日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2013 欧州選手権 ペア SPとフリー

2013-02-25 11:31:57 | フィギュアスケート
はじめに・・・

その後少ししてから四大陸のペアを観ました。
あぁ、でも何か惹きこまれない・・・
ペアもアイスダンスも大好きなのに。

成美ちゃんが新ペアを組む事になり、もちろんこの四大陸にはいない。
ずっと同じ門下生だったカナダペアは着実に力をつけて見事な優勝。
でも、申し訳ないけど優勝ペアには魅力を感じない。
ペアってもちろん力強さも必要だけど、やっぱり美しくあってほしい。
ただ好みが違うだけなんだろうけど(これこそもちろん勝手な感想)
とにかく四大陸のペアは惹きこまれずに終わりました。

個人的には中国のハオ・ジャン選手応援しています。
あの伝説のトリノの銀メダル、そして昨年の解散、その後の新ペア結成。
新しいペアの女性はまだまだ子どもでそばにいても「えっ、私?」と言うような
すっとぼけ感が可笑しいけど。

そんな訳でペア、アイスダンス(リード組頑張った)、EXはケヴィンの「我風」を観て
四大陸は一区切りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして今頃ですが大切に保存していたユーロのペアを観ました。
大会直前になってトランコフのお父さんが急逝・・・
その哀しみを抱えながら彼はこんなに頑張ったのか。
いろんな気持ちになりながら観たユーロペアの感想です。

10カ国から15組のペアの出場。
残念な事にロシアのバザロワ/ラリオノフ組は欠場です。

印象に残った選手のみ。
まずはいつもプログラムが素敵な川口/スミルノフ組。
解説の杉田秀男氏がまずスミルノフの体調を心配していました。
   

   
3Tのソロジャンプをスミルノフが転倒・・・
スロウジャンプの3Loはステップアウト・・・(これも男性が原因になるのか)
デススパイラルでも最後までホールドが保てずにミス。
ステップシークエンスはとても素敵でした。
結局この3つのミスが響きSPは56.20点。
シーズンベストにも大きく届かずSPは5位でした。←(SPの最終順位です)

続いてドイツの現世界チャンピオン。
サフチェンコ/ゾルコビー組です。
女性はずっと体調不良だったとか。
   

   
いつもの大きな動きは感じられませんでした。
大きなミスもないけれど盛り上がりに欠ける?
ステップシークエンスもレベル2止まり。

杉田氏も「動き全体に流れや美しさが見られない。」とコメント。
いつものキレや迫力のない、と。
SPはそれでも70.21点、2位でした。


そして前回のユーロチャンピオン、ボロソジャル/トランコフ組です。
今季のSPはトランコフにピッタリのイメージ。
「ゴッドファーザー、愛のテーマ」です。
   

   

   

   

   
リンクサイドに戻ったトランコフにぴったり寄り添うのはニーナコーチ。
キス・クラでもずっと彼の腕をとり、支え励ましているようでした。

最初のトリプルツイストはすごく高かったですね。
彼らの持ち味全開。
バックアウトのデススパイラルはレベル1・・・
でもリフトもステップもスピンもレベル4。
ユニゾンもピッタリでいつもの滑りでした。

「技術的にもほぼ完ぺきに近い。二人のユニゾンがとても良い。」と杉田氏。
頑張った彼らのSPは73.23点。
もちろん首位でした。


続いてはイタリアのペア、ベルトン/ホタレク組です。
2シーズン前に「ブエノスアイレスの冬」で素敵なタンゴを披露した男性にひかれ応援しています。
今季のSPはローリング・ストーンズ! 「Paint It Black」です。
   

   

   

   

   

   
始まりと終わりにお互いにチョコンとお辞儀するシーンは映らず残念。 でもきっとやってる。

最初の3Tのソロジャンプは息がぴったり。
ツイストはいつもあまり高さがない。
でもその他の要素はしっかり決めました。

昨年のユーロの時にホタレクが体調が悪くリフトがとてもヒヤヒヤだった記憶が。
でも今大会は危なげなく難しい入りのリフトもばっちり決めました。
調子が良いのかうまくなっている感じ。

所々にアイスダンスっぽさを感じるのも好きなところ。
ラストのスピンもぴったり合っていてとても良い演技でした。

杉田氏も「質的にもとても良いものを見せている。表現力もあります。」とコメント。
スピードも落ちないで良い滑りでした。

キス・クラでは大喜びの二人。
国別でもおしゃべりな印象があるからお馴染みですね。
SPは64.28点。 このうち技術点が34.77点、成長を感じます。
3位になりイタリア初のスモールメダル獲得。

そう言えば女性のベルトンはこの度婚約をしました。
何と、アメリカのペアの選手、ブルーベイカーとですか!
これはビッグニュースだったな~
でもイタリアペアとしてホタレクをこれからもよろしくね。
二人の雰囲気とお辞儀のチョコンが好きだから。


SPの結果はこちら。

やはりトップ2の闘いか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続きましてフリーです。
まずはやっぱり川口/スミルノフ組。
フリーは「フェブラリー」♪です。
滑る前から「問題はスミルノフですね」って杉田氏。
   

   

   

最初の3T‐3Tのシークエンスはとても良かったです。
でもその後のアクセルはスミルノフが転倒、シングルアクセルか。
それからもスロウジャンプのミスが続きました。
終わった後も男性の息があがってヘロヘロ状態・・・心配ですね。
杉田氏も「動きにハリや精彩がない。」とバッサリ。

フリーは119.28点、トータルで175.48点、最終順位は5位でした。
悠子さん達はユーロで表彰台を逃した事がないペアですが、最近は調子が悪そうで残念。
でもキス・クラでは不機嫌そうにはならずニコっとできるようになった大人の女性になりました。
少しでも長くペアで滑ってほしいな。


続いて好調のベルトン/ホタレク組。
フリーもその調子で頑張れ~
今季のフリーは「ポエタ」ですよ。
   

   

   

   

   

   

   

   
最初の3T‐2T‐2Tはしっかり合っていました。
ソロの3Sではベルトンが転倒・・・
しかしちゃんと立て直しますよ。
難しいリフトも含めて3つのリフトがレベル4。
後半に連続するスロウジャンプも持ちこたえ、曲とともに盛り上がるラストのスピンが良い。
このプログラムの良さを充分感じました。

杉田氏は「まとまった良い演技でした。」とコメント。
Very Goodに近い評価だそうです。
キス・クラでの二人に対して「おしゃべりです。」と短い一言の千鶴さん。
おかしくて笑っちゃった。

フリーは123.17点、トータルでは187.45点。
この時点で表彰台が確定の二人、大喜びのキス・クラはとても微笑ましかったです。
あ~、あのペアが危なげない演技をするようになったなんて・・・感慨深いな~
ユーロは3回目。
5位から4位、そして今年は3位になりました。


そしてボロソジャル/トランコフ組です。
今季のフリーは「ヴァイオリン・ミューズ」♪素敵な曲ですね。
   

   

   

   

   

   
長いフリーのプログラムを滑りきったトランコフの表情がせつないです。
キス・クラではもちろんニーナコーチがつきっきりで励ましていた様子。

最初は素晴らしいトリプルツイスト!
レベル4に加点もいっぱい。
ソロスピンもぴったり。
今日はスロウジャンプのミスが続きました。
スロウ3Loは両手をつき、スロウ3Sは両足になるミス。
杉田氏もめずらしいミスとコメント。
でもリフトは全部素晴らしい出来でした。

確かにミスはあったけど、大変な精神状態でも頑張ったトランコフ。
「メンタルな面でショックが出たのでは」と杉田氏。
いまは辛いけど、こんな状況でもしっかり滑った頑張りは伝わってきました。
キス・クラでも辛そうな表情だったけど、いつまでも素敵なペアでいてほしいです。

フリーは139.22点、トータルでは212.45点、最終的にも見事な連覇でした。
要素の7つにレベル4って凄過ぎ!


そしてサフチェンコ/ゾルコビー組です。
フリーは「フラメンコ・ボレロ」です。 
   

   
いつものように女性がデザインした衣装かな?

ミスは2Sを女性が転倒してしまった一つだけ。
でもSPと同じく全体的に盛り上がらないかな。
「ボレロ」って単調なリズムと音階だし、表現するのは世界チャンピオンでも難しいのかも。
女子シングルの世界チャンピオンも「ボレロ」なのも面白いけど。

「もうひとつ伸びやかさがない。」
「素晴らしいんだけどもうひとつ。」と杉田氏。
確かにミスは一つでもレベル4の要素が5つだけなので、ロシア組ほど惹きこまれませんでした。
やっぱり体調面で影響したのでしょうか。

フリーは135.03点、トータルでは205.24点、2位でした。

最終結果はこちら。

なかなかドイツペアに勝てなかった(それも僅差で)ロシアペアが連覇となりました。
昨年のユーロはドイツペアの欠場で直接対決ができなかったし、ね。

やっとドイツペアを破っても笑顔にはならない今のトランコフだけど・・・
それでも立派な優勝でした。
おめでとう、本当におめでとう。

そして嬉しいのは3位になったイタリアペア。
ベルトンは女子シングルからアイスダンス、そしてペアに変更。
チェコ出身のホタレクは男子シングルからペアに変更。
そんな二人がイタリア初のペアのメダリストになりましたよ。
歴史を変えたお二人もおめでとう~!

   

   

   

   



トランコフは表彰式でもかたい表情で笑顔は見せず。
「哀しみの中、頑張って立派でした。」と杉田氏。

その後のインタビューでは「タイトルを守れて嬉しい。」とコメントしたそうです。
2位のドイツペアは「試合に出られて良い滑りができて嬉しい。」と。
3位のイタリアペアは「初のペアのメダリストになれて嬉しい。」との事でした。


やっぱりユーロは面白い。
何か特別な感じがしますね。
またゆっくりアイスダンスの感想も書きたいです。
   





   



    

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2013 四大陸選手権 女子シングル フリー (J-Sports)

2013-02-19 13:53:37 | フィギュアスケート
引き続き女子のフリーを観ました。
解説は杉田秀男さんです。
SPで浅田選手が決めた3Aについて
「今までと違う素晴らしい3A!」とコメントしていましたね。
ちなみにSPは1位から4位までの選手がノーミスだったと千鶴さん。
おぉ、確かに素晴らしい出来でしたよね。


それではまずフリーの衣装の数々です。











衣装はそれぞれですが、やっぱりスケート靴は見える履き方が良いな~
北米の選手は白い靴をちゃんと見せる選手が多いですね。


それでは印象に残った選手の感想です。
第3グループではいきなり注目選手。
中国のジジュン・リー選手です。
   

   

   

   
SPは10位と出遅れた彼女はフリーがとても良かったです。
特に最初の3F‐3Tと2A‐3Tがばっちり決まって流れに乗りました。
フリップなど回転不足がついちゃったけど、最後のスピンなんてレベル4に加点もいっぱい。
可憐なジジュンちゃんに似合うこのプログラム、とても良い出来でした。
彼女はジャンプしてもスピンしても激しい動きがあっても可愛い表情のままというのが奇跡!

杉田氏も「流れがあって品のある滑り。好感の持てる滑りです。」と。
その上「表情も良いし顔もきれい、スタイルも良い。」と絶賛なんですが。
確かにこれからが楽しみの選手ですね。

フリーは115.91点。 何とフリーだけでは4位。
トータルで170.42点。 5位でした。 ←四大陸の最終順位です。


それから同じく中国のクーシン・ジャン。
彼女はSP6位からです。

   

やっぱりケガで練習ができなかった影響がありますね。
氷に降りて一か月、プログラムを通して2週間では難しいかも。
3T‐3Tは良いジャンプでした。
途中にスピンに入る時にバランスを崩しノーバリュー。
やっぱりケガの影響でしょうね。
痛々しい滑りとなってしまったけど、何か力を感じるのです。
フリーは90.78点。 でも技術点はミニマムクリア!
トータルでは148.34点、10位でした。
ワールドでまた頑張ろう!


続いてアグネス・ザワツキー登場。
持ち越しプロの「ラブソディ・イン・ブルー」・・・ラコステと同じね。
このフリー衣装もキラキラして素敵。
白人の女性をますますきれいに見せてくれます。
   

   

最初の3Lzは素晴らしい。
次の3‐3の予定はダブルになりました。
3Sで転倒した時に足首をひねったようで、その後のジャンプはダブルやシングルに・・・
本来の彼女の力を出せず、ちょっと残念でした。

フリーは101.54点。
トータルでは158.99点、8位でした。


次はカナダチャンピオンのケイトリン・オズモンド。
今「勢い」がある選手です。
   

   

「勢い」があるというよりもバタバタ落ち着かない滑りになりました。
3F‐3Tの予定はセカンドがシングルに。
その後の3Fも転倒。
杉田氏も「全体的に演技に余裕がない。せかせかしたイメージ。」と。

昨年から元気な勢いのあるプログラムで勝負していましたが、別のイメージも観たいものです。
フリーは103.16点。
トータルで159.38点で7位でした。

ここでカナダの選手が続くので観客席が映ります。
   
おっ、男子のチャンピオン、ケヴィン・レイノルズですよ。
小顔にキャップが似合うケヴィン、大騒ぎしないのもいつもの彼らしい性格。


続いてもカナダのラコステ選手。
彼女も「ラブソディ・イン・ブルー」です。
   

   
惜しくもジャンプがあまり決まりません。
2F、2F、3T、3Lo、2A・・・と最初の5つのジャンプがみんな単独に・・・
素敵なプログラムだけど、彼女もいろいろ苦しんでいるのかな。

フリーは100.34点。
トータルでは155.08点、オール9位でした。


最終グループです。
まずはグレイシー・ゴールド。
フリーは「ライフ・イズ・ビューティフル」♪
   

   
フリーの追い上げが凄いイメージがあったけど、今回は緊張した模様。

最初に3Lzが単独に。
2A‐3Tはきれいでした。
3Loは転倒・・・回転不足も。
いつもより焦っているような滑り・・・
と思ったら鼻をさわる動きが。
緊張からか鼻血が出てしまったのね。
これでは焦るだろうし、気になって仕方がないだろうな。

ステップシークエンスの時は思わずアボットを思い出しました。
今回のゴールドは「全米の時の勢いがない。」と杉田氏。
フリーは106.30点。
トータルで166.66点、6位でした。


ここで村上選手登場~
SPに続いて納得の演技を。
   

   
大きなミスはないけれど回転不足やエッジエラーは獲られました。
アクセルまたシングルになっちゃった・・・

でもピアソラの曲にのってしっかり滑りこなしている感じがしました。
カメレンゴ氏の振り付けなのね。

フリーは116.99点。
トータルでは181.03点、3位でした。
シニアのチャンピオンシップで初のメダルだとか。
「良く頑張っている。」と杉田氏のコメント。


次はSP4位のクリスティーナ・ガオです。
持ちこしプロの「リベルタンゴ」だけど衣装は赤じゃなくてシックな黒です。
   

   
彼女も全体的には良い滑りだったのでは。
3Lzが回転不足に転倒・・・
その後のインタビューでも「転倒しなければ3位に入れた」と強気のコメントをしていましたが。

「ジャンプの空中姿勢がきれい。」と杉田氏。
スタイルも良く魅力的な彼女、今後のプログラムも楽しみだな~

フリーは113.94点。
トータルで176.28点、4位でした。


ここで浅田真央選手、登場です。
見事なSPを披露した彼女、今度のフリーも果敢な挑戦のプログラム構成ですよ。
タラソワさんから贈られた新・衣装を着ています。
   

   

   

   

   

   
キス・クラで得点と順位を見て笑顔になる真央さん。
どんな評価になるかきっとドキドキだったのでは。

最初に3Loを決めて次はトリプルアクセル。
SPの時のような「入り」にはならずに両足になってしまった。
次の3F‐3Loは回転不足・・・
でも攻めていましたね。

最後の方のステップシークンスはレベル3? 加点はいっぱいだけど3なのか。
美しいスパイラルポジションも入れてコレオグラフィックシークエンスで終わります。
最後まで見所がいっぱいですね。

杉田氏のコメントがたくさんありました。
「彼女は間違いなく良くなっている。」
「ステップシークエンスの所は良いステップをし、音楽の感じが本当に良く出ている。」
「このプログラムに関してはすごい挑戦をしている。」
「悩んでいたルッツをあえて入れ、さらに3Aに挑戦。」
「彼女は『今良ければ良い。』というプログラムじゃなくて次の段階を考えている。」などなど。
両足になった3Aについても「あと少しですよ。」との事でした。

慎重になったせいか、もう少しスピードが欲しいとも言われましたが、それでも攻めに攻めた内容だと思いました。
フリーは130.96点。
トータルで205.45点! もちろん首位でした。


最終滑走は鈴木選手の「O」・・・素敵なプログラムです。
こちらもカメレンゴ氏の振り付け。
   

   
最初の3F‐2T‐2Loをしっかり決めました。
次はシングルアクセルに・・・
「踏切りが中に入ってしまった。」と杉田氏。
その後の3Lzがエッジエラー。
ミスはそれくらいで、あとは完璧に滑りきりました。
回転不足がないのが素晴らしい。

フリーは124.43点。
トータルでは190.08点、2位でした。
全日本から立て直せて良かったですね。


最終結果はこちら。
 


まさかの表彰台独占!
力を出し切った日本女子はすごい。


インタビューの数々。
   

   

   

   

   


表彰式の様子。
   

   

   



日の丸が並んだ表彰式、感慨深いですね。
国際大会のチャンピオンシップで獲った日本の女子シングルのメダル獲得数が22個だとか。
これはダントツ首位で2位のアメリカは16個だそうです。
フィギュアスケートファンとしてはまだまだ目が離せない。
千鶴さんが「浅田選手は四大陸で優勝した年は必ずワールドでも優勝をしている。」との情報を。
今それを聞いちゃったら落ち着いてワールドなんて観られないです。
とにかく出場選手の皆さんがワールドまで一生懸命に練習して納得の滑りが出来る事を祈っています。


真央さんの優勝後の記者会見の言葉として。
「ようやく3年目で一からやり直した事が身体に入ってきて基礎がしっかり出来るようになりました。」
「3Aも3-3も入れられるようになりました。」
「信夫先生には『技術面で言う事はないから精神面で攻める気持ちを忘れないで。』と言われました。」などなど。
ソツなく毅然としたいつものような答えっぷりです。




(今日のひとり言)・・・

四大陸、もちろんペアとアイスダンスも観るけれど(EXも)
その前に大切に保存してあるユーロのペアとアイスダンスを観ようかな・・・
そんな贅沢な悩みを家族は知らない・・・

 





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2013 四大陸選手権 女子シングルSP (J-Sports)

2013-02-16 12:38:32 | フィギュアスケート
今度は四大陸女子のSPを観ました。
11の国と地域から20人のエントリー、全員を楽しめました。
女子の放送はフジTVとはまったく別のクオリティ!
(塩原はいないし、まさにこれがスポーツ中継です)

まずは20人全員のSP衣装から。












なんとかおさまった~

あっ、それから男子シングルの選手でオーストラリアのブレンダン・ケリーがいましたが
妹さん出てますね~
兄も妹も揃って美形、おまけにコーチをしているお母さんも元アイスダンサーで美しい。

   
妹のシャンテル・ケリー(16歳)と兄ブレンダン・ケリー(18歳)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、女子SPの解説は太田由希奈さん。
実況、解説どちらもはんなりした癒し系ですね。

第3グループが始まりますが、
「ジジュン・リー選手に注目しています。伸びしろを感じます。」と太田さんのコメント。


それではまずラコステ選手。
この前のカナダナショナルでは成績がふるわず心配していました。
   

   
いつ見ても最初の2Aが良いですね。
着氷後の美しい流れ、見応えがあります。
3F‐2Loは成功。
単独の3Loはまさかの転倒・・・

ループジャンプは得意なはずだったけどこのミスが大きく響きました。
太田さんも「プログラムも衣装も髪飾りも素敵だったけど転倒は残念・・・」と。
SPは54.74点、9位でした。 ←(SPの最終順位です)
ファヌフの後の第一人者だったけど国内の熾烈な戦いは続きそう。


次はクリスティーナ・ガオ選手。
スタイルも衣装もいつも目を引く選手です。
全米選手権は4年連続5位だとか。 ある意味堅実な成績。
初の四大陸です。
   

   
またノーミスの演技をしたガオ。
3T‐3Tをきれいに決めると2Aも3Loもすごく流れがあって良い感じ

スピンとステップはレベル3止まりでも、全体的に美しくまとまった演技で良かったです。
スコアシートもマイナスが全然なく、完成度があって良い。
千鶴さんは「彼女、表現の仕方が変わってきましたよね~。」と。
太田さんも「完璧な滑りでした。」
才媛ということで「ただただ練習するのではなく賢く練習するのかな。」とコメント。
彼女に合った美しい曲できれいな滑りでしたね。
SPは62.34点、シーズンベストを大きく更新。 4位でした。


続いてケイトリン・オズモンド。 17歳。
カナダチャンピオンですよ。
SPのプロは「マンボ」♪
   

   
カナダの女子は身体が大きい! (ガタイがいい・・・)

3T‐3Tは決めました。
3Fは転倒・・・
今季は負けなしできていますが緊張が出たのでしょうか。
「マンボと言えば橋選手。」と太田さん。
「この選手は見せる事が上手。」ともコメント。
このプロは音にも乗り易く助けられる印象もあるので、違うしっとりした音楽ではどんな滑りができるのかな・・・なんて思いました。
SPは56.22点、8位でした。


さぁ、ここで注目の選手登場。
中国の16歳、ジジュン・リー選手です。
四大陸は初出場。

   

   

   

   
この時間だけは日中関係の軋轢を感じません。

最初は3T‐2T、3‐3の予定だったけどダブルにするしかなかった。
3F、2Aも決めました。
確かにまだジュニアっぽさはたくさんあるんだけど、ステップやスピンも良かったですね。
特にスピンのポジションの柔らかさ。
スピンは全てレベル4でした。

どうしても3‐2だと得点は伸びずに54.51点、SPは10位でした。
可愛くて清楚なイメージのジジュンちゃん。
千鶴さんは「ステップの途中に可愛らしい表情をするんですよね~」と。
そんな彼女が儚げなプロを滑ったらどんなだろう。


次はアグネス・ザワツキー、18歳。
存在感はあるし、いっぱい試合を観てるからベテランのようにも見えます。
   

  
SPの衣装、似合っていますね。
彼女の肌の色と衣装のきれいな水色、そして髪色や瞳の色など全てが惹き立つ感じ。
グレイシー・ゴールドもそう言われるけど、今回はザワツキーの衣装に惹かれました。
アメリカの選手は肌襦袢のクオリティが高いしね。

最初の3Lzはこらえて着氷。
3T‐3Tはバッチリ決めて、その後の2Aが転倒か・・・
全米でも同じだった記憶が・・・
スピンは彼女も全部レベル4でした。
SPは57.45点、7位です。



最終グループです。
まずはグレイシー・ゴールド、17歳。
全米2位の成長株ですね。
   

   

   
彼女は個性的な曲を選ぶイメージがあります。

3F‐3Tはエッジエラーがつきました。
3Lzは手をつくミス。
そして彼女もスピンはレベル4で揃えました。
SPは60.36点で5位、ミスがあってもまずまずの順位かな。


ここで村上佳菜子選手登場~
おっ、新衣装だ!
   

   
すっかり大人っぽくなった彼女だけど、うまく行った時のキス・クラは笑顔満開で弾けてます。
全部の要素が決まったから演技終了前には笑顔がでていたし、ね。

とても良い滑りでした。
ステップから入り、その後に2Aを決め、後半に入った3T‐3Tと3Fが素晴らしかったです。
身体も大人になりジャンプも安定したので良かったですね。
あとは若干姿勢が・・・ジャンプ直前の癖も・・・まぁ、それも全て村上選手ということで。

太田さんも「鳥肌が立ちました~」と。
良い曲でミスもなくとても良い滑りで会場も湧きましたね。
SPは64.04点、3位でした。
彼女の言う「今シーズン初めてショートでノーミスした。」のコメントが若い!
衣装の後ろのうぐいす色部分は必要だろうか・・・(デザインの経緯を知りたいかも)


続いて鈴木明子選手。
SPは「キルビル」♪
   

  
フリーに比べるとこのSPプロはあまり好きではありませんが。
彼女の代表作の一つになるでしょうね。

3T‐3Tはバッチリ決めました。
3Fも2Aも成功。
カッコいいプロと言われるけど、すみません・・・好きじゃないのです。
(ちなみにソトニコワの「バーレスク」も好きじゃないのと同じような気持ち)
SPは65.65点、2位でした。


次は中国のクーシン・ジャン選手。
覚えていますよ~
昨年の四大陸も良かったし、その後のワールドでも初出場ながら7位と好成績。
中国の2枠ゲットの立役者でした。
SPはショパンの「ノクターン」♪
   

   
最初の3T‐3Tが素晴らしかった~
3Lzも2Aも成功。
丁寧な滑りでスピンも全てレベル4。

今季はケガで苦しみ練習もほとんど出来なかったとか。
でも今シーズン初の試合とは思えない滑りでした。
いつ見ても表情が乏しいのは残念ですが、力のある選手だと思います。
SPは57.56点(そのうち技術点が33.14点! いきなりミニマム、クリア!)
6位でした。


最終滑走は浅田真央選手。
もちろん結果は知っていますが。
それにしても国内開催でLIVEも出来ず「フィギュア劇場」を放送しているバカフジ・・・
放送権、買わないで。

   

   

   

   

   

   

   

   

やってくれましたね~
個人的には「仮面舞踏会」と「鐘」の3Aが大好きな私。
あれからずっと追い続けた3Aを見事に入れました。
特に大人の身体になっての3A成功は素晴らしいです。
3A着氷後に笑顔になったのもわかりました。

そのままいつも以上に生き生きと滑りきった「アイ・ガット・リズム」♪
明るいプログラムが喜びにあふれた演技で会場も大歓声でした。
太田さんも「わぁ、すごい!」と感嘆。
千鶴さんも「日本中がそう見ていますよね。」と。
キス・クラでも笑顔で佐藤コーチ夫妻と喜ぶ真央さん。
「やった~」
「やっとできた~」
「よーし!」などなど心から喜ぶ言葉が良い。

SPは74.49点(技術点40.63点、PCS33.86点)首位でした。
これは今季のSP世界最高点! 


SPの結果はこちら。



日本選手が1~3位を独占!



インタビューの数々を。
   

   

   

   

   



と言う事で、日本女子は凄い!
それぞれが納得の滑りをした結果が出て立派ですね。

フリーの感想はまた続きます・・・


(おまけのひとり言)・・・

そう言えばヴァレンタインに真央さんは崇ちゃんにチョコを贈ったとか。
「A田より」・・・って書いてなくてもわかるって良い(笑)






   

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2013 四大陸選手権 男子シングル フリー (J-Sports)

2013-02-14 13:53:13 | フィギュアスケート
引き続き今度はフリーを観ました。
今回の解説は杉田秀男氏です。
ジャッジ目線でお馴染みですね。
(個人的には田村さんで期待していた私ですが・・・)

フリーももちろん23人全員を楽しみました。
この中でSPでノーミスは中国勢の二人、ハン・ヤンとナン・ソンだとか。
もちろん発展途上の若手の一生懸命な演技もそれはそれで応援したくなります。


   

   

   

   

   

ブレンダン・ケリーの妹が女子シングルに出ているとか。
エラジ・バルデのフリーは「月光」なのか・・・などなど。

それでは印象に残った選手の感想です。

まずは頑張っているアブザル君のフリー。
おっ、この衣装は持ち越しだな。
モロゾフの好きなデザインだ。
   

   
「アダムスファミリー」に乗って、前半のジャンプは良いじゃないですか。
所々にコミカルな動きを入れて彼にしてはまとめてきた感じ。
スケートはあまり滑らないけど、良い出来でした。
トータルでは185.81点。 15位でした。  ←(最終順位を書いちゃってます)


続いてSPでも印象に残ったフィリピンのマイケル君。
コーチスタッフにイリア・クーリックがいる選手です。
   

   
このビールマンは羽生君よりも凄かった。
柔軟性でいったら一番凄いかも。
I 字スピンもまっすぐでビックリです。
フリーは少しミスもあったけど、これから期待できますね。
「フィリピンからこんな選手が出てきたと思うと嬉しい。」と杉田氏。
フリーは113.46点。 トータルで178.08点、16位。


続いて同じフィリピンより、クリストファー・カルーザです。
フィリピンのチャンピオン。
曲はあの「ケベック協奏曲」・・・成美ちゃんを思い出す・・・
   

   
良い滑りが出来て泣きながら喜ぶカルーザ。
今日からフィリピンの織田君と呼ぼう。

杉田氏も「立派ですね。レベルが高い。」とコメント。
会場もスタオベの演技でとても良かったです。
フリーは128.26点、トータルで186.79点、14位。 マイケルの上に来ましたよ。

ここから第3グループ。
まずはミーシャ・ジーからスタート。
「チャップリン」の曲です。
織田君のプロを思い出しました。

   

   

   
コーチはお父さんです。・・・と言う事は将来のミーシャ?

最初の3Aはダウングレード・・・両足着氷だったので1.87点しかとれない。
でもその後のジャンプはなんとか頑張りました。
SPでは田村さんに「スケートが滑らない」と言われたけど、彼は表現力で勝負したいらしい。
最後のステップのところはボーカル入りに編曲。
ミュージックバイオレーションで減点1されても、彼は踊りたかったんだな。
フリーは131.45点、トータルでは201.71点で11位でした。
コリオグラフィックシークエンスではいっぱい加点がもらえて良かったね。


続いてロス・マイナー登場。
彼の実力はこんなものではないはずだけど・・・
   

   
最初の4Sの予定が滑って転倒・・・
そしてアクセルもシングルになる大きなミス・・・
スケートはとても良く滑っているけど、ジャンプのミスが大きく響く結果でした。
SPの出遅れ、フリーでも伸びずにマイナー選手もがっかり。
フリーは140.35点、トータルでは214.36点、9位でした。


次はデニス・テン君。
「アーティスト」の第二章ですね。
   

   
最初は4Tの予定を3Tにしたのかな。
3Aは転倒・・・
アップテンポなステップシークエンスの後に3Lzも転倒・・・コンビネーションならず。
多分この時に足を痛めたか、その後のジャンプは全部ダブルでした。
彼にしては攻めていたけど転倒2回が響く滑りでした。
フリーは119.21点、トータルでは197.26点、12位で終わります。
フリーだけの順位は17位だったのか・・・
「力のある選手なのでケガを治して頑張ってほしい。」と杉田氏。


さぁ、無良君ですよ!
新衣装、カッコいいじゃないですか。
   

   

   

   
最初の4Tは成功。
3Lz‐3TもOK。
3Aはこらえて着氷。
「ちょっとフェンスに近寄り過ぎ。」と思わず言う杉田氏。
スピンも盛り上がり良い感じ・・・と思ったら3Lzがシングルに。
このルッツも次のフリップも「フェンスに寄り過ぎ~」と言われる。
音の強弱が素敵なこのプログラム、ラストの盛り上がりがちょっとスタミナ不足に感じました。
無良君、ジャンプの調整で疲れちゃったか。
杉田氏も「ジャンプのパワーがあるのでフェンスに気をつけなくては。」と何度も言っていました。
フリーは140.05点、トータルでは218.08点、8位でした。
無良君、ワールド頑張れ~


続いては全米チャンプのマックス・アーロン。
彼はフリーが得意らしい。
「ウェストサイド・ストーリー」♪

   

   

やっぱりフリーは凄かった。
素晴らしい4S‐3T。    15.74点。
単独の4S。        11.93点。
後半の3A‐2T。     11.49点。
後半単独の3A。      10.35点。
とにかくジャンプの能力は凄いです。
ラストは小さなミスもあったけど、フリーだけは2位ですよ。
フリーは162.19点(そのうち技術点は89.63点)
トータルでは234.65点で4位でした。


最終グループです。
まずはSP3位のドーンブッシュ選手。
「波のある選手」と言われています。
   

   
4T‐2TはOK。 12.60点。
次の4Tは手をつくミス。
二つ目の3Aはシングルになってしまう。
手を挙げて跳ぶ3Lz‐3Tは良かったです。
フリーは151.03点、シーズンベスト。
トータルでは234.04点で5位でした。
急遽決まった出場で立派な成績だったのでは。


ここで羽生君登場。
   

   

   
最初は素晴らしい4T、加点もいっぱいで12.44点。
次の4Sの予定がダブルに。
3Fはエッジエラー。
動きがかたい・・・と杉田氏。
後半の3Lzもシングルになるミス。
今季なかなかパーフェクトなフリーは出来ない彼ですが、ジャンプミスだけではなく
繋ぎの部分など荒削りな感じがして心を動かされなかったです。
フリーは158.73点、トータルでは246.38点。
この時点では1位ですが、この滑りでは優勝はしなくて良かったと思う私。
PCSは高いですね。

杉田氏は「彼の持っている力はなかった。後半、身体の動きが小さくなった。」と。
「ジャンプは凄い、スピンも良い。だけどスケートの滑りは甘い。」と厳しいコメントも。


続いて中国の成長株、ハン・ヤン登場。
「仮面舞踏会」ですよ。
   

   
キス・クラでは一瞬だけ笑う彼。

3A‐3Tは高さがあって素晴らしいジャンプ。 GOEも高く15.03点。
次の4Tは転倒・・・肩を痛めたかも。
それでもスピード感のある滑りで頑張りました。
フリーは150.19点、トータルでは235.22点、最終的に3位に入り立派な成績でしたね。


ここでケヴィン・レイノルズ。
大好きだから画像もいっぱい。
アンドレ・マテゥーの「ピアノ協奏曲第4番」♪
   

   

   

   

   

   

   

   

   

   
キス・クラで喜び踊るジョアンコーチ。
彼女がこの曲の振り付けを宮本さんに頼んだ経緯のエピソードが素敵過ぎて泣けます。
不遇の時代を過ごしたアンドレ・マテゥーにケヴィンを重ねて「今の彼にぴったりなの」と。

先のカナダナショナルの時と同じように彼はパーフェクトな演技で魅せてくれました。
ただクワドにこだわるだけでなく、今回はプログラムを見事なパフォーマンスで演じきったケヴィン。
もちろん4回転をフリーに3回は鬼構成過ぎですが。
今回のフリーはスローなパートにも心をぐいぐいと動かされました。
最後までミスする気がまったくしなかったし、本当に良い滑りをありがとう。

演技終了まで息をのむように観る客席の方々。
終わって感動でスタオベをする方々。
そして高得点を期待する様子もすばらしかったですね。
会場のスケートファンは良くわかってらっしゃる。

杉田氏のコメントも良かったです。
「おととし位までは欠点ばかり目立っていた。」
「昨年あたりからポジションなども素晴らしく良くなった。」
「カナダ選手権ではP・チャンよりも技術点が上。」
「ジャンプも得意で表現力も良くなって、怖い存在になった。」などなど。

フリーは172.21点(そのうち技術点は92.21点!)
トータルでは250.55点で1位に。
あー本当に素晴らしい


歓声の鳴りやまぬ中、橋大ちゃん登場。
SP4位からどう攻めてくるでしょうか。
   

   

哀しいくらいジャンプが不安定でした。
4Tも4T‐2Tも回転不足・・・両足でした。
3Aの転倒もビックリ。
結局、回転不足になったジャンプが4つ。
転倒もありステップアウトもあり。
「ここまでミスが出るのを観た事がない。」と杉田氏。
コンビネーションもひとつしか入りませんでした

フリーは140.15点(そのうち技術点が58.81点・・・低っ)
トータルでは222.77点と7位で終えた橋選手。
「SPを替えた影響かもしれない。」と杉田氏。


最終滑走はナン・ソン君。
SPはノーミスです。
    

    

4Tは手をつくミスが。
その他のジャンプも小さなミスが多かったかな。
「スピード感がなく、かたい。」と杉田氏。
いつも思うのですが、彼は演技中ずっと口が開いている・・・
高地での試合で酸欠になった時を思い出します。
課題はスタミナ?

フリーは147.30点、トータルで228.46点。
6位になりました。

最終結果はこちら。




「優勝者にもビックリしましたけど、橋選手にもびっくりしました。」と杉田氏のコメント。
大ちゃんの技術点が全体の18位くらいとか・・・


ここでインタビューの数々を。
   

   

   

   

   

   

   

   


優勝が決まった瞬間、喜ぶケヴィンとジョアンコーチ。
   

   

   



ケヴィン、優勝おめでとう~









   







 
  










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2013 四大陸選手権 男子シングルSP (J-Sports)

2013-02-12 12:58:29 | フィギュアスケート
J-Sportsで放送された四大陸選手権を観ました。
LIVEではなかったのは残念だったけど・・・
それにしても放送が全然違う!
まさにスポーツ中継で中身も濃くて楽しかった~。

解説は田村岳斗さん。
滑走中には無駄なコメントはないし、サラッと出る言葉がツボでお気に入りの解説者です。

全部の選手を観たのでかなり長い感想になっちゃうかも。
お気に入りの選手をいっぱいUPしておきたいです。

今回の四大陸には10カ国、23人の出場。
ユーロも濃いけど四大陸の負けていません。 (特にアジアカラーが良い)

   

   

   

   

   
個性豊かの選手達。

さて、選手の滑走を観ながら。
毎年ルール改正があるフィギュアスケートで、特にスピンのレベルを獲るのがとても難しいと説明。
千鶴さんに「今やってなくて良かったと思ってますか?」と聞かれて・・・
田村さんは「僕は何一つできません。」と断言。
千鶴さんの結構突っ込む質問は健在です。


まずはフィリピンのマイケル・クリスチャン・マルティネス。 16歳。
   

   
今年はカルーザ選手よりも惹かれました。
身体が柔らかくて滑りもスムーズ。
良い演技をした一人目!として会場も湧きました。
田村さんは「こんな出来る選手だとは思わなかった。」と。
SPは64.62点、技術点では世界選手権のためのミニマムポイントもクリア。
チームスタッフにイリア・クーリックがいるそうです。


次に韓国の選手が二人続くのですが。
落ち着きのない動きに可笑しくなりながら、第3グループに入ります。

まずはロス・マイナー選手。
昨年の四大陸は銅メダルでしたね~
   
冒頭の4Sがダブルになるミス。
それ以外は堅実な滑りでこなしました。
ただ、大きな大会だとこんな一つのミスで順位を落としてしまいます。
素晴らしかったスピンはレベル4。
SPは74.01点、9位でした。

田村さんが「全体的に猫背なので背中を伸ばした方が良い。」と言っていました。
へぇ、今まで感じなかったけどそうなのか・・・


続いてお馴染みのアブザル・ラキムガリエフ君。 20歳?(いつになったら歳相応となるのか)
   

   
今回は辛口は辞めておきます。
だって衣装が地味になったから(笑)
「スティング」をコミカルに演じるアブザル君。
ジャンプを決めたからノッていますよ。
田村さん曰く「練習の時は何回も何回も転んでいました。」って。
本番で頑張って本人も嬉しそう。
「衣装のお腹周りがもたついて見える・・・」と厳しい事を言われていますが
今までの彼の衣装を見たら田村さんは何て言うのかな。
そしてモロゾフは彼にどれだけ時間をかけられるのだろう・・・


次はリッポンの代わりに急遽出場が決まったドーンブッシュ選手。
最近は成績にムラがある彼ですが、頑張りました。
   

   
最初の4Tは完璧。
3Aは手をついてしまったけど、3Lz-3Tはバッチリ。スピンもレベル4.
良い時のドーンブッシュです。
田村さんは「彼も猫背・・・」と。
SPは83.01点、3位。←(最終順位書いちゃってます)

ここで全米チャンピオン登場。
マックス・アーロン、20歳。
   

   
「トロン・レガシー」の曲に乗って最初は4S‐2T。
3LzはOK!
次の3Aは転倒・・・
スピード感があって足元の氷がすごい。

沈黙のあとに「このタイプのスケーター、好きですね。」と田村さんの告白。
「ヤグディンやジュベールを彷彿させる男くさいスケーター」とのこと。
3Aのミスが大きくSPは72.46点、10位でした。


次はナン・ソン選手。
中国杯の時にはリッポンと接触してフリーを棄権していましたね。
久しぶりの登場です。
   

   
最初の4T‐3Tが凄かった。 15.11点。
3Aも3Lzも決めました。
中東の不思議な曲を滑る中国の選手。
終わったあと氷をたたいて歓喜のガッツポーズ。
会場もスタオベでした。
「彼は苦手なジャンプがない。」と田村さん。
SPは81.16点、5位でした。


ここで無良君登場です。
昨年のこの大会は5位でしたね~
いつものように無良パパに送りだされてリンク中央へ。
   

   

   

   
4T‐3Tはステップアウト、惜しかった。  12.83点。
3Aは決めて3Lzもこらえる。
彼のジャンプはダイナミックで見応えがありますが、フェンスぎりぎりの事が多い。
今回も4Tの後にフェンスが近過ぎて体重を戻せずにセカンドジャンプに入ったからなんですね。
SPは78.03点でシーズンベスト。 順位も8位となりました。
もっと出来るはずだからアピールし続けて欲しい。


最終グループです。
まずはオシャレなデニス・テン君。
SPもフリーも「アーティスト」♪
   

   
カザフスタンの色はスウェーデンと似てる・・・

SPは4回転は回避、そうなるとミスはできない。
連続ジャンプがステップアウトしてしまったけど、表現力豊かな滑りでした。
特にスピンやステップがまた巧くなった感じ。
でもやっぱり上位に入るには4回転なんだろうな・・・
SPは78.05点、7位。


ここで凄い選手が出てきましたよ。
中国の16歳、ハン・ヤン選手。
私は昨シーズンから何度か観ていますが、滑りが凄い! そして笑わない。
   

   
昨年の世界ジュニアチャンピオンの彼、シニアでもそのまま存在感を見せてくれました。
3A、4T、3Lz‐3Tが全て完璧。
その上スピードがありスケーティングが良く伸びる。
「チャン選手がいても引けをとらない。」と田村さん。
「全然嬉しそうでもない。当たり前の事のよう。」とも。
キス・クラではニッコリしたけど、彼は凄い存在になる予感。
SPは85.08点! 何と2位ですよ!


続いてウズベキスタンのミーシャ・ジー、21歳。
巷では人気のある選手ですよ。
   

   
3Aは両足、回転不足も。
3F‐3Tと3Lzも何とか決めました。
最初にジャンプを固めて、あとは踊る構成だな。
フラメンコの音に合わせて動き、ステップシークエンスでは会場が湧きます。
でも・・・
「ハン・ヤンの後では止まって見える。」と田村さんの厳しいコメント。
「上半身の動きだけ派手で足は滑りが甘い。」などなど。
SPは70.26点で12位でした。


ここで大好きなケヴィン・レイノルズ登場。
すっかり着なれた感のある衣装で「チェンバーメイド・スウィング」♪
   

   

   

   

   

   
最初に4S‐3T。
3Aを決めてから4Tにも挑戦!
二つの4回転はアンダーローテになってしまったけど、挑戦する姿勢が好き。
田村さんは4Sは大丈夫だと思ったらしい。

スピンの姿勢を見て「足が長いですね~」と田村さん。
はい、ファンにも「マッチ棒のよう・・・」とも言われちゃうケヴィンですから。

「身体の感覚がクワドの方が強いのでは。」
「高さはないけど回転軸と回転速度がある。」と田村さん。
SPは78.34点で6位でした。
キス・クラではどんな得点が出ても淡々と受け入れるいつものケヴィン。
でもここから大きな巻き返しをしちゃうのは凄いよ。


そして新プロになった橋大輔選手登場。
観る方もドキドキしちゃう・・・
ベートーベンの「月光」、衣装も素敵だな。
   

   

   

   
観終えてフゥ~と息をついてしまうのは橋ファンだと思う・・・

4Tはステップアウト。
3Aはまさかの転倒。
3Lz‐3TはOK。
最後のステップは見所だったけど、やっぱりまだ滑りこんでいない感じがしました。

田村さんは「一か月でここまで滑るのは凄い。」
「ただ、やっぱりまだ慣れていないのか、(ミスは)呼吸が合わなかったのでは。」と。
「慣れてしまえば彼はどんな曲も滑れる。 今回は時間が短かった。」とコメント。

今までのSPでは点が伸びないと言う事でのプログラム変更。
そこにモロゾフの存在はどれだけあるのかな~と思う私。
「毒にもなる劇薬」・・・そんなモロゾフはティッシュ抱え係でいるはずはないけど。
モロゾフが練り上げた振り付けを橋カラーにできる力は大ちゃんにはあるはずですが。

SPは82.62点で4位。
ステップシークエンスはレベル4とGOEも2.00点と高い。
千鶴さんの「いつも何かに挑戦している橋大輔選手です。」の言葉だけ温かい。


最終滑走はもちろん羽生選手。
   

   

   
4Tを決めれば「これが正しい4回転の跳び方です。」と田村さん。
3Aも決めれば「お手本の3Aです。」とも。
その後の3Lz‐3Tの予定がシングルのルッツになってしまった。
「ルッツへの入りが雑かも・・」とか。

SPのミスは珍しいですがそれでも87.65点とSP首位になりました。
羽生君ファンには申し訳ありませんが・・・
ミスをしても1位と知った後に高笑いした彼の態度、彼らしいな~と思いました。
良くも悪くも小生意気ないつもの様子が最近目につくのです
でも世界の頂点を目指すには必要なんだろうな。


SPの結果はこちら。




選手のインタビューの画像も。
   

   

   

   

   

   

   

   


それにしても、フジの放送とは別番組のような充実ぶり。
会心の演技は少なかったけど、個性豊かで楽しかったです。
フリーも全選手を堪能しようっと。

乱筆乱文、誤字がありましたらすみません・・・

   



   









   





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フジTVの放送・・・ (四大陸選手権)

2013-02-11 12:08:29 | フィギュアスケート
まずは・・・

「ケヴィン、おめでとう~!」




会場でカナダ女子を応援するケヴィンとバルデ、ロゴジンも一緒でした。

ケヴィンの優勝は称えるべき立派な内容でした。
ずっと応援していたから嬉しいよ~

まぁ、もちろん日本男子を応援していたけれど、まさかの橋選手の結果にショックを受けました。
最初で最後のご両親を招待・・・という大会で彼はいまどんな気持ちでいるのだろう。
フジの放送は男子に限って言えば少しはまともだったので観ましたが、今日からの
J-Sportsでの放送でゆっくり観てから改めて感想を書きたいです。
Jスポは田村さん解説なのでまた楽しみ。



さて、もちろん女子の快挙も観ました。
くだらない実況で気持ちも下がる中、日本女子は凄かった。
特に浅田選手の3A挑戦が気持ち良かった。
こちらもJ-Sportsの放送を観てから書きたいです。


それにしてもフジTVでのスポーツ中継は程度が低過ぎてイヤになる・・・
上から目線の国分のコメントもいらないし、塩原は日本の恥。
全日本だけ我慢をすればいいのだと思ったけど、私には苦痛過ぎる。
フジマネーのせいでワールドもきっと同じになるんだろうな・・・
多分そんな理由でJ-SportsはLIVEではなくなったのでは。

と言う事で気持ちを切り替えてスポーツ中継を観ようと思います。


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ケヴィン・レイノルズ三昧☆  (2013 カナダ国内選手権)

2013-02-06 14:37:35 | フィギュアスケート
バタバタした日々でした。
もうすぐ四大陸が始まるので、その前にカナダナショナルは観ておかないと。
でも時間があまりないからケヴィン・レイノルズ限定です(笑)
それくらい素晴らしい彼の滑りでしたから、いっぱい画像もUPしておこうっと。

カナダナショナルの男子シングルは18人出場。
その中にはエマニュエル・サンデュもいましたね~
32歳の彼は一度引退したけれど今回予選から出ての出場。
ワールドや五輪を目指しているのではなく(多分)、そんな彼のスケートに対する愛情を感じられて良いな~と思いました。
こんな挑戦も良い!


さて、早速レイノルズのSPから。
解説の岡部さんは
「日本にたくさんファンのいる選手。」とか
「日本が好きで日本語も勉強しているそうです。」などと紹介。

もちろんSPプロは「チェンバーメイド・スウィング」♪
   

   

   

   

   

   

   

   

SPは持ち越しプロだけれど彼にピッタリ合っています。
最初に4S‐3Tを決めました。
自然に跳んでる~
3Aもバッチリ! 
次に入れた4Tはステップアウトしてしまったけど降りました。

私は彼のステップシークエンスが好きなんですけど、レベル4も獲れましたね。
岡部さんも「のびのび滑っている。」
「見応えのあるステップです。」とコメント。
SPに4回転を2回も入れるのは凄いとお褒めの言葉でした。

彼のチャレンジはいつも気持ちが良いです。
3種類の4回転を持っているだけではなく、毎年果敢に攻めてくるのが好き。

それから岡部さんの言葉で・・・
「アンダーローテの回転不足は大きなミスではないので、選手には『気にしないでどんどん挑戦しなさい。』と言っています。」とありました。
これはとっても励みになると思います。
もちろんジャッジとして公平に観る目があっての事ですが。

千鶴さんの言葉はキツかった~
ケヴィンの見事な4回転のあとに「気をつけたいのはこの後の3A」とか
「ダメな時はダメな3A」って・・・
もうケヴィンを認めてくださいな。

SPの技術点47.93点! (P・チャンより高い)
演技構成点37.39点。
合計は85.32点で2位でした。
手応えを感じているレイノルズでした。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続いてレイノルズのフリー。
これがまたエキサイティングな鬼構成!
フリーのプロは「ピアノ協奏曲第4番」、振付があの宮本先生!

   

   

   





   

   

   

   

   

   

高い技術点に喜ぶレイノルズ。
思わず跳びあがるジョアンコーチ。

いや~、このフリーは凄かったです。
動画では観ていたけど、やってくれましたね~

まずジャンプ構成が凄い。

4S               12.33点
4T                8.63点
3A‐3T             
4T‐3T  ここより後半   16.67点!
2A
3F‐3Lo            12.14点
3Lz
3S
彼は36回転もしてしまった!

ミスと言えば3Lzだけ、エッジエラーと手をつくミス。
コレオシークエンス辺りからは会場から拍手が湧き上がる素敵な滑り。
スピンも良かったし、とても良い演技で感動でしたよ。
終了後にお二人も「良い演技でしたね。」と。
特に岡部さんは「フリーで4回転3回は凄い。」
「ナショナルで力を出し切れて素晴らしい。」との事でした。

NHK杯後に靴を替え、猛練習したとか。
もう4回転ジャンパー(それも挑戦はするけど成功しない)とばかり言われないだろうな。
彼の丁寧な表現力の増したステップなどもしっかり評価してほしい。

千鶴さんが面白い事を披露。
「彼はプログラムを考える上で87.12点を獲れる構成にしている。」
「そのうちジャンプだけでは71.02点。」
「後半にジャンプを5つ入れてボーナスポイントを3.42点獲る予定。」などなど。
レイノルズ陣営の考える戦略、具体的で面白い~

何と結果はフリーの技術点は97.60点
PCSは78.34点、フリーの合計は175.94点。
トータルで261.26点と大きく更新してきました。

技術点だけではP・チャンのそれよりも12.56点も高かったです。
あ~、レイノルズがチャンにプレッシャーをかけられるようになるなんて。
まぁ、チャンはその後フリーで一度転倒、3Aは入れられずに2Aを2回。
でもあのPCSが高いから逃げ切るんですけど、ね。

最終結果はこちら。


レイノルズ、頑張りました。
安定した4回転をSPに2回、フリーに3回入れた凄い滑り、保存版ですよ。
ジャンプ以外も素敵でした。

昨年のナショナル辺りから世界選手権にかけて大きく成長した彼はその後もどんどんステップアップしています。
もうちょっと評価が上がっても良いと思うけど・・・
四大陸でもこの調子で頑張れ~!




おまけのひとり言。
ケヴィンと同じコーチにつくジェレミー・テン。
昨年のナショナルでは頑張ったけど今大会はジャンプが決まらず・・・
まずは髪型を替えよう!
ひさし? キャップのつば? は要らない。

   
国内選手権くらいしか観られないけど頑張ってください。
















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