NHK杯 女子シングル フリー （2015・11月）

NHK杯の女子フリーはLIVEでしっかり観ました。
結果的には安定感抜群の宮原知子さんが優勝！
本当に見事な内容だったと思います。
宮原選手をジュニアの時から応援しているので本当に嬉しかったです。

一方、浅田真央さんはジャンプのミスなどが出て３位に終わりました。
フリーだけでは２位ですが、彼女の目指す構成で納得の行く演技ができなかったのは
残念でしたね。
とにかく元気がなくて、表彰式でもどこか儚げな表情で・・・
そんな姿を見たら、いろいろ考えてしまい、すぐには感想を書けませんでした。
１０年以上、彼女を応援してくると、もっともっと辛い時があったはずなのに
どういう訳か今の彼女の表情を見るとさみしい・・・
復帰して第一線で戦う覚悟はあったとしても、正直いろいろ大変なんだろうな・・・
佐藤コーチの「真央だって神様じゃない。」という言葉が今の状況を物語っています。

まぁ、そんなこんなですが・・・
女子シングルのフリーの感想を簡単に書いておきます。


まずはポゴリラヤ選手。
フリーに出てこられて良かった。

彼女しか着こなせないフリー衣装ですね。
今日は手をつくミスはあったけど、SPのような転倒はなくて安心しました。
キス・クラではやっぱりSPの大きな出遅れが響いたので、涙を浮かべていたけど。


ジジュン・リー選手。

う～ん・・・
まだ漕いで漕いでジャンプが多いかな。
ジュニアから上がってきて数年経ってもスタミナ不足を感じます。
可愛いんだけど・・・


長洲未来選手。

気合の入ったおしゃれな衣装。
NHK杯だけの出場になったけど、未来ちゃんを見られて嬉しいです。
スピンはやっぱり良いですね～。


ワグナー選手。

あぁ・・・ジャンプがほとんど刺さっています。
両足も多かったので技術点が伸びず。
どんなに他の要素でドヤってもジャッジはシビア。
キス・クラでの表情も固まってしまった・・・


それからコートニー、SP番長と言ってごめんね。
しっかり結果を残しました。



さて、浅田真央選手ですが・・・







演技直後からずっと哀しそうな表情でした。
ジャンプミスだけでなく、全体的に乗り切れなかったような「蝶々夫人」でした。
真央さんの目指す内容とは大きく離れているけど、それでもフリー順位は２位でした。

PCSはトップでしたが、それでも日本の大会でもそれほど高い評価ももらえてないような気がします。
ロシア大会の露骨な評価を見ちゃうと、グランプリシリーズ６戦とも公平な評価はないですけど、ね。

いろいろ思うことはあるけれど、私はただ真央さんが笑顔でスケートをする姿を観たいです。


最終滑走は宮原知子選手。
フリーの「ため息」も彼女に合った素敵プロですね。













キス・クラで最近は喜びを表現できるようになった知子ちゃん。

それにしてもさすがの安定感です。
ちょっと危なげなミスもあったけど、彼女の目指した演技ができた様子。
「最後のジャンプを降りた後は『順位や点数はどうでもいいや』と思った。」とか。

SPもフリーも最終滑走の重圧をしっかり乗り越えてまた一歩成長しましたね。
SP首位で折り返したあとも自分の感情のコントロールがちゃんとできていた印象です。
着実に一歩一歩成長した強みが彼女にはありますね。

初めての200点越え。
初めてのファイナル進出。
バルセロナでフラメンコのSPプロを思い切り披露してほしいです。


フリーの結果と最終結果はこちら。









　　　　　　宮原選手、おめでとう～！


　　　　　身長１５０センチになりました！

NHK杯 女子シングルSP （2015・11月）

グランプリシリーズは視聴するにもすっかり追い抜かれてしまいました。
エリック杯はテロによりフリーがなくなる哀しい結末に。
特にフランスの選手やコーチ陣の涙が記憶に残ります。
続いてのロシア杯はロシア選手のための試合になった模様・・・
そこまでするんだ、と思うような採点でした。

さて、楽しみにしていたNHK杯。
男子ではジェイソン・ブラウン選手の欠場がさみしい。

NHK杯は良いですね。
BS含めてペアやアイスダンスもしっかり放送されるし。
男子の解説は本田さんだし。
落ち着いて観られます。


昨夜は女子シングルのSPを観ました。
簡単な感想を書いておきたいです。



ジジュン・リー選手。
SPは「月の光」。
この曲はやっぱり真央さんとペアの川口・スミルノフ組を思い出します。
素敵な曲だけど、ジジュン・リー選手の場合、演技の奥行きがない感じ。
あと指先まで使っての表現が足りないかな。
可愛いのは可愛い。
でもそれだけって感じ・・・



久しぶりの長洲未来選手。
今のコーチの方が合うとおもうな～。
本人も満足な滑りで良かったですね。
衣装、肩の部分があると力強すぎるイメージかも。


さて、第二グループの先頭は浅田真央選手！
今日は髪をカールしてポニーテール。
　　　

　　　

３Aは転倒。
でも次の連続ジャンプの構成は強気の３F－３Loですよ。
これ、2008年ワールドの時のSP以来７年ぶりだとか。
認定されて良かったね～。
3Lzはタイミングをはずしてシングルに・・・
これが一番もったいなかった。

中国大会の時のSPが素晴らしかったから、今回のミスはちょっと残念。
でも、仕方ないですね。
良い時もあれば結果が伴わない時もある。
今日の演技は全体的にスピードが感じられずに今一つだったけど
フリーに期待します。




それからコートニー・ヒックス選手。
彼女はジャンプが高くて気持ち良い。
でもオーバーターン癖がある？
最近は彼女がSP番長ですね。


ワグナー選手登場。
「Hip　Hip　Chin　Chin」は確かバーチュー・モイア組が滑っていましたね。

　　　
彼女もジャンプのミスが出て会心の演技ではなかった。
でも、どんな動きでもドヤることができてすごい。


アンナ・ポゴリラヤ選手。
　　　
私は彼女の顔が好き。
17歳でこの大人っぽい表情・・・25歳位になっても変わらなそう。
この日の彼女は転倒が３回。
いつもジャンプのあとに叩きつけられるかのように身体を強打しているイメージ。
リンクサイドに戻る時も転びそうになってたけど、靴が悪いの？　足が痛いの？
ケガの具合はどうなんでしょうか？
アクセルジャンプ以外は結構得意なイメージがあったけど、シーズンを棒に振るようなケガになりませんように。
いつもは怖いコーチもさすがに慰めていました。



全体的にミスの多い女子のSP。
最終滑走はわれらの「宮原知子」先生。
いつもの安定感のある滑りをお願いします。　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フラワーガールに見えなくもない・・・

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私も岳斗コーチに荷物持ってほしい・・・

期待を裏切らない落ち着いた滑りで魅了されました。
フラメンコギターの奏でる曲に合わせ、表情も身体の動きも見せ場をしっかり作り、本当に惹き込まれました。
彼女の今季のSPプロはこんなに良かったんだ～と再確認。
知子さんのドヤ顔は可愛い。

３Fに！がついちゃったけどほぼノーミスですよ。
TES　37.50点。
PCS　32.03点。
合計で69.53点でパーソナルベストでした。
目指せ、70点台！

とにかく最後に宮原さんの素晴らしい滑りで終わって良かったです。
フリーに大いに期待します。

　


SPの結果はこちら。



フリーでファイナル進出が決まるのでドキドキします。

誕生日には「ONE DIRECTION」♪

私事ですが、今日は誕生日なんです
ただひたすら歳を重ねる日々ですが、とりあえずの平穏に感謝。
そして好きなことに夢中になれる今に感謝です。

長男と行ったケーキショップで買ってもらいました～



11月は家族の誕生日ラッシュなのでこんなケーキも・・・



美味しい日々が続きましたよ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　


さて、11月13日に世界で同時発売となった「１Ｄ」のニューアルバム、「MADE　IN　THE　A.M.」です。
ずっと前から予約しておいた初回限定版です。





これで５枚目になるアルバム。
ゼインが抜けていろいろ大変だった彼ら４人が頑張って作ったアルバムと言う感じ。
一言で言うと、大人になった印象が強いです。
そして「FOUR」も良かったけど、ニューアルバムでは好きな曲が多く、全19曲を心から楽しめました。

「DRAG　ME　DOWN」はYouTubeで何度も聴いていました。
プロモーションビデオも大好き。

それから「PERFECT」は特に好き！
私の好きなルイの声がたまりません
「INFINITY」や「NEVER　ENOUGH」・・・その他にもたくさんお気に入りの曲があります。

ゼインの高音が消えても、ハリーの素敵な歌声でしっかりカバーできるし
４人がそれぞれ協力して大人の良いアルバムを作ってくれました。

まだまだ若い４人がアイドルから抜け出し、素敵な大人の歌を作ってくれました。
とりあえず活動休止はさみしいけど、このアルバムで力をもらっていこうと思います。

真央さんの優勝 （カップ・オブ・チャイナ 2015 11月）

早いものでグランプリシリーズも中国大会が終わりました。
女子シングルは公式戦の復帰戦となる浅田真央選手に注目が集中していましたね。
現地の練習では３Aは7回のうちに1回しか成功していない・・・とか書いていたスポーツ誌もあったけど
試合を終えればしっかり結果を出しました。


いろいろと忙しく全部の選手をまだ観ていないので、真央さんのSPとフリーの感想のみ書かせていただきます。

まずはSPですが今季のプログラムは「素敵なあなた」♪

　

　

まずは衣装ですが、ローズピンクの素敵なデザインでした。
とかく言われる襦袢部分がなく、背中がきれい～！
（どこかで背中の襦袢がついている画像を見ましたが、ないほうが本当にきれいでした。）

さて、最高難度のジャンプ構成に挑んできましたね。
３A
３F－３Lo
３Lz

３Aはしっかり認定されましたが、３－３のセカンドジャンプは回転不足。
３Lzはeマークが・・・

この曲はアボットのプロとしてつい思い出します。
真央さんの滑りではちょっと「アイ・ガット・リズム」を思う出すような振り付けも・・・
って、ローリーだもんね～

３－３の後のステップがとても良かった。
会場の歓声もたくさんあり一気に盛り上がりましたね～。
終わってみれば真央さんも大満足のガッツポーズ！
見事な復帰戦になりそう。

ジャンプの評価はジャッジにまかせるしかない・・・というあきらめと開き直りが必要だと思いますが
素晴らしい滑りをしたのにそれほど得点は高くなかった気がします。
特にルッツにマイナス３をつけたジャッジ、アホじゃない？


続きまして、フリーは最終滑走。
ジャパン・オープンでお披露目済みな「蝶々夫人」♪

　

　





最初の３Aはとっても素晴らしい出来でした。
加点が1.86点もつき、久しぶりに評価してもらえたのでは。

と、続いての連続ジャンプはループで転倒・・・
その後もジャンプミスがいくつかあり、真央さんの思うようにはできなかった。
SPのループの判定を気にしすぎて、フリーに影響がでたのかな。

それでも、美しい動きと滑らかなスケーティングで魅了して演技を終えました。
「失敗しちゃいました。ごめんなさい。」と笑顔になるのも成長なのでしょう。

結果としてはSPからの逃げ切りで総合優勝。
公式な復帰戦で課題も見つかりましたが、優勝はやっぱり素晴らしいです。

真央さん、グランプリシリーズではファイナルも含めて15回目の優勝ですよ！
思わずWikiで数えちゃった。

それから３AをSPとフリー、両方で決められたのはバンクーバー以来なんですね。
とにかく25歳で３Aを跳べること自体、恐ろしいことなんですけど。


本郷さんの素晴らしい滑りは観ていませんが、僅差で真央さんの優勝が決まりました。
やっぱり彼女が復帰してくれたのは嬉しいです。
優勝した時の瞬間視聴率が36パーセント・・・って凄すぎ！





真央さんの納得のいくシーズンになりますように。
これからも応援したいです。

スケート・カナダ 女子シングル フリー （2015・11月）

真央さんが中国、北京に到着・・・なんてニュースを聞くと焦ってしまう。
毎週、グランプリシリーズがあるって視聴も過酷だ。
とりあえず女子シングルから観ているけど、もちろん男子もしっかり観たいです。

それにしても、スコアシートを観ながら、いろいろ疑問点がわいてくる。
毎年新しい採点方法に変わっていくのもどうなんでしょう。
そんな事を考えながら「ザヤる」と「ダブる」の違いを勉強しています・・・


あ～、もう細かいことは考えないで、直感で演技を楽しみたい。
「へぇ～、良い衣装じゃん」とか
「またヴォーカル、うるさいな～」とか
「この振付け、すごく良い～」などなど。
お茶の間感覚で楽しまないと、ね。



さて、スケ・カナの女子シングル、フリーの衣装の数々です。

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

ブルー系、黒系、あとは白系が多かったかな。
ワグナー選手の襦袢色はいつもきれい～
キラキラストーンも美しかった。
あと、やっぱりスケート靴は見えるほうが素敵。
それも白い靴が一番きれいに見えます。


それぞれの演技の感想を簡単に書きます。

オーサーの元のトゥルシンバエワ選手。
二週連続で観ましたが、なかなか技術力が高いですね。
まだジュニア体型だけど、この日のフリーの順位だけでは４位。

レオノワ選手、SPほどひどくはなかったけど、プログラムがイマイチかな。
まとまりのない曲調ばかりであまり好きではないかも。
今日は泣かなかった・・・
メンショフさんと一緒にエフゲニーコーチのところで頑張ってください。


前半グループ最後に登場のタクタミ選手。
彼女の意地を感じたフリーでした。
３Aはオーバーターンしてしまった。
でも強気で入れるところが彼女らしい。
ミーシンに涙で抱きつくところが印象的。
フリーはトップでした。


今回お気に入りのポリーナ・エドモンズ選手。
フリーは「風と共に去りぬ」♪
この日もジャンプで回転不足をたくさんとられたけど、プログラムを通して感じるのは
振付けが素敵だな～ということ。
手足の長さを生かせるポジションがたくさんあって、今までよりも表現できているように感じます。


それからカナダのケイトリン・オズモンド選手。
なんと５転倒・・・
滑っていて辛かっただろうな～
演技終了後には深刻な表情だったけど、そのあとはけなげに笑顔を見せて立派です。
昨シーズンは骨折ですべてお休み。
だからケイトリン不足を感じていましたよ。
暴走スケーティングとはじける笑顔、観ていて気持ちいい。
それから彼女ならではの足を持ちあげてくるっと回す変な動きも健在でした！


ラスボスのアシュリー・ワグナー選手。
スコアではいろいろ減点がありました。
でも、彼女ならではの力強いプログラム、見事に滑り切りましたね。
（力強い曲調ばかりで飽きてきた感はちょっとあるけど）
この日のフリーは、プログラムで魅せるということはこういう事なんだ、と再確認。
もちろんこれでマイナスがなければ良いのだけれど、存在感は十分アピールできた大会だと思います。
コーチとの相性もばっちりなのでしょう。
逃げ切りでの優勝おめでとう～！


初出場での３位の永井選手もおめでとう～
嬉しい表彰台だったでしょう。






フリーの順位は・・・




最終結果はこちら。





さて、男子も観るぞ！　
　　

スケート・カナダ 女子シングル SP （2015・10月）

カナダ大会の女子シングルSPを観ました。
地上波では観る気がしなくてBS待ちをしての鑑賞です。

まずは恒例の素敵な衣装の数々。

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

ヘルゲソン妹は彼女らしいピンク色！　（素敵な衣装が楽しみだったお姉さんをもう見られなくて残念・・・）
今回の12人ではボリーナの衣装が一番好きでした。
彼女はいつもデザインが凝っていて素敵。
タクタミはこのデザインから抜け出せないのか・・・


さて、12人の滑走を観ての感想です。

久しぶりにケイトリン・オズモンドを観られたのが良かったです。
SPではスピンに入るときお腹から転倒してしまって残念でした。
彼女の暴走スケーティングは結構好きなんですよね。
転倒やミスもあったけど、思い切り滑るところが良い。
ミスしても笑顔がいっぱいなのが可愛い。


今回一番印象に残ったのがポリーナ・エドモンズ選手。
彼女の滑りはずっと観ているけど、今季のSPのプログラムが良いです。
ベートーベンのピアノソナタ第14番「月光」♪
　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

ボーカル入りの音楽があまり好きではないので、特にこの「月光」は見入ってしまいました。
（音楽と滑りだけに集中できるのは良い。　ヴォーカル入りは程度によるけど騒がしいのは苦手です）

フライングシットスピンがノーカンになってしまった。
ステップの後に曲調が変わって一気に盛り上がるところが良かった。
手足の長さを生かし、彼女の得意なバレエ要素の表現がとても好きでした。
ジャンプは回転不足をいくつかとられたし、得点の取りこぼしは痛かったけど、プログラムとしてはすごく良いな～。
まだ17歳の彼女、体型変化はうまくいっているようですね。
見栄えがするプログラムは本当に素敵でした。
（フリーはまだ観ていないですがどんなプロかな）


その他では・・・

永井さん、デビュー戦でも落ち着いて滑っていましたね。
滑走後とかインタビューなども村上選手より落ち着いている？
佳菜子ちゃんはテヘペロが治らない・・・

レオノワの涙・・・いろいろ辛いのだろうな。
ワグナー、いつもより身体を絞ってきた感じ。　だからジャンプも安定している？　今から全米の対決が楽しみ。
タクタミ・・・力強いプロが得意なのだろう。　衣装はいつも同じイメージ・・・


と言うことで、SPの結果はこちら。



もちろん最終結果も知っていますが、フリーもゆっくり観たいと思います。