Number 848号 「浅田真央ラストスマイル」

今日発売の「Number」誌を買いました。
この前の真央さん特集の「Number」もすぐ売り切れたらしいですが、今日もラスト２冊だとか。

さて、ソチ五輪もひとまず終わって、たくさんの新聞記事やTV報道、ネットでの情報など
にぎわっていました。
もちろんメダリストに対しては大きな賛辞。
でもメダルに届かなくても多くの特集が組まれたのがやはり浅田真央選手でしたね。

失敗してもあきらめない。
自分を信じて、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めてやりきる。
そんな事をご自身のスケートで思う存分見せてくれた浅田選手。
世界中から多くのメッセージが届いていました。

今回のNumber誌ではSPの失敗後に迎えたフリーの滑りに対して記事になっています。
その中で、コリオグラファーのローリー・ニコルの記事。
ローリーがまだフリーの素晴らしい演技を見る前のインタビューなんですが
ただ胸を痛めている様子が伝わってきます。
そう言えばフリーの日の朝の練習風景で、真央さんと佐藤コーチのやりとりを映した場面で
ちょっと離れた場所からローリーが心配そうに真央さんをずっと案じていたシーンを観ました。
当日練習の時の真央さんは顔色もまだ悪く、きっとローリーはそれを見て心配していたはず。
真央さんには「これ以上苦労を背負いこまないで、残りの人生を明るい気持ちで笑いながら過ごしてほしい」とコメント。

それからタラソワさん。
多くの報道で知られていますが、「真央、私の真央。」
「ありがとう、よくやってくれたわ。真央！」の連呼ですね(笑)
女子シングルの表彰式には真央さんはいないのにずっと「真央、真央」と言っていたのはご愛敬。
そこまでタラソワさんに愛されて嬉しいですね～

　　　

　　　


この前TVで観た真央さんのインタビューで「このジャンプは○○に、このジャンプは△△に・・・」とお世話になった人達を想いながら滑っていたそうですね。
だから最後のスパイラルまで決して気を抜かず、あの神演技につながったのでしょう。
「記録よりも記憶に残る演技」と言いますが、今回のフリーの高難度構成は記録にも残るはず。
ソチでのフリーの滑りは永久保存にするつもりです。

あっ、それから橋大ちゃんのインタビューも載っています。
「今はもう、すっからかんです。」って。
ここまでの苦労を思えば、すっからかんを楽しんでください。
大ちゃんの滑りも永久保存版ですね。

魂の「ラフマニノフ」 浅田真央選手

失意のSPからわずか一日。
どれだけ気持ちを立て直したのだろうか？　いや、立て直せたのかわからない。
そんな心配のまま、フリーの当日練習の真央さんの表情はまだまだ覇気は感じられませんでした。

いよいよ深夜、フリーの第２グループの６分間練習。
何かふっきれているかのような強い表情。
良い予感を感じながら、１２番滑走で演技が始まります。

会場のどこからか「真央ちゃん、頑張れ！」「真央ちゃんなら出来る！」の声。
重厚な音から真央さんの滑りがスタート。

最初の３Aは見事に着氷！
絶対認定されるレベルです。
その後の３F-３Lo、久しぶりの３-３復活が嬉しい～
そして３Lzの後にスピンを二つ、レベル４で揃える。
２A-３T、３S、３F-２Lo-2Lo、そして３Lo！
ずっと考えていた真央さんの言う「最強の構成」のフリープログラムを作り上げます。
スピンの後、大好きなステップシークエンス、ラストのコレオシークエンスのあたりでは
もう感動がこみ上げ過ぎて、息ができなかった・・・
これが真央さんの目指した６種類のトリプルを８つ入れた鬼構成のフリーなのですね。

終わった後の真央さんの感極まる表情。
涙、そして笑顔。
どれだけこの笑顔を待っていたか。

確かにSPの大失速は大きな出来事でした。
だからこそ、このフリーが生まれたのかもしれない。
佐藤信夫コーチの「何かあったら私が助けに行くから」という言葉。
ジーンときました。
ロシアの放送席ではタラソワさんが立ち上がりながら「MAO～！MAO～！」と称えていたエピソードも嬉しいですね。

SPの後に多くのスケーターから励ましのメッセージが送られ、一日経ったフリーの日には
多くの感動と称賛のメッセージがありました。
すべてが温かく、心を打たれました。。

このフリーの滑りは日本中の真央ファンを感動させ、たくさんの嬉し涙をさそいました。
失敗しても乗り越える強さ、あきらめない気持ち・・・今までだって真央さんからは
たくさん励まされてきましたが、このソチ五輪で本当にノックアウトですよ。
真央さん、本当にありがとう。
素晴らしい「ラフマニノフ」、この滑りは一生忘れません。
スケートの神様が真央さんに寄り添ってくれて、そしてやっぱり真央さん自身の「漢！」な
生き方が観られて本当に幸せでした。


　









　

　

SP１６位・・・

フィギュアスケートの最後の競技だから、覚悟をして徹夜で観戦しました。

とにかく今は真央選手の結果が哀しい・・・

最終滑走とはわかっていたけれど、まさかあれほどの滑りになってしまったのは
何かあったのでしょうか？

練習で決まっていた３Aの転倒はともかく、二つ目の３Fも回転不足。
そしてまさかのコンボ抜け・・・
ジャンプはすべてミスとなり、まさかの得点と順位・・・
身体のキレもなく、また腰痛が出てしまったのでしょうか。

終わって得点を見て呆然とする真央選手。
その後のインタビューにも「自分でも今はわかりません・・・」と声を絞り出すだけ。
哀しい結果でした。


上位陣がノーミスの滑りをして、特にソトニコワとコストナーは素晴らしかった。
１位のキムはチンクワンタも了承のお買い上げだからどうでも良いのだけれど。
私はただ真央選手の結果が哀しいだけです。

この４年間、何をしてきたんだろう・・・と悔いているかもしれない。
悔しい気持ちよりもショックで何も考えられないかもしれない。
しばらくはマスゴミも外野も騒ぐはず。

今までの真央選手の頑張りを思うと、とてもいたたまれない。
でも今夜も私はちゃんとこの目で真央さんのフリーの滑りを見届けます。

何も考えず、ただプログラムに気持ちを込めて滑ってほしい。
きっときっとこのソチ五輪を乗り越えられるはず。

　

☆合格発表☆

お天気も少し落ち着いた今日、三男の大学入試の発表がありました。

多分、一番行きたい志望校、合格！
（本人、本心をまだあまり語らず・・・）
こちらは毎年倍率も高く、どうなるかと思ったけどこの合格は嬉しいです。
そしてセンター利用のチャレンジ校も合格をいただきました。
嬉しい発表に「もう死んでもいい・・・」なんてメールが来たけど。

そんな訳で、今日の結果によっては抑えの大学の入学金（お布施とも言う）を振り込みに走ろうと思ったけど助かりました。

今週末はまだ私大の入試があるのですが、もうマイペースで受けておくれ。
チャレンジする事を楽しみ、今を謳歌してほしいです。

塾にも行かず予備校にも行かず、勉強机もない部屋で良く頑張りました！
おめでとう～！



（ソチのひとり言）・・・

気になっていたアイスダンス、やっぱりの結果でした。
ロシアの一番手でもあるボブ/ソロ組の失速にも、イリ/カツ組をしっかりメダル圏内にする地元age。
私はゆっくりペシャラ/ブルザ組とウィーバー/ポジェ組を堪能するぞ！
心に響くダンスをする素敵なカップルは大好きだから。
もちろんメリルとチャーリーも好きです。

2014 ソチ五輪 男子シングルの感想

ここ数日の大雪による交通機関への影響にまいっています
今日も大事な試験があるので、車で主要駅まで送り届け、あとは何とか行けたかな～という感じ。
とにかく試験会場に着けるのが一番大事ですから。
これが昨日だったら試験会場にはたどりつけなかったと思うし、本当にハラハラする毎日です。
今週はいくつかこうして大学入試があるので、気持ちが落ち着きません。
また週半ばに雪マーク？
あ～、早く春になってほしいよ～

（センター利用でまた一つ合格をいただきました）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


と言う事で、ソチ五輪のペアのフリーの感想も書いていないのに男子シングルが終わってしまった・・・
何と言っても羽生君の金メダル、よく頑張りましたね。
SPでぶっちぎりの首位、フリーはきっとパーフェクトはむずかしいだろうな、と思っていたけれど
ミスの多い選手の中、何とかそのまま金メダルへゴールとなりました。

金メダル、おめでとう～☆

（画像は一部お借りします）








今回の結果にはタラソワさんの苦言もありました。
いろいろ厳しい意見も出てくるのは仕方ないですね。

今シーズン、４Sはどうしても転倒になるし、今回のフリーは２転倒もあり、ファイナルのような演技には
なりませんでした。
でも、チャンの細かいミス連発もあり、最終的には上位陣のミスに助けられたところも。
それでも１９歳の金メダルは立派です。

もうちょっと個人的な感想を言えば、羽生君の滑りで一番感動したのがニースのワールドの「ロミオ・・・」です。
これは今でも変わっていない。
オーサーについて、SPプロを持ち越し、完璧な滑りにした「パリの散歩道」。
絶対的な自信でSPの高得点を出し、フリーにつなげる戦略。
フリーはまだまだスタミナが欲しいし、ステップなど荒削りな面もある。
きっとこれからもっともっと上手くなるだろうし、良い成績を残すだろうな、とは思います。

スケオタとしてはバンクーバーの銅メダル獲得の感動ほど、今回の金メダルに感動できないのは
正直な気持ちです。
つまり何度もリピートしたいか、というとちょっと違う感じ。
きっとこんな事を書くと叩かれそうだけど、正直な感想です。



その他、印象に残った選手は・・・

まずはアボット選手。
SPの転倒後の演技には心を打たれました。
フリーは構成難度は落としたものの、とても素晴らしい滑りで感動です。
アボット、ノミの心臓・・・なんて言われてたけど、最後の五輪でこんな頑張りができるなんて。
彼は強かった。
今まで素晴らしい滑りをありがとう。

町田君。
SPはまさかの出遅れ・・・と言っても点差の少ない11位。
フリーの「火の鳥」は良かったですよ。
いつもの滑りが出来たなら彼が銅メダルでもおかしくない。
あの転倒がなかったら・・・
いろんな意味で町田君の存在感をしっかり見せてくれて嬉しいです。

そして、やっぱり橋大ちゃん。
ソチまでどれくらいケガの状態が良くなっているのか心配でした。
その上、SPの曲はいろいろ問題を抱えちゃったし・・・
でもSPで４位。
フリーも頑張って最終的には６位になりました。





　

五輪シーズンに「ビートルズ・メドレー」か・・・と、思った事もあるけれど
この日のフリーはいろんな思いがめぐってきました。
ソチのリンクに立てる喜び、スケートをやってきた今までの思いなど、彼が優しい笑顔で滑っているのを観るだけで伝わってきました。
４回転は完璧に決める事は難しくなってきたけど、やっぱり「橋大輔」は唯一無二なスケーター。
長光コーチの言い続けてきた「私はあなたの滑りが一番好き！」という言葉、よくわかります。
あとはきっとワールドに出てくれると思うけど、とりあえず三度目の五輪出場、お疲れ様でした。
今までいっぱいの感動をありがとう。



そして、最後に私のケヴィンの話題。
念願の五輪でのSPはミスの多い滑りで本人もショックでしょう。
団体戦での頑張りの後、疲れが出たのでしょうか。
　　　

　　　

　　　
いろんな所で「練習着？」と言われていたケヴィン。
このSPプロはすごくカッコいいです。
ノーミスでキレキレの演技を観たいな～
SP後のキス・クラ、思わずスケート靴を拭きだすケヴィンに萌えました。

フリーは何と何と
大雪でBS放送が映らず、まさかの録画でき～ず
その後のダイジェストではケヴィンは放送なし・・・・・・
だからまだ映像では観ていません。
４回転は３回トライしたらしい。
失敗しても挑み続ける姿勢が好きです。




髪型はSPの方が好きだけど、このフリーも良いプログラムです。
ワールドでまた頑張って、良い滑りが出来ますように。


以上、簡単ですが男子シングルの感想でした。


　　　

（ちょっとひとり言）・・・

NHKのソチ五輪担当、杉浦アナの「シーシンコーチ」が妙におかしくていつも思い出します。
廣瀬アナは「羽生君とチャンは同じコーチ」なんて言ってたし。
意外にスケオタは多いので報道関係者は注意必須ですよ。

2014 ソチ五輪 ペア SP

ソチ五輪観ています。
スノーボードHPでは平野君と平岡君が快挙！！
銀メダルと銅メダルを獲得しました。
おめでとう～
あのショーン・ホワイトを破ったなんて・・・

一方、スキージャンプの梨選手は４位。
真面目な彼女の頬をつたう涙・・・
まだまだこれから頑張れるから元気出して。


さてさて、フィギュアスケートでは個人戦がスタート。
多分LIVE中継はなかったはずですがBSでペアSPの録画を観ました。
実況が塩原～
ポエムは一切無くて、普通に実況している。
塩原はインタビュワーなら上手いという噂もあるけど、普通にできるなら普通にやればいいのに。
フジに戻ったら元に戻るのだろうな。


早速、ペアSPの感想です。
全部で２０組が登場。
五輪なのに全部のペアの放送はありませんでした。

まずはやっぱり高橋/木原組。
団体戦で良い意味で力試しもできたし、個人戦も頑張れ～
SPは「サムソンとデリラ」♪
　　　

　　　

　　　
本当によく一年でここまで出来ましたね～
感無量です。
まだまだ要素のレベルは高くないけれど、二人のこの一年の努力が伝わってきます。
ダブルツイストのあと、木原君がいつも笑顔になるのが可愛い。
SPの得点は48.45点。
全体の18位と言う事でフリーには進めませんでした。
でも、このソチに出られて団体戦と個人戦SPを滑る事が出来て本当に良かったですね。


続いて中国ペアのチェン・ペン/ハオ・ジャン組。
組んでから２シーズン目のこのペアの成長ぶりが素晴らしい。
特に今季のプログラムはどちらも好きです。
SPは「グリーン・ディスティニー」より。
　　　

　　　

　　　

　　　
最初の３Tはぴったり。
ペアコンビネーションも息が合ってる。
トリプルツイストもスロウトリプルループも加点がしっかりもらえ、ステップも最後のリフトもレベル４。
ペンちゃん、いっぱいハオ・ジャンにしごかれたんだろうな～。
今季はじめからスロウジャンプの着氷がしっかりできて、特にグランプリファイナルの滑りにも感動していました。

静かな曲調なんだけど抒情的な動きで惹きこまれる彼らの滑り。

SPは70.59点で７位でした。
滑走順のせいか、もっと得点が欲しいよ～
団体戦並みに評価してもらえてないかも。
でも、滑るたびに上手くなる二人、期待しています。

（ハオ・ジャンの後ろからそっと近づいて、あの三つ編みを断髪したい・・・）


ここでロシアのクセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ。
地元ageを感じてしまったのは私だけ？？？
　　　

　　　

このペアは何年も観ています。
私の認識としてはロシアの４番手。
たまに主力ペアが欠場する試合で表彰台に乗る事はあったけど、そこまで注目ペアではなかったです。
ちょっと前のユーロではロシア勢が独占したから、このペアの評価も上がっているのかもしれないけど、ロシアの観客の前で地元ageを感じました。
SPは75.21点で３位。
加点多すぎ～、そんなに良かったかな・・・


そしてサフチェンコ/ゾルコビー組。
蛍光ピンク・・・と言う事は、「ピンクパンサー」に戻してる。
　　　

　　　
要素はすべてノーミス、加点もいっぱい。
SPは79.64点で２位。
でも・・・オリンピックで「ピンクパンサー」か・・・


続いてイタリアペア、ベルトン/ホタレク組ですよ。
今季はスケカナで初優勝をして実績を伸ばしてきたペアです。
SPは「The　MASK」♪
　　　

　　　

　　　

　　　
ベルトンは団体戦のフリーで転倒し痛めたところが悪いのかも。
最初のソロジャンプ３Tでベルトンが手をつき乱れるミス。
その後もいつものようなキレがない動きでした。
終わってペコっとお辞儀をする二人が可愛い。
SPは63.57点で11位でした。
団体戦でのケガが痛々しいし、こんな下位ではないはずなんですが、残念。


そして金メダル候補登場。
今日も決まっているトランコフ様と美しいボロソジャル。
　　　

　　　

　　　

　　　
何度観てもこの「仮面舞踏会」は好き。
ちなみに私の好きな彼らのプログラムは「仮面・・・」以外では「ゴッドファーザー」と「バイオリン・ミューズ」です。

今日の滑りはすべて完ぺき、加点の嵐！
PCSでは10.00点満点が９つもある！
84.17点でもちろん１位。
ロシア地元でなくても勝てる！！


続いてこちらもロシアのバザロワ/ラリオノフ組です。
女性の衣装、切り替えのデザインとか好きだな～
SPは「ライフ　イズ　ビューティフル」とか「チャップリン」など。
　　　

　　　

　　　
いつも最初のソロジャンプをミスするのはバザロワなのに今日は男性が２回転になっちゃった。
女性のポジションの美しさを堪能しつつ、リフトやスピンもとても見ごたえがありました。
得点は思ったほど伸びずに69.66点、８位でした。


そしてもっと美しい大人の魅力のペア。
中国のパン/トン組です。
五輪は４回目だとか、凄いな～
　　　

　　　

　　　

このSPの曲は好きです。
（ついバンクーバーのジョニーを思い出してしまう）
最初のソロジャンプは回転不足。
でも、デススパイラル、リバースラッソーリフト、ステップシークエンス、そして
ペアコンビネーションスピンはオールレベル４！
美しい曲に美しい滑り、さすがのペアでした。
SPは73.30点で４位です。






SPを終えてみると、やっぱり金メダルはボロソジャル/トランコフ組でしょう。
絶対に優勝してほしい好きなペアですから。

あとはどうなるのか。
中国ペアに最後のメダルを獲ってほしいな～
そんな事を思っています。
今夜遅くに始まるフリー、楽しみです。
　　　


　　　

　　　








　　　

2014 ソチ五輪 フィギュア団体戦の感想

ソチのフィギュア団体戦が終わってドッと疲れました。
真面目に感想を書きたいな～なんて思っていたけれど、ロシア開催の試合は
何かドヨヨ～ンとした感想しかないかも。
これぞ団体戦の面白さ！　と言うよりも、得点の出方に唖然としたり観客の本当の意味での恐ろしさ。
まぁ、ロシアだからね～



団体戦の結果としては予想通りでした。
もちろんロシア選手達の素晴らしさは知っています。
特にペアは絶対にボロソジャル/トランコフ組に金メダルを獲ってほしいし、彼らのプログラムはみんな
好き。

女子シングルはやっぱりリプニツカヤが強い。
でも得点はちょっと露骨に高過ぎですね。
長年の積み重ねが必要とされるスケーティングスキルがあっという間に跳ね上がってるし
Lzのeマークも甘くなっている。

男子シングルはもちろん皇帝プルシェンコ。
SPでは存在感に圧倒されたけど、フリーの編曲、何あれ？
もうやっつけ感でジャンプを跳び、ロシアの大歓声の中、暴れまくっていました。
プルシェンコ、好きだけど、何か変だ。


何だかロシアに振り回されて終わった団体戦。
思いつく事を羅列します。

　　　

　　　
国別対抗戦よりも狭い応援席。
私のケヴィンはいつもの位置で控えめに応援。
ドイツのガジさんはカウベルを振りながら張り切ってます。
張り切り過ぎて腰を痛めた？
彼の声は凄く素敵なんですよね～


　　　
プルシェンコの「シェー」！

ハンヤンのSPはとても変プロ！
もっと王道を滑ってほしい。
でも彼の猫ちゃんはとっても可愛い。



　　　

　　　
そしてやっぱり羽生君。
SPしか滑らなかったけど、この勢いで個人戦も頑張ってほしい。
応援する真央さんの可愛い事。


男子フリーで登場したケヴィン・レイノルズにも触れておきたいです。
　　　

　　　

今季の彼の滑りはナショナルで観たばかり。
その時はジャンプがまだ安定していなくて靴の心配もあったよう。
でもこの団体戦でのフリーは素晴らしかった。
４S、４T-３T、そして後半に４Tと、三つもクワドを入れて成功しました。
３Aだけバランスを崩してGOEマイナス。

地元バンクーバー五輪に出られなかった悔しさから４年。
ケヴィンが五輪マークのあるリンクで滑るだけで胸が熱くなるのに三つもクワドを成功させるなんて。
技術点89.00点でダントツ、フリー167.92点でした。
ロシアじゃなかったらフリーは彼が１位でしょう。
プルシェンコを上に持ってくるあたり、「ロシア」ですね。


そのプルシェンコの直後に滑った町田君もとても良かった。
彼はどんな大舞台でも自分を信じて、小さい自分をなだめて（？）持てる力を発揮しました。
町田君の力は本物でした。


女子シングルではSPで真央さん３位。
慎重になり過ぎて３Aの踏切が弱く、アンダーローテの上に転倒。
でもその後は立て直したと思います。
まぁ、五輪は何が起こるかわからないし、おもいきりアウェイな会場で個人戦をどう戦うのか
今からドキドキしますが、真央さんの心残りがないように思い切り戦ってほしいです。

ペアの成美ちゃんと木原君のこの一年間の頑張りがたくさん感じられたSPとフリー。
アイスダンスのリード姉弟も頑張りました。
団体戦５位はだいたい予想通りですが、ロシアの洗礼を浴びて、良い意味で開き直ってください。
自分を信じて、日本選手の誇りを持って、それぞれの選手を応援したいです。





　　　

入試本番

　　　


立春は過ぎたのに大雪にみまわれた週末でした。
そしていよいよ今日から、三男の私立大学の一般入試が始まりました。
志望大学も含め、何度か試験日が続きます。
最後の国立二次まで集中が続くのでしょうか・・・


それに先立ち、おととい、センター利用の結果が出ました。
ネットで合格を知り、本人も安心した様子。
とりあえず大学生にはなれそうだ～、と。
昨日、合格通知の速達が届いたのですが、奨学生候補にもなりました。
ありがたいことです。
もしお世話になる場合はどうぞよろしくお願いします。


・・・と言う事で、受験が終わらないといろんな意味で落ち着かないです。
ソチオリンピックも観ているけれど、入試前日は夜更かしできないし。
サクラをいっぱい咲かせてほしい。
どんな春になるのかドキドキです。
　　　

ソチオリンピック 開会式

いよいよソチオリンピックが始まりました。
開会式に先立ち、フィギュアスケートの団体戦が始まっているのでそちらにも注目。
男子SPは羽生君が素晴らしい滑りで圧巻でしたね。
彼は本当に凄すぎる！
（団体戦の感想はのちほど・・・）

プーチンの威信をかけたソチオリンピック。
プーチンと並ぶタラソワさんやタマラコーチに注目してしまう。
ロシアの主要な人物という扱いですね。
　　　
五輪が揃わなかったアクシデント。
その他、日本の北方領土とかグルジアを雲でかくすロシアという国・・・
プーチンはゆるがない。

さて開会式ですが、スケオタとしては各国の入場に注目しました。
どれだけフィギュアの選手を見つけられるか～
大勢の選手がいるところは大変でしたが、見つけられた国だけupします。

　　　
左はアゼルバイジャン。　アイスダンスのズロビナ選手。
右はイギリスのマッコーケル。

　　　
左はドイツ、ピーター・リーベルス。
右はもちろんスペイン。
旗手はフェルナンデス。
後ろにハビエル・ラジャとアイスダンスのディアスも。
顔が濃いとすぐにわかる～

　　　
左はイタリア。
ベルトンとマルケイがニコニコ笑顔で行進。
右は中国、旗手はペアのトン兄。

　　　
カナダ多すぎ～
一番先にクラールコーチを見つけてしまった。
後はカメレンゴコーチとかルディやポール・イスラム組も。　　　　　
ガブリエル・ゲールマンもいました。
ケヴィンはいなかったのかな～
仲良しのルディはいたのに。

　　　
凄く派手な色合いで登場はリトアニア。
旗手はアイスダンスのスタグニウナス。
そして彼のパートナーのイザベラ・トビアスがとっても嬉しそうに入場行進。
リトアニア代表が認められて良かったね～
彼女達のアイスダンスは大人の魅力で大好きです。

　　　
U.S.A.も多すぎ。
シブタニ兄妹と一緒にグレイシー・ゴールド。
ズエワコーチとチョーク・ベイツのアイスダンス組。
あっ、あのニットキャップのかぶり方はアボットだ。
（団体SPの厄落としは済んだから個人戦頑張れ～）

　　　
旗手での存在感をしっかりアピールするのはこの二人。
左はウズベキスタンのミーシャ・ジー。
右はフィリピンのマルティネスです。

　　　
フランス登場～
ジュベールを見つけると超うれしい。
シュピルバンドコーチもいました。

　　　
日本勢の中にいた木原君と成美ちゃん。
団体SPは頑張りました。
初めてのオリンピックいっぱい楽しんでね。


　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

さぁ、今夜遅くからは団体のアイスダンスと女子SPをしっかり観るつもり。
真央選手の美しい「ノクターン」に期待しています。

「オンリー・ゴッド」

映画「オンリー・ゴッド」を観てきました。
大好きなライアン・ゴズリングの新作です。
「ドライヴ」でタッグを組んだレフン監督とライアンの出るこの作品。
何と感想を書くべきかわからない。


2013年製作。
原題は「ONRY　GOD　FORGIVES」・・・神のみぞ許される。
製作国、地域がフランスとデンマーク？　　タイじゃないのね。
・・・と思ったら、やっぱりタイでの撮影でした。

おもな内容は・・・

ビリー（トム・バーク）とジュリアン（ライアン・ゴズリング）兄弟は故郷アメリカから逃げ、タイのバンコクでボクシングジムを経営しながら、その裏でドラッグビジネスに手を染めていた。
ある日、兄ビリーが若い娼婦をなぶり殺しにした末、彼女の父親に殺害される。
犯罪組織を仕切る兄弟の母親（クリスティン・スコット・トーマス）がアメリカから急行するが・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（シネマ・トゥデイより抜粋）

早い話、リベンジものなんですが、最初から最後まで映像も独特でした。
殺された兄にも充分理由があるけれど、タイの元警官のチャンの存在感がいろんな意味で不思議。
背中から刃物を取り出し、残忍な殺しをした後はカラオケで歌う儀式が・・・
もうカラオケシーンが始まるとおかしくて笑ってしまった。

ライアン演じるジョナサンは相変わらずカッコいいのですが、チャンと対決してもすぐにボコボコに
されちゃうし、母親にはずっと愛されず、ある意味「愛を求め続ける子ども」のようでした。

母親役のクリスティン・スコット・トーマスの存在感が凄い。
今まで彼女の出る映画をいっぱい観てきたけど、ここまでのゴッドマザーぶりは新鮮。
あっさり殺されちゃうのはつまらない。
「サラの鍵」の役が好きだったから、いろんな意味で驚きました。

映画としての感想は微妙でした。
中身があまりなく、面白みはなかった。
「ドライヴ」とは大違い。
賛否両論の映画でしょうね。

今回の評価は・・・　　星２つ　　☆☆

たまにはライアンの恋愛映画を観たいな～


　　　

　　　

　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


映画の話題をもう一つ。

俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなりました。
彼も大好きな俳優だったのでびっくり。
何度もニュースを確かめました。

腕に注射針を刺したまま、部屋中にヘロインが散乱。
薬物に対する意識は日本と違うでしょうが、米国としても懸案な問題のはず。
今までも多くの俳優が急性中毒などで命を落としています。
フィリップ・シーモア・ホフマンほどのいろんな役ができる素晴らしい俳優が私生活ではヘロイン中毒で苦しんでいたのか・・・残念です。

彼の出た映画ではポール・ニューマン主演の「ノーバディーズ・フール」での若造の警官役とか
あの有名な「カポーティー」なども好き。
でも一番私が好きなのが「パイレーツ・ロック」のDJ役！
あの映画は作品そのものも役者陣もみんな良かった。
生き生きしたDJを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンをしのんで・・・哀悼