日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

5月のひとりごと

2014-05-23 14:07:51 | 日々のこと


アズーロコンパクトが見事に咲いています。
アズーロ・・・ってイタリア語で「青色」ですよね?
私はついサッカーのイタリア代表チームを思い出してしまう。
(ブフォン、ピルロ・・・W杯が近いのに身辺が忙しそう)




   
   
アジサイ、今年はたくさん花が咲きそう。
確か去年は咲かなかった記憶がありますが、今年は大きな花が12個ほどあり楽しみです。
これは6年前の母の日に三男からもらった鉢植えを庭植えにしたものです。
(あ~、あの頃は可愛かった~)
植えっぱなしにしないで花後にちゃんと剪定しないとダメですね。


その他には・・・
   
クレマチスとスイカズラも咲いています。

   
こちらはレモンの木!
花後にはレモンの実が成るかな~

   
サクランボの木にたくさんの鳥がきて騒がしかったのですが、ニャン子も慣れたものでした。
鳥たちを見ていたかと思うと、眠けりゃスピーっと眠っちゃう。


   
最後のサクランボ、焼いたマドレーヌ。


最近、ちょこっとしたお菓子を焼いています。
それも凝ったレシピではなく、小林カツ代さんの「楽々ケーキつくり」という本です。
何と初版が昭和57年ですよ。
子育てが忙しかった時に、ケーキが焼きたくて手にした本です。

カツ代さん自身も年子のお子さんたちの育児で忙しかった時に考えられたレシピの数々。
料理もお菓子も肩の力を抜いて作れる美味しいものばかりでした。

今、改めて読んでいても「ケーキのバターは無塩でなくても良い」は斬新なアドバイスでした。
もちろん「ここぞ!」と言う時は無塩バターを用意するけれど、「日頃楽しむ家庭のお菓子は有塩でも気にしない」・・・とは優しいアドバイスですよね。
レシピを見て「あっ、作ってみようかな」と思える事が一番。
あれから何十年経っても、カツ代さんの笑顔とレシピ、そして描かれたイラストを思い出します。
レシピはこれからもずっとたくさんの家庭に生き続けていますよ、カツ代さん。









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リーガ最終節   優勝はアトレティコ!

2014-05-18 20:45:35 | スポーツ全般
スペインリーグもいよいよ最終戦。
分かりやすいのは勝てばバルサが優勝。
引き分け以上でアトレティコが18年ぶりの優勝です。

前回のそれぞれの試合も息詰まる展開でした。
バルサはエルチェ戦でスコアレスドロー。
そしてアトレティコもドローで、最終節が決勝戦!
一度はリーガタイトルをあきらめかけたバルサが最終節まで持ち込めたのは
天国のティトのおかげかもしれません。


   

    

今日のカンプ・ノウは燃えていました。
発表によると96,973人ですと・・・現地で観られる人がうらやましい。

チームメイトだったビジャと抱き合うバルサの選手達・・・
ビジャの移籍はすごく残念だった。


   

   

さて、今日も元気で存在感のあるアウベス。
そして会場には大好きなプジョル。
最後はベンチ入りが間に合えば良かったけど、かなわなかったです。


さて、試合は前半の早いうちにアトレティコにケガ人が。
14分に攻撃の要、ディエゴ・コスタが退き、22分にはアルダまで故障退場・・・
ベンチで涙をこらえる選手・・・たまらないですね。
   

 
まず先制したのはバルサでした。
   

   

   
セスクからメッシ、そしてアレクシスに出たボールをGOAL~!!
クルトワの守る鉄壁のゴールをぶち抜きました。
今シーズンのアレクシスは生まれ変わった!
(今まではゴール付近でいつも転ぶイメージが強い・・・)

前半はこのまま1-0で終了。
でも主力が2人抜けてもアトレティコは力強いプレーが多いです。

前半終了時にブスケツとメッシにイエローカード?
今日の主審は最後までバルサに厳しかった。


後半スタートです。
   

   

   

   

   

始まってすぐにビジャのシュートがポスト直撃。
それ以外にもオーバーヘッドで果敢に攻めたり、何度もからみますがゴールならず。

そしてアトレティコのこの日7本目のコーナーキック、ガビが蹴ったボールをディエゴ・ゴディンが頭であざやかに押し込みGOAL!
1-1で同点になりました。
遠い場所で喜ぶアトレティコのキーパー、クルトワ。
「まずい」と思っているのか会場のプジョル・・・

バルサは11分にブスケツからソングに。
16分にはペドロからネイマールにメンバーチェンジ。
   

   
メッシがボレーでたたきこんだシュートはオフサイド・・・
31分にはシャビが投入されました。

   

   
アディショナルタイムにはピントまで出て行ったけど、バルサはゴールを奪う事ができません。
果敢にアウベスがクロスを上げたり、起点を作ろうとしていたけど、アトレティコの守備は堅い!!
最後までアグレッシブにサッカーを見せてくれたのはアトレティコでした。


   

   

最後まで凄い試合でした。
アトレティコの魂のこもった守り、今シーズンのバルサにはないものが確かにありました。
ここまで強く戦い抜いたチームにあっぱれです。

シメオネ監督と言えば、アルゼンチンの代表時代、あのベッカムとの因縁のW杯の記憶が強いです。
あの頃の南米の(特にアルゼンチンの)サッカーは手段を選ばず「きたない」プレーが多い印象があったけど
今は違うのでしょうね。
とにかく選手時代のシメオネとは違って、チームをまとめる力を感じました。
アトレティコ、まさにリーガの優勝にふさわしいチームでした。


   

   

アトレティコ、おめでとう~!
ビジャ、おめでとう~!
ビジャはゴールこそなかったけれど、最後の最後までフルに走って頑張っていましたね~
後半で退くビジャはもういない。
タフなアトレティコのメンバーでした。

この日のカンプ・ノウはバルサファンからも拍手がたくさんあって、会場がとてもフェアで良かったです。
頑張ったチームの優勝は誰が見ても歓声がわきあがるものですね。

バルサファンとしては、かつてのパスサッカーが見られなかったけど、最終節まで頑張りました。
タイトルのないシーズンになり、監督も辞任表明をし、いろいろ動きがあるでしょう。
とりあえずお疲れ様でした。


                           

そして最後にプジョルの記事も。
今季終了をもってバルサを退団する事になっています。
この前、チームのHPで観た「プジョルに贈るメッセージ」の動画にも感動しましたが
本人の言葉で退団会見を聞くと思うと、胸が苦しくなりそう・・・

   

   

   


ありがとう、PUYOL
あなたの魂のヘッド、忘れません
私にとってはバルサの永遠のキャプテンですよ
   





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「偽りなき者」

2014-05-16 15:22:47 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


映画「偽りなき者」をWOWOWで観ました。
これはずっと観たいと思っていましたが、とても内容の濃いすごい作品でした。
デンマークの映画は何本も観ていますが、私にとってはナンバー1になりそう。


2012年製作。 (デンマーク)
原題は「Jagten」・・・英語では「The Hunt」、「狩り」と言うことでしょうか。
監督はトマス・ビンターベア氏。
この監督の「光の方へ」もとても良かったけど、今回はそれを超えた作品かも。
そして主演の男性ルーカスはデンマーク映画ではお馴染みのマッツ・ミケルセンです。
彼がまた巧かった。


おもな内容は・・・

親友の娘クララの作り話が原因で、変質者のレッテルを貼られてしまったルーカス(マッツ・ミケルセン)。
クララの証言以外に無実を証明できる手段がない彼は、身の潔白を説明しようとするが誰にも話を聞いてもらえず、仕事も信用も失うことになる。
周囲から向けられる憎悪と敵意が日ごとに増していく中、ルーカスは自らの無実を訴え続けるが……。


                    (シネマ・トゥデイより抜粋)


デンマークの片田舎。
勤めていた小学校が閉鎖されてしまい、今は幼稚園で子どもの世話をするルーカス。
子どもたちには人気者です。
その中でもルーカスの親友テオの娘クララにとってルーカスは大のお気に入り。

ある日、クララが作ったハート形のおもちゃを贈りルーカスの唇にキスをします。
ルーカスはやんわりと、しかし言葉を選びながら「唇にキスはだめだよ」とたしなめます。
その事がきっかけでクララは園長にある嘘をつくのですが・・・
このあたりの流れから引き込まれていきました。

クララはまだ小さい女の子だけど、その中に「女性」の部分がちゃんと存在していて、でもルーカスには
わからない。
このクララを演じる女の子の表情がまた巧過ぎでした。
ちょっとヒネた顔つきで「ルーカスが○○を見せたの。」って・・・
嘘を言う演技が巧いだけでなく、常日頃、家庭ではモメ事が多く親に放っておかれる状態で、心もちょっと不安定。
そんなクララがルーカスを慕っていたのは当然でしょうね。

クララの嘘が幼稚園や保護者達、そして警察にも伝えられ、ルーカスはあらゆる場所で非難されます。
それは離れて暮らす息子マルクスにも知らされ、父子で町中の人から攻撃されてゆくのです。
買い物に行っても「帰れ」と売ってくれなかったり、さらに哀しいのは愛犬のファニーが殺されてしまった事。
それはクララも大好きだった犬でした。

最終的には証拠不十分で釈放され、また地域の中で暮らす事ができるようになったと思ったら・・・
ラストのシーンはとても重い、これからのルーカスの人生を予想できるような終わり方でした。
「異常者」「変質者」のレッテルは一度貼られるとはがれない・・・

ルーカスは何も罪を犯しておらず、最初から最後まで顔を前に上げて生きてきました。
理不尽な目にあい、なぐられ、モノをぶつけられても、威厳を保ち耐えるルーカス。
それでも息子を守るためか、自身の尊厳のためか、クリスマスのミサに出向いて、目をそらさずに親友だったテオに初めて抗議したのです。
この地域で暮らしていかないといけない、そんな気持ちで必死だったのでしょう。

ルーカスが一番凄かったのは、嘘を言ったクララを責めなかったこと。
いつも下を見て歩くクララの「道」となって導いたルーカス。
パーティー会場の入り口で歩けなくなっていたクララを抱き上げた時はびっくりしたけど、ルーカスはクララの
これからの生き方、歩き方を支えるようでした。

まぁ、それに比べて、周りの大人は「子どもが嘘をつく訳がない!」と言い切ったり。
カウンセラーの元で誘導尋問のようにルーカスの罪を仕立てるのもぞっとしました。

確かに自分に子どもがいて、性的被害の疑いがあったら冷静な判断はできなくなるはず。
でも何もやっていないのにこんな目にあったら生きていけないですね。
村八分のような事しかできない閉鎖的な地域社会でルーカスはこれからも生きていかないといけないのです。

最後まで息つく間もない重い内容でした。
誰にでも起こり得る事、そんな中を自分を見失わず生きていくのは相当覚悟がいるでしょう。


すごい作品でした。
いろんなシーンで怖さを感じました。
重いけれど秀作です。


今回の評価は・・・     星4つ   ☆☆☆☆


クララの兄、クララにタブレットでポルノ画像を見せるな!
彼の表情にも不穏なものを感じてしまった・・・




   

   

   

   

   

   

   

      


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「インポッシブル」

2014-05-14 11:35:09 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


映画「インポッシブル」をWOWOWで観ました。
ナオミ・ワッツもユアン・マクレガーも好きなので気になっていた作品です。

2012年製作。  (スペイン/アメリカ)
監督はスペイン人の新鋭フアン・アントニオ・バヨナ氏。
2004年に起きたスマトラ島沖地震で奇跡的に生き残った家族の実話です。

おもな内容は・・・

2004年末、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)は、3人の息子と共にタイにやって来る。
トロピカルムードあふれる南国で休暇を過ごすはずだったが、クリスマスの次の日、彼らは未曾有の天災に巻き込まれる。
一瞬にして津波にのみ込まれ、散り散りになった家族はそれぞれの無事を祈りつつ再会への第一歩を踏み出す。

                      (シネマ・トゥデイより抜粋)


スマトラ島は大きな地震が頻繁にある地域らしいです。
その中でも2004年の地震は大変な被害をもたらし、津波などで亡くなった人数は22万人以上・・・
壮絶な被災地となり現地の映像など当時の報道もよく覚えています。

その時に実際にクリスマス休暇を過ごしていた夫婦と3人の男の子達。
物語は実話だけあって、たくさんの奇跡によって生存出来た事はわかりました。


さて・・・
感想はとても書きにくいです。
でも個人ブログだし、好き嫌いがあるのは当然だという開き直りで書かせていただきます。

この作品上映の時にいろいろ言われていた「津波」のシーンはやっぱり凄かったです。
無力の人間を襲う巨大津波は自然の脅威としか言えないけれど、本当に恐ろしい。
「東日本大震災」の津波の記憶が鮮明な方々には辛いシーンだと思います。
でも、何というか・・・映画としてはそれしかなかったような気がしました。

ナオミ・ワッツが美しいのは冒頭のシーン少しだけ。
その後は津波によって大けがをし、泥まみれ、血まみれで命の危機がせまりつつあります。
そんな状態でも「人を助けなさい」 「誰かのために動きなさい」って長男に諭す母でした。

その後、混乱の中で家族5人がお互いを探すのですが、それはもう偶然が偶然を呼ぶ奇跡の連続。
最後に5人が出会えて、チャーターしたジェット機で被災地にはサヨナラをするのですが・・・
このあたりで一気に気持ちが冷めてしまったかも。


何か、ね~
実話の割にはテーマがぼやけていて、ただただ家族を探し出し、めでたく5人揃っただけの話でした。
妻と長男を探すために小さい二男と三男を置いていくのも信じられないし。
「津波」そのもののシーンは凄みがあったけど、被災後の現地の混乱はあまり描き切れていないように
感じました。


全体的に今一つな作品だったかな。

今回の評価は・・・       星2つ   ☆☆




まったくテーマは違う作品ですが「ヒア・アフター」の津波のシーンも記憶に新しいです。
「津波」を体験し、喪失感を味わいながらも人生が変わっていく女性を描いています。
作品としてはこちらの方がずっと心に残ったな・・・




   


   

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5月の庭

2014-05-08 14:42:03 | 花・草・木
ゴールデンウィークも終わり日常に戻りました。
やっぱり平日の方が落ち着くな~
ゴールデンウィークにした事と言えば・・・
映画を観に行ったり、家で映画(WOWOW)を観たり。
JINSにメガネを作りにいったり。
あとは庭仕事の毎日でした。
もちろんご飯を作って片づけての繰り返しは変わらず・・・


さてそんな5月の初夏の庭ではいろんな花が咲いていますよ。



   
こちらはスイトピー。
今年はピンク、赤、白と3色揃いました。
青いスイトピーなんてあったら良いな~。

   
なでしこです。
昨年の株を大事に育て、摘芯をすると大きく咲きました。





   
こちらはアズーロコンパクト。
まだこんもりと丸く咲いてはいないけれど、ブルーの花は本当に素敵。




   

   

   

ガーデンシクラメンはまだまだ元気に咲いています。


   
萩の葉はどんどん成長中。    ビオラは最後になるかな?



   
そしてこちらの白い花は名前わから~ず
園芸サイトで調べてみます。



そして5月と言えば「さくらんぼ」

   

   

   
毎年必ずたくさんの実をつけてくれます。
もう何年目か忘れちゃった。
ヒヨドリが朝から大集合~


   
今日は久しぶりに「スイートポテト」を焼きました。
息子のリクエストです。
今日は大学でプールの授業があるそうで、そんな時は楽チンな恰好で出かけます。
普段は髪を整えるのに時間がかかるのに、どうせ濡れるからキャップをかぶって出かけました。

息子、入学式は金髪で出かけ、今はアプリコット色。
日テレの桝アナも大学生の時は金髪だったと言うけど、東大だし、ね。
なにやっても許されるよね。

息子、東大ではないよ。
でも今しかできないから何色でも良いよ! と私は思っています。






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「プリズナーズ」

2014-05-04 14:37:37 | 映画・DVD・音楽・TV・本など




「プリズナーズ」を観てきました。
2013年製作のアメリカ映画。
原題は「PRISONERS」でそのまま邦題になるのはやっぱり良いです。
大好きなジェイク・ギレンホールが出ているので楽しみでした。


おもな内容は・・・

家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪する。
手掛かりは微々たるもので、警察(ジェイク・ギレンホール)らの捜査は難航。
父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された容疑者(ポール・ダノ)の証言に犯人であると確信し、自らがわが子を救出するためにある策を考えつくが・・・。

                    (シネマ・トゥデイより抜粋)

上映中ですがネタばれあります。



まず行方不明になったのは少女2人。
そして平穏な田舎町・・・と言うよりはちょっと鬱蒼とした土地柄に感じました。
娘アナの行方を必死に探す父親をヒュー・ジャックマンが演じていますが、今までのイメージと違って
家族思いではあるものの、敬虔なクリスチャンで頑固な性格。
自宅の地下室はまさかの災害や有事の時のために備品でいっぱいです。
父親ケラー・ドーヴァーと言う名前にもいろんな意味があるそうで、この映画にはこだわりがたくさんあります。


ロキ刑事役がジェイク・ギレンホール。
理知的で的確な判断ができ、事件に立ち向かう上で上司にしっかり意見もでき、検挙率も高い。
刑事って単独では行動しないイメージがあるのですが、どうなんでしょうか。
自分が追い詰めた容疑者を目の前で死なせてしまう大きなミスもあったけど、ロキの仕事ぶりはブレない。
ジェイク・ギレンホール、ますます良い男になっていました。


そして何と言ってもポール・ダノ!!
第一容疑者アレックスを演じる彼はやっぱり最高に不気味でした。
表情だけでなく、立ち方、座り方、しゃべり方、すべてが気味悪い。
過去の出演作でも(確か「テイキング・ライヴス」だったかな)弱々しい恐ろしさを演じると彼は天下一品。
「リトル・ミス・サンシャイン」のイメージとはまったく違う感じ。

このアレックスは少女の父親ケラーに監禁されてしまうのですが、痛めつけられてもしぶとい。
でもアレックスの生育歴はそれはそれで哀しいものでした。


それからもう一人、メリッサ・レオ。
アレックスの伯母役で出ていましたが、彼女の役柄はどんな作品でも重要人物のイメージ。
でも今回は抑えめの演技のためか、メリッサ・レオの凄みが弱かったのが残念。


150分越えの長い作品ですが、最後まで気を張って観られました。
雨の降るシーンが効果的だったし、いろんな所に伏線が散りばめられていて、重いけど良い作品になったと
思います。
ホイッスルは予想できましたけど、ね。


ジェイク・ギレンホールの苦悩しているシーンで「指輪」が印象的でした。
いろいろ他サイトを読んでみると「フリーメイソン」の指輪だとか。
まだまだ私には知らない事がいっぱいあるけれど、この映画はいろんなシーンで意味ある映像がたくさんありました。
ハリウッドデビューのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ちょっと注目です。


今回の評価は・・・      星3つ半    ☆☆☆★   (きわめて星4つに近い)


最後にアナを乗せて救急病院に走るロキ刑事、車の暴走シーンは必要だっただろうか、な~んて。

   



   


   

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