引き続き、エリ・ボン杯の女子フリーを観ました。
日本選手がいなくてもいろいろ気になる選手を楽しまないと、ね。
簡単に感想を書きたいです。
まずは景気づけにスウェーデンの妹ヘルゲソン。
プログラムはご存じ「バーレスク」。
妹は姉を越えられるか・・・
こう言っちゃ何だけど・・・
ヨシにしてはしっかりまとめましたね。
苦手としていた3Lz-2Tも決めたし、ジャンプで転倒しなかったのが良かった。
ご本人も表情豊かで楽しそうに滑っていた印象でした。
解説の横谷さんも「SPよりよく動いていて良かった。」と。
ジャンプは回転不足をたくさんとられちゃったけど、それでも妹にしてはOKでしょう。
キス・クラでお母さんの方がニコニコしているのはいつもの事。
この大会は9位で終えました。
続いてクリスティーナ・ガオ選手。
今思うとSPのミスがとても悔やまれます。
フリーは持ち越しプロ「リベルタンゴ」、持ち越し衣装も似合っています。
最初の3F-2Tを決めました。
2Aの後、3Lz-2Tはeマークついちゃった。
でも今日はジャンプのミスはほとんどなく、最後の3T-2T-2Loを決めた時は満面の笑み。
彼女は一つ一つの動きが正確で観ていて気持ちが良いです。
フリーのようにジャンプをしっかり決められれば良い結果を出せる選手ですね。
横谷さんは厳しくも「これだけジャンプが決まるので後はスケートが滑ればもっと良い。」とのこと。
ガッツポーズも出たガオ、SPは7位、フリーは4位、総合でも4位になりました。
次はエストニアのグレボアです。
何か雰囲気のある衣装だな~と思ったら、フリーのプロはサンタナですよ!
「Black Majic Woman」だなんて・・・良いじゃないですか!
最初の二つのジャンプミスが痛かった~
ルッツもループもシングルに・・・
でもここでボロボロにならずに持ち直したのがエライ。
さすがオリンピック2大会出場選手。
後半の連続ジャンプなどはしっかり決めて、素敵な雰囲気で滑りきりました。
確かにスピンのレベルはとれないけれど、何とかまとめてくれてホッとします。
力強いお顔のファヌフが引退してさみしいけど、グレボアのようなタイプも応援したいです。
SP6位、フリーは9位、最終的には7位でした。
さて、続いていつも気になるコロベイニコワ選手。
素敵なSPを観たからフリーも楽しみでした。
プログラムは「白鳥の湖」。
彼女はいつも衣装のスカート丈が長いですね。
身長が高いので全体的なバランスで短くしないのかな?
う~ん、ジャンプのミスがいっぱい出ちゃいましたね。
最初のフリップからダブルになって、3Loはオーバーターン。
サルコウは転倒したり、ダブルになったり・・・
これでは気持ちも乗れないでしょう。
横谷さんも「SPに比べて元気がない。」と・・・
技術点39.11点と低くて勝負になりません。
でもところどころポジションが美しいし、これからも楽しみにしたいです。
ロシア・ナショナル、頑張れ~
次はSP3位のタクタミです。
プログラムはもちろん「黒い瞳」。
リンクから戻ってきた時に涙があふれていたタクタミ。
昨シーズン後半からずっと苦しんでいたんだろうな~と思います。
最初は難度を上げて3Lz-3Tにしてきました。
加点ももらえる良いジャンプ。
2A-3Tも決めたし、3S-2T-2Loも自信を持って決めました。
ジャンプが調子の良い時の彼女は動きもなめらか。
SPもフリーも入れているタクタミイーグルは個人的には要らないな~
あれは美しくない。
エキシビションだけで披露すれば良いのに・・・なんて勝手に思います。
久しぶりに良い演技をしてガッツポーズのタクタミでした。
ミーシン爺も嬉しくて仕方ない。
SP3位、フリーは2位で総合でも2位になりましたよ。
いよいよ登場するのはSP2位のワグナーです。
もう射程圏内ですから自信あふれる登場の仕方。
「サムソンとデリラ」は彼女のものになりつつある?
もうほぼ完ぺき!
(ルッツはいつもeマーク付いちゃうけど。)
ここまで自信と余裕を見せつけられると、3-3が入っていなくてもPCS勝負で勝てるのですね。
横谷さんも解説を忘れ「圧巻の演技、見入ってしまいました。」と。
失敗をしないで一つの作品として滑りきる・・・これこそジャッジの評価も高くなる。
大きなスランプを乗り越えたワグナーの強さを見せつけられました。
もちろん余裕の優勝でした。
最後はSP1位のリプニツカヤです。
衣装も替えて、強い気持ちで演じきれるか・・・
フリーのプロは「くるみ割り人形」。
彼女も14歳か・・・
プレッシャーも感じ始めたはずだし、フリーはジャンプのミスがたくさん出てしまいました。
2Aの後にシングルになったり、3Lzで手をついたり、サルコウがダブルになったり・・・
彼女の滑りではとても珍しいミス連発でした。
ジャンプそのものも流れがなく、勢いもない。
スピンはレベル4を獲れるけど、全体的なまとまりがなくフリーは惜しくも3位に。
そして最終順位は3位と、優勝まではいきませんでした。
キス・クラで表情がこわばり、きっとこれから必死になって練習してくるはず。
ますますロシア・ナショナルが楽しみです。
最終結果はこちら。
と言う事で、追いかけられて追い越されたグランプリ・シリーズの各大会。
ペアとアイスダンスはゆっくり観るとして(あっ、エキシビションも)
心と体はNHK杯に向けて万全の準備をしようっと。
あ~忙しい、忙しい・・・
日本選手がいなくてもいろいろ気になる選手を楽しまないと、ね。
簡単に感想を書きたいです。
まずは景気づけにスウェーデンの妹ヘルゲソン。
プログラムはご存じ「バーレスク」。
妹は姉を越えられるか・・・
こう言っちゃ何だけど・・・
ヨシにしてはしっかりまとめましたね。
苦手としていた3Lz-2Tも決めたし、ジャンプで転倒しなかったのが良かった。
ご本人も表情豊かで楽しそうに滑っていた印象でした。
解説の横谷さんも「SPよりよく動いていて良かった。」と。
ジャンプは回転不足をたくさんとられちゃったけど、それでも妹にしてはOKでしょう。
キス・クラでお母さんの方がニコニコしているのはいつもの事。
この大会は9位で終えました。
続いてクリスティーナ・ガオ選手。
今思うとSPのミスがとても悔やまれます。
フリーは持ち越しプロ「リベルタンゴ」、持ち越し衣装も似合っています。
最初の3F-2Tを決めました。
2Aの後、3Lz-2Tはeマークついちゃった。
でも今日はジャンプのミスはほとんどなく、最後の3T-2T-2Loを決めた時は満面の笑み。
彼女は一つ一つの動きが正確で観ていて気持ちが良いです。
フリーのようにジャンプをしっかり決められれば良い結果を出せる選手ですね。
横谷さんは厳しくも「これだけジャンプが決まるので後はスケートが滑ればもっと良い。」とのこと。
ガッツポーズも出たガオ、SPは7位、フリーは4位、総合でも4位になりました。
次はエストニアのグレボアです。
何か雰囲気のある衣装だな~と思ったら、フリーのプロはサンタナですよ!
「Black Majic Woman」だなんて・・・良いじゃないですか!
最初の二つのジャンプミスが痛かった~
ルッツもループもシングルに・・・
でもここでボロボロにならずに持ち直したのがエライ。
さすがオリンピック2大会出場選手。
後半の連続ジャンプなどはしっかり決めて、素敵な雰囲気で滑りきりました。
確かにスピンのレベルはとれないけれど、何とかまとめてくれてホッとします。
力強いお顔のファヌフが引退してさみしいけど、グレボアのようなタイプも応援したいです。
SP6位、フリーは9位、最終的には7位でした。
さて、続いていつも気になるコロベイニコワ選手。
素敵なSPを観たからフリーも楽しみでした。
プログラムは「白鳥の湖」。
彼女はいつも衣装のスカート丈が長いですね。
身長が高いので全体的なバランスで短くしないのかな?
う~ん、ジャンプのミスがいっぱい出ちゃいましたね。
最初のフリップからダブルになって、3Loはオーバーターン。
サルコウは転倒したり、ダブルになったり・・・
これでは気持ちも乗れないでしょう。
横谷さんも「SPに比べて元気がない。」と・・・
技術点39.11点と低くて勝負になりません。
でもところどころポジションが美しいし、これからも楽しみにしたいです。
ロシア・ナショナル、頑張れ~
次はSP3位のタクタミです。
プログラムはもちろん「黒い瞳」。
リンクから戻ってきた時に涙があふれていたタクタミ。
昨シーズン後半からずっと苦しんでいたんだろうな~と思います。
最初は難度を上げて3Lz-3Tにしてきました。
加点ももらえる良いジャンプ。
2A-3Tも決めたし、3S-2T-2Loも自信を持って決めました。
ジャンプが調子の良い時の彼女は動きもなめらか。
SPもフリーも入れているタクタミイーグルは個人的には要らないな~
あれは美しくない。
エキシビションだけで披露すれば良いのに・・・なんて勝手に思います。
久しぶりに良い演技をしてガッツポーズのタクタミでした。
ミーシン爺も嬉しくて仕方ない。
SP3位、フリーは2位で総合でも2位になりましたよ。
いよいよ登場するのはSP2位のワグナーです。
もう射程圏内ですから自信あふれる登場の仕方。
「サムソンとデリラ」は彼女のものになりつつある?
もうほぼ完ぺき!
(ルッツはいつもeマーク付いちゃうけど。)
ここまで自信と余裕を見せつけられると、3-3が入っていなくてもPCS勝負で勝てるのですね。
横谷さんも解説を忘れ「圧巻の演技、見入ってしまいました。」と。
失敗をしないで一つの作品として滑りきる・・・これこそジャッジの評価も高くなる。
大きなスランプを乗り越えたワグナーの強さを見せつけられました。
もちろん余裕の優勝でした。
最後はSP1位のリプニツカヤです。
衣装も替えて、強い気持ちで演じきれるか・・・
フリーのプロは「くるみ割り人形」。
彼女も14歳か・・・
プレッシャーも感じ始めたはずだし、フリーはジャンプのミスがたくさん出てしまいました。
2Aの後にシングルになったり、3Lzで手をついたり、サルコウがダブルになったり・・・
彼女の滑りではとても珍しいミス連発でした。
ジャンプそのものも流れがなく、勢いもない。
スピンはレベル4を獲れるけど、全体的なまとまりがなくフリーは惜しくも3位に。
そして最終順位は3位と、優勝まではいきませんでした。
キス・クラで表情がこわばり、きっとこれから必死になって練習してくるはず。
ますますロシア・ナショナルが楽しみです。
最終結果はこちら。
と言う事で、追いかけられて追い越されたグランプリ・シリーズの各大会。
ペアとアイスダンスはゆっくり観るとして(あっ、エキシビションも)
心と体はNHK杯に向けて万全の準備をしようっと。
あ~忙しい、忙しい・・・