日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

イングランド戦

2010-05-31 19:25:03 | スポーツ全般

テリー! 
私生活でいろいろあった彼の腕にはキャプテンマークがない・・・



昨夜のイングランドとの強化試合はいろいろ感じました。
私は非国民と言われる覚悟ですが、イングランドのファンです。
イングランドはW杯直前の最後の試合ですから、メンバーも予想通りの展開でした。
ルーニー、ランパード、ファーディナンド、ジョンソンやウォルコットなど。
そして後からジェラードやジョー・コールも。
ヘスキーが出た時はなぜか感激してしまった!
あ~2002の日韓大会を思い出してしまう。


さて、格下相手(日本)との対戦と言いながら、なかなか試合運びに苦しむ面が多かったイングランドでしたね。
シュート数は遥かに上回るも、1点獲られてしまったせいか大事な所のパスミスが多かったイングランド(ジョンソンとかね)
どうしても流れを作れなかったのも事実です。
パスは速いのにな~

決定的なのはランパードのPKを止められてしまった事!
まぁ、雷も鳴って雨がひどいあの状況は大変だと思うけど・・・ランパード・・・
彼は今までもGOALを入れられなくて天を仰ぐシーンがなぜか私の中に焼き付いているのです。



ランパード・・・



日本の得点シーンは久しぶりに見た気がします。
この前の韓国戦の後、ある意味ふっきれたのでしょうか。
でもオウンゴール2回はまずいですね。

後半、ルーニーがかなりイライラして沸点間近だったように感じました。
彼は一発退場があるから余計に心配。
でも90分を走りきって最後までスピードが落ちなかったのはイングランドでした。
(日本は最後の20分くらいついていけなかったよね)


この試合は「日本は負けても善戦。イングランドは勝ってもイライラ。」と言われていました。
オシム氏はかなり高い評価をしていました。
一方、辛口コメントで知られるセルジオ越後氏は・・・
「レベルの差がある時はGKが目立つ。
日本は試合をした、イングランドは練習をした!」とコメント。
相変わらずの激辛コメントでした。


W杯では本田選手のハンドなんて許されないし、日本は勝ち点1狙いで行くのかどうなのか。
失点をどう防ぐかも心配だけど得点しなくては先がないのはみんな承知の事です。

あ~、もうすぐW杯!
スピードとテクニックのある試合をたくさん楽しみたいな~



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本

2010-05-30 18:54:40 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
もうすぐ6月と言うのに肌寒い日が続いています。
夏の暑さが苦手な私には嬉しいけれど、これで良いのか、この気候。
猫は冬モードの形で寝ているし布団にも入ってきますよ。


さて、すっかり映画ブログのようになっていますが本も読んでいます。
最近読んだ本は・・・


「新参者」・・・東野圭吾著

相変わらず人物描写が丁寧ですね。
ご存じ阿部寛さん出演でドラマも好調、人形町には行列のできる鯛焼きや人形焼きのお店があるとか。
それにしても阿部さんはカッコいい。


「Nのために」・・・湊かなえ著

次々と話題作を書く作者ですね。
いつも読み出したら止まらない手法です。
この方の作品は全て読んでいますが、読み終えると何も残らないのも事実。
私にとっては「心に残らない作家」の筆頭です・・・(失礼!)


「ひなた弁当」・・・山本甲士著

私の好きな作家です。
「かび」「とげ」「あたり」「ひろいもの」その他いろいろ全て面白かった。
今回も釣りの描写が好きでした。


「無理」・・・奥田英朗著

こちらものめり込むくらい面白い作品をたくさん書く作家ですね。
漢字二文字の小説シリーズは特に最高。
「無理」の中の登場人物どれをとっても成りたくないキャラでした。
鬱屈さを書いたら上手いです。


「かわいいころを過ぎたら」・・・青沼貴子著

こちらはコミックですね
リュウとアンの思春期、反抗期を描いた作品でちょっとブームになっていました。
でも、欲を言えばおとなしい反抗期に感じてしまった。
世の中もっと壮絶な親子バトルの方が多いと思うんだけどな。
オタクになってもダンスに夢中になってもそれはそれでOK!だと思います。
って、子どもの人生は子どものモノ!と割り切れればどんなに気が楽になるか・・・



などなど、読んでいました。

発売したiPadは面白そうだけど、紙の本は永遠だと思うよ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「私の中のあなた」

2010-05-29 14:53:14 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



「私の中のあなた」をDVDで鑑賞。
予告を観た時にはただの家族の難病を描いた作品と思っていました。
それも11歳の少女(アビゲイル・ブレスリン)が家族を訴える裁判モノ?・・・と思ってた私。
でも、映画はとても丁寧に気持ちを描いてあって上質なドラマになっていました。


2009年のアメリカ映画。
アメリカの人気作家のジョディ・ピコーのベストセラー小説を「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス監督が映画化したと聞いて納得しました。
家族のつながりや命の尊厳をとても丁寧に作り上げた作品でした。


あらすじは・・・

白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。
彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じてきた。
そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こす。

                     (シネマ・トゥデイより抜粋)


久しぶりにアビちゃんを見たらすごく成長していました。
実年齢は15歳かな?
この映画では11歳の妹アナ役です。
白血病の姉ケイトのためにこの世に生まれた妹アナ。
兄も含めて3人兄妹で仲良く過ごしていました。
それでも姉ケイトの病状がどんどん深刻になると家族にのしかかる物も大きく、そのせいで亀裂が入るのも事実。

姉ケイト役のソフィア・ヴァージリーヴァがとても良かったです。
病気で苦しむ役もとてもリアルな症状だったし、体調が落ち着いている時の表情もとても可愛い。
頭髪が抜けて周りからの目を気にする女の子の気持ちもよくわかります。
そんな彼女が同じ病気の男の子テイラーと知り合い仲良くなる様子はとても微笑ましいものでした。
このスキンヘッドのテイラー(トーマス・デッカー)すごくカッコ良かった!


さて、妹アナが「自分の身体は自分で守りたい」とドナーを拒否する訴訟を起こした本当の理由がわかった時はかなりジーンと来ました。
本当の理由がケイトのためだった・・・という切ない真実。
でもそれからはまた家族の絆が強くなって、ケイトと母サラは本当の意味で最後の会話ができたのですね。


家族それぞれの気持ちがとても良くわかる話でした。
母サラだって子どもを助けたいから全てを失っても必死に方法を考えたのだし。
でも助からない病になったら最後は「死なせてほしい」という気持ちになるのかな・・・
そのあたりはとても悲しいですね・・・


作品そのものがシナリオや映像含めてかなり上質な内容でした。
観てよかった作品です。


今回の評価は・・・   星4つ   ☆☆☆☆


















スキンヘッドのテイラーは超カッコ良かったです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イングロリアス・バスターズ」

2010-05-28 12:46:08 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


イングロリアス・バスターズをDVDで鑑賞。
ご存じタランティーノ監督の作品ですが、すごく面白かったです。
この前のアカデミー賞授賞式では作品賞を逃して結構本気で悔しそうなお顔をしていたタラちゃん。
(ハート・ロッカーとアバターがいても強気だったような)
確かに好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、私はドンピシャでした。
2時間半なんて何て事ない面白さでした。


これブラピが主人公と思っていましたが、やっぱりナチス将校のランダ大佐ですね!
ご存じ、最優秀助演男優賞を獲ったクリストフ・ヴァルツ。
4ヶ国語を駆使してジワジワと追いつめる会話での心理戦や、いきなりの銃撃など見どころいっぱいでした。
私はこのランダ大佐を人間としても冷血で怖い存在と思っていましたが(もちろん怖いけど)意外にクスッと笑える場面もあってさすがタランティーノの遊び心と思いましたよ。
(監督の熱いオファーで出演したとか)


物語は・・・

「ユダヤ・ハンター」と言われるランダ大佐に家族を殺された少女ショシャナが一人で逃げ、後にパリの映画館主として生きています。
そしてブラピ率いるバスターズはナチスを次々と虐殺している秘密部隊。
そんな中、ショシャナの映画館でナチス高官とヒトラー総督まで集まってプロパガンダ映画を上映する事になり、この機会にショシャナもバスターズも「ナチスを一気に焼きはらおう!」と計画。
ただ、両者(ショシャナとバスターズ達)の接点はないんですけどね。


タランティーノ作品だけあって残虐なシーンもたくさんあります。
自ら死体を演じて頭の皮を剥がれるタラちゃんも・・・
所々にタラちゃんお勧めの場面がちりばめてあって、怖いし残酷だけどクスッと笑えるシーンもいっぱいでした。
いろんな映画作品を思い出せるシーンがありました。
ナチスの映画なのに西部劇っぽくて、音楽も良かった。


私が楽しみにしていたのは「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」に出たティル・シュバイガーです。
ドイツ兵だったのにバスターズに拾われ(?)役どころもすごくクール!
酒場でのシーンは迫力がありました。






まぁ、戦争映画と言ってもちょっと違った観点から「何でもあり」の作品でした。
史実なんて関係ないし、ヒトラーはこうして映画館で死んだのか・・・
なんて覚えたらまずいけど。
でも何だかもう一度観たくなるのも事実です。
ユダヤの熊(イーライ・ロス)とか、ドイツ人でありながらナチスを大量に殺したヒューゴ(ティル・シュバイガー)など、いろんな役が生きていました。
もちろんブラピの演じるレイン中尉も変な顔としゃべりで笑わせてくれるし。
もうブラピは「バーン・アフター・・・」同様におかしな映画ばかり出れば良いんじゃないでしょうか?


そんな訳で今回の評価は・・・   星4つ  ☆☆☆☆  (返金なしです)





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夏時間の庭」

2010-05-27 10:15:58 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



「夏時間の庭」を観ました。
2008年のフランス映画でフランスのオルセー美術館20周年企画として製作されたそうです。
監督はオリヴィエ・アサイヤス。
ちょっと苦手なジュリエット・ビノシュが出ているのですが・・・


おもな内容は・・・

美しい芸術と印象派を思わせる自然を堪能できる感動的な家族ドラマ。
母から遺された貴重な美術品を整理する兄妹たちの姿を通して、いつの時代も変わらぬ人の心を描きだす。
スクリーンを彩るコローやルドンの絵画、アール・ヌーヴォーの家具など、色あせることのない本物の重みが印象深い作品です。


75歳の誕生日を家族とにぎやかに祝ったばかりの母親(エディット・スコブ)が亡くなり、3人の兄妹(ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ)たちは母が遺してくれた美しい邸宅と美術コレクションを処分することにした。
遺品の相続処理が進む中、3人の心はそれぞれの思いで揺れ動きます。



ストーリーは大きな山はなく淡々と母エレーヌが亡くなった後のことを描いています。
その中ではやはりフランスに住む長男が「思い出の家を手放したくない・・・」と言う気持ちが強いです。
その他の兄妹はそれぞれ遠く離れた国に住み、もうフランスには帰らない生活設計になっていて家には執着しない・・・正直に言えば仕事の資金が欲しいという現実。
多額な相続税もあるので結局家も美術品も処分することになるのですが、その経過も丁寧に描かれていました。


私は美術品の価値にはまったく無学ですから、コローとかアール・ヌーボーの品と言ってもピンときません。
でも母親の生きている時はその屋敷で多くの美術品が息づいている事がわかりました。
価値のある美術品が美術館の中に展示されるより、人々の生活の中で眺められ使用される方が価値があるというのも理解できました。


長い間、屋敷に住み着いてお世話をしていたお手伝いさんのエロイーズがこの屋敷をさってからまた花を持って訪ねてきて、庭や屋敷の様子をさみしそうに見て回るシーンがジーンと来ました。
人が住んでいて初めて住まいも命を持つのですね。



長男夫婦は思春期の娘の問題行動に手を焼いています。
その娘が祖母の屋敷を処分される前に大勢の仲間とパーティーをするのですが・・・。
何も考えていないと思われていた娘も思い出のおばあちゃんの家がなくなる事にさみしさを覚えているシーンもなかなか良かったですよ。


自然たっぷりの美しい庭、美術品にあふれる屋敷。
過去にはここで子ども達が育ち、親は老いて静かに暮した日々もあります。
祖母から息子たち兄妹、そして孫たちの心の中にいつまでも生き続ける思い出が静かに描かれていました。
私はこういう映画は好きだな~


今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★

















75歳という設定のエレーヌはすごく粋な装いです。
シャツの襟具合とかスカートのシルエットなど完璧。
日本で75歳と言ったらどんな服装になるかな・・・



お手伝いをしていたエロイーズ。
恰幅があるけれど素敵な人でした。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アイス・キャッスル 氷上のヒロイン」

2010-05-25 12:56:33 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



フィギュアスケートが大好きなのでこの映画は気になっていました。
1978年のオリジナル版「アイスキャッスル」のリメイクでこちらは2009年の作品です。
2009年と言ったら、フィギュア大国アメリカよりもすでに日本のフィギュアの実績が素晴らしい時期になっているので、映画をどう観る事ができるのか・・・その辺も気になりました。


おもなあらすじは・・・

16歳のレクシーはスケートが好きでいつも湖で滑っていた。
最初は争って滑る事に躊躇していたレクシーがやがて競技として練習に打ち込み、世界チャンピオンを目指そうと夢を持つ。
アイスホッケーの選手である恋人のニックや父親マーカスの見守るなか、彼女は選抜大会で華麗な演技を披露。
優勝はしなかったものの高い素質をコーチに見出され、スケート・スクールでのトレーニングが始まる。
ところが、人気・実力ともに上がってきた矢先、予期せぬ事故が彼女を襲う・・・



映画なのでそれほど高い評価を期待していた訳ではありません。
本当の試合の一回勝負とは違って、撮り直しはきくし編集も自在ですからね。
だから演技のスピンの高速回転とかジャンプもいろいろ編集しているな・・・と感じたのも事実です。
一つのプログラムを通して見せるのではなく、レクシーの滑りと観客の反応を交互に入れたり、撮影シーンのアングルが良く変わるので、スケートを充分堪能はできませんでした。


あとは、レクシーの最初のプログラムが「火の鳥」だったのですが・・・(ライサのプログラムだ)
メイクがちょっとひどすぎるんじゃないかな?
いくら舞台メイクのようにする必要があっても、あのメイクは安藤選手もびっくり!


それから氷の上で滑っていて転倒・・・視力を失う(光を認識できるくらいに)
その設定も何だか不自然に思えてしまった。
脳を強打すると視力を失う事もあるのかな。

レクシーはしばらくその事でふさぎ込んでしまうのですが恋人や家族の支えでまたリンクに立つ事ができました。
そしてリンクの大きさを感覚で覚え込み、見事に演技をして大喝采!で終わります。


作品の中ではミッシェル・クワンがいました。
それからこの映画のために振付をしたのがデヴィット・ウィルソン氏とサンドラ・ベジックさん。
でもだからこそ、もう少し完成度の高いフィギュアの演技を観たかったのは私の高望みでしょうか?


この映画を観ると、本当のフィギュアの選手の凄さがわかります。
それも選手層の厚い日本を始め、欧州の各国や北米の選手たちの演技を思い出します。
アメリカだけで言っても選手層が厚く、選抜A、B、Cやその他ランクに分けて必死に上を目指す選手がたくさんいると聞きます。


オリンピックシーズンであった今季、たくさんのプログラムがまだ心に残っているから、正直言って物足りなさを感じているのは仕方ないかも。
フィギュアスケートの映画って本当に少ないですし、ね。


今回の評価は・・・   星2つ半   ☆☆★   本当の競技の凄さを改めて感じました。







このメイクは絶対失敗だ、ありえない・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「理想の彼氏」

2010-05-24 12:12:09 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



「理想の彼氏」をDVDにて鑑賞。
キャサリーン・ゼタ・ジョーンズは好きな女優さんなのに劇場鑑賞を逃していた作品です。
原題は「THE REBOUND」・・・もう一度再生ってような意味かな?
2009年のアメリカ映画、バート・フレインドリッチ監督作品です。


テーマが「40歳バツいち女性と24歳フリーターの恋」!

作りようによっては心温まる恋愛映画にもなるだろうし、出来の良いラブコメにもなるはずです。
あっ、ラブコメの設定なのね・・・これ。


あ~、残念だ!
ちっとも面白くない。
夫の浮気で離婚したサンディ(ゼタ・ジョーンズ)が二人の子どもと一緒にニューヨークに移り住み出会ったのがカフェの店員アラム(ジャスティン・バーサ)

そこまでは別に良いんだけど、再就職も夢のような展開だし、アラムだって大企業を蹴ってシッターの仕事を天職だと思う甘さ。
子ども二人の世話は教育的なしつけはあまりなく、ただ子どもに好かれて苦にならない。

サンディ家族とアラムが同居してからの妊娠騒動。
大人のコメントとは思えない反応ばかりでした。

そしてやっぱり「年の差」がネックとなったのか決別。
アラムは本当の男になるためにアジアに旅に出たりボランティア活動をしたり、子どもを養子にしたり・・・

最後は5年経ってからレストランで再会。(アラムは30歳になっていたがあまり変化はないぞ)
サンディと子ども達、友達のいるテーブルにアラムと養子、アラムの両親が同席して懐かしむ。
そのテーブルの下で手をつなぐサンディとアラム・・・で終わり!


これはシナリオが悪いのかな。
笑わせるシーンも狙いすぎだし、私は本当に気持ちを入れる事ができなかったです。
ありがちの子ども達のマセた態度や言葉ももう新鮮ではないし。

キャサリーン・ゼタ・ジョーンズの「幸せのレシピ」はそこそこ良かったのに。
(あの作品は男性役が苦手だけど)
今回の「理想の彼氏」は何も面白くなかったです。
彼女の魅力は最後まで感じられなかった・・・残念。


今回の評価は・・・   星1つ  ☆   シナリオの程度が低いです














アラムの父親役がアート・ガーファンクルでしたよ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ダウト」 ~あるカトリック学校で~

2010-05-23 14:52:52 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


WOWOWにて「ダウト」を観ました。
私は最近メリル・ストリープが苦手で特にはじけるような役柄の「マンマミーア」あたりから嫌いでした。
でも、この作品の彼女は凄い。
私の中ではこの「ダウト」の校長役と「プラダを着た悪魔」のミランダだけに限って好きです!
(あとはみんな嫌い・・・)


さて、物語は・・・

1964年、ブロンクスのカトリック系教会学校。
校長でシスターのアロイシス(メリル・ストリープ)は、厳格な人物で生徒に恐れられていた。
ある日、人望のあるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)が一人の黒人の男子生徒に特別な感情を持っているのではないかと疑念を抱くが……。

オスカー俳優のメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが、鬼気迫る演技でぶつかりあ合う心理サスペンス・ドラマ。

             (シネマ・トゥデイから抜粋)


カトリックの学校を舞台に、物語に起伏があるわけでもなく、ただ校長のアロイシスとフリン神父、そして新米シスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)の心理を追求した作品でした。

疑惑を持って物事を考える厳格な校長は本当に凄い演技でした。
目の悪い老シスターをいたわる優しい面もほんの少しあるものの、「嘘や悪い事は許さない。疑惑を第一に物事を見る」校長。
一方のフリン神父は規律よりも新しい考えを取り入れる人間。
「清潔なら爪を伸ばしていても悪い事ではない」というような。
生徒にも気安く声をかけていて人気もあるようですが、でもフィリップ・シーモア・ホフマンが演じるとまた違った疑いも確かに感じてしまう・・・


フリン牧師が本当に黒人生徒ミラーと不適切な関係を持ったのかは、最後まで真相はわかりませんでした。
でも演じるフィリップ・シーモア・ホフマンは疑われるのも納得の演技! 上手いです。

新米シスターは純粋で流されやすく、急に生徒に厳しく接するあたりは人間としてまだまだだな・・・と思わせています。


結局のところ、校長の疑惑からフリン神父は左遷させられたと思ったら・・・実は栄転。
そして嘘を許さない校長が自ら嘘でフリン神父を追いやったといういきさつに新米シスターも動揺。
最後は校長自身が己の疑う気持ちの飲み込まれてしまい苦しむという結末でした。


物語としてはすごく地味です。
でもカトリック学校という特別な舞台で、「疑惑を持って生きる」という校長アロイシスにすっかり釘づけされました。
メリルとフィリップの激しい論争もすごく見ものでした。


今回の評価は・・・   星3つ半  ☆☆☆★   (役者が命!という典型的な作品でした)













男子生徒の母親役のヴィオラ・デイヴィスがまた素晴らしい~!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家にいるのが好き

2010-05-22 15:34:13 | 日々のこと

(1歳7カ月になりました)


昨夜は夜更かししちゃったから土曜日の今日はちょっとだけ朝寝坊をしました。
猫のココアはとても良い子なので、私が起きるまでは騒がないし。
いつも私が起きるとココアの一日も始まります。

そう言えば、昨日は玄関の外側にヤモリがいて、それを見つけたココアは大興奮でした。
ガラス越しに映る物体は手足の指がかわいく動くし、お腹がピクピク動くので飽きないのかな。
狩猟本能の強い猫は尻尾をブンブンと振り回し、何時間も玄関に張り付いていましたよ。


さて、本日は土曜日。
三男坊はアコースティック・ギターが欲しくて父親におねだり。
エレキ・ギターに夢中な彼がアコギも欲しくなるのは想定内だけど。
早速、父子で出かけてゲットしてきました。
こうして何でも望みが叶うと勘違いしていくのもまずい・・・
来週は定期テストもあるし検定試験もあるので、しっかり結果を残してもらおうじゃないか!
世の中はそんなに甘くない。



そんな家族の出かけている時間は静かで居心地が良いです。
庭木の手入れや冷蔵庫の掃除やその他いろいろはかどりました。
こうして家にいる時間が好き。
傍らに猫がいるのが一番好き。



最近の献立は・・・



牛丼、マカロニサラダ、ペンネグラタン、茄子の揚げ浸しなど



鶏の照り焼きパスタ添え、中華クラゲサラダなど



冷やしうどん、かき揚げ、カジキマグロの煮物、揚げだし豆腐など



豚の角煮、サラダ、鮭のカマなど





(本日のひとり言)・・・

☆ツイッターをやって!と親友に言われたのだけれど、どうなんだろう。
登録してフォローやツイートをしてみたけれど、あんまり面白くない・・・
心の中ではいつもつぶやいているけど、人を巻き込んでつぶやくのは私には合ってないと思った。
世間ではすごいブームのツイッター。
ごめんね、親友、辞めておきます。


☆先日の嵐の「マネキン5」は夜のデート服!
ジローラモさんはジャケットの色が良かった。カーゴパンツもね。
私はいつも相葉君が好きです。
今回はサルエルパンツで来た~
あまりこのデザインは好きではないけど、黒のジャケットは超かっこいい。
そしていつもチャレンジ精神が一番ある相葉君をアンナさんはしっかりお買い上げ。
二人でサルエルって良いんじゃない?
その他のメンバーは普通だったけど、今や翔君の位置を松潤がしっかりキープしています。
松潤、どうよ、そのガイド服!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スタンドアップ」

2010-05-21 13:47:02 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



こちらも数年前から観たかった映画です。
「スタンドアップ」・・・原題は「 NORTH COUNTRY 」です。
2005年のアメリカ映画、監督はニキ・カーロ。


内容は・・・女性鉱山労働者になったシングルマザーが、男性社会の中で耐え難いセクシャル・ハラスメントを受け、立ち上がるまでを実話に基づいて描いた感動作。
アカデミー賞女優であるシャーリーズ・セロンが迫真の演技を見せる。
普通の女性がつまずきながらも、やがては周囲の人間の意識さえも変えていく物語です。


実話だけあって、とても中身のしっかりした作品でした。
シャーリーズ・セロンが演じるジョージーは夫の暴力から逃げて二人の子どもを養うために必死に鉱山で働く事を決意します。
女性の労働者は少数いるものの、現場は完全に男社会でセクハラ・パワハラなんて日常的。
特にジョージーの父親も同じ仕事場だし、ジョージーの高校時代の元カレ(?)もいたり。
このどうしようもない嫌がらせをする元カレが、あのジェレミー・レナー!(あのハート・ロッカーの人)


確かにジョージーは父親の違う子どもを二人も産んだり、若い時から生活が乱れていると思われがちでした。
そのために両親を悲しませたり、いろいろ確執があったのでしょう。
でも、本当の事情は・・・長男は高校教師からのレイプの時にできた子どもだという事。
両親は今回の裁判で初めて知ったのですね・・・


この映画は脇役陣がものすごくしっかりした役者ばかりでした。
まず、ジョージーの父親はリチャード・ジェンキンス!  大好きな役者です。
そして母親はシシー・スペイセク!  こちらも上手い。

ジョージーの女友達グローリーを演じるのは フランシス・マクドーマンド。
ご存じ、ジョエル・コーエン監督の奥さん!
最近では「バーン・アフター・リーディング」で面白い役どころリンダをやりましたね。
この女優さんは美人ではないけれど、いつも存在感があって好きです。
今回の作品では鉱山の組合で重要な役だったけど難病に侵されていく難しい役でした。

それから元・アイスホッケーの花型選手で今では弁護士のビルをウディ・ハレルソンが演じています。
彼もすごく特徴のある役者で好きです。
公私ともいろいろお騒がせとか言われますが、良い役者だと思います。


ジョージーを演じるシャーリーズ・セロンも社会派の内容をしっかり好演。
「自分の決めた人生、失敗しても子ども達二人は私が養う!」という強い気持ちだけで周囲を変えたのも凄い。
特に父親に理解されて最後は親子の気持ちが通い合う所は良かったです。
女性の母としての力強さをたくさん感じました。

それにしても、ただ男だけという理由で優れていると勘違いしている男どもって今はどれくらいいるんだろう?


今回の評価は・・・   星4つ   ☆☆☆☆   (共演陣の素晴らしさに感動)


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする