たくさんの競技に沸いた2016年リオ五輪が終わりました。
閉会式での日本からのメッセージもすごく良かったですね。
日本の誇る最新技術やアニメキャラをアピールして次の東京オリンピックに大いに期待できる内容でした。
最後の影絵が浮き上がるシーンはカメラの故障で実現できなかったとか。
それでもうまくまとまっていてワクワク感のある内容で世界へのアピールになったと思います。
「安倍マリオ」も最高でした。
今回、多くの競技でたくさんのメダル獲得となりました。
納得の金メダルもあれば、悔しい銀メダルもあります。
そして世界と戦って大満足の銅メダルもあったでしょう。
私の印象に強く残ったのはやっぱり男子体操でした。
団体での金メダルも凄かったけど、内村選手が連覇した個人総合も改めて凄い事だな~と何度も感動。
昨夜はNHKのドキュメントで男子体操を取り上げていて、内村選手の体が悲鳴を上げる中での今回の金メダルの裏側を
追っていて内容も濃かったです。
そこには個人総合で競ったウクライナのオルグ選手の取材もありました。
内村選手が今までオルグ選手に対して「声をかけても目を合わせないことがあり、大舞台に弱い面があるのだろう。」
と思っていたけど、今回のリオではオルグ選手が成長していて、まさに緊迫した接戦になっていたとありました。
NHKのこういったドキュメントは見どころがありますね。
内村選手のこれからの活躍にも期待したいです。
それからやっぱり女子レスリングも凄かった。
アテネから応援していた吉田沙保里選手がまさかの敗戦で銀メダルに終わったシーンは本当に心に強く残りました。
確かに以前のようにはタックルが決まらない。
年齢を重ね、世界中で研究されつくし、難しいオリンピックになるかも・・・と思っていたけど
やっぱり「いつかは負ける」という現実を目にすることに。
「申し訳ない・・・」「すみません・・・」と泣く吉田沙保里選手。
インタビュアーの「そんなことないですよ。頑張りましたよ。」と言う言葉はまさに国民の言葉だったのでは。
一夜明けて、もちろん悔しさはたくさんあるでしょうがきちんとインタビューに答えていたのは立派でした。
今までレスリング界を引っ張っていたからこそ、後輩たちのメダルラッシュになったはず。
吉田沙保里選手の敗戦の瞬間に会場で泣いていた女子レスリングの選手たち。
そして後輩の金メダルを素直に喜ぶ吉田沙保里選手。
どちらも本当に素晴らしい感動を与えてくれました。
これからの事は彼女がしっかり決めていくでしょう。
五輪や世界大会で16年ずっと連覇してきた最強の彼女の最後が銀メダル・・・(もちろん最後とは決まっていませんが)
「負けを知った」と言うことがこれからの人生に大きな経験となるでしょう。
その他として。
ボルト選手の連覇!
陸上男子100×4リレーで日本チームが銀メダルを獲ったのも凄かった。
卓球やバドミントン、水泳やカヌーなどなど、見応えのある試合がたくさんありました。
あっという間に終わった2016リオ五輪。
終わってしまうと今はちょっと気が抜けてしまったかも・・・