日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

5月終了~   

2011-05-31 17:57:40 | 日々のこと



   

だんだん色づくアジサイ・・・

今日で5月も終了です。
今年は梅雨入りが早いし、雨続きの毎日でした。
今日はめずらしく太陽が出ていましたが空気はひんやり。
かなり肌寒い一日でした。

それなのに高1の息子は「今日からプール」だって。
プププ・・・
それって罰ゲームじゃないの?

息子の高校はもうすぐ体育祭があるのですが。
普通の体育祭とは違ってパフォーマンス披露が名物になっています。
かなり自由な雰囲気の高校で、生徒達の自主性が重んじられる校風は人気があるそうです。
体育祭も一般の観客が大勢来るとか。
保護者や卒業生だけでなくご近所さん(?)も楽しみにしていると聞きました。

そんな素敵な高校の行事を息子は「あぁ、疲れそう・・・」とすぐにぼやく。
それを承知で志望したんだろうが!
せっかくの青春、燃えないのか!  と、遥か青春を通り過ぎた私は思ってしまう・・・


昨夜はパフォーマンスで着る衣装を縫わされました。 (ここ強調)
ツルツルしたサテンのような生地でベスト、マント、ネクタイ、ボトム
えっ、ホントですか?のような宿題でした。
型紙がないから新聞紙で作り、裁断して端の処理をして縫う事、数時間
その間、バカ息子はギターの練習にそーっと抜け出す始末。
バカだけど少しは可愛いから必死に縫いましたよ。
でも、布地を金曜日にもらってきたらなぜその日に出さない?
「あっ、そう言えば・・・縫って」と出したのが月曜日になった深夜一時過ぎって
こんな事でも私の子育て失敗がボロボロと出てくるのですね・・・

それに、もしかして。
来年も再来年もこの衣装作りはあるわけね・・・
実行委員の先輩方の苦労を感じつつも、恐ろしくなる夜でした。

ついでに、夜中までかかって縫った衣装を息子は今日忘れていった・・・バカ




いろいろ大変ですニャー      




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バルセロナ優勝! (欧州チャンピオンズリーグ)  

2011-05-30 11:54:15 | スポーツ全般


昨日は欧州チャンピオンズリーグの決勝を観ました。
バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドの好カード!
ここまでの勝ち上がりはなかなか全部は試合を観る事はできなかったけど、この決勝は楽しみでした。

   

私の好きなプジョルはベンチスタートでちょっと残念。
でもシャビを応援するぞ~
と思っていたらシャビからのパスを受けて前半27分にペドロが先制GOAL~

   


さて、バルセロナの速くて巧みなパスに翻弄されているマンUはどうしてもルーニー頼みになってしまう。
そのルーニーが前半34分に同点GOAL~!

   

でも・・・なかなかチャンスを作れないマンU・・・
全てにおいて後を追いかけるような展開になるとは。

   


一方、バルセロナはメッシの停止姿勢からのいきなりパス出し、いつものように動きの兆しが読めないすごい選手ですね。
後半9分に軽~くGOALを決めました。

   

   
グアルディオラ監督も大喜び!

そしてたたみかけるように後半24分にビジャのGOAL!
このボレーのようなシュートはすごく感動しました。
巧すぎる・・・

   


さて、試合終了もせまる87分にプジョルが登場~
(一人で湧きあがるTV前の私・・・)
お腹のシャツもOK! ピッチにGO~!

   


こんな感じでほぼバルサが攻め抜いた試合でした。
ボール支配率63%?   
バルサのシュートが16本に対してマンUは3本のみ・・・マンUはCKもなかった。
常にバルサ優位の90分間でした。
そこにはサッカーの面白みが凝縮されていて、特にあのパス回しだけでも観ていて楽しい!!

一方、マンUはギグスが最後まであきらめずに頑張っていたけど、チームは守るのが精いっぱい。
やっぱりルーニーだけでは勝てません。
エルナンデス起用に不安を感じていたけど、想像通り働けなかった・・・
彼はまだ若いな・・・
もちろん、この経験がこれから生かされるだろうけど、今回の決勝では期待外れでした。


   
優勝の瞬間、喜ぶバルサの選手達。
茫然とするマンU・・・スコールズはイニエスタのユニをもう着てる。
ギグスは良く頑張りました。


   

   

    

   

今回は膝のケガでスタメンではなかったプジョル、でも残り時間数分だけどキャプテンマークをつけてピッチで動き回っていました。
優勝カップ授与をアビダルに譲る粋な計らい。

メッシが予想通り「マン・オブ・ザ・マッチ」を受賞、素晴らしい活躍でしたからね~
でもバルサはこのメッシだけでなく、他にも素晴らしい選手がたくさんいる事が強い秘訣でしょう。
グアルディオラ監督の指揮も素晴らしく、全体的に強くて揺らがない最強のチームとしてまだ進化中だと確信しました。

とにかく面白い試合でした。
もう少しだけマンUの意地を観たかったけど、今のバルサには敵なしですね!
すごく良いチームですから。

   

最後にゴールポストのネットをハサミで切ったピケやコーチ陣。
どんなお咎めがくるのか、それも知りたいな。   


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ベッカム健在! ガリー・ネビルの引退試合  

2011-05-28 20:19:51 | スポーツ全般


今夜は遅くに欧州チャンピオンズリーグの決勝があります。
マンUとバルセロナ、どちらが優勝するか楽しみですね~


さて、5月24日にあったマンUのガリー・ネビルの引退試合ですが、試合全部は観られなかったけれど動画をたくさん楽しみました。
あのベッカムがガリーのために急遽合流と聞いていたのでワクワクしていました。
確かにマンU主催の親善試合だからスカパーとかでは観られないのはわかるけど、放送してほしかったな。


とにかくベッカムはこの赤いユニフォームが似合う!!
レアルに移籍した時以来だから8年ぶりくらい?
このユニ姿を見ると若い時の彼を思い出してしまうほど。
この日のマンUでは背番号「7」が二人いたのもご愛嬌。
試合中、ガリーとのやりとりもたくさんあって、見どころがいっぱいあったようですね。

ベッカム、ただの参加じゃなくて内容が素晴らしかったです。
あのいつもの優しいパス、精巧なサイドチェンジのクロスもドンピシャ。
そして正面からのミドルシュートなどなど。
コーナーやフリーキックを蹴る姿は昔を思い出します・・・
こんな本気のプレイをしてくれて(彼にとっては当たり前?)マンUの本拠地の「オールドトラフォード」の歓声は最後まで湧いていたそうですね~

ガリーに花を持たせようとするシーンもあり、最後のガリーの挨拶には涙するベッカムも観られました。
やっぱり彼はマンU時代が一番良いよ~

試合終盤でピッチに乱入した少年をベッカムはしっかりタックルでとらえていました。
前もこんなシーンを見た事があったな~
試合そのものはユヴェントスに負けてしまったけど、この試合はきっとマンUファンだけでなくイングランドのサッカーファンの心に残りそうですね~

とにかくガリー、お疲れ様。
ベッカムありがとう。
(だんだんお年をとってきたけど、それもカッコいいよ~)




画像が悪いですが、記憶にとどめておきたいので・・・

   

   

   

  

   

         

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「ソーシャル・ネットワーク」

2011-05-28 11:46:58 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
  

「ソーシャル・ネットワーク」をDVDで観ました。
DVDレンタルになるのが早~い!
あまり期待しないで気楽に観ようと思っていたけど、これは面白かったです!
ジェシー・アイゼンバーグしかいない!と思うほどの適役でした。

2010年製作、アカデミー賞でも数々の賞を捕り、作品賞はあの「英国王の・・・」に負けてしまった記憶も新しい。
監督はデヴィッド・フィンチャー。

物語の内容は、世界最大のSNS「Facebook」誕生の裏側を描いたドラマ。
ハーバード大学の主人公たちがFacebookを立ち上げ、たちまち大きな話題になるが、裏切りや資金などで多くの裁判などを抱えていくことに・・・。

まず冒頭のシーンで、マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)がガールフレンドのエリカと飲みながら口論するシーンが圧倒されました。
頭はキレるが理屈っぽくて人をどんどん追い込む話術のマーク。
イヤな性格がここだけで溢れてきます。
このシーンだけで「掴みはOK!」って感じでした

その後エリカをネット上で攻撃したり、さまざまな方法でネットの世界に入り込むマーク。
こうしてエデュアルド(アンドリュー・ガーフィールド)や周りの仲間たちと新しいSNSを作り出していく。

同じハーバード大のエリート双子兄弟とのやりとりが面白かったです。
この双子は一人で二役だったとか。
結局アイデアを盗まれたと双子兄弟からも裁判を起こされるのだが。
この辺りはマークの天才だけれども人とのやりとりが苦手なのか、変な不器用さを感じました。

やり手のショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)と知り合って、ショーンがどんどん組織に入り込んでいく強引さはひどかった。
エデュアルドは裏切られ、失意の底に・・・
そしてマークとエデュアルドは裁判で闘う事にもなってしまう。
まぁ、結局は巨額の富を築いたマークだから訴訟後に払う賠償金も大きな問題ではないのだろうけど。
マークのためにアルゴリズムを教えたエデュアルドが本当の親友だと思うんだけどな~


そしてラストのシーン。
マークは自分の作ったFacebookでエリカを検索。
登録してあったエリカに自分から認証を求める姿・・・
結局、マークの恋の話?という終わり方が好きでした。


それにしてもマーク役のジェシー・アイゼンバーグ。
ちょっとマイケル・セラにも似ているな~
この「ソーシャル・・・」では見事に開花!
彼の何考えているかわからない、鳩が豆食ったような表情がすばらしくマッチしていて良かったです。


今回の評価は・・・    星4つ   ☆☆☆☆  

アンドリュー・ガーフィールドが好きなのでおまけ




   


   


   


      










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「ニューヨーク、狼たちの野望」

2011-05-28 10:33:04 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「ニューヨーク、狼たちの野望」をDVDで観ました。
相変わらずセンスのない邦題・・・イヤになりますね~
原題は「STATEN ISLAND」でニューヨークのある地名です。            」
もちろん私はイーサン・ホークが目当てで観ました!

この作品は2008年製作で劇場未公開とか。
監督はジェームズ・デモナコ、そして製作にあのリュック・ベッソン!
大都市ニューヨークにあって存在感の薄い地域スタテン・アイランドが舞台です。

おもなあらすじは・・・

弱小組織のギャングのボス、タルツォ(ヴィンセント・ドノフリオ)
清掃作業員・・・というよりもズバリ汲み取りの仕事をしているサリー(イーサン・ホーク)
デリで働く聾唖の店員サビアーノ(シーモア・カッセル)           
この3人がそれぞれの野望を持ちながら絡み合ったクライムストーリーです。



まず言いたいのは・・・
最初の話、ギャングのボスのタルツォのエピソードが死ぬほどつまらなかった
母親思いの設定はわかるけど、ギャングのボスの凄みやオーラはまったく感じられず。
その上、思わぬ潜水の特技で命は助かったものの、森林保護に出るとは、なんと突拍子もなく
観ていて気持ちがどんどん冷めていってしまった。
弱小組織のボスだから良いのか・・・それにしてもくだらない話だった。


そして目的のイーサン・ホーク。
もう、家族のために悪事を犯す設定はお手のもの。
ますます貧相になって眉間のしわがもう消えないかも。
今回も愛する妻と生まれる子どものために大金を得ようと強盗に入る役でした。
相変わらず短絡的に犯罪をするくせに、妙に人が良く(気弱?)ボスの母親を助けようとするなんて。
でも追われるイーサンの演技はやっぱり巧いですよ。
切羽詰まった時の表情や、大金が入った後に汲み取りの作業中に自然と浮かぶ含み笑いとか、良いですね~
しかし、イーサン!
女性はそこまでして優秀な遺伝子の子どもを欲しいとは思わないですよ。
カビの生えた家には住みたくないけど、ね。(クロッシングより)


さて、一番心に残ったのは実は聾唖のデリ店員の話でした。
言葉を一言も発しないで、ここまでの見事な心の描写、すごかったです。
親しくしていたサリー(イーサン)の死体を見てからスイッチが入ったサビアーノ。
静かな復讐劇が始まりました。
そしてラストの場面で、サリーの残した子どもとのやりとり。
柔らかな表情がまたたまらなく良かったです。


全部観終えて改めて感じたのはやっぱりギャングの話のつまらなさでした。
劇場未公開とは言え、もっとうまく作ったらなかなかの作品になったと思うのですが。
ギャングが森林なんか救うなよ~!

今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★ (サリーとサビアーノの話は好きなのでおまけ)


   

   

   

   

   

     







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「ある子供」

2011-05-27 13:14:03 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
   

「ある子供」を観ました。
2005年製作のベルギー・フランス映画。
ベルギーの巨匠と言われるダルデンヌ兄弟の作品でカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しています。
ダルデンヌ兄弟というと以前に「息子のまなざし」を観ましたが、そちらは私の好みではなかったかな。

今回のおもなあらすじは・・・

18歳のソニア(デボラ・フランソワ)が子供を産んでも、父親である20歳のブリュノ(ジェレミー・レニエ)は何も変わらなかった。
相変わらず定職もなく、年下の仲間と一緒に盗品を売りさばいてその日暮らしをしていた。
母親の自覚が出ているソニアには内緒で、とうとう自分の子供まで売りさばいてしまったブリュノだったが・・・というようなお話。


このような自覚のない若いカップルに子供ができてしまうのは日本でももちろんあるけれど、映画の舞台でもあるベルギーでは普通の事なんだろうか?
そしてそれに対してどんな福祉があるのだろうか?
ソニアは自分で産んだ子供ジミーを愛しく育てようとしているが、それでもやっぱり18歳。
ブリュノと炭酸飲料をかけ合ってふざける姿はまだまだ子供です。
と言うよりも二人とも子供なんですよね。

ブリュノがいろんな盗品を売りさばいて暮しているのも年季が入っている感じだし、これはなかなかしっかりした大人にはなれなさそうな不安を感じました。
ちょっとだけ出てくる母親を見ても、ブリュノの子供時代も暮らしに恵まれなかったんだろうな・・・。

自分達の子供を売ってしまったと聞いたソニアは失神して病院に運ばれます。
そしてブリュノのやった事に怒るのですが、ブリュノは自分のやった犯罪を悔いるというよりも
「ソニアが怒るから子供をつれ戻す・・・」と言う考え方なんですよね。
まぁ、父性を求めるのも無理な話なのでしょう。

子供を取り戻しも多大な違約金をふっかけられたブリュノ。
また年下の男の子と組んで今度はバイクでひったくり!
このあたりはその場限りの生き方をたくさん感じました。
そして男の子が警察に捕まると素直に「首謀者は自分です」と出頭する。
素直なんだか悪(ワル)なんだかわからないよ~


ラストのシーンは面会に来たソニアとブリュノが手を取り合って泣くシーン・・・
ここに少しの光を見る事ができるのかは観る人によるかもしれません。
う~ん、それにしてもベルギーの低所得層(?)の若い者同士。
これからジミーをしっかり育てていける事を期待しますが。


今回の評価は・・・  星3つ   ☆☆☆(まぁまぁかな~)

人はいったいいつから「大人」になれるのだろう・・・?


   

   

ソニア役の「デボラ・フランソワ」のデビュー作です。
私は彼女の「譜めくりの女」を先に観ていますが、なかなか存在感がありました。   














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「コトバのない冬」

2011-05-25 15:11:07 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「コトバのない冬」をWOWOWで観ました。
私は邦画があまり好きではないので、こんな時にしか観ないと思いますが、これがなかなかの作品で
ずっと余韻が残っています。
多分WOWOWを契約していなかったら縁がなかったでしょう。

俳優の渡部篤郎さんの初監督作品。
脚本は岡田惠和氏。
2008年の作品です。

おもなあらすじは・・・

北海道のある小さな町。
父親と暮らす黒川冬沙子(高岡早紀)は、単調ながらも幸せな日々を送っていた。
ある日、閉鎖された遊園地で一人の男(渡部篤郎)と出会う。
男はコトバを話せなかった。
しばらくして、冬沙子は仕事先で落馬事故を起こし大事には至らなかったが、少しの間の記憶をなくしてしまっていた・・・。

               (シネマトゥデイから抜粋)


高岡早紀さんの事を特別好きではない私。
すごく美人と言う訳でもなく、ちょっと特徴のある鼻筋・・・そんな横顔のアップがたくさん映ります。
でも、この作品の高岡さんはすごく良かった。
黙っているシーンでも、食堂のおばちゃんのトーク炸裂に楽しそうな笑顔もみんな良かった。
高岡さんは今までの作品とか(あまり観てないから評判だけだけど)、私生活の奔放さが一人走りしている印象が強いと思う。
でも今回はなぜか気になる女優さんだと、この作品で初めて気付きました。

そして監督をされた渡部篤郎さん。
彼の中で夕張の土地とか閉鎖している遊園地とかいろんなイメージがあって、それを元に自分で考えた原案だそうです。
それもそこで生活している人々の自然さが画面にいっぱい散りばめられているようでした。
低予算で自主製作、ハンディカメラを使い、ほぼ回しっぱなしの撮影。
冬の北海道の美しさだけでは説明できないほどの映像を見事にとらえていたのも素晴らしかったです。
彼の出ているドラマや映画は何度か観ていますが、監督としてもかなり良い作品を作れるのですね~!
嬉しい驚きでした。

高岡さん演じる冬沙子の何かを考えている表情の中にいろんな心の動きをたくさん感じました。
特に口のきけない男性(渡部篤郎)と知り合ってのやりとりがすごく自然で好きです。
渡部さんの不器用さが妙に自然で良かったし、ラストに公衆電話で冬沙子に連絡をとろうとする場面が最高にジーンと来ました。
しゃべれない・・・だけど伝えたい何かがある・・・

もっと悲しい話にもできたかもしれないけど、これだけで私は充分でした。
ヘタにハッピーエンドとか泣き叫ぶような悲しい終わりにする必要はないのですよね。
話を広げようと思えばできるのだろうけど、自然にシンプルに男と女の出会いを描くにはこれで充分です。
すべてが切なく、そして余韻の残る終わりで観終わってからも記憶にしっかり焼きつくシーンばかりでした。
「なんか良い・・・」それが一番の感想です。


今回の評価は・・・   星4つ  ☆☆☆☆

地味な作品だけど出会えて良かったです。



   

食堂のおばちゃん「みどりさん」役の渡辺えりさんはまさにドンピシャ!
おしゃべり好きなこの役は「素」で出来たのでしょうね。
まぁ、これこそ女優なのでしょうが、ハマり過ぎて可笑しかったです。

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バカ息子の言葉・・・

2011-05-23 16:00:31 | 日々のこと


   

庭に咲くクフェア(ハナヤナギ)です。
こんな小さな花が好きだな~

その他にはクレマチスやベコニアやコリウスなどなど。
   

   


今日はとっても肌寒い天気です。
でも私はこんな気温の方が好き。
ここのところ続いた夏日はやっぱり苦手だな~
昨日なんて役員仕事で炎天下の中、ミニ運動会!
今年一年の義務として参加してそれなりに楽しんだけど暑かった~
そしてイベント終了後には雷雨になったという変わりようでした。
ヤレヤレ・・・


さて、今日から高1の三男は中間テストです。
し・か・し!
この週末もスタジオに通ったりギター三昧。
昨夜なんてWOWOWで録画をした「ボックス!」を深夜2時まで観ていたという!
確かに百田さんの原作は面白かったけどね~
こうしてテスト前日でもまったく自覚のない高校生になっています。

そもそも彼が勉強していた姿は、中三の公立前期入試の前日を最後に見ていない
その後はいくつかあったテストも全て勝手に(勉強しないで受ける)実力テストに自ら設定していました。
高校に入っても予習復習はしないでのびのびし過ぎているのは感じていたけど・・・

高校入学後にあった実力テストの結果が返ってきて、それなりに良かったのです。
英語は学年4位(320人中)、その他もそこそこの順位。
今後の進路(大学入試)はまぁまぁのレベルの評価でした。
「このまま国公立を目指してみれば?」と言う親の言葉に息子は・・・


「あっ、俺には期待しないでくれる?
俺は高校は赤点をとらない程度に『留年しない』事だけを考えているから!」


と言い切りました
とにかく思う存分ギターを弾きたいらしく、彼の中には文武両道はないのです!
(ギターを『武』に考えても良いでしょうか・・・)

あ~、多分本当にそんな生き方をしそうな三男
今は自由な校風を満喫しながら楽しんでいるけれど、将来はそんなに甘くないんだぞ。
成績もこれからどんどん落ちていくでしょう・・・
もうすぐ始まる初の三者面談、いったいどうなるんでしょうか?
何もわかっちゃいないバカ息子に先生は何をおっしゃるか・・・

スラッシュはギターをずっと弾いていたくて高校を辞めた、なんてミニ知識いらない


そんなバカ息子に作る弁当は・・・

   

   

   

そう言えば、知り合いのお子さんが不登校になってしまったと聞きました。
成績優秀で期待されるお子さんでお母さんも一生懸命に子育てしていたっけ。
初めての苦しみでどうにかなりそう・・・と話してくれました。

子どもを育てるのは本当に悩み多いです。
将来のためにしっかり教育を与えたいと思っていても、思うようにいかない事ばかり。
もちろん基本は「元気なら良い!」と思いますが、親御さんの気持ちを考えるといろいろ大変だろうな・・・
我が家でも親の想いはなかなか届かないですから・・・

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「100歳の少年と12通の手紙」

2011-05-21 13:38:00 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「100歳の少年と12通の手紙」をDVDで観ました。
2009年製作のフランス映画。
監督は「地上5センチの恋心」のエリック=エマニュエル・シュミット。
自身の小説を映画化したそうです。


おもなあらすじは・・・

10歳の少年オスカー(アミール)は白血病のために入院していた。
病院内では彼がいたずらしても周りの大人は決して怒らず、むしろ腫れものにふれるような扱いだった。
オスカーの両親も子どもの余命の短さを聞いて愕然とし、絶望してしまう。
オスカーは本当の事を隠している両親にも心を閉ざしてしまった。
そんなある日、病院にピザの配達に来た女性ローズ(ミシェル・ラロック)とぶつかってしまい、ローズから悪態をつかれるオスカー。
その表裏のないローズの言動におもわず惹かれてしまうのだった・・・・・


オスカーを演じるのは期待の新人アミールだそうですが、表情がとてもキュートでした。
周りの大人達が真実を言わずにオスカーに必要以上に気を使う事に反発しながら、病魔にもきっと怖さを感じている様子をうまく演じていました。

それからピザを配達にくるローズの存在がとても良かったです。
表向きは威勢が良くて、病院側からオスカーの相手を頼まれた時はしっかり打算的にピザの注文も約束させるローズ。
かつて女子プロレスラーだったというローズの試合を回想するシーンが変わったファンタジックな映像で面白かったです。
ローズにもらったプロレスのリングのスノードームが良いですね~。
この辺のタッチは「地上5センチの恋心」の映像を思い出しました。


ローズの故郷の言い伝えから、余命わずかなオスカーに対して「10年を一日として考えて神様に手紙を書く」という提案をしてからオスカーの人生が再スタートしました。
好きな女の子に告白したりキスしたり、結婚や離婚の危機なども経験。
そしてローズの事も気にかけて養子にしたりと中身の濃い人生に悩んだり喜んだり。
年をとるにつれてオスカーの書く手紙の言葉一つ一つに思いやりや人生への達観が表れるところも良かったな~

自分の両親もいつかは死ぬ、そんな事に気付かされたオスカーは最後には両親とも心を通わせて楽しいクリスマスも過ごせました。
オスカーが亡くなって彼の葬儀を遠くから見つめるローズと病院長(マックス・フォン・シドー)。
大きな悲しみを感じながらたたずんでいました。
病院や病人、ボランティアを嫌っていたローズがオスカーとの出会いによって、また新しい一歩を進もうと感じられるラストの映像も素敵でした。

と言う事で、全体的にポップな映像もうまく使われてフランス映画らしい作品だったと思います。
ローズの存在感がすごく良かったな~


今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★




   


   








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ブツブツとひとり言・・・

2011-05-18 13:43:30 | プロ野球大好き
京都外大西の準優勝投手の本田君のことは今でも鮮明に覚えている。
もう本田君じゃなくて、ひったくり犯の容疑者なのか・・・

あの夏の甲子園で真っ黒に日焼けをして強気の投球を見せてくれたじゃないか。
まるでおじいちゃんのような監督に可愛がられて、野球の楽しさを全国に見せてくれたじゃないか。
近畿大をすぐに中退して独立リーグで野球を続けていたようだけど・・・
何がどうしてこんな情けない犯罪をするようになったのか。
「本田のばかやろう!」
ちょっと思い入れがあったからつい叫びたくなってしまった。

プロ野球選手になれるのは本当に一握りの中の一掴みなんだ。
それでも小さい時から野球をやっていると夢に向かって頑張れるんだけど。
特殊な世界でもある「野球」をやり続けて、何かの理由で辞めてしまった人もたくさんいると思う。
まったくグラブやボールを握らなくなる人だって、人生を必死に生きていこうと模索するはずなのに。
(苦しい練習で培った精神力はただものじゃないから)
だから本田君の事を知って残念でなりません。
まったくバカ野郎だ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、いつの間にか交流戦も始まっています。
昨日の楽天の逆転負けにはがっかりしました。
それにしても、星野監督の毎試合後の怒り、やつ当たり・・・相変わらずですね~。
血管切れちゃいますよ~
大リーグ帰りの選手とか、いろいろ補強もして楽しみだけど、なかなか成績が沈みっぱなしです。
岩隈投手、離脱?
そうなると田中投手に期待が集中してしまうけど、他の投手もどんどん勝ち星を掴んでもらいたいな。
佐藤投手コーチ、頼みますよ。
そしてオールスターが仙台で開催される事を願っています。



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