日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「スポットライト 世紀のスクープ」

2016-04-23 13:42:05 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「スポットライト 世紀のスクープ」を観てきました。
ご存じ、アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、公開を楽しみにしていました。

2015年製作、アメリカ映画。
原題は「SPOTLIGHT」、監督はトム・マッカーシー氏。

主な内容は・・・

2002年、アメリカの新聞『ボストン・グローブ』の記者たちによって、カトリック教会のスキャンダルが明るみに出る。
神父による性的虐待とその事実を看過し続けたカトリック教会の共犯とも言える関係を、『スポットライト』と名のついた一面記事に掲載したのだ。
彼らの追跡は、教会で長く隠蔽されてきた衝撃的な歴史を暴き、社会で最も権力をふるう人物たちを失脚に追い込むことになる、記者生命を懸けた闘いだった……。

                        (MOVIE WALKERより抜粋)


とにかく素晴らしい作品でした。
アカデミー賞の最優秀作品賞にはこのところあまり相性が良くなかった私にとっては、今回の受賞作品として
すごく納得した内容でした。
でも、すごく地味。
名だたる有名俳優陣がたくさん出ているのに、誰が主人公でもなく (むしろ「スポットライト」の記者達全員が主人公)
特別に盛り上がるドラマチックな場面もないのに、じわじわと押し寄せてくるクライマックス。
脚本も良かったな~。

カトリック教会の神父による性的虐待のニュースを私が初めて知ったのが2002年頃でした。
当時、アメリカのマスコミ(今から思えば「ボストン・グローブ誌」だったのでしょう。)で報じられたこのスキャンダルを
日本人としては馴染みは薄いものの「あの神父たちが・・・」と驚いた記憶があります。

そもそも神父に対するあまりにも禁欲的な規律が事件を起こしているのも事実でしょうし、教会に寄り添いながら生きている
カトリックの信者にとっては驚きの報道だったでしょう。

映画のあとにボストン以外でもわかった性的虐待事件の場所がアメリカ全土だけでなく世界中におよぶという真実にも
改めて驚きました。

被害にあった子ども達のその後が本当に気の毒なくらいでした。
被害者の一人一人に対して地道に取材を続け、一方、救済のために活動する弁護士なども。
古い資料を丹念に調べる粘り強い活動がやがて少しずつ真実を浮き彫りにします。

被害者に寄り添うガラベディアン弁護士役のスタンリー・トゥッチが良かった。
彼は癖のある役が多いけど、好きな役者さんです。
声だけ登場の心理療法士はやっぱりリチャード・ジェンキンスだった。
その他の「スポットライト」チームの役者たち全員もすごく良かったな~。

「これを記事にしたら誰が責任を取るんだ?」

「では記事にしない場合の責任は?」


というやりとりがすべて。
ジャーナリズムの根本とはこれなんだろうな。

これは反カトリックの映画ではないんですよね。
多くの被害者を生んでしまったことをカトリック教会のすべてが認めたということで終わりました。

と言うことで、久しぶりに見応えのある作品を観られて良かったです。

今回の評価は・・・     星4つ   ☆☆☆☆


登場人物の多さには要注意。
頭に叩き込みながら観ないと・・・

   

   

   


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「ルーム」

2016-04-14 14:41:33 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



現在、公開中の「ルーム」を観てきました。


2015年製作(アイルランド・カナダ合作)
エマ・ドナヒューの小説「部屋」を、『FRANK -フランク-』などのレニー・アブラハムソン監督が映画化した作品です。



おもな内容は・・・

施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。
彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。
ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。

                          
                              (シネマトゥデイより抜粋)



先日のアカデミー賞で主演女優賞を獲った女優ブリー・ラーソン以上に凄かったのが子役のジェイコブ・トレンブレイ!
予告などを観ていた時に絶対に女の子だと思い込んでいて、アカデミー賞授賞式で「男の子」と知りびっくり。
この子役に尽きる作品でした。

映画はジャックの言葉で語られています。
母親と自分だけの密室の世界、その「部屋」の中のみ真実で外の世界やTVの世界は嘘と教え込まれて暮らしてきたジャック。
5歳の誕生日を迎えて、母親が真実を告げ、ジャックに協力をしてもらいながら脱出を試みます。
その練習も凄かった・・・

ジャックが犯人の車で脱出できた後、「助けて・・・」と大声を出せない場面や、警官にママの居場所を聞かれて
少ない語彙で小さな声を発する様子など、本当にリアルなシーンでした。

物語は脱出して外の世界に出られてからの苦悩がよく描かれていました。
最初はマスコミや世間の目に追われ、おびえる母と子。
ある時、マスコミの取材インタビューに答えるのですが、やはり辛辣な質問が出ます。
「逃げることはできなかったのか?」などなど。

そしておそらく娘の誘拐が原因で離婚したと思われる両親。
特に実の父親の娘に対する複雑な心境を演じるウィリアム・H・メイシーはうまい。
娘や孫に対して声もかけられないのは正直な反応なのでしょう。
それ以上に良かったのはグランマ(祖母)役のジョアン・アレン。
母親になって戻った娘に対して、悩みながら支えていきます。
それから控えめながら温かい再婚相手のレオの存在も良いです。


母親は社会に戻れて、改めて自分の身におきた事件に対して悔しさや辛さを感じ、精神的にバランスを崩してしまいます。
それを救ったのは息子ジャックの気持ちのこもった「髪の毛の束」でした。
ジャックが何気なくグランマに言った「グランマ、大好きだよ」の言葉がすごく心に響きました。


これから生きていくためにもう一度監禁部屋を訪れる母と子。
ジャックは「さよなら、椅子」「さよなら、シンク」「さよなら天窓」と挨拶をして別れを告げます。
あんな小さな納屋に7年も閉じ込められた真実をもう一度確認して、前を向こうとする母ジョイ。
辛いけれどこれが必要な儀式だったのでしょう。

もう一度言いますが、主演女優賞を食ってしまうほどの天才子役がうまかった。
「あざとさ」など全然なく自然体で本当に凄い子でした。
母親のシャツがまくれているシーンがありましたが、たぶん5歳までおっぱいを飲んでいたジャック。
それはもう精神安定剤としか言いようがなくて、そんなところもジーンときました。

ジャックが将来、出生の秘密を知ってしまう事が心配ですが・・・


今回の評価は・・・    星3つ半   ☆☆☆★


   

   

   

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「君が生きた証」

2016-04-10 14:48:48 | 映画・DVD・音楽・TV・本など





ずっと気になっていた作品「君が生きた証」をWOWOWで観ました。

原題は「RUDDERLESS」・・・舵のない船というような意味。
2014年製作のアメリカ映画。
監督は「ファーゴ」などでお馴染みの役者、ウィリアム・H・メイシー。
初監督作品なんですが、なかなか良い映画でした。

おもな内容は・・・

銃乱射事件で息子がこの世を去りすさんだ生活を送るサム(ビリー・クラダップ)は、別れた妻から息子が遺した自作曲のデモCDを渡される。
その曲を聴き息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、遺品のギターを手に息子の曲を場末のライブバーで演奏する。
その演奏に魅了された青年のクエンティン(アントン・イェルチン)はサムを説得し、年の離れた2人でバンドを結成するが……。

                                    シネマ・トゥデイより抜粋

公開から時間が経っているのでネタばれになっています。



途中まで観ていて、最初は自分で想像していた通りの展開でした。
亡くなった息子の登場シーンはとても短く、その後に哀しみに暮れる父親サムについての描写にも小さな違和感があったのも事実。

中盤でバンド仲間と別れたあと、観客に明かされた本当の真実。
「あぁ、そうだったのか・・・」とすべてが納得できるストーリーでした。

被害者の家族の苦悩はほとんど出てこなくて、ただ淡々と物語は進んでいきます。
実際は銃乱射事件を起こし、多分その後自殺したと思われる息子が加害者だったという残酷な真実。
彼が何に苦悩していて、自分の心を吐き出すかのように曲を作っていたのかはわかりません。
理由はわからないけれど、6人もの大学生が無慈悲にも殺されてしまった。

いつも犯罪が起こると、人々は被害者に対して心を寄せる事が多く、加害者に対しては怒り、憎しみがつのるのが普通だと思います。
そして加害者側の人間には多くの苦悩や辛い仕打ちが生きている限り続くのも伝えられます。
罪を憎んで人を憎まず・・・なんてなかなかできないこと。
犯罪被害者(およびその家族)の苦しみは加害者側(およびその家族)の苦しみよりもずっとずっと重いはずだから。
そんな事を考えながら後半のストーリーを観ました。

後半に父サムが大学構内にある慰霊碑の前で号泣します。
やっとやっと事件に向き合えたのでしょうか。
息子ジョシュを失った悲しみ以上に、大切にしていたお子さんを失った方々がたくさんいるという現実に向き合えたのかもしれない。


音楽がとても良かったです。
気取ることなくストレートにぶつける歌詞や曲。
実際にバンド活動をしているドラマーやベーシスト。
サムに最初声をかけた青年クエンティンも声が良いし、うまかった。

このクエンティンを演じるアントン・イェルツィンの出演作はたくさん観ているけど
いつも「犬」のように雰囲気・・・悪い意味ではなく(笑)
サムがクエンティンにアドバイスする「やめたら負け」という言葉。
未来のある若者にしっかり届いたでしょうか。


・・・という訳で、被害者の父だと思っていたら加害者の父だったという真実。
それを知ったあとでは確かに作品に対する感想が複雑になってきます。
だから、もう一度最初から観てみました。
それゆえに理解ができる言葉の数々、そして曲の歌詞の意味もさらに深く染み入る感じでした。

バンド仲間から離れ一人でバーで歌うサム。
「My son」・・・「My son」・・・「My son」・・・
その後のシーンも撮影したそうですが、あえてこの歌うシーンでTHE END。


とっても複雑な心境になった映画でした。
でもそのアプローチの意味がとても大きいし、全体の音楽が本当に最高だったのも事実。
中でも「HOME」と「REAL FRIENDS」 ラストの「SING ALONE」が好き。
心に響く作品でした。

今回の評価は・・・   星4つ   ☆☆☆☆

ウィリアム・H・メイシー監督は素晴らしい。


   

   

   

   

   

   

   

後記

2016年6月19日にアントン・イェルツィン君は事故で亡くなりました。
それも自宅車庫のそばで自分の車に挟まれるという不運・・・
この速報を知った時はすごくショックでした。
彼の映画はたくさん観ているし、声や演技が好きだったのです。

好きな俳優が次々と亡くなってしまうのはただただ哀しい・・・

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世界フィギュア 女子シングル フリー (2016・4月)

2016-04-04 16:20:56 | フィギュアスケート
昨夜は引き続き女子シングルのフリーを観ました。

最近は結果を知る前に自分なりの予想を立てます(笑)
 
私の予想は・・・1位 メド  2位 ゴールド  3位 知子ちゃん  4位 ポゴリラヤ  5位  真央さん
(1位しか当たらず・・・) 

最終結果としてはすごくハイレベルな戦いで、日本女子はメダルには届かなかったけど、ちゃんと3枠獲れたので一安心。



いつものように私の印象に残った選手の感想です。


まずは未来ちゃんの「ギャッツビー」、衣装も素敵。

   

   

   

   

最初の3F-3T-2Tがインパクトあって良いですね。
ジャンプやスピン、スパイラルの度に会場が大歓声。
嬉しそうにニコニコ滑る未来ちゃんは幸せそうでした。
回転不足はあったけど、シーズン後半は充実した試合が多くて良かったね~。
今季のフリーの謎編曲が最後は彼女らしくて好きになりました。

フリーは120.91点。
トータルで186.65点、10位でした。


続いては真央さん登場。
最後の滑りはどんなでしょうか。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

あまりにも感動してしまったので大量の画像!
最後の真央さんの表情が物語ってくれるような演技内容でした。

最初の3Aは回転不足。
その後もジャンプはいろいろ付いちゃったけど、滑り全体は大きなミスもなく美しい4分間でした。
ひと伸び、ひと伸びがきれいで、本当に素敵な「蝶々夫人」だったと思います。
儚さや憂いをおびた表現が良かった。
そしてあっという間に終わった印象が今季一番感じました。
美しいスケーティングで途切れない演技、良いものを観させてもらいました。

橋大ちゃんも
「彼女の中では100パーセントではなかったと思うけど、素晴らしかった。」
「最後の表情は、大変な時期を過ごしてきて、やっとホッとできたように思える。」などとコメント。

フリーは134.43点。
トータルで200.30点。 7位でした。


それからラジオノワ。
今までの彼女のプログラムは好きなものが多かったけど、今季は二つとも私には今一つ。
いつも失敗しそうでこらえられちゃうジャンプで台乗りしてきたけど、伸びませんでしたね。


そしてここでメドベデワ。
シーズン通しての強さを発揮してくれました。

   

   

ミスもなく加点の嵐!
フリーは250.10点で歴代最高点をたたき出しました。
技術内容の向上が著しい最近のシーズンで、あのヨナの得点を抜いたと言うのも今更感ですね。
最近は本当に女子の要素は凄いのだ!

結果としてメドベデワが見事な滑りでトータル223.86点で1位になりました。



会場全体の空気が凄い中、宮原知子ちゃん登場。
今度は彼女の空気にしてくれるでしょう。

   

   

   

いつも通りの落ち着いた演技でした。
改めて、いつもパーフェクトに滑れる彼女の存在は強いです。
今回はどうしてもPCSが伸びず、得点も頭打ち感がありましたが、技術点は安定して高いです。
まぁ採点競技だからな~ 

いつも堅実に結果を出せるのは日本の強み。
残念ながら表彰台は乗れませんでしたが、良いプログラム二つ、ありがとう。

フリーは139.89点。
トータルで210.61点で5位。 日本女子の最高順位でした。


続いてはポゴリラヤ。
もちろんこの衣装は「シェヘラザード」♪

   

   

   

   

   

滑り終えて喜びを爆発させたポゴリラヤ。
SPとフリーを見事に揃えてきました。
3Lz-3Tの力強いこと!
その後もダイナミックな動きで、曲を表現するところは丁寧に、見応えがありました。

フリーは139.71点。
トータルで213.69点。
入れ替わりの激しいロシア女子の中で頑張ってきたポゴリラヤ。
銅メダルおめでとう。


次にアメリカ女子ですが、アドバンテージをもらっていたゴールドがミス。
最初の3-3は鬼門なのかな・・・

最終滑走のワグナーは見事な演技で初の表彰台でした。
ワグナーと言えば回転不足とツーフットで苦しみ、長く全米で苦しんだ時もあったから
10年ぶりのワールドのメダルと言えばやっぱり彼女が獲らないと! と思っていました。
銀メダルおめでとう。


最終結果はこちら。



こうして終わった世界フィギュアの女子シングル。
レベルが高くて本当に凄かった。
トップから7位の真央さんまで200点越え。
オールレベル4も素晴らしい。

日本の選手は順位としては残念でしたが、あくまでも採点競技!
採点にこだわらず心に残った忘れたくない演技が観られて本当に良かったです。








おめでとう、おめでとう!


   
真央さんが提案したからメドベデワの「アニオタ」がばれた・・・


その後の真央さんの言葉で、
「自分のできることを最後までやる、というのが自分の考え。」
だからきっとまた素敵なプログラムを観られると期待します。




  






   

   
 

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世界フィギュア 女子シングルSP (2016・4月)

2016-04-02 16:25:05 | フィギュアスケート
昨夜放送された世界フィギュアの女子シングルSP。
もちろん結果を知った上で観て、今日も印象に残った選手をもう一度、観直しました。

なぜかポゴリラヤの曲がずっと耳に心に残っています。
彼女のSP「ヴァイオリンと管弦楽のボレロ」♪はすごく良い!
一番強く印象に残ったプログラムと滑りでした。


フジ地上波は少しの選手しか放送しないけど、J-Sportsを待つのはちょっと辛い。
もちろん良質な放送として楽しむつもりですが・・・。


いつものように私の好みと印象に残った選手などの感想です。

まずはやっぱり未来ちゃん。
ついこの前、四大陸で2位に入った彼女ですが、ワールドでも頑張りました。
   

   

   

   

キャロルコーチの時はちょっと萎縮気味だった印象。
今のコーチは思い切りほめてくれて良かったね。

今回の出場もポリーナの代役・・・(ポリーナのプログラムも好きなので観られないのは残念ですが)
四大陸で一区切りしたはずがまたまた突如のピンチヒッター。
そして良い滑りをするのが素晴らしい。
二日前に靴が壊れたアクシデントもあったそうですが、テープぐるぐる巻きで滑りました。
いろんな事があった経験が彼女を大きくしてくれたのでしょう。

最初の3F-3Tのセカンドは回転不足。
でもジャンプが決まったり、スピンの時も会場は大歓声。
まさかの代表落ちの涙も知っている観客は未来ちゃんにとっても優しい。

「Deamons」はEXナンバーをSP用にしたプログラムだったけど、何度も観ているうちに決してお手軽なプログラムじゃないように
思いました。
何だかじわじわと感動してしまう滑りでした。

SPは65.74点で順位こそ10位ですが良かったです。
6年ぶりのワールド、いっぱい楽しんでほしいです。
全力(ぜんちから)で頑張れ~!



そして真央さん登場。
公式練習では何度も3Aを成功させていて会場も沸いていました。
直前練習でも見事にクリーンな3Aを披露。
試合ではどうでしょうか。

   

   

   

   

   

   

3Aは手をつくミス。
イーグルから入る3Loはこらえたジャンプになりました。
まぁ、ジャンプで二つミスが出たのでこの得点と順位は仕方ない。
結果を知った上で観ると「ジャンプ以外はやっぱり浅田真央選手! そんなに悪くない。」と思いました。
滑りながら笑顔が出ていて、ステップなんてニコニコ。
本人ミスをあまり気にしていない感じ。  

SPは65.87点で9位。
「アクセルが決まらなかったのは悔いが残る。」
「他の部分に関しては自分のできることはできた。」とのこと。
蝶々さんに期待!


続いてアメリカ女子、ワグナー登場。
期待に応えた滑りでした。

   

   

SPをミスなく滑れて心から嬉しかったんですね。
今日は回転不足もなく両足もなかった。
SP73.16点で4位でした。

アメリカ女子は10年ぶりのメダルを目指す・・・と言いますが、そんなに台乗りしていないとは・・・。


ここでロシアのメドベデワとラジオノワが続くのですが、正直あまり印象に残りませんでした。
メドベデワはちょっとミスがあり、あの練ったプログラムも飽きがきたというか・・・そんな印象。
ラジオノワの「ジュテーム」もあまり好きではないのでスルー。


そして本郷理華選手。
今季は悔しい思いが続いていましたが、SPは良かったです。

   

   

ジャンプだけでなく他の動きも大きくダイナミック。
SPは69.89点と大幅にシーズンベスト更新、7位でした。


続いて宮原知子選手登場。
今日は岳斗コーチも帯同♪

   

   

   

   

   

岳斗コーチからいつも恐縮気味に上着を受け取る知子ちゃん・・・

3Fは回転不足の判定。 !もつく。
ジャンプ自体が高くないからつ付けようと思ったら付けられちゃう・・・
でもいつもミスのない演技は本当に凄い。

SPは70.72点で6位でした。
フリーもノーミスで頑張ってください。


そしてゴールド登場。
自国開催を味方にできるか・・・

   

   

ボロボロだった四大陸からワールドに照準を合わせてきました。
いつもミスする冒頭の3-3を決めると嬉しそう。
そのままミスもなく良い滑りで終えました。
ラストはお決まりの「YES!」

彼女の3Fは!は付くけどeは付かない・・・
SPは76.43点で1位です。
素晴らしかったけど、この得点は出過ぎではないかな~。
ロシアに持っていかれないように、フリーに向けての高得点に感じちゃう・・・


最終滑走はアンナ・ポゴリラヤ。 ちなみにコーチも同じ名前、アンナ。
ロシア女子では一番好きな選手です。
顔も好き。 (特に唇

   

   

   

   

   

最初の3Lz-3Tのスピードと高さが気持ち良い!
3Loと2Aのジャンプも成功。
この独特の曲調を力強く滑る彼女はすごくかっこいい。
エッジも深いですよね~。

昔はアクセルジャンプが苦手で頑張ってそれを克服して。
時には驚くほど危険な着氷ミスと転倒がありますが、彼女が3年連続で代表になれたのは嬉しいことです。
メドベデワ旋風がわいた今季ですが、ポゴリラヤの見応えのあるプログラムを観られて幸せでした。

演技終了後に2度ほど「スパシーバ」と言っていましたね。
SPは73.98点で2位。
ロシア女子のトップでした。
PCSもメドベデワを抜いていました。
正直、私にとってはSP首位は彼女だと思ったのですが。


という訳で、女子シングルのSPの結果は・・・



フリーは宮原さんには相変わらずのノーミスを期待。
理華ちゃんも突き抜けた滑りを期待。
真央さんにはご本人が納得できる演技を期待します。

中庭さんのコメントではフリーの鍵は「浅田選手の出来」だとか。
彼女が良い滑りをして上位に大きくプレッシャーをかけると大きく変わるそうですよ。

でもさ、採点競技って正直クソだからな~   と悪態をつきたい時があります。   








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桜、ほぼ満開

2016-04-01 15:51:20 | 日々のこと










   

4月になりました。
家の前の公園の桜は今年もきれいに咲いています。
ほぼ満開ですが、つぼみもまだあるので今が一番良い感じ。
いろんな事があっても、毎年こうして桜が咲いてくれます・・・と感慨深く。

プロ野球も球春到来でリーグ戦が始まっていますね。
昨夜のヤクルト・阪神戦は5時間を超える長~い試合で、その上引き分け
でも、この対戦カードで思い出すのは、日をまたぐ試合が過去にありましたね~。
八木さんがまだ選手時代で、当時はラジオで放送を聞いていて今でも思い出します。
今は12回までと変更になり、ドラマチックな試合は少なくなった感じ。
そんな訳で、今年は阪神の高山君と楽天の則本投手を応援しようっと。


それからアメリカ、ボストンで開催中のフィギュアスケート世界選手権。
もう、何と言ったらいいのか・・・
羽生君が練習中にキレた報道とか、相変わらず話題性がいっぱい。
スポーツニュースを観ていても各局ともフリップなど用意して「他国の選手に妨害された・・・云々」ばかり。
男子の滑りはもちろん全滑走はまだ観られないけど、羽生君は圧巻の滑りでした。
いろんな意味で「ブラック羽生」が全開で苦笑してしまうけど。
男子はまさかのハン・ヤンとナム・グエンのSP落ち、これが一番びっくりです。
男子は昌磨君に期待しています。  (羽生陣営、苦手なので)


女子SPは結果だけは知っています。
ボストンで地元上げはあるだろうと思ったけど凄いスコア・・・。
私は日本の3人娘を応援しますよ。
そして真央さんの滑りがもし最後の試合になったとしても、ちゃんと見届ける事が大事だと思っています。
最後の最後まで応援します。



最後に今日のおやつ・・・

   
ベイクドチーズケーキです。
フードプロセッサーでガーッと混ぜて焼いて、美味しい~!

こちらはプレバトで横尾君が作っていた料理。
鶏の手羽先と新じゃがの煮物です。(菜の花はつけず)

プレバトは俳句のコーナーと料理が面白いな~。
でもキスマイのメンバー、区別がつきません





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