ライアン・ゴズリング祭りと言われた時期、劇場には行けずにDVDを待っていました。
まずは「スーパーチューズデー 正義を売った日」を観ました。
配役もかなり豪華、そして今までの大統領選を描いた作品の中ではかなり面白かったです。
2011年製作。
ボー・ウィリモンの脚本をあのクルーニーが監督を手掛けた見応えのある政治モノです。
シーモア・ホフマンやポール・ジアマッティ、マリサ・トメイなどなどしっかりと脇を固める出演者達。
エヴァン・レイチェル・ウッドとライアン・ゴズリングはかなり好きだからこれまた嬉しい~
おもな内容は・・・
マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)の大統領選挙キャンペーンチームで戦略担当を務めるスティーヴン(ライアン・ゴズリング)は、決戦のキーポイントとなるオハイオ州予備選討論会の後、ライバル陣営から密会の依頼を受ける。
その後、インターンとして働く女性と仲良くなった彼は、選挙戦を揺るがす重大な秘密を知ってしまう。
やがて彼はし烈な情報操作戦の渦中へと巻き込まれていく。
シネマ・トゥデイより抜粋
大統領候補はもちろんジョージ・クルーニー。
作品の主人公は広報官を務めるライアン・ゴズリングです。
彼にはとにかく惹きこまれました。
4年に一度のアメリカ大統領選。
その予備選挙の裏側を描きながらいよいよ「スーパーチューズデー」に突入する陣営。
そこには多くの駆け引きやあり得ない問題発生などがあり立場がコロコロ変わっていくところも
スリリングでした。
日本でニュース報道されるアメリカ大統領選の活動がちょっと分かってきた気がしました。
若くてやり手の広報官(選挙参謀)としてのスティーヴン(ライアン・ゴズリング)の立場はどんどん変わってきて彼の表情がとても巧く演じていました。
こんなシリアスな役も良いし、かなり目を引くカッコ良さ。
そして同じ陣営のマネージャー、ポール(フィリップ・シーモア・ホフマン)の言う
「忠誠心こそが一番」の言葉がすごく心に残りました。
彼は忠誠心を大切に今まで多くの選挙戦を経験してきたのです。
駆け引きや足の引っ張り合いの多い闘いの中でそんな理想論そのまま生きて来たポールを
あのシーモア・ホフマンが演じるなんて・・・(涙)
癖のある役が多い彼だけど存在感にはいつも圧倒されます。
選挙戦の映画・・・あまり面白くなさそう、と思ったけどジョージ・クルーニーの手腕はさすが。
見応えのある内容でした。
役者陣と物語の展開がすごく面白くて楽しめました。
ラストのスティーヴンの表情がまた良い・・・
今回の評価は・・・ 星4つ ☆☆☆☆ 好きな役者陣が多くおまけです
選挙事務所に勤めるインターンの学生をエヴァン・レイチェル・ウッドが好演。
彼女は「ダイアナの選択」以来好きな女優です。