日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

スペイン、決勝へ   (ユーロ2012)

2012-06-29 16:14:45 | スポーツ全般
イベリア半島の対決、そして好カードのスペインとポルトガルの準決勝を観ました。
試合の度に布陣が気になるスペインとC・ロナウドの完全復活があるのか言われるこのカード。
タフな試合になるだろうとは覚悟していました。

そう言えば、今大会の練習の様子などの映像を観ましたが、スペイン選手はバルサ組、レアル組、その他組と何となく固まっているのが面白かったです。
個人的にはバルサのサッカーが好きな私は、どうしてもレアルの何でもありのプレーがあまり好きではなく。
(モウリーニョの問題行動や問題発言も嫌い。 同じような選手の悪質なラフプレーも嫌い)
そんなリーガを見ていたから、国別のユーロともなるとどう応援して良いのか、いろいろ複雑だな・・・

どちらにしても見応えのある面白い試合を期待しながら、祈る気持ちでスペインを応援しました。


   

   

さて、先発メンバーにはびっくり。
トーレスでもセスクでもなくあまり試合にでていなかったネグレドを1トップ!
しかしもちろんやってみないとわかりませんね。

   

   

   

   


今日のポルトガルは強い。
高い位置にしっかり陣取り、スペインはパス回しにも苦戦・・・
その上、セカンドボールをことごとく奪うポルトガル。
前半は目を見張るほどのポルトガルのタフな動きに圧倒されました。
スペインらしいサッカーができません。

そしてお互いに決定的なチャンスを作れない・・・と言う事は。
お互いが良さをつぶし合っている、とも言っていた奥寺さん。
ディフェンスの素晴らしさはポルトガルが目立っていたけれど、スペインもGOALをさせない鉄壁な守りが健在だったわけです。


後半8分、ネグレドからセスクに。
後半15分、シルバからナバスに。
後半42分、シャビからペドロへ。
ペドロのキレのある動きに期待しますが、ペペがしっかりマーク。
それにしてもペペのラフプレーはそれほど目立たなかったと言うけど、彼は敵の選手とぶつかり合うと
最後まで腕を振りおろしたり決定的なダメ押しパンチが自然と入るんだな。
クラシコで何度も見たラフプレーを思い出します。


後半も終わりに近い時間、ポルトガルが2度続けて良い位置からFKを得ます。
後ろ向きで5歩下がって仁王立ちのC・ロナウド。
気持ちは集中していたでしょうが、やっぱりGOALにはならず。
決定力に欠ける場面は他もいくつかありました。

   

   

スペインもチャンスを生かせずこのまま90分が終わり延長戦へ。


ポルトガルの選手はとたんに体力が落ちた感じ。
この辺りからスペインの経験と持久力が目立つようになりました。
今日もジョルディ・アルバは果敢に動いてかきまわしていましたね~
彼はタフだな~

スペインのペースで試合は進むものの、決定的なGOALは奪えずに120分終了。
今大会2度目のPK戦に向けて円陣を組む両チーム。

   


   

   

   

先攻スペインの一人目、アロンソがGKに弾かれる。
次のポルトガルのモウチーニョもコースを読まれ、カシージャスがセーブ。
セルヒオ・ラモスのシュートには笑っちゃったけどうまく決めました。
順番を間違えた(と言われている)ブルーノはバーにあてて失敗。
祈るC・ロナウド。

あとはセスクが決めればスペインの勝利・・・
と言うより、セスクの蹴ったコース、ヒヤッとしましたよ~
バーに当たりGOAL内にボールが入ったけど、どんだけ楽しませてくれるのか。

   

   

   

   

   

こうしてPK戦は4対2でスペインの勝利。
C・ロナウドはキッカーにはなれず終わりました。
天を仰ぐ彼の表情、今までも何度も見ていますが、なかなかユーロやW杯などのタイトルは掴めませんね。

   
パパの顔を見せるアロンソとアルベロア


さて、いろいろ言われていたスペインが決勝進出を決めました。
決定力が足りない、と言われながらも、国際主要大会の決勝トーナメントではずっと無失点というのも素晴らしい。
ディフェンスの力もあるし、ケガ人がいても全選手の層も厚いのでここまで来られたのだと思います。

そして決勝は絶対にドイツが相手と思っていたら、今朝の試合でイタリアが勝ちあがってきました。
これはかなり面白い試合になる予感!
スペインの布陣が今から気になって仕方ないです。
デル・ポスケ監督、頼みますよ~









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シャビ・アロンソの日   (ユーロ2012)

2012-06-25 13:46:27 | スポーツ全般
ユーロ2012の準々決勝、スペインvsフランスを観ました。
意外にも公式戦ではフランスに一度も勝っていないスペイン。
今日はどんな布陣でくるのでしょうか。

   
予想通りにセスクがスタメン、一方フランスはナスリをはずしてきました。
スペインはダブルボランチでシャビ・アロンソとブスケツを並べてゼロトップですか。

前半18分、起点はやっぱりイニエスタでした。
優しいパスをジョルディ・アルバに繋ぎ、ドビュシーを振り払ったジョルディ・アルバが見事なクロス。
そこにいたのは本日代表100試合目のシャビ・アロンソでした!
ドンピシャ、頭でGOAL~!

   

   

   

   


いつもは地味な(私の印象ですが)アロンソが今日は輝いていました。
個人的にはレアルは好きではないけれど、このヘッドは素晴らしかった。

さて、一点は獲ったものの、その後はなかなか得点チャンスをつかめない両チーム。
スペインはセスクまでうまく繋がらないし、フランスはリベリのタフな動きは目立っていたけど単発な攻撃になっていました。

そのリベリ、熱い闘いでユニフォームが破ける・・・
   
ドイツW杯の時から応援していた選手です。

   

   

   

   

フランスはナスリ登場。
スペインはまずは練習から調子の良いペドロ登場。 その後にトーレスも。

   


1対0で動かなかった後半44分にペドロが倒されPKをもらいました。
そしてもちろん今日はシャビ・アロンソの日なんです。
冷静にPKを決めてダメ押し点!  

   

   

   

   
とっても嬉しそうなのはチームメイトのセルヒオ・ラモス(15番)
いや~それにしても今日はアロンソが輝いていました。
メモリアルな試合で2得点は素晴らしい。
冷静沈着な彼のプレイが目立ち良かったです。

一方、フランスは惜しくもチャンスをつかめませんでした。
リベリの動きは目立つものの、ベンゼマが今ひとつ・・・
たまにシュートを放つもカシージャスの守りはピカイチですからね~


さて、今日私が惹かれたのはジョルディ・アルバのプレイでした。
左サイドからスピードのある上がり、そしてボールを支配する力もあって素晴らしかったな。
身長もあまりないのに大きく見えましたよ。
バレンシアの試合も来シーズンは気になる~
(バルサに移籍って噂はどうなるのか)
   

スペインが優勝するにはあと2試合勝たないといけないわけですが、得点力を誰に期待するのか難しいですね。
セスクも今日は今ひとつだったし、トーレスの動きにもちょっと物足りなさを感じるかも。
個人的にはここにビジャがいてくれれば・・・
そして力強いプジョルがいない事もとってもさみしい・・・


   

   
と、いう訳でフランスは敗退。
スペインは次はポルトガルと対戦です。
やってみないとわからないこのカード。
デル・ボスケ監督の素晴らしい采配を信じて、楽しみたいです。


(おまけのひとり言)・・・

イングランドvsイタリアはドローでしたがその後にドラマが・・・

アシュリー・ヤング・・・   アシュリー・コール・・・

   


      

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「ヴィンセントは海へ行きたい」

2012-06-22 15:04:10 | 映画・DVD・音楽・TV・本など




「ヴィンセントは海へ行きたい」をWOWOWで観ました。
2011年のドイツ映画、日本では未公開のうえ、DVDにもなっていません。
ドイツ映画賞の最優秀作品賞と最優秀主演男優賞も獲ったとか。
主人公のヴィンセント役の俳優が脚本も手がけたそうです。

さて、ロードムービーは大好きですが、この作品はとても良かったです。
難しいテーマでもあるけれど、描き方はウィットに富んでいました。
何といってもヨーロッパの風景が素晴らしすぎでした。


おもな内容は・・・

トゥレット症候群を患う青年ヴィンセント(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)は母の葬儀の最中でも抑えられない重度のチック症状に悩まされていた。
政治家の父親に強引に療養施設に入れられ、そこで知り合った強迫性障害のアレクサンダー、摂食障害のマリーと共に施設を抜け出してイタリアの海に向かう・・・

トゥレット症候群と言うのは聞いた事がありましたが、チック症状がより重いもので、さらにやっかいなのはコブロラリアと言って汚い言葉や卑猥な言葉を無意識に口走ってしまう事です。
そんな症状で小さい時から生き難さや誤解をされたりと苦しんで生きてきたはずのヴィンセント。

離婚して離れて暮らす父親は態度も冷たく、施設に任せることしか考えていません。
でもそこには夫婦にしかわからない様々な理由もあったのです。

施設では拒食症のマリーと知り合い、同室のアレクサンダーもひょんなことから一緒に脱走するわけです。
この三人の精神的障害はそれぞれに深刻で生き辛そうでした。
強迫神経症のアレクサンダーはクラシック音楽が大好きで、出先では手を洗ってばかり。
その上、トイレがきれいだとかなり嬉しそうでした。

拒食症のマリーは「食べること自体が不潔!」と食事を摂取する事を拒みます。
ヴィンセントからお願いされ、少しだけ口にしても更に体調を悪くする。
多分、一番命にかかわる深刻な問題だと思いました。
マリー役、とっても良かった。

3人が車を乗り換えたりしてアルプスを越え、イタリアを目指すシーンは本当に息をのむような美しさでした。
特に高い十字にまたがる三人の姿、とっても良かった。

施設のローザ医師とヴィンセントの父親の追跡も二人の気持ちの関わりが変化してきてその辺も良かったです。
最終的にはマリーの体調が悪くなり入院。
それぞれも施設や元の場所に戻るのですが、意を決してヴィンセントは車から降ります。
そしてアレクサンダーも一緒についていくのです。
二人が街を見下ろし「行こう。 社会の中へ。」と歩きだし、ヴィンセントの運動チック症状の動きで終わりました。


それぞれの精神的障害を抱えた若者が、お互いを想い海を目指す。
マリーはおそらく「死の世界」へ向かう願望が強かったはず。
最後に病院のベッドに縛られたマリーが「ほどいて・・・」とヴィンセントにお願いしても拒まれたのは
マリーを想ってのこと。
「生きてほしい」・・・ただそれだけを願ったヴィンセントだったと思います。

障害を抱えて社会の中で理解されながら生きていくのはどこの国でも大変でしょう。
でもこのドイツ映画の中では偽善でもなく、ただそのままの描写に多くの事を感じられました。
特にヴィンセント役の俳優はとても良かった。
(ちょっとだけメルヴィル・プポーにも似ているけど)


3人の若者、そしてローザ医師とヴィンセントの父親。
それぞれの気持ちを考えさせられた作品でした。


今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★   掘り出しものの作品ですよ。

   

   

   

   

   

   

   

   

   


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スペイン辛勝   (ユーロ2012)

2012-06-20 14:06:39 | スポーツ全般
スペインにとってグループリーグ最後の試合、対クロアチア戦を観ました。
負けられないクロアチアと引き分け以上で勝ち進めるスペイン。
同時にイタリアとアイルランドの試合もあり、ハラハラドキドキでした。

   

   
セルヒオ・ラモスの左耳後ろのタトゥーは「狼」という文字!
髪を短くしたから目立ちましたね~


さて試合の方は発煙筒の煙まじりの中、始まりました。
   

   

   

   

   

う~ん、今日のスペインは動きが重い・・・
トーレスはクロアチアのゴルドンにしっかりマークされて、何本かシュートを狙うもディフェンダーにしっかりはじかれる。
クロアチアのディフェンスは半端なく良かったです。
スペインのパスもうまく回らないし、いつものように動けないようでした。

ゲームを作ろうと動いていたのはシルバ。
それでもクロアチアの壁はかたくなかなかチャンスは作れません。
トーレスもアイルランド戦とは違い、ただ前線で待っているだけの印象でした。
どんどん重くなっていくスペイン陣営・・・
そんなだからピケやセルヒオ・ラモスまでシュートを蹴りに来るんだ。

後半、トーレスに替えてセスス・ナバス登場!
彼は右サイドからうまく上がったり、アクセントになる動きをいっぱいしていましたね。
まるで私の好きなダニエウ・アウベスのようだ~!!

そしてやっと動いたのが後半42分! こんな時間までかかったのか。
途中シルバから替わったセスクからイニエスタにパス。
そしてイニエスタからパスを受けてナバスがGKのいないゴールに蹴り込む。
やっとやっと得点・・・疲れる~

   

   

   

   

   

クロアチアは強かったです。
ディフェンスだけでなく、カウンター攻撃もすばやく、特にモドリッチが良い動きをしていました。
それからラキティッチ!
カシージャスのスーパーセーブがなかったら結果もどうなっていたかわかりませんね。
   

試合終了後も惜しまれるクロアチアの選手達。
スペインをここまで苦しめたのはチーム力の高さでしょうね。
一方、ピッチからすぐに去ったのはスペインでした。
思わぬ苦戦を何とか勝ち抜き、結果は1位通過だけど心からは喜べないのでしょう。
前線にも課題が残り、これからのさらに厳しい戦いをどう立て直してくるか。
トーレスだけに頼れないし、セスクの先発起用は絶対に必要だと思うのですが。

   

数字には表れないけどスペインチームの重苦しさ。
一方、勝って喜ぶ会場の応援はノリノリでしたが。

そんな訳で今回のカードは観ていて非常に疲れました~
白熱した試合でしたが、どちらもグループリーグ敗退になってもおかしくなかった。
クロアチアの善戦、スペインの辛勝というところですね。
あぶなかった~

   

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枇杷の収穫

2012-06-18 13:28:45 | 花・草・木
萩の花が咲きました~
小さな花弁をたくさんつけて次々と咲きます。
モンキチョウも飛んで産卵するはず。



   


続いては枇杷の収穫です。


   

   
ニャンコは・・・食べない。


今年は枇杷の木を放りっぱなしで、摘心もせず袋かけも丁寧にやらなかったからほとんどカラスが
食べてしまいました。
台風接近と聞いて急いで収穫。
手を抜いたのにかなり甘~い。
自然の恵みをありがとう~という感じ。
美味しくいただきました。


                                 


(映画のひとり言)・・・

昨夜はWOWOWで邦画「行きずりの街」を観たのですが・・・
仲村トオル演じる元・高校教師が教え子を探すために上京して、以前勤務していた学園の不正や事件に立ち向かう・・・というような内容。
元妻を演じるのが小西真奈美。

もうね、腹立たしいほどの駄作
あまりにもひどい内容に驚きましたよ

演技力があるとは思えない仲村トオルがボコボコにされるだけで、あれで本当に解決なのか。
所々に突っ込みを入れたいセリフや展開。
窪塚洋介の存在だけちょっと面白かったけど。
ARATAの存在ってあれだけ?

あの・・・これって本当に劇場で1800円が発生するんですよね。
原作がミステリー作品で1位を獲ったからと言って、製作や脚本、そして全てを仕切る監督が酷過ぎるのか。
ラストに何か別の展開があるのかも・・・と思った私がバカだった。
これだから邦画はとガッカリした作品でした。
映画レビューをする価値もない。   

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大きなショック・・・  (橋大ちゃんの決断)

2012-06-16 13:09:13 | フィギュアスケート
今はどういうふうに考えていいのかわからないのですが、橋選手がまたモロゾフと組むと聞いて大きなショックを受けています。
今のところ、長光コーチがメインのまま、橋チームにモロゾフが入るという感じらしいですね。
アドバイザーってどのくらいの権限があるのか。

世界選手権の前にモロゾフから打診があったそうですが、そんな時期によく声をかけられるものだ!!
と言ってもフィギュアの世界では関係ないのでしょうか?
大事なワールドの前に「DAISUKE、また組まないか?」ってか

確かにモロゾフが育ててくれた時期はあります。
でも、モロゾフ周りの選手とコーチの関わり方をみていると、どうしても策士ぶりが露骨で嫌いなんだけどな。
もちろん策士ぶりは必要だけど。
彼はバンクーバー五輪では教え子が惨敗でした。
(この場合の惨敗はメダリストがいなかった事ですので)
キス・クラで哀しむ選手の横でやたらニコニコしていたモロゾフの顔、今でも覚えています。

橋選手に未練があったのは充分わかりますが、橋選手はもう一歩突き抜けた位置まで行っているのだから、今更モロゾフが何をするんだろうか。
やっぱりソチ五輪対策?
織田君に移ったあとも橋陣営や日本のスケ連を大批判していたのにね。
ずっとあとに「僕が教えたDAISUKE☆」とでも本を書くつもりでしょうか。

あ~、大人げないけど今回の件はしばらく消化できなさそう・・・
藤森さんじゃないけど「ニコライカラーには染まってほしくない」とでも言ってほしい。
まぁ、今更ニコライカラーなんかには染まる選手じゃないですけど、ね。



   

   

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トーレスの復活!  ユーロ2012

2012-06-16 11:00:29 | スポーツ全般
たくさん観たい試合があるんだけど、やっぱりスペインを観なくては。
と言う事で、スペインvsアイルランドの試合を観ました。
個人的にはプジョルの不在がとってもさみしいけど、シャビやイニエスタが出ているから楽しめそう。

   

相変わらず華麗なボールさばきを見せてくれましたね。
特にイニエスタ!
狭い場所からヒールで後ろのシルバに繋ぐあたりは天才です。
彼にとっては当たり前の事でしょうが。
レフリーの身体を死角としてうまく使い後ろにパスを出すのも唸ってしまった~ 
うま過ぎる。
   
枠をねらったGOALは止められちゃったけど、イニエスタの存在感を充分楽しめました。


そして一番言いたい事は。
ずっとチェルシーで不振にあえぐフェルナンド・トーレスの復活弾が嬉しかったな~

   


前回のユーロ優勝の立役者だったトーレスがそのまま終わるわけがないです。
不振、不振と言われ続け、中傷されてきた彼がみごとなGOALを決めたのが嬉しかった。
一戦目に得点を入れたセスクを外してトーレスをスタメンにした監督はやっぱり分かっていますね。


2点目を決めたのはマンCで注目のダビド・シルバ。
   
プレミアの試合とは違ってスペインの(それもバルサのサッカー?)パスサッカーをするシルバも面白い。


そして3点目はまたまたトーレス。
   

   
嬉しいよね~
ちゃんと期待にこたえて結果を出した彼は、もしかしてチェルシーが合わないのかな・・・
(それからトーレスとテージョは顔が似てる・・・骨格が同じかな)


それからトーレスを下げて途中出場のセスクもダイナミックなGOALを決めました。
   

   
どうだ!! と言わんばかりの表情。
良くあの角度から決めましたね~
決定的なダメ押し点でした。

   

   

結果4-0でアイルランドを圧勝したスペイン。
それぞれ選手の持ち味を生かして、結果を出してくれました。
起用がズバリ当たってトーレスに自信をつけてくれたデル・ボスケ監督に感謝。
そしてトーレスとイニエスタにたくさん楽しませてもらいました。 もちろんシャビもね。
ピケはもうDFではないよね。 攻撃したくて仕方なかったようで。

アイルランドのサポーターの熱さがまた良かった。
敗戦しそうでも大声で歌い選手を最後まで応援する大勢の人達、素晴らしかったです。

      

   






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「マイ・フレンド・フォーエバー」

2012-06-14 22:02:30 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
  

「マイ・フレンド・フォーエバー」をDVDで観ました。
ずっとDVDにならなくて新作扱いですが作品自体は1995年とかなり昔の映画です。
私はずっと前にTVかビデオで観た事があるのですが、久しぶりの視聴になりました。

1995年製作(アメリカ)
監督はピーター・ホートン
原題は「THE CURE」・・・「治療」とか「治療薬」の意味かな。

おもな内容は・・・

ある日、エリック(ブラッド・レンフロ)の家の隣に新しい住人が引っ越してきた。
その家の子供デクスター(ジョセフ・マッゼロ)はHIV感染者だという。
始めは戸惑い、敬遠していたエリックだったが、やがてデクスターと心が通い合い、友情が芽生えてきた。
そしてエリックは“彼の治療法を見つける”とデクスターを連れてあてどのない旅に出掛けるが・・・

                       (allcinema より抜粋)

まずはやっぱりブラッド・レンフロについて。
彼はこの頃本当に美しかった。
この作品では少年期独特の心の描写もうまく、この当時は良い役者になってほしいと願っていました。

哀しいことに2008年に25歳で亡くなってしまいましたが、理由はヘロインの過剰摂取。
彼自身の生い立ちも父親の麻薬中毒や両親の離婚など、辛い経験があったはずなのに、同じように数々の問題を起こしてこの世を去ってしまったのですね・・・
 
若手俳優としては他にリバー・フェニックス(ヘロイン過剰摂取)、ヒース・レジャー(彼は睡眠薬など薬物併用摂取の事故死)など、期待されながらも死に至ってしまったのは本当に残念なことです。


作品内容に戻りますが、子どもの世界のストレートさにはかなわないですね。
エリック自身もなぜか友達がいなくて、母親からも愛情を与えられない毎日。
そんなエリックがデクスターと知り合い、エイズが空気感染しないと聞くとすぐに遊び相手として近づく。
エリックはちゃっかり者だからデクスターのお金を使い、二人で次々とハラハラする冒険をするのです。
そんなエリック達を見守るデクスターの母親がすごく良い。
アナベラ・シオラはまさにピッタリの配役だな。

子ども達二人が仲良くなるにつれて、エリックはエイズ治療薬を求めてますます行動的になります。
二人で川を下るシーンとか、テントで寝るシーンも良かった。
無謀な行動もあるけれど、いつの間にかエリックはデクスターを守り、死の恐怖からも逃れられるようなおまじないをしてくれました。
一方デクスターも自分の血は猛毒だ!と命がけで危機に対応したり。
デスクターの病状が悪化して母親に連絡し戻ってくるのは立派でした。

デクスターは結局11歳くらいで亡くなってしまうのだけど、優しい母親から愛情たっぷり育ててもらい、その上エリックからは病気に対して偏見も持たずに「真の友達」になれて楽しい時間が過ごせたのは幸せだったと信じたいです。

そしてラストシーンがやっぱり良いですね。
片足だけ靴を履いて帰るエリック。
それを不思議に見送るデクスターの母。
そして棺のデクスターの手にはエリックのスニーカーが握られていた。
エリックはデクスターのローファーを片足持ってきて、思い出の川に流す・・・
涙なしでは観られないです。

作品自体は古いんですが、子ども同士の友情や親子の愛情がいっぱい溢れていてとても良かったです。
だからそれだけ、デクスターと母親の強い繋がりをエリックがさみしそうに見ていた表情が忘れられません。
エリックというよりもそれはブラッド・レンフロの素顔だったのかな・・・


今回の評価は・・・    星4つ  ☆☆☆☆   (高評価をレンフロに捧げます)  



   

   

   

   

   

   

   

   

   

      



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日々のこと・・・

2012-06-14 13:37:58 | 日々のこと


   

あじさいが咲いています。
それから大きくなり過ぎた枇杷の木にもたくさん実ができました。
袋掛けのできない高さの実はカラスやムクドリやすずめが盛んに食べていますが。
それから小さく膨らんだ蕾はカサブランカです。
咲くのが楽しみ~


さてさて・・・
週末にアホな家族がケガをしてしまいました。
動けないのでほぼ介護状態?でしたが、痛みの峠は越したかな?
もうこういうことはアクシデントですが、いろいろ重なるので私は疲れたよ~
ストレスもたくさんたまっています。 バカたれ!


そんなわけで、楽しみにしていたサッカーのユーロ2012も録画しているだけでなかなか観られない
まだオランダとデンマークの初戦しか観ていません。
ドローの試合も多いし、オランダのその後の苦戦も聞きました。
ユーロってワールドカップより面白いというのもすごく納得。
それなのにゆっくり観られないのはとても残念です・・・

   

   

(デンマークとオランダの初戦)  リーガをずっと休んでいたアフェライ登場~!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プロ野球のひとり言・・・

今季の田中将大投手、どこか顔色が冴えない。
昨日も苦しみながらリードしていたけど結局後のピッチャーが打たれ逆転されてしまった。
沢村賞の次の年は・・・なんて言われるのは想像どおり。
でも開幕からスッキリした表情が見られないのは気になるんですよね。
彼はもっともっとすごい投球ができるはず。

そんな私は大のアンチ巨人ですが、昨夜だけは巨人を応援しました。

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「大人は判ってくれない」

2012-06-08 20:36:58 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
  

今日はとっても古い映画です。
あのフランソワ・トリュフォー監督の初めての作品、「大人は判ってくれない」を観ました。
自伝的内容のこの作品、その後もシリーズとして続きますが、この第一弾はとても良かったです。

1959年製作のフランス映画。  
何と53年も前の映画ですか・・・とても信じられない。
このテーマは今の時代に観ても古さを感じないですね。

おもな内容は・・・

12歳の(13歳という説も)アントワーヌは毎日がイヤな事ばかり。
学校ではすぐに怒る教師に立たされ、次から次と課題を出される。
家に帰ると両親は共働きでアントワーヌの仕事がいっぱい待っていた。
やっと宿題をやろうとしても、母親に手伝いをさらに言いつけられる。
そもそも両親は子どもの事には関心がないのだ。
ある日学校をさぼって友達のルネと遊んで過ごし、その事から両親が呼び出される。
そして小さな嘘が小さな犯罪を呼び、とうとうアントワーヌは親に見捨てられるように少年院に入るのだが・・・というような話。


最初はあまりにも母親がアントワーヌに対して冷たいので継母かと思ったほど。
ところが実際は母親の連れ子だったのですね。
それも「望まなかった子ども」ということで自分の息子に対して無関心であったり、たま~にお金で
良い成績を獲るように提案したり。
いますよね~ こんなムラのある親って。
継父は冗談好きな面もあるけれど、何かが起こると烈火のごとく怒る存在。
途中で家族三人で映画を観に行くシーンがあるのですが、その時のアントワーヌの幸せそうな笑顔が痛々しいほどでした。
とにかく、気分次第で子どもに接する両親は勝手過ぎました。
親の都合・・・と言うには酷過ぎる。
それとも個人主義のフランスだから、こんな親はめずらしくないのか。
「子ども第一」にはならなくても、子どもを愛し、いろんな教えを伝える大切な役割は果たさないと。


アントワーヌが起こした事件もそこまで罰せられるものなのか。
学校をサボってしまった事、家出をしてしまった事。
そして父親の勤める会社のタイプライターを盗んでしまい、お金にならなかったので元の場所に返そうとして捕まってしまった事。
親はそこでも親の役割を投げて「少年院に入れてしまってくれ」という姿勢でした。

アントワーヌが護送車に乗った時、初めて流した涙が胸に響きました。
「親に捨てられた・・・」と気付いたのかもしれません。
少年院でも義理で面会に来る母親の冷たそうな顔。
それよりも親友ルネの訪問の方が嬉しそうでした。(直接の面会はできなかったけど)

最後に少年院を脱走したアントワーヌ。
初めて見た海で一人たたずむ姿で終わります。
彼はまだ子どもだから一人では生きていけないけれど、その孤独に満ちた表情は大人への入り口に立ったという感じ。
意思の強さも伝わってきました。

53年前の古い映画がこんなに新鮮に感じたのも意外でした。
アントワーヌ役のジャン=ピエール・レオがとても良かった。
そして当時のパリの下町の風景もすごく良かったです。
私はよくBSでパリの特集を観るのですが、街そのものの雰囲気が当時と変わっていないのでは。
50年前も今も素敵な雰囲気がいっぱいでした。
パリの何区なんだろう・・・


さて、今回の評価は・・・   星4つ   ☆☆☆☆

映画好きにはたまらない作品だと思います。


   

      
   

   

   

   

      
   

   

      








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