日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

フィギュアスケート世界選手権  女子シングル・フリー   (2018・3・24)

2018-03-25 11:24:10 | フィギュアスケート
昨夜の世界フィギュアで宇野君の魂の演技を観て強く感激しました。
序盤から転倒が続き、心が痛くなったけど後半の怒涛の連続ジャンプを3回!
本当に凄かった!
内容には満足していないはずだけど、ケガを理由にしないで周りをリスペクトするコメント。
昌磨君のファンはもっと増えたはず。
男子はまたゆっくり感想を書きたいです。



さてさて、昨日の早朝にLIVE中継された女子のフリー。
本当に樋口選手がやってくれましたね~!
凄い結果に驚きです。


まずはゆっくり感想を書きます。

第二グループ途中からのLIVE中継。
ロシアからメドベデワの代わりに出場のコンスタンチノワ選手、17歳。
世界フィギュアからの連戦になりました。
   

   
フリーは「アンナ・カレーニナ」♪
曲までメドべと一緒ですね。
最初の連続ジャンプはこらえたけど、つなぎに入り転倒。
その後もジャンプにtanoをつけたり転倒したり。
まだ動きにシャープさがなく、初めてのワールドは19位に終わりました。


第3グループに入り、ベルギーのルナ・ヘンドリックス選手、18歳。
今季とても伸びている彼女はヨリクの妹です。
フリーは「ディファレント」♪
   

   

   
高い得点に驚きをかくせない妹ヘンドリックス。
この成長は凄いです。
最初の3Lzは両手tanoで美しい。
その他もtanoをたくさん入れるけど、片手tanoもそこまで「しぇー」にはならないです。
動きがとても大きく明確なので観ていて気持ちよい演技でした。
ジャンプまでの助走はまだ長い時もあるけど、SP、フリーともに記録を伸ばしてきました。
フリーは128.24点で何とフリーだけの順位は6位!
トータルでは9位です。


続いて未来ちゃんのフリーは「ミス・サイゴン」♪
オリエンタルな衣装とメイクがとても似合いますね。
   

   

   

   

   
最近調子の上がらない3Aは回避で2Aに。
その他でも何と4つも回転不足がつき、eマークもついちゃった。
でもいろいろあった長いシーズン、ここまでよくやったと思います。

技術点の速報値が69.92点だったけど、どんどん下がって57.33点まで急降下・・・
今大会はすべての選手の回転不足に厳しいジャッジですが、未来ちゃんもシビアな得点となりました。
最終順位は10位、お疲れ様でした。


ここで樋口新葉選手登場。
フリーはこだわりのプロ「スカイフォール」♪
   

   

   
演技後泣きじゃくる樋口選手。
こんな嬉し涙は良いですね~。
最初の3Sでノッて最後までミスなく滑りました。
SP8位からの大躍進で2位ですよ!
新葉ちゃん、リベンジ成功! おめでとう!


続いてオズモンド選手。
もう体中から自信が溢れているようです。
   

   

   
力強いブラックスワンでした。
もう強くて何も怖いものがないみたい。
3Lzにはアテンションがついたけど、ジャンプの加点は多いし、納得の高得点でしょう。
あの転んでばかりの彼女がこれだけ強い選手になったんだな~。
フリーは150.50点。
トータルで223.23点で新世界女王!


ここで癒しタイム、ソツコワちゃん登場。
フリーは「月の光」、衣装も曲もきれい~。
   

   

   
いつも得点が出るまで不安そうなソツコワちゃん。

美しい調べに優雅な動きがとても映えます。
でもフリーは回転不足の嵐・・・
あとtanoを入れない方が得点をもらえますよ。

フリーは124.81点。
トータルでは196.61点。
SP5位から順位を下げ、総合8位でした。


さぁ、宮原知子選手ですよ。
思い切り頑張ってほしいです。
   

   

   

   

   
ルッツジャンプは詰まり気味だったのかな。
三連続も最初の3Lzが傾き、最後の2Loにも回転不足が。
そして3Sがダブルになり転倒・・・
でも最後まで美しい演技をする知子さんでした。

終わってのキスクラ、ミスしてしまってごめんなさいと頭を深く何度も下げる知子さん。
この時点で3位につけ、後の事を考えるとメダルは厳しいと思っていたのでしょうね。
フリーは135.72点。
トータルで210.08点で最終的には銅メダル!

ケガのシーズンを乗り越えて今季は頑張りました。
全日本と平昌オリンピックのフリーでは涙が出るほど感激させてもらいました。
SPもフリーもとても素敵なプログラムでしたよ。
一年間お疲れ様。


ここでザギトワ選手登場です。
五輪後、どんな調整でワールドを迎えたのかな。
   

   

   

   

   
まさかのジャンプ3転倒、マイナス4点・・・
こんなザギトワ見た事ない・・・

後半にジャンプを7本詰め込む構成がミスをするとこんなになるという事か。
回転不足やダウングレードをとられ、まさかの結果となりました。

フリーは128.21点。 フリー順位はなんと7位。
トータルでは207.72点で総合5位です。
15歳の涙はなんと悲しいことか・・・
ロシアはギリギリの3枠獲得でした。 ヒヤヒヤですね。


最終滑走はSP1位のコストナー選手。
地元開催のワールドで結果を残せるか・・・。
   

   

   
最初が2Lz。
アクセルもシングルになり、3Sは転倒。
ミスが多く技術点は伸びずに54.71点。
フリーは128.61点でトータルは208.88点で4位でした。


思わぬミスに泣く選手もあり、いろんな意味で波乱の女子シングルでした。
まさかザギトワ選手が崩れるとは・・・
メドべの不敗記録の強さはやっぱりすごかったということか。

最終結果はこちら。


   
新葉ちゃん「枠も獲れたしメダルも獲れたので良いシーズンの締めくくりになりました。」 知子ちゃん「スケート人生で一番中身の詰まった一年でした。次につなげたいです。」


   


二人の台乗りは本当に嬉しいですね。
おめでとうございます!一年間お疲れ様!














      





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フィギュアスケート世界選手権  女子シングル・SP   (2018・3・21)

2018-03-22 17:33:45 | フィギュアスケート
平昌オリンピックが終わって約一か月、今シーズンの締めくくりの世界選手権が始まりました。
イタリア、トリノ開催の大会・・・きっとコストナーの大会になるぞ~。

女子シングルは全部で37人の出場。
フジテレビの放送は第6グループからのLIVE中継です。
最近やればできるフジテレビ。
すべての選手は観られないけど、それでもとりあえず良しとしよう。

J‐Spoの放送が4月に入っての録画放送になるので臨場感がやっぱり欠けるんですよね。
すべてはJ‐SpoがBSになってからの不満点です。
全滑走の放送は嬉しいけど・・・スポーツ中継もLIVEが一番。



それではいつものように簡単な感想です。
まずはスロバキアのラジコワ選手、22歳。
   

   
最初の連続ジャンプは落ち着いていたんだけどな~。
3Lzで転倒し、その後のステップでもエッジを引っかけてまさかの転倒・・・。
今シーズンは少しずつ力をつけてきて結果も出してきたラジコワ選手。
SPは49.87点で27位。
まさかのフリーに進めない結果となり、パパもキスクラで神妙な面持ち。
来シーズン、また笑顔で頑張ってほしいです。


なんかこの大会はカメラワークが悪いですね。
遠くからの映像が多く、まぁリンク稼働率とかスピードを見るには良いかもしれないけど「それをこのアングルから~?」と
疑問になる映像が多いです。


ここで未来ちゃん登場。
10位に終わったオリンピック。
その後、彼女の言葉はいろいろ叩かれちゃったけど、元気に頑張れ~。
SPはもちろん「ノクターン」♪
   

   

   
おぉ、3Aは回避で2Aにしてきたのね。
オリンピックの個人戦の時からうまくいかないのかな。
でも余裕がありまくりの2Aです。
3F‐3Tのセカンドジャンプはダウングレード・・・。
SPは65.21点で9位でした。
コーチと相性が良さそうなので来シーズンも頑張ってほしいな~。
でも未来ちゃんも今度は25歳か・・・

ここから最終グループです。
まずは樋口新葉選手。
「ジプシーダンス」♪
   

   
3Lz‐3Tはこらえきれずにセカンドジャンプで転倒。
すぐに立て直したけど3Fはアテンションマーク!

確かに全日本で代表落ちのショックは大きかったのでしょう。
今回の平昌に照準を合わせていたのもわかります。
でも悔しさでオリンピックの日本の2選手の演技をしっかり観られなかったのは残念だな。
「ニュースで眺める程度だった。」とコメントしています。
もちろん、自身の悔しさやプライドは理解できます。
「復讐の4年」って言葉もあまりいないタイプの宣言だから面白い。
だけど、平昌オリンピックの高レベルな戦いの中の女子二人の素晴らしい演技はやっぱり観てほしかったな~。
坂本選手も宮原選手も素晴らしい演技を日本に届けてくれました。
メダルには届かなかったけど晴れ晴れした二人の戦い、それはライバル選手でも観る価値は充分にありますから。
きっと三原ちゃんは観たと思う。

今回の世界フィギュアではやっぱりSPでミスが出てしまった樋口選手。
SPは65.89点で8位でした。
フリーでの巻き返しを期待しているよ。


続いて地元開催で大いに盛り上がるコストナー選手。
会場の歓声がすごいですね。
直前の練習ではつまっていたジャンプもきれいに決めて美しい滑りでした。
   

   

   
キスクラでミーシンが睨みを効かせているから高得点!

3F‐3T、3Lo、2Aのジャンプはすべて成功。
コストナーの独特なポーズや動き、大人の演技でした。
ミスがないとやっぱり見応えがあります。

PCSは銀河点のように高く、ジャッジ2はオール10点を付けてる。
31歳まで長く滑って、幸せな地元ワールドになって良かったですね。

SPは技術点41.30点。
演技構成点38.97点。
トータルで80.27点で何と首位発進です!


会場の大歓声にちょっと緊張気味なザギトワ選手登場です。
オリンピック金メダルのあとはどんなモチベーションでこの大会を迎えたのかな~。
   

   
やっぱりちょっとだけ硬かったかな。

3Lz‐3Loはちょっとつまって出来栄えがマイナス0.20点。 たいした減点じゃないけど。
3Fと2Aはバッチリです。
オリンピックの演技の記憶も新しいですが、とにかく彼女は「勝つための演技」をします。
後半にジャンプを固め打ちするのもそうだし、つなぎやジャンプ以外の要素で加点をたくさん狙える構成ですよね。
今回はコストナーの演技の直後だったから余計に「勝つための演技」がせわしなく感じてしまった。

ロシアのトップ二人(ザギトワとメドベデワ)は異次元な滑りだとは思います。
フィギュアスケートはスポーツだから高難度に挑戦する素晴らしさもわかります。
そして時には難度は低いけれどPCS狙いで美しい滑りを目指す選手もいますよね。
今回はどちらが良いのかちょっと分からなくなる、そんな滑走順だったように思いました。
コストナーの演技は素晴らしい・・・でもちょっと高得点過ぎるかな。
ザギトワの演技も凄い・・・でもバタバタ畳みかけすぎ。
あ~、わからない~。

ザギトワ選手のSPは技術点42.51点。
演技構成点は37.00点。
トータルで79.51点。 
2位になってちょっと不満顔?


ここで気持ちを入れ替えてソツコワちゃんに癒されよう。
平昌では8位だった彼女はまだ17歳。
ロシアの壮絶な熾烈な争いからはちょっと離れてフワフワ~としている印象。
そんなところが可愛いです。
   

   
どうか、tanoジャンプではない構成で演技を観たいです。

ピンク色の衣装で「白鳥の湖」♪
いつもは回転不足をとられるジャンプだけど、3Lz‐3T、3F、2Aすべて決めました。
フワフワっと柔らかい動きで笑顔のソツコワちゃん。
SPは71.50点で5位でした。


ここでオズモンド登場。
平昌では高評価、高得点でしたがイタリアワールドではどうですか。
   

   
3F‐3TはOK。
3Lzはこらえて着氷。 アテンションも付きました。
2Aは手をつきステップアウト。
あとは彼女の滑りが好きか嫌いかいろいろあると思うけど、このプログラムはやっと見納めです。

技術点36.53点。
演技構成点36.20点。
トータルで72.73点で4位でした。


最終滑走は宮原知子選手。
平昌以上の滑りを目指して頑張れ~。
   

   

   

   

   

   
カメラワークのせいか、最初の連続ジャンプが良く見えない~。
リプレイではしっかり見えたけど、荒川さん、「トリプル・・・トゥ・・・ループ・・」と回転不足をまず疑うコールやめてほしい。

3Lz‐3Tのセカンドは回転不足になりました。
3Loと2AはOK。
もうジャンプ以外はいつものように情感たっぷりの演技で良かったです。
何が一番良かったかと言えば、PCSですべて9点台を揃えた事。!
知子さんが表情晴れ晴れとしていたのはその辺ではないでしょうか。
表現力が評価されて得点が出たのは嬉しいでしょうね。

技術点は37.79点。
演技構成点は36.57点。
トータルは74.36点で3位発進です。
フリーの演技に大いに期待します。


さて、今夜は男子のSPがあります。
宇野選手、どうか無理しませんように。





   



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「スリー・ビルボード」

2018-03-07 14:56:26 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


三週間ほど前に観た「スリー・ビルボード」です。
今頃ですが感想を書いておきたいです。   ネタバレあります

2017年製作。
『セブン・サイコパス』などのマーティン・マクドナー監督作品。

おもな内容は・・・

ミズーリ州の田舎町。
7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。
彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。
やがて事態は思わぬ方へ動き始める……。

                              (シネマ・トゥデイより抜粋)

大好きなフランシス・マクドーマンド目当てで観ました。
彼女はとても個性的で社会派の作品が多かったり癖のある演技が光る女優だと思っています。

今回の作品では娘を殺されたミルドレット(フランシス・マクドーマンド)が主役と思いきや、警察署長のビル(ウディ・ハレルソン)と部下のディクソン刑事(サム・ロックウェル)にも焦点を当てていて、三人が主人公のような構成でした。
だから余計にストーリー展開が読めない作り方をしていました。

ミルドレッドは同情されるべき母親なのに一筋縄ではいきません。
青いジャンプスーツをまるで戦闘服のように身につけ、ひたすら攻撃的に行動しています。

警察署長は捜査に行き詰っていて、さらに自身の健康に重大な問題を抱えています。
そしてある行為であっけなくこの世を去るのです。

一番くせ者だったのはディクソン刑事。
半端ないクズで強い差別主義者。
事あるごとに問題を引っ掻き回します。
ディクソン刑事を演じたサム・ロックウェルは素晴らしかった。
しゃべり方や歩き方、相手に対する傲慢な態度など、嫌なヤツ全開でした。

そんな彼が署長の遺した手紙を読んで改心するのには理解ができなかったです。
偏屈な性格の悪い母親の影響が大きいディクソンが「お前には愛が必要だ」との署長の言葉だけで性格が変わるのかな~。
この辺は私にとって違和感がありました。

その他、広告屋の青二才、レッドが印象的でした。
一方的にディクソンにひどい暴力を振るわれ入院しているレッド。
その病室に運ばれてきたのは全身やけどをしたディクソン刑事。
そのディクソンに「すまなかった」と謝罪されたレッドが怒りの感情を抑え、オレンジジュースのコップを置いてあげる。
ストローの向きまで考えて置くレッド・・・何て良いヤツだ。
この辺は「赦し」というテーマを感じた場面です。

最後にあれほど対立していたミルドレッドとディクソンが同じ車に乗っていくシーンで終わります。
結末は問題解決とはならないけれど、かすかな希望が感じられる場面でした。

この映画を観てすぐには感想を書けませんでした。
ちょっと違った手法?展開で進む作品だし、それぞれが抱える問題が多すぎてどう終わるのかも想像したものとは違ったかも。
アカデミー賞の主演女優と助演男優を獲っただけに、役者の演技は見応えがありました。


今回の評価は・・・     星3つ    ☆☆☆

   

   

   





サム・ロックウェルの天に向けてのメッセージにはグッときました。
シーモア・ホフマンの他界は今でもさみしいです。

フランシス・マクドーマンドの強いメッセージも良かったです。
いつものようにすっぴんに近いお顔で地味なドレスで、でもメッセージは力強い!
(女優って若くて美人でナイスバディな人ばかりでは本当につまらないですから。)
これからも期待していますよ~。



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「15時17分、 パリ行き」

2018-03-04 13:37:07 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


クリント・イーストウッド監督の「15時17分、パリ行き」を観てきました。
イーストウッド監督と言ったら期待値がどうしても高くなってしまいますね。
今回の作品はどうだったか・・・

おもなあらすじは・・・(ネタバレあります)

2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。
乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう・・・

                               (シネマ・トゥデイより抜粋)

今回の重要な青年3人を本人が演じたことで注目されていました。
その他にもテロに合った車両内に実際にいた人々も出演しています。
役者ではなく素人の方が演じたとは思えないのはイーストウッド監督の手腕だとは思います。

主人公の3人の子ども時代からの成長を追って物語が始まります。
いつも校長室に呼び出され罰を受けるような子ども時代。
ミリタリーおたくのスペンサーの影響もありサバゲーに興じる3人達。
大人になって軍人になったスペンサーとアレク、学生のアンソニーの3人がヨーロッパ旅行に行きテロに遭遇する内容です。

3人の成長記録、ヨーロッパ旅行がほとんどの時間を占め、テロの犯人を捕まえたのはわずか10分ほどの描写だったでしょうか。
イタリア旅行中は特に旅番組かと思うほどでした。
その辺が評価が分かれる原因だと思います。

ポスターの写真や予告編からは想像したのとは違ってテロ犯との戦いがあっけない印象。
本人が演じる再現ドラマとも思えてしまいました。

テロの犯人に向かっていくスペンサーが助かったのは、相手の銃が空砲だったから。
「行け、スペンサー!」と言われ反射的に向かっていけるのは彼の性格だとも言えるでしょう。
軍の学校を落第したり、軍の希望の部署には就けずに衛星兵として訓練をしてきた不器用なスペンサー。
「私を平和の道具にしてください。」と神に祈り続けたスペンサーの生き方なんだと思いました。

フランスでは国家から表彰され、アメリカに帰ってからは「サクラメントの英雄たち」と称えられパレードをします。
(オランド大統領とのシーンはあとから合成されたとか・・・)

観終わってからいろいろ考えました。
イーストウッド監督の今回のテーマは何だ???
普通・・・(と言うよりも子ども時代は問題児)そんな人間でも多くの人々を救うことができる!と言うことを言いたいのかな~。

決して駄作とは思わないけど、期待値が高い分だけちょっと感想は辛口になりました。

今回の評価は・・・     星2つ半     ☆☆★

スペンサーはバルサのポロシャツを着て、アレクはバイエルンのミュラーのユニを着ていた印象が残りました。


   

   

      

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3月スタート 我が家は停滞・・・

2018-03-03 14:02:54 | 日々のこと


   
今日は桃の節句。 桃の花も開いています。


さて、3月に入りましたね。
少しずつ暖かい日も増えて春らしくなってきました。
この冬がとても寒くて長かったので春になるのは嬉しい。
でも花粉症の家族はとても苦しい季節です。


それからこの春はちょっと試練もあるのです。
実は・・・
大学4年生のバカ息子(あえてバカと強調したい)、春から社会人になるはずでしたが留年します・・・
まだ大学からは正式な知らせはないですが、今回の事がわかったのが昨年の12月でした。
そんな訳で我が家の年末年始はガッカリとした気持ちでいっぱいだったのです。

留年の理由は・・・
昨年の秋からの体調不良、そして緊急入院と手術。
退院後も良くならずに通院の連続。
この辺りから大学は大丈夫なのか・・・と親としても不安でしたが結局必修科目を一つ落としました。
なんと救済措置はないらしい・・・

まぁ、予期せぬ健康上の事だから仕方ないとは思うけど、親としてはそれだけでなく日頃の生き方の甘さもあることは否めません。
どう対処していくかいろいろ考えましたが、留年してあと一年で卒業、就職をしてもらうつもりです。

でもね、早速、就活解禁になりましたが、我が子は4月にまた入院手術の予定があります。
今回は全身麻酔の大掛かりな手術なので心配なのもあるし、いろいろ今後の予定がどうなるか未定・・・
昨年の10月に最後の学費を納めて喜んでいたらこんなことになりました・・・

あ~、早く自立しておくれ~。
一人で生きていける社会人になっておくれ~。

でもあと一年。
節約疲れは続くのです・・・



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