日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

スケートカナダ 2012 男子シングルSP

2012-10-31 11:35:03 | フィギュアスケート
引き続き、今度はスケカナの男子SPを観ました。
無良君と復活の織田君を楽しみにしていましたよ。

印象に残った選手のみ、簡単な感想を。

まずはカナダのエラジ・バルデ選手、21歳。
昨シーズンのマイケル・ジャクソンのナンバー、覚えていますよ。
SPは「マラゲーニャ」です。

   

有香さん達に愛されているバルデ。
ダイナミックなジャンプを3つも決めて、地元で会心の演技でした。
解説の田村さん「3A、初めて跳べたのでは」と言っていましたね~
「ここまでやれるとは思っていなかった」ともコメント。
ポニーテールで嬉しそうな笑顔でした。


それから個人的に応援している無良君登場です。
衣装を見ただけでわかる、こちらも「マラゲーニャ」です。

   

   

最初の4Tはしっかり回っていたけど手をつきました。  惜しいな~
次の3Aがシングルに・・・
彼は3Aは得意だったはずだけど、このミスが大きかったですね。
3Lz-2Tは成功。
ジャンプミスがショックなのかなかなか乗りきれずに終了。

田村さんがスケアメの日本人男子表彰台独占を話題にしながら
「今この場にいない選手とも闘っている。」とコメントしていました。
う~ん、納得。
男子の解説として田村さんは視聴のじゃまにならない話し方で、的確なコメントを言うので大好きです。
(まぁ、最近は佐野さんも認めてるけど)

SPは出遅れて9位。
でもキス・クラではいつも優しそうな無良パパですね。


次はカザフスタンの王子のようなデニス・テン君。
まだ19歳か~
SPは「アーティスト」ですよ。

   

4Tをしっかり決め、次の3Aはオーバーターン。
3F-3Tはセカンドジャンプで転倒。
ジャンプミスは確かにあったけど、いろんなところで表現力が磨かれているのが良~くわかりました。
最後のステップも良かったし、迫力があって素晴らしかったな。
キス・クラでは両隣りにローリーとキャロルコーチ。
期待の高さがうかがえますね。
テン君、楽しみだな~


いよいよ織田君の登場です。
昨年のフランス大会の涙、思い出しますが、今季は頑張ってくれるでしょう。
一つだけ苦言ですが・・・衣装がちょっと・・・
いつの時代のクオリティーでしょう・・・

   

   

最初の4T-3Tはとっても素晴らしい出来でしたね。
高いジャンプのあとの柔らかい着氷。
まぁ、これで膝を痛めたのもあるけど、本当に優しいタッチで氷に降ります。
このジャンプを決めて笑顔がでましたね。

3Aは両足、もったいない。
今季のSPは壮大な曲で素敵なプロでした。
SPは82.14点、立派な出来でさすがです。


続いてアモディオ選手。
今季のSPは「ファルーカス」

   

ジャンプに苦しむアモディオでしたね。
最初の4Sはステップアウト。
ギターの音色でステップは素敵な感じ。
そして後半に持ってきた3Lz-3Tはセカンドがステップアウト。
3Aも手をつくミス。
ステップを前半に入れ、2つのジャンプを後半に入れる構成でしたが、今回はうまくまとめられなかったようです。
田村さんも「自信がないと滑れないプログラム」とのこと。

モロゾフ「アモディオとも結婚を考えていたよ」・・・


次はオーサー効果が出て2年目のハビエル・フェルナンデス君。
今季のSP衣装は大人っぽくて良いじゃないか。
カーディガンより良いよね。
SPは「マスク・オブ・ゾロ」

   

最初の4Tは完璧!
次の3AもOKでした。
昨シーズン終わり頃のジャンプの不調はなく、しっかり高難度のジャンプをこなしています。
こうなると彼は強い。

3Lz-3Tはオーバーターン、eマークもついちゃったか。
でも彼の力を充分感じさせた滑りでした。
SPは85.87点で見事に1位!

田村さんが羽生君の存在を上げて「同じチームにライバルがいる事が良い影響」とコメントしていましたね。


さて、今年のガチンスキーはどうでしょうか?
SPプロは「ハイランダー」

   

   

最初の4Tは転倒、コンビネーションならず。
次の3Aは両足でした。
3Lzはうまく決めたけどムリしてセカンドジャンプをつけず。
そうなるとやっぱり難しいですね。

田村さんも「難しい事をやっているけど、元気がない」と言っていました。
スピンやステップでガチンスキーらしい動きがいっぱいあるんだけど、とにかくジャンプが決まらないと勝負にならない。

キス・クラでがっかりする彼を優しくなぐさめるミーシンを何回見ただろうか・・・


最後はチャン!
コーチを替えての今シーズン!
SPは「エレジー」、感想も短くいきます。

   

最初はクワドにならずに3T-3T。
3Aは手をつく。
得点が出てホッとした顔をしていましたね。
さすが「PCSの申し子」
PCSに救われてSPは2位でした、終わり。

あっ、バトルの振り付けは良い感じです。


SPの最終結果はこちら。





まだフリーの滑りは観ていませんが、ゆっくり楽しみたいです。



   





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スケートカナダ 2012 女子シングルSP

2012-10-30 13:45:54 | フィギュアスケート
タブレットを手元に置き、録画したスケカナの女子SPを観ました。
プロトコルと観た印象って結構違うもんだな~と改めて思ったり。
プログラム全体として良い出来だと思っても減点がいろいろ付いちゃうんだ・・・
ジャッジの厳しい判定と闘う選手達・・・改めて大変なスポーツなんだな。


まずは恒例の衣装から。
持ち越しプロもあるから衣装も昨シーズンと同じ選手がキャロラインとマカロワかな。
髪も衣装もインパクトがあったのがアメリー・ラコステ選手!
カナダの豪華素敵衣装はファヌフからラコステに引き継がれたのかも。
背中のダイナミックな美しさも、ね。

    

    

  

   

リンクの上ではデザイナーの勝負もあるのかも。  (プロジェクトランウェイの見過ぎだ)

                     


さて、まずはカナダのケイトリン・オズモンド、16歳!
彼女はカナダナショナルやジュニアの大会で数回観ています。
シニアデビュー戦となるスケカナですね。

   

   

地元開催のプレッシャーなんて感じないよう。
マンボのリズムに合わせて、ジャンプも完璧でした。
最初の3T-3Tなんて加点が付くし、その後の3Fも流れがあって素晴らしい。
第一滑走なんて関係ない! と言うかのように会心の演技でした。
SPの技術点33.21はお見事でした。
キス・クラで得点が出るのが待ち遠しいケイトリン。
(あっ、私にとってはケイトリンと言ったらウィーバーだけど)


続いてはこちらも全米の注目株、グレイシー・ゴールド、17歳。
昨シーズンの滑り、覚えていますよ。

   

   

ブロンドヘアと真っ赤な衣装、美しいお顔は輝くようでした。
しかし・・・ジャンプミスが多かった・・・
この曲はソトニコワも滑っていて結構好きだったのですが、今日のグレイシーは何だかバタバタとした印象。
ジャンプも跳び急いでいるようで、2Aの転倒もあり得点が伸びません。
SPは9位となり、とびきりの笑顔も出ませんでした。


次はキャロライン・ジャン。
そう言えばまだ19歳なんですね~ 何年も観ているから不思議な感じ。
SPのプロは持ち越しです。

   

この曲は滑りこなされていますね。
ずっとジャンプの矯正をして、昨シーズンから大切に滑り続けている静かな曲です。
3Lo-2T、3F、2Aを入れていますが、3Fなんて良い感じだと思ったら減点されている・・・
ここはちょっと納得がいかなかったです。
なかなか得点はとれなくて残念ですが、スピンはやっぱりきれい。
スピード感はあまりないけど、曲調もあるから難しいな。


さぁ、ここからはアイスダンスです。 (ウソ)
ロシアのポリーナ・シェレペン登場。

   

いかにもロシアって感じの衣装、それもアイスダンス用?
彼女の名前はずっと話題には上がっていましたが、ほとんどジャンプが決められずにSPは10位でした。
ラテンメロディーで明るい感じだったけど、残念。
シュピルバンド氏がいる~


続いてもロシアの選手。
今年もタクタミと呼ぼうっと。
昨シーズンのグランプリシリーズの2戦優勝は凄かったですね。
その後はケガに苦しんでいるようです。

   

   

   

ライトダウンジャケットを着ているミーシンさんがツボです。

さて、タクタミちゃんはまだ15歳。
今季のSPは「ラブストーリー」ですが、この選曲は好きだな~。
いろいろケガがあって難度を下げて3T-3Tでしたが転倒・・・
3Loも減点か・・・
シットスピンではロシアは独創的なポジションを入れるのが多いけど、個人的には微妙だと思うのですが。
得点を見据えた戦略とは分かっていても、私はやっぱり美しいシットスピンが観たい。

SP終えて6位でしたが、キス・クラでは納得した表情だったかな。
ミーシンが優しく励ますのが「爺の愛」を感じる。
タクタミちゃん、お顔も身体も少しふっくらしてますね。


さぁ、続いては本日のコスチューム大賞受賞選手、アメリー・ラコステ選手です。
髪の色をブロンドに、そしてこの豪華なキラキラのストーンを散りばめた衣装が良い。
それから背中も力強い美しさ。

   

   

   

SPは「The Feeling Begins」・・・良く聴きなれた曲ですね。
最初の2Aの入りから雰囲気がすごくあって良い感じ。
3Fはダウングレードと転倒・・・コンビネーション付けられず。
その後3Lo-2Loにしてきました。
得点は伸びなかったけど、何だか巧くなっている印象でした。
今まで彼女に何かを感じる事はなかったけど、今季は雰囲気もあって良いプロになりそうだな。
ファヌフがいなくてさみしいから、ラコステ選手には頑張って欲しいよ~
ゴールド選手がかすんじゃうほどの豪華さでしたよ。



次はロシアのマカロワちゃん。
好評だった昨シーズンの持ち越しプロです。
衣装も似合ってる~

   

   

   

コーチはエフゲニー氏ですね。 メンショフと同じコーチってのがなぜか良い。

3T-3Tから入り、続いて3Lo。
今日は良い感じと思ったら2Aがシングルに・・・
これがなかったら、ちゃんと跳べたらSPトップだったよね。
でも流れるような美しい曲調にマッチして素敵なマカロワでした。
SPは3位。
ヒップの左側にパットを付けてたけど、村主さんも付けてたっけ。
臀部を痛めているのかな。


続いてはオーサーに師事しているゲデバニシビリ選手。
どんどんスリムになっている~
お顔も痩せたからちょっと違う印象もある。
SPは「シンドラーのリストから」ですか! 大いに期待します。

   

   

素晴らしい出来に何度もガッツポーズ!
確かに良い滑りでしたね。
「シンドラーのリスト」ってアイスダンスのイリニフ選手のプロが一番印象に残っているけど
ゲデバニシビリ選手の演技もノーミス(に見えた)だけに良かった~
衣装もピッタリでした。

3Lz-3Tはアンダーローテになっちゃったのね。
でもLzを入れてくるのはとても良い。
3S、2Aも良かったし、とにかくプログラムとして魅せてくれました。
いつもジャンプミスが多かったから、ご本人も感極まって涙でした。
SPは見事に1位です。


やっと登場の村上選手。
よし! ミサンガをやめたから良かった!
   

ステップから入るのが新鮮で良い感じ。
後半に入れる3T-3Tが良いですね~
アンダーローテになっちゃたのが惜しい。
3Fは両足、いろいろ減点になってしまったけど、良いプロだと思います。
SPは4位でした。


最後は鈴木選手の「キル・ビル」
衣装もまさに「キル・ビル」

   

3T-3Tはダウングレード、3Lzもエッジエラー・・・
なかなか厳しいですね。
SPは不本意の5位でしたが、この後フリーで暴れたから良いか!
(個人的にはこういうプロはあまり惹かれないんだな・・・すみません)
もう、何を見ても「眼力!」って言うな~  角澤~


最終結果はこちら。





SPだけではゲデバニシビリ選手の1位が光る~
こんな日が来るなんて、オーサー効果か。






 

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初タブレット!

2012-10-29 12:11:09 | 日々のこと
なんだか忙しい週末が明けて、快晴の秋空の月曜日!
やっぱり晴れると気持ち良いですね。

週末のスケート・カナダはまだいっさい観ておらず、結果だけは知っている状態です。
地上波のテレ朝はカットあり、とか。
BS朝日ではすべて放送してくれたかな。
というより、朝日ニュースターでは放送なし?
まったく視聴の予定が組めないですね・・・

そう言えば、スケアメのアイスダンスとペアの放送がない・・・と書きましたが
後日、朝日ニュースターでやってくれるとか。
楽しみなポジェ組(アイスダンス)とかベルトン組(ペア)が大画面で早く観たい~


そんな訳で(?)
数日前に「タブレット端末」を買いました。
ずっと欲しいな~と思っていたのですが、iPad miniが出た影響か、かなり価格的にムリなく
手に入れたのがこちらです。



   

                                    にゃんこ、乗るな~!



acerの10インチ型タブレット。
アマゾンで16799円で購入しました。
ずっとnexus7と迷ったけど、やっぱり10インチは欲しい。
という事で、早速楽しんでいます。

「布団の中でタブレット」というのが購入動機でも良い。
もちろんスマホもあるけど、ね。
そんなこんなですっかり新しいおもちゃで遊んでいます。

さて、タブレット端末で「プロトコル」を表示してスケート・カナダを観ようと思います。

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スケートアメリカ 2012 女子シングル フリー

2012-10-24 11:48:53 | フィギュアスケート
早くも週の中盤で、週末にはスケカナが押し寄せてくる~
今年もLIVEで観たいのでCSの「朝日ニュースター」を契約したんだけど・・・
何と大好きなアイスダンスの放送がない?!  (ペアも!)
テレ朝チャンネルの時は全部放送があったのに・・・(あまりの多忙で死んだけど)
有料放送でもなかなか満足な放送内容にはならない現実ですね。
あ~、残念。


気を取り直して、スケアメの女子シングル・フリーの感想です。
まずは素敵な衣装から。







衣装もプログラムも持ち越しはレイチェル・フラットとクリスティーナ・ガオだけかな。
フラットの衣装、色使いとかうろこのような模様が面白い。
あとはやっぱり一番目を引いたのが、マルケイ選手。
色もデザインもメイクもヘアーもトータルですごく良い!


                     


まずは元全米チャンピオン、レイチェル・フラット。
持ち越しプロで「火の鳥」です。

   

   

恒例のようにスタンフォードのキャップをかぶり笑顔のフラット。
確かに学業とスケートで大変な時期をずっと過ごしているはず。
でも引退しないでこうして大会に出てくるのは嬉しいな。

3Fは決めたけど、次のフリップはダブルに。
体型も重そうで以前のダイナミックなスキルというよりもスピード感が失われた重い動きに見えました。
でもキス・クラでもニコニコ。
スケートが好きなの! って感じで満足そうな笑顔でいられるのは立派だと思います。
足のテーピングが痛々しかったです。


続いてレオノワ。
おい、モロゾフ! くっつき過ぎだ!
   

今季のフリーは「海の詩人」、なかなか良い曲調でした。
彼女自身はジャンプがステップアウトしたり、きれいにまとめられない。
相変わらずバタバタした印象が残ってしまうのは私だけ?
キス・クラではモロゾフが声をかけても完全に無視! 返事もしなかった。


続いてドイツのサラ・ヘッケン。
フリーは「アウェイクニングほか」。

   

   

演技直後は笑顔がいっぱいで手応えを感じていたヘッケンですが、なかなか得点が伸びずに表情が曇ってしまった・・・

確かに「こぐ」滑りが多い彼女だけど、今できる事を一生懸命やっていているのはわかります。
後半の3Tの転倒は痛かった。
でもそれ以外はなんとかまとめて、ジャンプが決まる度に笑顔が満開。
結果はともかく頑張りました。


さて、今井遥ちゃん登場ですよ。
SPは7位でしたがフリーは思い切って挑戦あるのみ。
プログラムは「ディヴェルティメント変ロ長調」、ブルーの衣装が清楚で可愛い。

   

ジャンプは着氷のバランスが崩れちゃうのがいくつか。
3Lzはエッジエラーがとられちゃった。
スピンはスピードがあるし美しい。
彼女の可憐な滑りで会場も湧いていましたね。
パーソナルベストも出て、フリーだけでは4位、総合5位につけたのは立派です。
だからこそ、SPで出遅れないように頑張れ~


続いて、ヘルゲソン姉です。
SPではただ一人スピンでレベル4を揃えたとのこと。
フリーは「白い恐怖より」でした。

   

   

何か緊張しているのかな~
最初からジャンプミスが続き調子が上がらない。
アンダーローテのジャンプが多過ぎる。
まだ滑りこめていないのかわからないけど、フリーでは順位を落としてしまいました。
でもスケーティングがうまいので、それに愛するスウェーデンチームなのでこれからも応援しますよ。
解説の横谷さんも「失敗しても美しいので観てしまう。スケートが巧い。」とコメントしていました。


さぁ、素敵なSPを披露してくれたイタリアのマルケイ選手。
フリーも期待どおりの衣装とメイク。
大人の魅力と可愛さを両方持っている選手ですね。
プログラムは「アーティスト」ですよ。

   

   

   

   

いつものように有香さんにぞっこんなマルケイです 
競技からプライベートな面まですべて有香さんに相談に乗ってもらっているかのよう。
ここまで信頼を寄せられるって有香さんの人望もあるのでしょうが、「甘えられる」人懐っこい素直な性格のマルケイって良いな。

最初の3Lzの美しい事!
表情も豊かでまさに「アーティスト」の場面が浮かぶよう。
後半、難しい入りからの3Lz-2Tも良かったです。
リンク中央で演技終了直後にすぐに有香さんの方を見ていたのが可愛い~
満足そうな笑顔でパーソナルベストを出し総合4位は立派でした。
とにかくSPとフリー、衣装も滑りも素晴らしかったのをしっかり覚えておきたいです。


それからSPではただ一人ノーミスのクリスティーナ・ガオ登場です。
この衣装は良く覚えています。
背中も素敵で、持ち越しですが「リベルタンゴ」も良いプロですね。

   

   

   

この満足そうな表情!
面白いようにジャンプが決まり、3Lz-2Tだけeマークがついてしまったけど、フリーの滑りも良かったです。
曲調の変わるところの動きもきれいで、スレンダーな身体が躍動していました。
最後の方は笑顔がいっぱい、会場も湧き上がりガッツポーズが何度も出ましたね。
すごいスタオベでしたよ。
SPもフリーもしっかり結果を出せて総合でも2位!
初の表彰台、おめでとう~


続いてはロシアのソトニコワ。
プログラムは「バーレスク」でした。

   

   

   

   

好きな選手だから画像は多いです・・・
でもね、私はあまり「バーレスク」って好きじゃないんだな・・・(勝手な好みだけど)
ソトニコワにはもっともっと違うプログラムを期待しちゃうのです。

3Lz-3T決めました。
その他ではジャンプミスもあったけど、何と言っても3Lo-2T-2Loがノーカウント。
連続ジャンプ多過ぎちゃった。
スピンもぐらついた所があったような・・・
横谷さんも「後半、滑りが失速」と言っていました。
順位を落として総合では3位。
表彰台に上れるのは立派だと思うけど、彼女には大いに期待しているので最低でも表彰台、とも思う。
「バーレスク」か・・・・・・・・


最終滑走はもちろんアシュリー・ワグナー。
はいはい、自信がみなぎっているのはわかりますよ。

   

   

   

「サムソンとデリラ」はすでに出来上がっているよう。
三連続ジャンプから始まり、勢いのまま滑りきった感じ。
後半3Lzはeマークがついたけど、ほぼノーミス。
ワグナーのドヤ顔は何度目だ~?
という事で完全優勝のワグナーでした。


思い返せば数年前。
全米の女子ではフラット、未来ちゃん、ジャン、そしてワグナーというような順位だった。
ワグナーは衣装のセンスも良く、プログラムも良かったけどツーフットは当たり前。
そして最後まではジャンプなど決めきれない印象があり成績は地味でした。
プリシラコーチからジョン・ニックスに師事し、一気に伸びた感じですね。
プログラムに助けられている感もちょっとだけあるけど、全て戦略通りかも。 
今季はこれからどんなシーズンになるのか、一番の注目選手でしょう。


最終結果はこちら。

   





アメリカ大会で全米女子の大活躍。
表彰台の衣装の色がそれぞれ違って良い感じ!
おめでとう~
       


   


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スケートアメリカ  2012 女子シングルSP

2012-10-23 14:53:27 | フィギュアスケート
日本男子の快挙に喜んだあとは、女子のSPの感想を書きたいです。
まずはやっぱり新シーズンならではの楽しみ、素敵な衣装の画像から。

10人の中で一番目立ったのがイタリアのマルケイ選手。
今までと違った印象で素敵な衣装とメイクでした。
その他ではフラット選手はマダムのような感じ。
ドイツのサラ・ヘッケンの色も良かったな~ (彼女はいつも衣装が素敵)
ヘルゲソンの衣装も肌襦袢がいっさいないので良い感じ。
できればスカートの部分がヒラヒラしていない方が上品かも。
レオノワはう~ん・・・この色使いはちょっと安っぽく見えちゃうな。







以上、勝手な衣装の感想でした。


                     


さて、プログラムの方もすごく楽しみでしたよ。
印象に残った選手の中で、まずはクリスティーナ・ガオ選手。
プログラムは「クローズ・ウィズアウト・タッチング」

   

   

   

オーサーの元を離れてアメリカに拠点を戻したガオ選手。
冒頭の3T-3Tもしっかり決めました。
その後のジャンプも落ち着いて決め、スピンやステップもすごくきれい。
今まで何試合も観ていますが、このSPは会心の演技では。

手足が長くていつも衣装が素敵です。
何と終わって見れば彼女だけがノーミス!
ステップシークエンスが美しくて良かったな。
可愛いガッツポーズも出て嬉しそうでした。


それからドイツのサラ・ヘッケン選手。
バンクーバーに出た時は16歳でしたか。
今季のSPは「アストゥリアス」

   

スピンでは二つレベル4。
ただジャンプがいつも回転が足りないので残念。
ドイツからは男女ふくめてシングルは彼女だけだとか。
頑張れ~


そして登場するのはバレンティナ・マルケイ選手。
いつもの陽気なイメージだけでなく、衣装もメイクも髪型も素敵じゃないですか。
プログラムは「エスペランサ」

   

   

   

最初の3Lz-2Tはターンが入ってしまった?
3Sはきれいに決まりました。
レイバックスピンのポジションがすごくきれいで惹きこまれました。
歓声も湧き上がっていましたね。
こうして見ると横谷さん(解説)の言われるように、いろんな曲が滑れる選手だと改めて思いましたよ。
コーチの有香さんをすごく信頼しているのが伝わってきました。


後半に入って、まずは今井遥ちゃん。
プログラムは「シャレード」より。

   

   

SPはいつも出遅れちゃうのかな? ちょっと緊張気味でした。
3Sも2Aも減点されちゃってあまり伸びなかったですね。
遥ちゃんも19歳か・・・
着実にステップアップしてほしいです。


続いてアシュリー・ワグナー選手登場。
ジャパンオープンでも結果を出した彼女は今はゆるがない何かを持っているよう。
自信がみなぎり、何も不安材料がないように感じました。
SPは「レッドバイオリン」

   

   
3Fに手を挙げての2Tを決め、後のジャンプは後半に持ってくる構成。
勝負をかけていますね、きっと。

3Loは両足着氷かな?
でも自信に満ち溢れた身体のポジションに見応えを感じます。
SPは60.61点で最終的にもトップのままでした。


次はすごく楽しみにしていたロシアのソトニコワ選手。
地味な色だけど髪に真っ赤な飾りをつけて「スペイン奇想曲」です。
あぁ、中野友加里さんを思い出す~ 
   

   

   

   

最初に流れのある3T-3Tを決めました。
次のフリップはシングルになるミス・・・これがなかったらトップになったかも。
ステップやスピンも良かったですが、彼女の独創的なスピンのポジションを岡部さんだったら
「何かきれいじゃない」と言いそうだな。
SPを終えて58.93点、良い位置につけたと思います。

ソトニコワも16歳になってこれから真価が問われそう・・・って言っても、まだ16歳なんだけど。
ロシアでの競争は激しくなりそうですからね。
普通のスケーターになっちゃうか、それともすでに苦労もしているし、真の力をつけて来るか。
どちらにしてもまだまだ気になる存在です。

続いてスウェーデンのヘルゲソン姉!です。
お母さんに送りだされる時、すごく緊張している感じでした。
プログラムは「ポインシアナ」

   

   

衣装の色と彼女の美しい髪色はリンクに映えました。
3T-3Tは回転不足、3.77点しかとれてない・・・
ループもダブルになっちゃった。
それでもスピンのレベルは高いし、彼女にぴったりの曲でした。
ジャンプミスが2つあるため50.29点。


最終滑走はロシアのレオノワ。
プログラムは「スラムドッグ ミリオネア」

   

   

最初の3Tのあとがシングルになるミス。
次のフリップもダブルに・・・
スピードがないし、もたついたまま終わった印象。
ビールマンのポジションでぐらつき、ボロボロのSPでした。
その他、感想なし。


SPの最終結果はこちら。

   







     




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スケートアメリカ  2012  男子シングル フリー

2012-10-22 15:10:13 | フィギュアスケート
あ~忙しい
視聴が全然間に合わない

引き続き、スケートアメリカの男子フリーの感想を書きたいです。
前日のSPではぶっちぎりの羽生君、「モンスター」と呼ばれた彼のフリーはどうなったのでしょうか?

まずはSPの得点の低い滑走順からですね。
チェコのベルネル君・・・この衣装は持ち越しプロですか。
とうとう4回転も回避していました。
なかなかジャンプで苦労していますが、その前に思う事は・・・
やっぱりプログラムの持ち越しって微妙だな。
まだ若い選手ならまだしも、チェコを代表するベテランが同じプログラムを翌年も滑るのは面白くない。
確かに前のシーズンで仕上げられなかったと言っても、ファンとしては毎年新プロを期待しちゃいます。
これはブレジナにも言えて、「アンタッチャブル」の衣装を見た途端、「あ~あ・・・」と思います。
まぁ、フィギュアファンのわがままな贅沢な願いですけど、ね。


スウェーデンのマヨロフ君。
この衣装は可愛い~
フリーのプロは「ライフ・ビギンズ・アゲイン」。

      
3A-3Tは良かったけど、ルッツジャンプは軸がはずれ、3Aもお手つき・・・残念。
スウェーデンから唯一の出場なので頑張って欲しかった。


続いて、アーミン君。
曲がかからなくて仕切り直し。 笑顔がいつも可愛い。
フリーはSFドラマの「ドクター・フー」です。
   

冒頭の4Tはアンダーローテと転倒。
3Lz-3Tはすごくきれいでした。
スピードもあって動きが良かったけど、何箇所かジャンプがシングルになるミスが・・・
佐野氏は「スケートがしっかりしている」とコメントしていたけど、ジャンプミスが響いちゃいましたね。


続いて持ち越しプロのブレジナ君。
彼のサルコウジャンプに期待していましたが・・・。

   

最初の4Sはダウングレードで転倒・・・
二つ目の4Sはアンダーローテで転倒・・・
だけどいつものようにダイナミックな美しい3A!!
4回転には苦労しているけど、それさえ決まれば上に上がれる選手ですね。
でも「アンタッチャブル」はちょっと飽きちゃったよ。

さて、後半グループです。
あっ、町田君の衣装はもしかして・・・
   


まずはロシアのメンショフ。
細身の体型に似合っているシンプル衣装。
仕掛けはいらないよ。

   

   

ちょっと強面のコーチだけど今日は可愛い。

フリーのプロは「アレグロ、ほか」。
彼の4回転は昔から定評があるから楽しみでした。
(おととしのユーロは凄かった)

最初の4Tと次の4T-2Tは完璧!
佐野さん「回り過ぎてるくらい」とコメント。
だけど、3Aや3Sがダブルになっちゃった・・・
もう少し、他のジャンプの精度が上がれば良いんだけどな~
でもまずまずの演技だったと思います。


さぁ、SPは4位につけた町田君登場です。
やっぱり衣装で想像した通り、「火の鳥」でしたよ。
   

   
 
   

   
最初の3Aは完璧でした。
4Tは転倒してしまった・・・惜しいな~
3Lz-3Tも流れがあって良かった。

フリーも表情豊かでスピード感があって惹きこまれました。
姿勢や身体のポジションがきれいだな~と観ていたら、佐野さんも「背中がきれい。男性でこれだけきれいな背中で滑れないですよ。」って。
観ていて気持ち良いですね。
最後のステップでも会場が盛り上がり、観客に多くの事が伝わっているのがわかりました。

王道の「火の鳥」だけど、ここまで滑りきれたのは凄いです。
町田君自身はジャンプのミスが悔しそうでしたが、フリーで失速しなかったのはとても嬉しいです。
フリーは154.17点、トータルで229.95点はどちらもパーソナルベストだそうです。
フリーだけでは2位って凄い!


そしてアボット選手登場~
昨日と違ってソフトなイメージ、素敵な雰囲気。
フリーは「レ・ミゼラブルより 彼を帰して」    (この漢字でしたが合ってる?)

   

   

   

   
ジャンプのミスに打ちひしがれるアボット・・・

確かにジャンプはダメダメでした。
3Lzは決めたものの、4Tは転倒。
その後も3Aも転倒、ダブルになってしまうジャンプ多々・・・
これほどミスをすると得点も伸びずにフリーだけでは8位。

でもね、アボットにはこんな素敵なしっとりした曲が似合います。
彼特有の動きに余韻があって、惹きこまれました。
演技終了後には「やっちまった」と失意の表情だったけど、このプログラムの完成形を絶対に観たい!

佐野さんも「4分半、スロウな曲を滑れるのは並大抵のスケーターではできない」とコメント。
後はジャンプさえ決まれば凄く良いプログラムになる、との事でした。
「ダブルじゃダメ!」と一言。
あ~、ミスが多かったけど、やっぱり彼は素敵なスケーターですね。


さぁ、続いてSP2位の小塚君です。
ジャパンオープン以来の「ロンド・カプリチオーソ」ですね。

   

   

   

   

このプロは小塚君にとても合っているな~
バイオリンの奏でる音、小刻みなリズム、素敵な旋律がたくさんありました。

4Tは着氷。
次の4T-2Tは両足になっちゃったけど、SPとフリーで3度も挑戦できて立派です。
3Aも3A-2T-2Loも決めました。
唯一最後の3Sが手をつきもったいない~

小塚君らしい丁寧な滑りで落ち着いて最後まで演じきりました。
こうして見ると、SPとフリーをどちらもしっかり滑れるのは彼の経験が大きいのでしょう。
まさに培った「安定感」を感じましたよ。
衣装とお揃いのティッシュケースが良いね!



最終滑走はもちろん羽生君。
フリーは「ノートルダム・ド・パリ」・・・今季はパリがテーマかな?
衣装の色やデザインはまさに彼そのもの。

   

    
   

   

   

   

   

SPから一日明けてリズムが狂ったのか・・・
冒頭の4Tも4Sも転倒。
3Aと3A-3Tは決めたけど、ルッツがシングルになったり、イナバウワーの後にまたジャンプで転倒。
スピードもなくスタミナもなく、とにかく最後までノッていけないまま終わった感じ。
SPに比べたら、大きなミスが多く残念でした。

佐野さんのコメント・・・
「やはり17歳の少年。 そんなに甘くないと神様が言っている。
 今からパーフェクトだったらやる事がなくなっちゃう。
 いい薬だと思って、頑張れ!」
なかなか愛に満ちた言葉でした。

キス・クラでガッカリする羽生君にオーサーは声をかけられませんでした。
でも最後は背中をポンポンと叩き「オーライ」と励ます。
羽生君は得点を見て「負けちゃった・・・」と二度つぶやいたのが印象的でした。
良い経験だと思って頑張れ!


さて、最終結果はこちらです。

   



日本の選手が表彰台独占!
素晴らしいですね。
ベテランの経験を生かした小塚君の安定感。
2位とは言え、思う事はいろいろ辛い羽生君。
SPもフリーも揃えられた町田君。
おめでとうございます。



表彰台独占!
素晴らしい光景ですね。
初戦からハイレベルの試合が観られて幸せでした。

   

      

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スケートアメリカ  2012 男子シングルSP

2012-10-20 16:14:01 | フィギュアスケート
いよいよ始まった2012のグランプリシリーズ!
さぁ、毎週忙しくなるシーズンが始まりましたね。
初戦のアメリカ大会を早速LIVEで観ましたが。
本当に初戦から凄過ぎます
今からこんな状態で冷静に応援できるのだろうか・・・と、ちょっと心配(?)


スケアメの出場メンバーの豪華なこと。
気になった選手の演技をいつものように思うままに感想を書きたいです。
解説は今やファンになってしまった佐野稔氏。
何が良いかって言ったら、思った事ハッキリ言っちゃうのがいつも気持ち良い!
佐野氏特有の思い浮かんだ生きた言葉で今回もたくさんしゃべってくれました。


まずは、アーミン君。
SPはツェッペリンの「カシミール」でした。

   

     
全体的に滑りが大きくなったようでした。
自信を持った滑りでなかなか良かったのでは。
練習では決まっていた4回転は転倒してしまったけど、それ以外では見せ場がいっぱいでした。
後半のステップでは会場も湧いていましたね。
クラールコーチについてすごく巧くなった印象でした。
満足そうな表情で良かったね~


続いてはロシアのメンショフ。
SPは「Pina」、衣装の細工はなかったよ。
   

この人は4回転も3Aもいつもバシバシ簡単に跳んじゃうんだけど、3つ目のジャンプがダブルルッツになってしまった・・・
もったいないな~
タイムオーバーで減点もあったけどまぁまぁのSPだったのでは。


そして登場するのは調子を上げていると言われていた町田樹君!
期待していますよ~。
ランビエール振付のSPは「F.U.Y.A」ちょっと東洋的な部分もある不思議な曲でした。

   

   

   

終了直後の町田君のドヤ顔を見て、思わず佐野氏も「どうだい!どうだい!って感じ」とコメント。
最初から最後まで表情豊かで自信を感じさせる滑りでしたからね~。
SPに4回転がなくても勝負できるのがすごいです。
3Aもとても美しく、3F-3Tも良い出来(でもeマーク付いちゃったか・・・)
3Lzもしっかり決めました。
会場も盛り上がり、町田君自身も手応えを充分感じていたお顔でしたね。
とっても良かった~


さて、後半出場の選手が6分間練習に登場~
ん? アボットの髪型が・・・
   


それから予想していたとは言え、オーサーコーチがプーさん抱えてる~
   
                             プーさんがプーさん抱えてる?

後半最初はチェコのベルネル登場。
新しいプロは「ドラキュラ」でしたが、4回転は両足着氷、その他もジャンプミスなどなど。
いつの間にかすっかりベテランだけど、正直言って何も伝わってこないのが残念でした。
好きな選手だったけど・・・


続いて小塚君登場です。
SPプロは「栄光への脱出」より。
う~ん、懐かしい。

   

   

   

   

   
キス・クラで佐藤コーチが満面の笑顔! めずらしいかも。

冒頭の4Tは何とか着氷しました。
後半にもってきた3Aはバッチリ決め、3Lz-3TもOK。
昨シーズンの不振を感じさせないくらい、雰囲気のある滑りでしたね。
演技終了直後のガッツポーズが良い。
会場も盛り上がり、初戦で手応えを感じ取ったのでしょうね。
佐野氏も「おじさん達も良く知っている曲で滑りもとっても良かった。」とコメント。

技術点45.57点、演技構成点39.75点、トータルで85.32点の自己ベストでした。
小塚君がこうだと嬉しいです。


続いてジェレミー・アボット選手。
今季のSPはどんなだろう?
髪をオールバックに撫でつけ、拳銃のホルターをつけた衣装。
プログラムの曲はずばり「スパイ」!

   

   

   

冒頭の4Tは転倒・・・
3Lz-3Tを決め、最後に3Aを持ってきています。
今までのアボットのイメージとは違って力強いカッコいいプログラムでした。
佐野さんも「カッコいいですね~」と喜んでいたよう。
私個人的にはアボット選手には哀愁のある曲が似合うと思うんだけど、こんなパワフルな演技もするのね。
フリーはどんな演技だろう、と今から楽しみです。
キス・クラでどんな得点を見ても「OK~」と自分を納得させるいつものアボットでした。


次はブレジナ選手。
おっと、今はペトレンココーチなんですね。
SPは「山の魔王の宮殿にて」の曲。
聴いた事がある曲だけどちょっと不思議な編曲でした。

   

   

う~ん、あまり伸びない得点・・・
冒頭の4Sは転倒、なかなか難しいのかな。
彼の3Aはいつも完璧です。
後半の3-3はパンクしてシングルに、セカンドジャンプは転倒か・・・
スピンもスピードがなく、表情が冴えません。
佐野さんが「今シーズンからルールが変わり、ジャンプ構成を変えたりする中で
勝負にドラマが生まれる。」とコメントしていましたが納得です。
う~ん、チェコ勢は苦しんでいるようです。


さぁ、最終滑走は羽生君ですよ!
ラストなんてカッコいい~。
SPは「パリの散歩道」だそうですが、この曲すごく良い! 好きです。

   

   

    

   

   

   

オーサーと並ぶ羽生君。
彼がオーサーに師事すると聞いた時はすごいショックでした。
(それ以上にショックだったのはモロゾフの件だけど)

羽生君、カナダに拠点にしてオーサーの元でもっともっと成長した感じ。
すごい選手だな~

最初の4T、簡単に跳んじゃうし。 これだけで12.30点! 
佐野さんの「すげーや!」に思わず吹いちゃいました。
後半に入って難しい入りからの3A、完璧! 11.49点!
3Lz-3Tも難なく決めて、12.11点!
ジャンプだけでどんだけ稼いじゃうの?

初めて彼の今シーズンのSPを観たけど、とにかく凄いの一言。
それに何度も言いますがこの曲好きだな~

ちょっとだけ大人っぽく男っぽくなった彼はまだ17歳。
これからどれだけ成長するのか怖いくらいです。

技術点51.71点、演技構成点43.36点、トータルで95.07点!
世界歴代最高点を叩き出しました~
(あ~、大ちゃん抜かされた)

この一年の成長を見事に披露した羽生君、オーサーとはうまくいっているようですね。
佐野さんが「モンスターのよう」と絶賛していました。
後半のジャンプが1.1倍になるという戦略を練った見事なプログラムでした。
もっともそんなプログラムを難なく滑りきる羽生君がとにかく凄いです。


最終結果は・・・

   



初戦から感動と驚きの日本勢。
羽生君はぶっちぎりの強さ。
小塚君も良かったし、町田君もお見事でした。

明日のフリーはどんな風になるでしょう。
それよりも、女子も始まるのでしっかりLIVE観戦できるでしょうか?       

  







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秋空

2012-10-15 15:56:15 | 日々のこと








すっきりした秋空の日が多くなってきたこの頃。
このブログの更新頻度は落ちていますが、何とか生きています。(低空飛行で・・・)
たまには空を見上げなくちゃ、ね~
今が一番良い季節でこれからが私の好きな季節だから元気にならないと。


さて、高校生の息子は修学旅行で沖縄に行っています。
今日、日程を終えて帰宅予定です。
台風21号の迷走状態はどれだけ影響があったのだろうか?
途中短いメールのやりとりはしましたが、とにかく男の子は言葉が少ない!
きっと土産話も超、短いはずだ
だから「紅芋タルト」で我慢してやろうと思います。

留守中の三男坊のベッドに寝ているのは・・・



ここは適温で寝やすいニャー



(本日のひとり言)・・・

いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズが始まりますね。
早速契約したCS「朝日ニュースター」では昨年の大会が再放送されています。

惜しくも引退してしまったシンシア・ファヌフ選手の演技、会場音声で観ていたら
何だかグッときてしまった・・・
スパニッシュギターの哀愁ある旋律、そして完璧な上にゴージャスな彼女のコスチューム・・・
私にとっては保存版かもしれないな。




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「野球の神様、ありがとう」

2012-10-10 13:06:23 | プロ野球大好き
昨日は金本選手の引退試合をBSで観ました。
とうとうこの日がやってきてしまった・・・という感じ。

スタメン発表で「4番、レフト、金本」とコールされた時は甲子園も我が家も大歓声。
相手の先発は三浦大ちゃんだし、いろんな意味で言う事ないです。
三浦投手も真剣勝負で挑んでくれたし、打席ごとに大きく盛り上がりました。

センター前にヒットを打った時も、いきなり二盗した時も最高でした。
新井さんの浅いセンター前ヒットでまさかの本塁突入はアウト~!
金本選手は野球を楽しんでいました。

最後はランナーを抱えて、キャッチャーフライに倒れましたが
「ここで打てないのだから引退なんだ」というようなコメントもしたとか。

こうして最終戦は4打数1安打1盗塁で、彼の21年に及ぶ野球人生を締めくくりました。
とにかく荒波選手の最後の打球が金本選手のグラブに収まった時は最高でした!
2005年を思い出しちゃいますよ~
彼はいつも見せ場を引きよせ、意味のある試合にしてくれるな・・・とつくづく実感。

さて、試合後の引退セレモニー。
甲子園のライトを落としていつものコール「4番、レフト、金本」の演出がすごく良かった。
彼が一生懸命に話す自分の野球人生の話も聞き入ってしまいました。
この日の甲子園は「夢をありがとう」「アニキ、最高」などなど黄色いボードが埋め尽くしていましたが、それを見て彼は「それは僕の方が言いたい言葉です。」と。
「阪神ファンはあったかかったです。優しかったです。」とのコメントも。
あ~、何を聞いても感動だな~
多くの感謝の言葉の後には・・・
「野球の神様、ありがとうございました。」でした。


駆けつけたアニキのアニキの黒さにはびっくり。
それからマスコミからはずっと守り通した家族ですが、粋な計らいで娘さんがパパに花束を渡せました。
涙々でしたね。
トラッキー達と照明さん、カメラさん、ナイスジョブです。


1492試合連続フルイニング出場という世界記録、通算2539安打、476本塁打、1521打点の成績で
彼はドラマチックな野球の試合をたくさん楽しませてくれました。
ファンとしてはさみしいけれど仕方ない。

本当にお疲れ様でした。
感動をたくさんありがとうございます。

  





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ジャパンオープン   2012

2012-10-07 16:23:38 | フィギュアスケート
昨日は「ジャパンオープン2012」の放送を観ました。
いよいよ本格的なフィギュアスケートのシーズンが始まったという感じ。
さて今シーズンも好きな選手を中心にかなり偏った感想を書いて行きたいです。
と言っても、ただいま私生活でいろんな問題を抱えておりまして・・・
大好きなフィギュアのシーズンを心から楽しめるか、ちょっと心配もありますが。


まずは今シーズンの初戦。
コスチュームの覚書として女子だけの画像を!

    

    

アグネス・ザワツキーは昨年からのプログラムを持ち越し、衣装も同じですよね。
スケート靴のネックレスがとても可愛かったです。
いろんな色の衣装の中でリンクの氷にはブルーがとってもきれいだな~と思いました。


さて、競技の方ですが。

心に残ったのはまず橋大輔選手の「道化師」
今までのプログラムが毎年すごく良かったので、今年はどうなるのかな~と期待していました。
なかなか重厚な曲調ですね。

   

   

   




まず衣装ですが、これはモロゾフカラーが入っているんだろうか・・・
ここ数シーズンの洗練されたのとはちょっと違う感じかも。

冒頭の4Tはしっかり着氷。
次のコンビネーションは手をつきシングルしかつけられなかった。
でも4回転ひとつちゃんと入ったのは素晴らしい。
そして彼の3Aは安心して観ていられる安定感。

会場の空気を支配し、この時期にこんな滑りをできるのはさすがです。
作ったばかりのプログラムとは本当に思えませんでした。
技術点81.00、演技構成点91.06、合計172.06点で見事な内容でした。
やっぱり「橋大輔」はすごい!
(衣装はこれで良いのかな・・・)あくまでも個人的な感想ですので・・・


さて、久しぶりのジャパンオープン出演の浅田選手です。
今季のフリーが「白鳥の湖」と聞いて、王道のプログラムをどんな風に仕上げてくるのか
楽しみでしたよ。

衣装は白鳥のイメージ。
肩と袖のベージュの色がもう少し薄く仕上げて欲しいといつも思うけど。
真央さんは見た目に少しだけふっくらしていてちょっと安心しました。
昨年の痩せて肋骨が目立つほどの薄い身体は悲壮感も感じましたから。
今季はしっかり休みもとって、うまくコントロールできているようですね。

   

   

   

   

   

   

   

   



演技終了直後の柔らかい笑顔がとても嬉しいです。
新しいプログラムを観る時はすごく楽しみだし、何度もリピートして観ます。
この「白鳥の湖」の聞きなれた曲を彼女らしくとてもうまく演じたと思います。
トリプルアクセルにはこだわらず、今できる構成で全体の出来栄えを重視しているのがわかります。
3Loから入り、次の2A-3Tではなく2Tになってしまったけど、ジャンプで大崩れすることなく
フリップやルッツやサルコウもしっかり跳んでいました。

後半、会場の大歓声と手拍子でリズムにのり白鳥と黒鳥のリズミカルな演技を見せてくれました。
得意のツイズルの動きもなめらかで良かったのでは。
嬉しそうに歓声に応える笑顔が本当に良かったですね~

技術点は53.97、演技構成点は68.07、合計122.04点!
スピンでのノーカウントになったのがもったいない。
でも初戦でこれだけの滑りを観られて嬉しくなりました。


終わってみればチーム日本の圧勝でした。
今回の出場選手の豪華なこと。
そしていつもそうですが日本のフィギュアスケートを支える会場の観客の温かい声援が素晴らしいですね。
各国の国旗のバナーをふりながらいろんな選手に対して温かい。
素敵な演技には惜しみなく大声援をおくり、選手のみなさんも嬉しそうでした。

とにかく橋選手と浅田選手のファンとして、すごく嬉しい結果でした。

   







(おまけのひとり言)・・・

☆ 遠くであったフィンランディア杯では久しぶりにアドリアンが出場!
  どんなモチベーションで闘えたのか気になります。
  SPでは3Aならずに2Aで勝負にならないけど・・・
  あっ、でもフリーでは4T決めたのね! 加点もついてる!
  サルコウがシングルになるミスがでちゃったけど・・・
  それでもケガに泣いたシーズンを乗り越えて、実践復帰は嬉しいな。



  不思議ワールド健在、マリアコーチとの笑顔のキス・クラは嬉しい。

☆ 一方、私の好きだったカナダのシンシア・ファヌフ選手の引退はとっても哀しかった。
  ジャンプに苦しんだ昨シーズンでしたね。
  まちがいなく彼女はコスチュームでは堂々のチャンピオンでしょう。
  あの力強く美しい背中も、ね。
  お疲れ様でした   








  

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