
とくにゾクゾクしたのは「SMOOTH CRIMINAL」の登場シーン。
シルエットがすごくかっこいい!
そしてCGを駆使してのメイキングなども面白い。
それから「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」の時はあまりにも感情を込めて歌うマイケルとJudith Hillに対して観ているダンサー達は凄い興奮。
それに対して「NO、NO」とマイケル。
「無駄な声は出したくないんだ。今は声のウォーミングアップだから」とのこと。
つまり、周りに「あまり乗せないでくれ」と言う意味でしょう。
でもそれくらいマイケルのリハの歌に感動してしまう周りの人たち。
ダンサーの方達は本当に素晴らしい時間を共有して一緒に作り上げていることに
大感激しているのがわかります。
「THRILLER」の3Dの撮影や「BEAT IT」も良かったです。
マイケルはイヤー・モニターが嫌いなのかな。
耳にFIST(手のこぶし)を入れられている気になる、とか。
それから彼のメッセージの一番強いと思われる「EARTH SONG」はとてもきれいな声でだんだん力強くなり聴き応えがありました。
戦車が出てくるのね。
↑ 戦車は間違いでした・・・ブルドーザーのような重機でした (後記)
曲順からいってエンディングが近づいてくるのがさみしいくらい。
「THIS IS IT」の曲も優しいイメージですごく良かったです。
とにかく蜘蛛あり、戦車あり、CGとはいえ豪華共演あり。
そして歌声やダンスだけでも心に響く内容の数々。
リハーサルなのにこんなに仕上がっているのはマイケルの完璧主義なところがよくわかります。
リハ中にキーボードやその他に「もうちょっとゆっくり!」とか決して命令口調ではないけれど毅然に音やリズムの指示をたくさん出すマイケル。
オルテガさんもマイケルをとても丁寧に尊重しながら進めていくリハ全体。
オルテガさん、本当に良いフィルムを作ってくださいました。
111分、あっという間でした。
大スクリーンの中でマイケルと一緒にいるような気持ちになりました。
次々とパワフルに歌い、踊るマイケル。
彼はダンサーの若者達以上に動き回っていたのです。
エンディングで立つ人はほとんどいない状態でした。
これから観られる予定の方はエンディングが終わっても完全に明るくなるまで
席を立たないほうが良いですよ。
マイケルが三人の子ども達とファンのために残してくれた素晴らしい作品でした。
本当にオルテガさんで良かった。
マイケルの「ファンと子ども達のために・・・」という意志をわかっているオルテガさんだからできた内容だと思います。
今回の評価は・・・ もちろん星5つ
☆☆☆☆☆
(おまけのひとり言)・・・
今日のお土産(?) MJ入りの皮のストラップ ¥1000也
湯川れい子さんが言っていました。「2回は観てほしい」と。
だからまた観に行きたいです