日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

宮原選手が優勝! (2014・12月 全日本フィギュア女子シングル)

2014-12-29 18:53:22 | フィギュアスケート
今年はゆる~い気持ちで観ていた全日本フィギュア。
塩がいなくなって中村アナや西岡アナの静かな進行には感激。
でもフジは今季の一押し選手がとってもよくわかる番組構成でした。
しょせん、フジTV・・・

女子シングルは宮原知子さんが初優勝しました。
これはとっても嬉しい結果でした。

SPでは2位につけ、楽しみにしていたフリーの「ミス・サイゴン」♪
3-3は避け、後半に2A-3Tを二つも入れる鬼構成。
このプログラムは観るたびに惹きつけられ、彼女に合っているな~と思います。
今回のフリーも音にぴったり合った動きで表情も良かったです。
身体も小さく、ジャンプが低空で素早いために回転不足がいつも付きまといますが、今までの悔しさを
跳ね返すような内容でした。
結果が出て喜ぶ濱田コーチ、宮原さんは控えめの嬉しそうな笑顔。
そしていつも彼女を応援し続けてきた岳斗さんのうなずくような表情がとても良かったです。

宮原さん、いつも素敵なプログラムを滑り、その誠実なスケーティングを応援してきました。
全日本チャンピオンになっても何だかスルー気味なのは残念ですが、観ている人には充分に伝わります。
四大陸もワールドも選出されましたね。
また素敵な「ミス・サイゴン」を楽しみにしています。

優勝、おめでとう!












女子では同じ濱田コーチの元の木原さんの滑りが印象に残りました。
彼女も後半に2Aー3Tを入れる強気の構成。
昨年も覚えていますが、今回も滑り終えた時の涙がとても心に響きました。

佳菜子さんは残念でしたね。
いつか杉田氏が言っていた「ジャンプに癖があり、世界のトップと戦うにはその辺が課題だ。」という
言葉を思い出します。
やっぱり回転不足が多すぎると厳しいな~
今季のSPは素敵なプロだと思っていますが、そのSPの評価があれほど低いとなるとご本人もショックだったでしょう。
それにしても、今回はテクニカルが厳しすぎでした。
もっと世界に通用する選手になってほしいから・・・なんて言うけど・・・
ナショナルでここまで厳しすぎる意味ってあるのでしょうか。
(まぁ、その反面、昨年の女子シングルの爆上げは今でも疑問ですが)



そして、町田くん。
全日本のSPはとっても感動しました。
気持ちのこもった本当に素敵な「ラベンダー・・・」でした。
SP直後の涙やフリーの後のやりきった表情(フリーは不本意だったでしょうが)、何となく言葉にも
「引退」を含ませるものがありました。
結果的にはスケ連にも言わずに、代表発表後のリンクでの突然の宣言。
まぁ、批判もあるかもしれないけど、町田くんらしいなと感じました。
彼の決断も発表の仕方も良いと思います。
スケ連にはスケ連の言い分もあるかもしれないけど、選手を公平に守るわけでもないし。
いつものように羽生君に力を入れてくださいな。


町田君のラストの滑りを観ました。
「エデンの東」はきっと思い入れがあるのでしょうね。
「F・U・Y・A」や「百夜行」も好きでした。
たくさんのインパクトのある言葉、楽しませてもらいました。
町田君、お疲れ様でした。





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☆メリー・クリスマス☆

2014-12-25 12:11:58 | フィギュアスケート


                            (いただいたアレンジメントです)

   






昨日はクリスマス・イブでしたね。
いつものようにケーキを作り、恒例のメニューを用意しましたが・・・
(あ~、それにしても毎年同じようなメニューだ・・・)
大学生の三男は塾のバイト、その他の家族も仕事や送別会などで留守でした。
まぁ、遅くに帰ってから食べていましたが。
私は猫ちゃんと一緒に岩合さんの「世界ねこ歩き」を観ながらのんびりクリスマスを過ごしました。

それにしても一年は本当に早いですね。
毎年この時期にはいつもそう思います。
今年もクリスマスケーキを食べながら、残りの一週間の忙しさに覚悟を決めます(笑)
年賀状、大掃除、その他いろいろ。
自分のペースで頑張ります!
 

(本日のひとり言)・・・

全日本フィギュア?
今年は熱を入れないで観るだろうな~
中国杯から一気に気持ちが冷めた私、これからも煽ぎ立てる番組構成になるはずだから。
今年は誰を爆上げするんだろう。

全日本よりも欧州各国でやっているナショナルが気になるな。
イタリアのマルケイとホタレクの新ペア、優勝しましたね。
ユーロで観るのが楽しみ~!
やっぱりユーロが一番面白いと思っています。

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「ゴーン・ガール」

2014-12-14 15:47:51 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「ゴーン・ガール」を観てきました。
2014年製作のアメリカ映画。
監督はあの有名なデヴィッド・フィンチャー氏。
「セブン」や「ゾディアック」「ベンジャミン・バトン」「ソーシャル・ネットワーク」などがありますが
私の好きなフィンチャー作品は・・・
「ロード・オブ・ドッグタウン」と「ドラゴン・タトゥーの女」です。


おもな内容は・・・(もちろんネタばれあります)






アメリカ・ミズーリ州。
幸せに満ちた理想的な結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)だったが、結婚5周年を迎えたその日にエイミーの姿が忽然と消える。
家には争った形跡があり、さらにキッチンからエイミーの大量の血痕が見つかった。
警察は失踪と他殺の両面から捜査を進めるうちに、アリバイがあいまいなニックを疑う。
美しい若妻が失踪したこの事件は注目され報道は過熱、ニックは全米から疑いの目を向けられカップルの知られざる秘密が明るみになる・・・。

                      (MOVIE WALKERより抜粋)



149分の作品で前半と後半がガラッと変わる感じです。
でもフィンチャー作品らしく、主人公達には感情移入できにくい内容で、ニックとエイミー、どっちもどっちだな~と観ていました。
後半はエイミーの悪魔ぶりが凄いですが、そこまで計算して生きて行くなんて普通はできないな。

まともな感覚の持ち主がニックの双子の妹マーゴと担当の女刑事ぐらい。
理想の夫婦と周りから思われるように、完璧な夫婦を演じようとするニックとエイミー。
と言うよりも、エイミーに仕向けられている情けないニック?

あのアメリカ社会で成人した女性が行方不明になって2、3日しか経っていないのに、大騒ぎになったり祈りの会まで開くのもおかしいし。
それ以上に髪の色や眉を染めてサングラスをかけただけのエイミーが見つからないのも不思議。
警察も無能すぎる。

お金を奪われ、過去の男を頼り、殺し、ニックの会見の言葉を聞いただけで戻ってきたエイミー。
そして「妊娠している」事だけで一緒に暮らす変な夫婦・・・
サイコな妻のそばにいる夫の心はただの木偶の坊なのか。

ベン・アフレックは何を演じてもベン・アフレックでした。
エイミー役のロザムンド・パイクは当たり役でしたね~
でも冷徹な表情の女優さんであまり好きではないかな。

それぞれの裏の顔が出てきて夫婦仲がうまくいかなくなって「それが結婚よ」なんて言われても、ここまでの夫婦はそうはいないです。
記念日ごとの宝探しなんて女の私が見ても「めんどくせー」と思ってしまう。

この映画、感想を聞かれても答えに困る作品でした。
ヌメッとした終わり方はフィンチャーらしいけど、そこまで面白いとは思いませんでした。
もうちょっとアメリカ経済の動き、失業の背景など描かれたら深みがあったのかも。
サイコシーンが心に残る作品でした。

今回の評価は・・・     星2つ半    ☆☆★




   

   

   

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「インターステラー」

2014-12-09 14:53:14 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「インターステラー」を観てきました。

2014年製作。
監督は「ダークナイト」シリーズや「インセプション」のクリストファー・ノーラン氏。
そして主演は最近ノッテいるマシュー・マコノヒーです。

おもな内容は・・・

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。
そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。
そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。
地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。
悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

                   (シネマ・トゥデイより抜粋)


3時間弱の長い作品、それも上映が最後の時間帯でしたが集中して一気に観ました。
極力、CGを使わないで撮影したらしいですね。
どこか懐かしさを感じるSF作品でした。

「相対性理論」とか「ワームホール」、「タイムダイレーション」などなど、面白いな~とは
思いました。
あと、地球からの通信に返事ができなくなった時、泣きながら映像を観る父のシーンはせつなかった。

ただ、矛盾点もたくさんあったし、マン博士(マット・デイモン)のシーンなどは必要?
巨大津波が押し寄せる海がとても浅かったり・・・
最後の方で新しい惑星で暮らす人々もどんないきさつでそこに移れたのか・・・
あとからいろいろ気になってしまった。

地球の環境破壊や食糧難などはほとんど人災ですから、移り住む新たな惑星を探す・・・というのも
利己的な感じがします。
地球が滅びるのなら人類も一緒に滅びようよ!  なんて思います。

マコノヒー演じる父親はとても良かったけど、ラスト30分に押し寄せると言われた感動は特にありませんでした。

映画の好きなジャンルは人それぞれでしょうが、SF作品は普通かな~
個人的には繰り返してもう一度観たいとは思いません。

そんな訳で、今回の評価は・・・  星3つ  ☆☆☆  普通です。


   

   

   






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