日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

四大陸選手権 女子シングルの感想   (2016・2月)

2016-02-21 15:48:36 | フィギュアスケート
四大陸選手権を観ました。
ペアやアイスダンスはJ-Sportsの放送を待つとして、女子シングルはフジTVで観たわけですが
なかなか良かったです。
LIVE中継がこんなにちゃんとできるのですね。
まぁ、時差が少ないからできるのでしょうが、本来のスポーツ中継でした。
解説の荒川さんのコメントはともかく、西岡アナの実況は落ち着いていて良かったです。

さて、四大陸選手権。
ユーロの歴史に比べたらずっと新しいし、欠場する選手も多かった気がします。
楽しみにしていたポリーナ・エドモンズ選手が観られなかったのはちょっと残念。
でも代わりに出てくれた未来ちゃんがやってくれました!


さて、いつものように好き勝手な感想を書いていきたいです。
あくまでも私の好み・・・って感じでしょうか。


SPとフリーを通して私の印象に残った選手たちです。

まずはカナダのケイトリン・オズモンド選手。
SPは「ラ・ヴィ・アン・ローズ」♪
   

2Aはシングルになって転倒・・・ノーバリュー。
でも笑顔で滑るオズモンド。

そしてフリーは「ダンサリン」♪
   

   
ジャンプの難度はそれほど高くないし、いろいろ課題はあるけれど素敵なプログラムでした。
彼女は2シーズンほどケガに苦しみ、2度も手術したとのこと。
以前のスピード感いっぱいのプロも結構好きでしたが、戻ってきてくれて嬉しい選手です。
もう、すっ飛ばし感しか感じなくて、転び方も派手だった時期もありましたが
手足の動きとか表現が素敵だな~と思います。
曲調の変わるところの表情も好き。
フリーは2Tの跳び過ぎも回避し冷静な一面も。
最終順位は6位でしたが、これからも頑張ってほしいです。


続いてゴールド選手。
全米の逆転優勝の記憶が新しいですが、四大陸はちょっと調子が悪かった様子。
   
出た得点を見て渋い顔をしたキャロルコーチ・・・

SPでルッツジャンプを転倒。
大きく出遅れました。
フリーの「火の鳥」もベストな演技ではなく慎重すぎた感じ。 (フリー順位は3位ですが)
良い時と悪い時があり安定感がない印象。
最終的には5位で終わりました。
う~ん、惹き込まれるプログラムを観てみたい・・・。


次は長洲未来選手。
今季は最後の試合となります。
ピンチヒッターだけど頑張った未来ちゃんです。
SPは昨シーズンのEXナンバーを作り直した「Demons」♪
   

   
出た得点に大喜びのザカライチェクコーチ。
こんなに祝福してくれるコーチって良いよね~。
3F-3Tを決めたあと、3Loはこらえました。 (未来ちゃん、苦笑ぎみ?)
SPは66.06点で3位。

フリーは「華麗なるギャツビー」♪
口紅はわざとつけなかったのか聞きたい。
   

   

   
3F-3Tは成功、3Lzはeマーク。
でも大きなミスなく滑り切りました。
途中、音に遅れちゃうところもあったけど、今シーズン最後の試合を頑張りました。

フリーは127.80点。
トータルで193.86点。
バンクーバーの自己ベストを更新しましたよ。
「これが私のオリンピック!」の言葉を思い出しちゃう。

辛いケガや度重なる代表落ちを経験した未来ちゃんも22歳。
今のコーチは未来ちゃんの支えになっている感じですね。


さて、安定感ばっちりの宮原知子選手。
四大陸は二年連続の2位。
今度こそ世界タイトルを獲ってほしいと応援していました。

まずはSPの「ファイヤー・ダンス」♪
   

   

   

最初の3Lz-3Tはいつもより低かった印象。
でもすべての要素をミスなくしっかり滑りました。

フラメンコ調の音にのって彼女の動きはとても丁寧で明確。
いつものように良い演技だったと思います。

最後のコンビネーションスピンに一人だけ「-2」を付けてるジャッジがいるぞ。
フリーにも付けていた同じジャッジだろうけど、加点3や加点2が多いなか、すごく目立つプロトコルでした。

SPは国際大会で初の70点超え。
72.48点で首位スタートでした。

フリーは「ため息」♪
失敗はしないだろうけど、今回はドキドキして観ました。
   

   

   

   

わぁ~やっぱり凄い選手だ。
「新世代のミス・パーフェクト」と呼ばれちゃった。

最初の3Lz-2T-2Loの最後のジャンプで両手を上げてる!
ジャンプだけでなくすべての要素で完璧に滑り切りました。
スピンの美しさはいつも通り。
「緊張していた。」との事ですが、それでも練習通りの滑りができるのは凄すぎる。
ノーミスのフリーを四回続けている・・・と西岡アナ。

フリーは142.43点でトータルは214.91点と高得点!
初のタイトルを獲りました!


その他の選手の感想を簡単に・・・

本郷理華選手 ・・・・・・ 衣装もプログラムもすごく素敵なんですが、ちょっとバタバタした印象が強くなって残念。
              SP4位、フリー5位からの総合3位でした。

村上佳菜子選手 ・・・・・ やっぱりフリーの苦手意識が強かった。
          
              いつも感じるのだけど、振付けのこなし感が強かったような印象。
              (たとえばSPで3F跳んだ後の両手を顔の横に揃えるところとか・・・「振付け」だけが目立ってしまう印象)

パク・ソヨン選手・・・・・ どうして4位なの?
              平昌に向けて何かが始まってる?


と言うことで、最終結果はこちら。



   






おっと、本郷選手の立ち位置はそこじゃないよ~

宮原選手、おめでとうございます!

以上、女子の感想でした。



 

   




   


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「オデッセイ」

2016-02-11 14:49:28 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「オデッセイ」を観てきました。
私は映画を観る前に情報をなるべく入れないで行きますが、どこからか「DASH村・火星版」とか聞こえていました。
でもそこまでは感じなかったかな。
大好きなマット・デイモンの安定感のある演技。
面白かったです。

2015年製作。
原題は「THE MARTIAN」・・・火星の人。
監督はリドリー・スコット氏。

おもな内容は・・・


火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。
乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。
空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。
一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

                       (シネマ・トゥデイより抜粋)


もうまさにSFサバイバル作品。
SFものでは「月に囚われた男」とか「ゼロ・グラビティ」が好きでしたが、この「オデッセイ」のような
ポジティブ作品も良いです。

マット・デイモン演じるワトニーはもちろん絶望やパニックにもなるけれど、「生き延びてやる。」と使命を感じると
冷静に考えることができます。
時にはFワード連発で悪態もつきますが、彼が演じるときっと生還できると信じられそう。
ポジティブ思考は究極の開き直りから生まれたのかもしれないけど。

日にちの経過とともにワトニーは痩せていきますが、シャワー後の全裸後ろ姿は多分ボディダブルだと思いました。
そしてポテトにかけるケチャップが多すぎるから、最後は足りなくなっちゃった。

NASAや世界中の専門家の働きも面白かった。
やっぱりいざと言うときは「オタク」が強い!!
それから頭の良い人しか生き残れないだろうな~。
そして今はやっぱり中国マネーにも助けられるのね。

全体的に流れる70年代のディスコ・ミュージックがまさにハマります。
「恋のサバイバル」や「スターマン」や「ホットスタッフ」etc・・・
ミュージカル・コメディ部門で受賞した意味がよくわかりますね。

マット・デイモンの出演作はたくさん観ています。
なかにはどうしようもない役を演じる時もあるけど、やっぱり存在感や安定感を感じられる良い俳優さん。
「インターステラー」での役を忘れさせてくれる今回の良作でした。

今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★  (星4つに近い)


   

   

   

   

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「ブラック・スキャンダル」

2016-02-05 14:32:25 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「ブラック・スキャンダル」を観てきました。

2015年製作。
原題は「BLACK MASS」。
監督はスコット・クーパー・・・「クレージー・ハート」や「ファーナス 訣別の朝」などの作品があります。


主な内容は・・・

1970年代、サウスボストン。
アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)に、FBI捜査官のジョン・コノリー(ジョエル・エドガートン)が接触を図ってくる。
彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。
両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる・・・。


                              (シネマ・トゥデイより抜粋)


まず、私はジョニー・デップがあまり好きではない・・・。
本当に個人的な好みで、彼の作品には興味が持てなくて、視聴は迷ったものの、他の出演俳優が良かったので観ました。
結果は・・・う~んと言う感じ。

今年は実話の作品が多い中、この映画もアメリカ、南ボストンに実在したマフィアのボスを描いています。
ボスのバルジャー役のジョニー・デップは瞳の色もブルーに変えて、禿げ上がった頭で人を殺しまくります。
やたらに「FUCK!」とか「MOTHER FUCKER!」と罵りながら。
「裏切った者」「嘘をついた者」を次々と殺し、狂気じみた表情と存在感でのし上がっていく訳ですが・・・

そんなバルジャーに昔世話になった人物として登場するのがジョン・コノリーFBI捜査官。
演じるのがジョエル・エドガートン。
昔は「キンキーブーツ」で好演していたけど、最近は「エクソダス」などで、性格の悪い役が印象深いです。
今回もバルジャーに近づき、いろいろ情報を得ようとするものの、なかなかうまくいかずに振り回されたり。

そして今一番勢いのある俳優、カンバーバッチがバルジャーの弟役であり上院議員役でもあるけれど
期待したほどの描写もなく、本当に出演シーンが物足りない。

もう全体的に小物感がいっぱいでした。
この三人に期待外れだった私はケヴィン・ベーコンやピーター・サースガードの登場に喜びましたけど。

南ボストンのマフィアの世界を描く作品はいくつかあるけれど、バルジャーを描いたと言われる(設定はイタリアマフィアとして)
「ディパーテッド」と比較して、雲泥の差がありました。
「ディパーテッド」にあったマフィアのボスの孤独や哀しみの描写など、この作品にはまったく感じられなかったです。

マフィアのボスが直接手を下して殺すんだ。
取り巻きも少なく存在感もあまりない。
(若い手下のケヴィン役はちょっと面白いけど)←マット・デイモンに似ている。

ジェシー・プレモンスという役者らしいです。

マフィアとFBIと政治家の絡みを期待していただけに、ジョニー・デップの怪演ばかり話題になっても、ね。
「ゴッドファーザー」や「ディパーテッド」にはとても及ばない作品でした。


今回の評価は・・・    星2つ半  ☆☆★

   

   

   

時代的に音楽は良かったです。
フリートウッドマックとかアニマルズとかローリングストーンもあったかな。

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