日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2012 フランス大会 男子シングル フリー

2012-11-19 14:59:30 | フィギュアスケート
無良くん、おめでとう~!


やっとエリ・ボンの男子フリーを観ました。
嬉しい結果はわかっていますが、それはそれとして。
各選手のフリープログラムを楽しみました。
初の披露もありましたね。


印象に残った選手だけ。
まずは地元のアモディオ選手、SPは悔しい結果となりましたがフリーは頑張りました。
プログラムは「ジャンピング・ジャック ブロークン・ソローなど」

   

   

   

今日もルシーヌ発見。 一緒にいる女の子はアモディオとワグナーのファンだな。

さて、アモディオですが。
SPのミスもあってフリーは4回転を一つだけにした構成に変更。
最初の4Sは成功しました。
(フランス大会に入って初めて決めたとか)
3Lz-2Tはセカンドジャンプは手を上げてバッチリ。
3Aもしっかり決めましたね。
ルッツを跳び過ぎ? いや、あれはフリップのエッジエラーでしょう。
な~んて事を言われながら、フリーはしっかり演じきりました。

フリーだけは何と1位。
解説の佐野さんも「前半のスローな部分でステップなどに見とれた。巧くなった。」とコメント。
しかしここでやっぱり感じるのは・・・
止まって上半身だけ動き、また止まってパントマイム・・・そんな感じで前半はお休み処がいっぱい。
これをモロゾフの策略と言うのなら、相変わらずの振り付けで嫌になります。
これを「細かい表現」と言うのでしょうが、4分半のうち、どれだけ止まっているのか計測しちゃうぞ。
・・・以上、いつも感じる不満でした。

SP7位、フリーは1位、総合でも3位に入りました。
(何かユーロの銅メダル滑りこみを思い出しました。)


続いて宋楠くん。
少しは元気になったかな。
プログラムはチャイコフスキーの「交響曲第4番」。

   

   

キス・クラは別に頭を抱えて凍りついているわけではありません。
宋楠くん、滑り終えて性根使い切ってヘロヘロなんです。
やっとリンクサイドまで戻り、やっとキス・クラに座った感じ。
強面のコーチにカツを入れてもらおう。

最初の4Tも3Aも、後半の3Lz-3Tも決めたのが良かった。
小さなミスはあったけど、SPに比べたらフリーは復活したイメージです。
ただ、つなぎの要素が物足りないな~と観ていましたが、やっぱりPCSは高くないな。
ケガや体調不良もあるだろうけど、彼はスタミナをもっとつけた方が良いと思います。
(高地では酸素必須だし、ね)


次は大歓声のジュベールです。
フリーは初のお披露目かな。
プログラムは「インセプション」。
曲も衣装もジュベールらしい感じ。

   

   

   

最初の4Tは転倒・・・残念。
3Aに付けたジャンプはダブルに。
その次は3Aから3Fに替えた?
まぁ、SPのようにジャンプをしっかり決められないけど、観ていると結構惹きこまれる。
単調そうだけど力強いテンポのこの曲、彼に合っていると思います。

佐野さんが「ジュベールと言ったら4回転。 試合で4回転を跳ぶのが『男の教義』と思っているのでは。」そんなコメントをしていました。
なるほど、確かに彼らしさはそうですね。
最終順位は4位となりました。



いよいよ登場するのは無良くんです。
フランス大会は日本選手は彼だけの出場。
チョッキ(?)を着て、フリーのプログラムは「SHOGUN」。

   

   

   

   

最初のポーズをとる時に違和感を感じたけど、後で「SPのポーズと間違えちゃいました。」って。
それだけ緊張していたそうですが、しっかり演じきった4分半でした。

最初の4Tはバッチリ決めました。
加点も高く、これだけで12.01点。
佐野さん「良いね、良いね、良いね、良いね・・・・」って何度も騒いでいました。

3Lz-3T、3A、3LoもOK!
後半に入ってすぐに3A-2T、これも12.07点もらえましたね。
彼の3Aはやっぱり美しい。
最後のフリップがシングルになる惜しいミス・・・
佐野さんも「1Fがもったいない。 そばに行って頭をコツンとやりたい。」って。

とにかく落ち着いてフリーを演じきった無良くんでした。
SPとフリーを揃えられたのが良かった。
タイム・バイオレーションをとられ、減点1.00がついたけど、パーソナルベストを大幅更新して
この時点で1位につけました。

無良パパ、喜んでいるけどいつもニコニコしているから変わらない?
いっぱい褒めてあげてくださいね。


最終滑走はアボットです。
SPとはガラッと違うソフトな印象。
プログラムは「Bring Him Home」、レ・ミゼラブルから「彼を返して」ですね。
アボットお得意の抒情的な滑りになりそう。

   

   

   

   

う~ん、やっぱりアボットの世界は素敵でした。
ジャンプミスはいくつもあるのに、やっぱりこのプロは素敵。

3Lzから入り、次の4Tは明らかな回転不足、両足着氷。
最初の3Aは加点もたくさんもらえる美しい出来でした。

次のアクセルがシングルになったり、サルコウがダブルになったり。
いろいろミスが出たのは残念だな~

佐野さんも「個人的にすごく好きなプログラム。これにジャンプが全部入ったら凄く良い。
一回転ずつ足りない・・・。」とコメントしていました。
確かに4分半全てスローな曲で難しいけど、アボットならではのプロですね。
SPは首位、フリーでは3位となり、総合で2位でした。

それからこのバナーがとても良い!



全米で優勝した時のブルーの衣装とか、ポケットに手を入れ前後に動くアレ!とか、サスペンダーとかetc。
アボットのプログラムがたくさん頭によみがえるようで素敵。
まぁ、彼はもっと小顔だけど、ね。


さて、最終結果です。






この時点でのファイナルへの可能性は・・・
う~ん、大ちゃん、頑張れ~!


   

   

   

   




インタビューでは「素直に嬉しいです。」と無良くん。
SPもフリーも練習時から4回転が好調だったとか。
初々しい表彰台の真ん中でしたが、彼の本来の力を全て出せたら決してまぐれではありませんね。

表彰台に慣れているアボットが無良くんを優しく促しているのが良いな。
全米の時もよくやっているけど。
一方、アモディオは台の上でも踊っていたり、写真撮影でもどこかに行っちゃったりといつも通りでした。


素晴らしいエリ・ボン杯での金メダル、本当におめでとう~!


      

     
   

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