日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

マネキン5

2010-04-30 13:29:24 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
昨夜の「嵐」のマネキン5は面白かった~
御殿場アウトレットモールの開店前の3時間を使って、春のデートに着ていく服をテーマに嵐の5人が独自コーディネートをします。


この企画はいつも好きで観ています。
本当の意味で「センスの良い人」と「普通と違う人」が分かれてきて面白いです。
今回の企画はアウトレットに展示して一般投票してもらい順位を決めるやり方でした。


私が一番好きだったのは相葉君です!
このWシャツはステキでした。
レディース物のボトムはもちろん相葉丈!
赤いPumaの靴も良いんじゃない? 靴が合わないという意見もあったけど。

コーディネートだけでなく相葉君の買い物の仕方が気に入りました。
朝早くからオープンしてくれるお店にしっかり挨拶してから
「何か奇抜なのないかな?」とか、とにかく選ぶ前からおしゃれを楽しんでいる。
庶民的な相葉君が一番ファッションセンスがあるのを感じます。
とにかく今回のテーマを楽しんでいました。
結果は4位?
一般投票では伸びないと思うな。
デートの相手だとしたら女の子も頑張らないといけないし、ね。
でもいつもセンスが良い。


次は大野君。
トップスはそのままビームスのマネキンでした。
だってコールマンのお店をいっぱい見たいんだもの、ね。
(釣りやキャンプやアウトドアに気持ちが行ってる時の幸せそうなお顔!)
今回のコーディネートはパクリではあるけれど好感度は高いと思います。


桜井君・・・偽装相葉って考えすぎ?インパクトがなくて陽だまりの老人みたいでした。
二宮君・・・コートが、ボトムが・・・残念。
軽潤イエ松潤・・・多分センスがないんだと思う。(失礼)



嵐だからこそ面白い「マネキン5」次回も楽しみだな~





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーヴンレンジが・・・

2010-04-30 13:11:33 | 日々のこと
とことん節約疲れが出ているこの頃ですが、今度はオーヴンレンジが壊れました
なぜに今・・・?
毎日せっせと家ごはんを作っているのに、悲しいよ~
あ~、臨時出費が多すぎる~


レンジなんていつもはその恩恵をあまり感じることなく当たり前に使っています。
でも家族の食事時間がバラバラな我が家ではとても困ります。
たまにケーキやお菓子も焼くのでオーヴン機能も必要だし・・・。
「あぁ・・・」と意気消沈しながらもすぐにネットで探し始めました。


これ良いな~なんて思うのはやはり高額ですね。
必要な機能と使いやすさを考えて決めた候補は二つ!
そしてレビューや口コミも参考に今日は家電量販店に行きました。
もう、少ない予算(?)で候補は絞ってあるので簡単でした。
でも、お店の小売価格よりネットの方が6000円位安い。
迷わず家に帰り、Amazonでポチリ!お買い上げ!
お急ぎ便を使って明日届くはずです。


たった十数時間の間で起きた家電買い替えでした。
やれやれ


三男の言葉・・・

「体育着が小さいよ~、新しいの買っといて!」



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンウィークとやら・・・

2010-04-29 13:59:34 | 日々のこと
今年もやってきましたよ、ゴールデンウィークが。
とにかく4月があんなに雨続きで(雪も降った)寒くてまいっていたらもうすぐ5月!
例年のごとく何も予定のない連休になります!とさみしい宣言。

もうね、家に巣籠りするしかないのよ。
生きているだけでお金がかかるし、たかが公立中学生にお金がかかりすぎます。
今年が勝負の受験生である三男、部屋に入るとギターとアンプとエフェクターと楽譜が乱雑にドーンと置いてあります。
いつ勉強するのか、教科書とか参考書は使った形跡があるのだろうか?
もしかして塾に行っている時だけ勉強するつもりなのかもしれない・・・

そんな中学生もゴールデンウィーク
出てくる言葉は「メシ何?」ばかり
メシって言うな!と言いながらも、まだまだ手がかかる毎日です。


あっ、そんな息子はいつも友達を連れてくる。
ギター仲間が多いけど私は気を使わないからラク~
そしたら今日は女子も二人来た!
女子は初めてだ~!
恐いぞ、女子の細かい観察は・・・
「○○、部屋きたない~」とか言われてんだろうな・・・




さて、私の今の現実逃避は・・・
野村よっちゃんの「めざせ!ロック・ギタリスト」を毎週観ていると70年代のロックにまたハマってしまいます。
ドゥービーブラザーズやグランド・ファンク・レイルロードだけでなくシカゴやキッス、10CC、バッドカンパニーその他いろいろ。
一瞬で当時の気持ちに戻れるし、今聴いても良い曲は良い~
70年代、80年代は最高です!




最近の献立は・・・(あいかわらずキャベツ様を大切にしている私)



エビマヨです



カシューナッツと鶏肉の炒め物、かぼちゃの煮物、山芋のバター焼き、サラダなど



エビチリ、ポテトサラダなど



ポークステーキ、きんぴらごぼう、マグロのお刺身など



(TVに対してひとり言)・・・

最近のTV番組はどうなんだろう?
地上波の番組で韓国ドラマばかりです。
個人的にまったく興味がないので観ないし、むしろ嫌いだ。

それから池上氏のわかりやすいと評判の政治や国際問題のニュース解説も胡散臭い。
もう、特殊の偏りが感じられる番組や、政治色の強いスポンサーの番組は観ません。

だからBSやCSで世界の街を観たり、自分の目的にあったTV鑑賞をしています。










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「プロジェクトランウェイ 5」

2010-04-28 12:25:34 | 映画・DVD・音楽・TV・本など






WOWOWで好評の「プロジェクトランウェイ」を観ています。
これがすごく面白い!

無名のデザイナー達が毎回違ったテーマに挑み、厳しい審査で一人ずつ落とされていくのです。
アメリカでは2004年から大好評で、WOWOWでは2006年より独占放送しているそうです。
そのシリーズも第5回になりました。

司会進行はトップモデルのハイジ・クラム。
そして審査はデザイナーのマイケル・コースとELLE誌のニーナ・ガルシア。
その他には毎回テーマに沿った豪華ゲスト審査もいたり。
それから番組の中ではティム・ガンが好きです。
デザイナー達の作品に厳しいアドバイスと温かいサポートの言葉などがいつも貴重なものになっています。
ティムはすごく信頼されているハートの温かい男性。



この番組は最後に生き残った優勝者にはブランド立ち上げ資金やELLE誌への掲載、高級車その他など豪華な賞品がありますが、デザイナー達は賞品そのものよりもこのランウェイに生き残る名誉のために闘っているように感じます。

さて、今回放送されたのは残り4名のデザイナー!
それぞれが個性的で作る衣装も本当に見ているだけで楽しい~
今回は4人の自宅や仕事場を訪れて「ランウェイコレクション」の制作の様子も放送されました。

私が一押しのコルト(33歳、一児の母)は西アフリカのリベリア出身。
内紛のために国を失った両親を大切に思い、いつも自分のルーツを考えて生きているとか。
「転んでも立ち上がって前に向かっていく」をモットーに頑張る女性です。
彼女はキツイ性格・・・と思う事もあるけれど、礼儀礼節はしっかり持っていて、今回のプロジェクトにかける気持ちも強く感じます。
今までの生きてきた背景が簡単なものではないのでしょう。
コルトらしい色使いやデザインなど、いつも楽しみにしていました。
ただ今回のウェディングドレスとアテンダントドレスはちょっと出来が良くなかったのでヒヤヒヤして観ました。
結果残れて良かった・・・・


次に好きなのはリアン(27歳女性)
たまに不安そうな顔をするもののまじめで芯が強い感じ。
いつも彼女らしいデザインでテーマが違ってもブレないな。
シルエットがきれいで今回のテーマでは一番良かったと思いました。


一番苦手なのはケンリー(25歳女性)
何かネ・・・私は日本人だから特に彼女の性格が嫌いです。
いくらアメリカの若者だからと言って目上の人にも失礼な態度や言葉など多すぎます。
彼女の自分さえ良ければ・・・という言動がどうしてもデザインを評価する気持ちになれないんだな。
もちろん実力主義の国だろうし、ファッションの世界では押しの強い生き方も必要でしょう。
でもランウェイで闘う仲間までボロクソに評価したり、ティムに対しても失礼な事ばかり。
それでも実力で勝負できればアメリカでは良いのか?!
そんな事を感じていつも観ていました。

今回、唯一男性のジェレルが脱落。
彼のデザインはとても光るものが多かっただけに今回は残念でした。
頭の花飾りがまずかったのかな・・・


そんな訳で次回は最後のショーがあり優勝者も決まります。
コレクションを観るのが楽しみだし、どんな結末になるのかワクワクしています。



コルトの仕事場を訪ねたティム


次にリアンを訪問


ジェレルと話すティム


ドレスは可愛いけど相変わらずのビックマウスなケンリー


個性豊かな衣装が並びます


リアンの作品はシルエットがとても綺麗でした
でもリアンの仕事用の眼鏡のフレームを替えてあげたい・・・


ランウェイ(花道)にどれだけ多く残れるか・・・







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「プレシャス」

2010-04-26 16:20:35 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「プレシャス」を観てきました。
「プレシャス」の意味は宝物とか高貴な、という意味だそうです。
(ハチャメチャという意味もあるとか)

あらすじは・・・

実父と義理の父によって妊娠を2度させられ、母親(モニーク)からは精神的にも肉体的にも虐待を受ける16歳の少女プレシャス(ガボレイ・シディベ)。
悲惨な家庭環境に生きる彼女は、学校の先生や友達、ソーシャルワーカーらの助けを借り、最悪の状況から抜け出そうとするが……。
      (シネマトゥデイから抜粋)


この映画を観る前にアカデミー賞授賞式でのモニークとガボレイ・シディベの晴々した表情が印象に残っていたのはまずかったかな。
ドレスアップした二人の嬉しそうな涙をまだ覚えています。
一方、映画の中での二人は壮絶な暮らしぶりで、食器やフライパンが飛ぶわ、TVが飛ぶわ・・・出てくる言葉までも汚れきっていました。

コメディエンヌのモニークの存在感は凄かったです。
生活の荒み方だけでなく、最後のソーシャルワーカーとの3者面談で吐きだす言葉と演技はすさまじいくらいでした。
あの虐待の裏側にある彼女の悲しみ・・・それでも暴力はいけない!

プレシャスの体系(150㎏?)だけでなく父親や母親から受ける仕打ち、学校でも疎まれ自分の居場所がまったくないという状況は辛そうでした。
だから嫌な事を忘れて想像の世界に逃げる術で何とかしのいでいたのです。

映画の中でコミカルなシーンがたくさんありましたが私はこれがイヤだったかも。
想像の世界に逃げるのはわかっています。
でも淡々と事実を見せた方が好きです。

ソーシャルワーカーのすっぴんマライヤ・キャリーも今一つでした。
プレシャスとの面談するシーンもあまり上手くない?
ちょっとマライヤ自身が気になってしまった。

レニー・クラヴィッツはもう溶け込んでいるかのようでした。
登場シーンは少ないですけどね。

フリースクールのレイン先生(ポーラ・パットン)がやはり良い!
「間違ってもとにかく書いてみる!」と教え続け、プレシャスに希望を与えます。
もう最後は教師というよりも福祉面も必死にサポートしていました。

誰にも愛されないと思っていたプレシャスが先生に愛され友達に愛され、そして産んだ子ども二人にも愛される存在になっていきました。
ただ、希望を持って終わりではなく、さらに過酷の宣告があるのは辛いです。

実の親に虐待されているプレシャスのような存在はたくさんいるはずです。
実際は負の連鎖でますますどん底に落ちていくケースの方が多いでしょうね。
貧困で教育を受けられない子どもたちがどんどん大人になっていく現実はそのまま社会の闇になっていくしかないのかな。

でも原作「PUSH」のように人生を自分で押し開かないといけないのでしょう。


今回の評価は・・・   星3つ   ☆☆☆(まぁまぁという感じ)










レイン先生・・・どこかで観た事があるな。
「デジャヴ」のクレアでした!



(おまけのひとり言)・・・

今日行ったシネコン、「プレシャス」は割と混んでいました。
だけど上映中にいびきが聞こえたり、終わってすぐエンドロールで立ち上がる人が多かった。
みんな次々と帰っていくのはなぜ・・・?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「この森で、天使はバスを降りた」

2010-04-25 10:16:34 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


こちらもTSUTAYA100円レンタルで鑑賞。

あまり前評判には左右されない私ですが、「泣ける映画、一押しの映画」と聞いた事がある作品です。
題名の「この森で、天使はバスを降りた」っていうのも雰囲気が良いからかな?
原題は「The Spitfire Grill」です。

あらすじは・・・

刑期を終えて出てきた女性パーシーが森の奥にある小さなレストランで働き始めるところから始まります。
閉鎖的で変化を好まないこの町では奇異な目にさらされるパーシーですが女店主のハナにだんだん理解されていきます。
そしていつの日か町の人にも理解されていき、小さな奇跡や活気さえも生まれ始めました。
でもパーシーには人に言えない不幸な秘密があったのですね・・・


ハナの甥をウィル・パットンが演じますが、この役者っていつも癖のある役ばかり。
決して大きな事はできないけれどちっちゃな嫌がらせとか人を陥れる役が今までも多かった記憶があります。
結局この甥の仕業でパーシーは悲しい運命になっていくのですが。
(ある意味、ウィル・パットンは嫌な役者として上手いのかも)


えーっと、さて作品自体は景色や音楽など良い所もありました。
ただ、パーシーのラストの展開は強引だしあまり魅力的に思えませんでした。
女主人ハナの存在の奥行きも深くないし、森で暮らす息子との関係も今一つでした。
「作文コンクール」も面白くはなかった。
だから一番ラストの新しい住人が赤ちゃんを連れての登場も私は特別感動もしなかったのです。

「泣ける映画」と言われる作品で泣けないのはしょっちゅうです。
それはそれで良いんだけど、この作品は最後まで消化不良でした。
ある意味、一番心に残っちゃったのは甥役のウィル・パットンかも



今回の評価は・・・  星2つ    ☆☆  う~ん、残念



最近「星4つ」以上の映画に出会えない。
映画の好みはそれぞれと言う事で・・・






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サラエボの花」

2010-04-24 13:18:42 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
この前のTSUTAYA100円レンタルで借りた作品です。
「サラエボの花」・・・2006年製作。




あらすじは・・・

12歳の娘サラ(ルナ・ミヨヴィッチ)とつましく暮らすエスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)は、修学旅行を楽しみにするサラのため旅費の調達に奔走している。そんな中、戦死者の遺児は修学旅行費が免除されると知ったサラは、戦死したと聞かされていた父親の戦死証明書を学校へ提出するようエスマに提案するが……。
           (シネマ・トゥデイから抜粋)


36歳の女性監督ヤスミラ・ジュバニッチが脚本も手掛けた作品です。
彼女自身がボスニアで生まれ、あのボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の時は学生で試験がなくなるから嬉しいと単純に思っていたそうです。
しかし戦争は女性にとっても悲惨な事ばかりという事に気付きました。
「民族浄化」という名の元で多くの女性が乱暴され続ける現実。
兵士に繰り返し乱暴された上で子どもを産まされる日常。
この映画の中では戦争の戦闘シーンはまったくなく、ただ女性の目で見た悲しい事実を静かに訴えていました。


シングルマザーのエスマは一人娘のサラと貧しい生活を送っています。
夜のバーでの仕事をしながらたまに縫製の仕事をして、生意気盛りの娘サラとも余裕のある話し合いさえもできない毎日。

サラの修学旅行の費用を工面するために金策にも走る母。
「シャヒード」と呼ばれる戦争遺児は費用は免除になるはずなのに、何故?といぶかる娘サラ。
もうこのあたりでこの母子の本当の事情は想像がつきました。


母エスマは身体も心も疲れきっていました。
娘サラはますます反抗期で扱いにくそう。
時には子どもっぽく、時には男友達の銃を撃ったりとアンバランスな時期でした。


サラが自分の出生の秘密を知った時の表情がやるせなかったです。
一度も見た事のない父親と髪の色が似ていると母に言われていたサラが最後に髪を剃るところから、この母子の再生を感じました。
母と同じような苦しみは共有できなくてもサラができる唯一の表現だったのでしょうね。

修学旅行に出発するサラを見送るエスマも少しだけ気持ちが楽になったと思います。
もちろん生活がキツイのは変わらないだろうし、やっぱり戦争の傷跡は深いのだろうな・・・

エスマやサラのような母子はたくさんいたそうです。
この紛争で「民族浄化のために、男性や子供は殺され、女性はその場で辱められ連行された例も多い。各地に収容された女性は、連日多くの兵士に乱暴され、妊娠すると本人の意思に反して子供を出産させられた。民族間の和解の可能性を消し去るためである。収容所での自殺や、子供を殺した例もある。」
こういう事が作戦として組織的に行われた事実を世界の多くの人に知ってほしいと思います。

人間の起こす戦争や紛争は何も生まないんだという事を実感しました。
映画自体は普通の出来だと思いましたが、この作品の背景を詳しく知る事ができたのは良かったです。


今回の評価は・・・   星3つ   ☆☆☆









サラ役の女の子は可愛かったです。
不安定な生意気盛りの役をみごとに好演していました。

母と女の子だからこそわかり合えて再生できるのかな・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「運動靴と赤い金魚」

2010-04-23 14:21:16 | 映画・DVD・音楽・TV・本など




最近イラン映画ばかり気になります。
やっと「運動靴と赤い金魚」を観ました。
これはちょっと評判作だと聞いていましたが、味わい深い作品でしたよ。


1997年製作で、あのマジッド・マジディ監督です。
この前に観た「すずめの唄」のお父さんがまた出ています。


内容は・・・
少年アリは修理してもらったばかりの、妹ザーラの靴を買い物の途中でうっかり失くしてしまう。親にも言えず、兄の靴一足しかない兄妹は、それを共有することに。
妹がまずアリの運動靴を履いて登校。下校途中で待ちあわせて、今度はアリが履いて登校するという具合。
そんなある日、小学生のマラソン大会が行われることに。3等の賞品はなんと運動靴。アリは妹のために3等になろうと必死に走るのだった……。健気で一生懸命な兄妹の姿を描きアカデミー外国語映画賞にノミネートされた感動ドラマ。
                 (allcinemaより抜粋)

もうこの兄妹のけなげな生き方が良い。
お母さんは腰を痛め小さな赤ん坊の世話も大変そう。
お父さんも貧しいながら必死に一家の長として頑張っている。
そんな姿を見ていたら「靴を失くした」なんて言えないし、兄妹で相談し合って生きていくしかないですね。

失くした靴を履いている女の子を見つけた時の妹ザーラの表情が何とも言えない。
靴の履き替えのためにいつも遅刻をしてしまう兄アリの大粒の涙も悲しい・・・

そしてこのお父さん(アミル・ナジ)は庭師の仕事もしてお金を得ようとアリと二人で必死に御用聞きに出かけます。
お父さんの不器用さとやっぱりケガをしてしまう展開(「すずめの唄」と同じようです)
監督の狙いはそこなのか?


妹のためにマラソン大会で3位になろうとするアリ。
でも3位狙いってとても難しそう・・・
毎日走って学校に行っていた訓練のおかげで、何と1位になってしまうのは面白い。
優勝の記念撮影に涙顔のアリが悲しそうで辛そうで、この辺も見どころですね。


お父さんが給料の出た後なのか、自転車にいっぱい買い出ししたものを積んでいる光景が良かったです。
そこにはアリとザーラのために新しい靴が2足!!
でも映画の中では二人はその事を知らない・・・
どんな顔をして喜ぶのか想像するだけでしたが、嬉しいよね~


イランでは縁起物と言われる金魚がこの映画にも出てきます。
走りきったアリの足は豆がつぶれ擦り傷だらけ。
でもその頑張りを癒してくれるように赤い金魚はすり寄ってきました。
アリは悲しい気持ちだけですが、ここまで純粋になれるのはイラン映画だからこそ。

今回もまた味わい深い作品でした。
ちょっとイラン映画は気になります。

今回の評価は・・・  星3つ半   ☆☆☆★    とても良かったです!












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベストヒットUSA マイケル特集第5弾

2010-04-23 09:49:40 | マイケル・ジャクソン



数日前に放送されたマイケル特集です。
もう第5弾になるんですね~
相変わらず小林克也さんの前に広がっているマイケルのCD、DVDその他いっぱいを欲しくなります。

さて、最初はタヒチの震災に向けて作られた「We Are The World」を特集。
総勢80人ほどのミュージシャンが集まって収録されたこの曲はすごく話題になりました。
マイケルのパートはしっかりそのままだったのが嬉しいです。
トニー・ベネットやバーブラ・ストライサンドなどいる中で、若手のジェニファー・ネトルズやマイリー・サイリスがいるのも面白い。
そしてあのオリアンティもいるしね。

後半のラップバージョンは新しい雰囲気でした。
アッシャーやカニエもいるし、そして私はエイコンがお気に入りです。
あの曲にこんな曲調?と思ったのは一番最初だけでした。
新風を吹き込んでの「We Are The World」でした。
でも昔のFor Africaには及ばないけど。



番組では「Human Nature」や「Man In The Mirror」をスペシャル・バージョンで流してくれました。
その他、「Earth Song」とリクエストの「Say Say Say」など。
この「Say・・・」はポールとの楽しそうなやり取りが好きだな。
そしてマイケルの手と足の長さを改めて実感、好きなショート・フィルムです。


さて、マイケル亡き後でも破格の契約金で次々とアルバムが出されるとか。
未発表曲にはすごく興味があります。
でも、マイケルの一周忌に日本で公開される「マイケルの素顔」?とか何とかの映画はまったく興味ありません。
というか、元マネがどんな気持ちで映画を公開したいのか意味がわからない。
いつまでもマスコミの思うままでなく、本当のファンは情報をしっかり見分ける力があると思う。












心のこもったエイコンの熱唱・・・


グラミーでのパフォーマンス「Man In The Mirror」




「Say Say Say」でのパフォーマンスも大好きです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パッセンジャーズ」

2010-04-21 10:51:30 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
もう私にとって現実逃避はお手軽な映画ばかりかも
レビューには書かない作品もいっぱいあります。
本日は2008年の作品「パッセンジャーズ」です。
アン・ハサウェイ主演ですが、しかし相変わらず目が大きい!

主人公クレア(アン・ハサウェイ)は飛行機墜落事故で奇跡的に助かった5人の乗客の心理サポートをするセラピスト。
事故に関する証言を追っていくと次々と生存者が失踪していきます。
クレア自身も真実を追求しながらも生存者の一人エリックと恋仲になってしまう。
そして最後にわかった真実とは・・・?


この映画は予備知識を持たないで観ました。
だからラストの展開も割と自然に観られたかな。
エリックのちょっと謎深い表情で、もっと癖のある役かと思ったけれどそうではなく。
「なるほど、そういう事ね」と思うと同時に「シックス・センス」を思い浮かべたのも事実です。
衝撃の結末ってほどではないけれど、アン・ハサウェイのお顔のパーツを観ながら最後まで鑑賞しましたよ。


人間があっという間に死んでしまう事は多いですが、自分自身の人生や大切な人、大切な事を振り返る事ができたら幸せだろうな・・・
そんな事を考えた作品でした。




今回の評価は・・・  星3つ   ☆☆☆

(前半が退屈だったけどおまけの評価です)










飛行機に乗って自分が最期になるとしたら隣に誰にいてほしいかな~

私には誰が「迎え人」になってくれるかな~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする