日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2013 世界フィギュア アイスダンス SD (J-Sports)

2013-03-29 16:16:26 | フィギュアスケート
のんびりペースで世界フィギュアを観ています。
全選手の全滑走を観られるのは大満足です。
アイスダンスはやっぱり良いな~。

まずショートダンスには21カ国から29組が登場。
今回他の種目ではミニマムポイントを下げた経緯がありますが、アイスダンスだけは
高い設定ポイントのままだったそうです。
アイスダンスのカップルは多いですね~

個人的にはウィーバー/ポジェ組とペシャラ/ブルザ組が間に合って非常に嬉しい~
昨年のニースのワールドの記憶が今でも鮮明な私。
その時も大感動をしたお気に入りのカップルなのです。

さて、実況は千鶴さん。
解説は最近はお馴染みの東野章子さん。
もしかして藤森さんの解説ってもう聞けないのかな。
個人的にはロシアのカップル達の今シーズンの出来を藤森さんがどう感じるか興味がありますが。


それではいろんなカップル達から。

   

   

  

   

   

   

   

   

   

右上のカップルはベラルーシの選手ですが・・・
カナダに入るのも飛行機のトラブルでギリギリ。
そしてスケート靴は届かなかったそうです。
カナダのロンドンのボランティアの方にスケート靴を借りての演技でした。
特に男性はシングル用のスケート靴で非常に大変そうだとか。
女性も借りた靴で、お二人とも一生懸命に滑っていました。
成績は非常に振るわず29位と最下位でしたが、会場からは温かい拍手が・・・
「出場できただけでも良かった。」と思っているのでしょうか。

その他では・・・
「メリーポピンズ」の衣装はすぐに分かりますね。
カナダのピッピは真央さんと並んだ画像を見たけど、今回も滑りが良かったです。
それから「スカートめくり」をするカップがたくさん(笑)
ブルザが一番うまい!


まずはリード家の末娘、アリソン・リード/ヴァシリ・ロゴフ組。 18歳と21歳。
アリソンはアメリカ、男性はベラルーシ出身、そしてイスラエルのカップルとして登場ですよ。
あれ? アリソンは五輪の時はグルジアから参加していたけど・・・混乱する~
   

   
やっぱりキャシー達に似てますね~

ヤンキーポルカの1と2はちょっと残念。
でも他はまずまずだったのでは。
元気に楽しそうに滑っていました。
東野さんも「一年目にしては良い出来だったのでは。」とのこと。
ユーロは直前で男性が風邪をひき急遽欠場だったとか。

SDは46.63点、順位は23位でした。


それではお姉さん達登場。
リード家だけで3人もワールド出場って凄い。
   

   

   

   
アリソンと共に良いコーチに付いてます。

クリスのツイヅルがちょっと乱れました。
ステップはレベル2だったけどリフトはしっかりレベル4。
SDは53.95点、19位でした。
何とリフトでタイムオーバーをとられてる・・・

リード姉弟は日本国内にアイスダンスのカップルが増えて嬉しいそうです。
全日本で4組、四大陸で3組出場したのでこれから励みになりそうですね。


第5グループに入ると凄いメンバー達が6分間練習。
みんな大きく動くのでリンクが狭そう~
あっ、どちらにしても狭いけど。


まずはデービス/ホワイト組です。
もちろん「ジゼル」!
   

   

   

   
もう安心して観ていられますね。

音の強弱を巧く表現する動き。
メリルにも釘づけだけど、チャーリーもすごい安定感。
惹きこまれてあっと言う間に終わってしまいました。
「言葉を失いました」と東野さん。
「素晴らしい良い出来でしたね~。」と千鶴さん。

フットワークすべてが二人揃っていてとにかく凄かったです。
ヤンキーポルカは1だけレベル3、その他のエレメンツではレベル4。
その上、10.00点が9個も出ています!
SDは77.12点、シーズンベスト。 もちろん1位でした。


続いてもお気に入りのカップル。
ドイツのジガンシナ/ガシ組、25歳と28歳。
小劇場の始まり、始まり~。
   

   

   

   

   
ユーロの後にエンディングをちょっと変えたそうです。
それでも女性が男性を振るシーンで終わると「フフッ」と笑う東野さん。
このカップルが好きなんだろうな。

「このカップルはエッジがクリーンで特に女性が良い。」
「いつもお芝居を見ているよう。」
「大柄なだけに繋ぎが大味に見えてしまうことも。」
「その辺で伸び悩んでしまうかも。」などと東野さん。
しかし、アイスダンスって上位の選手は(特に2強!)変わらないし、むしろその他のカップルで
3位争いをするのが現実ですから。
SDは60.59点、シーズンベスト。11位でした。


ここで大歓声の中登場するのはケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組!
待ってました!
   

   

   

   

   

   

   

   

   
むせび泣くケイトリンにジワっと来ましたよ。
足首の骨折でカナダナショナルも四大陸も出られなかった彼女達。
本当に元気になって帰ってきました。

以前インタビューで見たのですが、ポジェはヤンキーポルカはあまり得意ではないような事を言っていました。
でも今回の復帰戦、ヤンキーポルカは二つともレベル4!
ノンタッチミッドラインステップだけはレベル2だったけど、ツイズルもリフトもレベル4!
とにかく素敵な「エーデルワイス」でした。

「何百回も聴いたサウンド・オブ・ミュージックの音楽が新しいものに聴こえる。」と東野さん。
「とってもオシャレで素敵なプログラム。」との事でした。

ケイトリンのガッツポーズには吹き出しちゃうけど、感無量の彼女を慈しむように見つめるポジェが
また良い。
カメレンゴとクリロワ夫妻に迎えられ、涙のケイトリン。
昨年のワールドも涙、涙・・・だったけど、本当によく復帰できました。

SDは67.54点でシーズンベスト。 6位でした。


そして地元のバーチュー/モイヤ組。 大歓声です。
この会場からテッサは歩いて10分、スコットは車で10分とか。
まさに地元!
   

   
アイスダンスのカップルに対して好き嫌いがあるのは正直な気持ちです。
彼らは現世界チャンピオンだし高度な技術があり、その上で表現力も凄いのでしょうが。
どうも男性のスコットが苦手になってきた。

今回、ツイヅルやステップでレベル3止まりになり、インタビューで聞かれると
「高度なものをやっているから。」とコメント。
昨シーズン頃より、度々威圧的な態度が感じられるのですが、私だけでしょう、きっと。
好きな人にはダントツにお気に入りのカップルなんでしょうね。
SDは73.87点で2位でした。
10.00点は4つ。



またまた復帰組が登場。
フランスのペシャラ/ブルザ組、29歳と32歳。
1月9日にブルザがケガをしたのでユーロには出られず。
その間ペシャラがフランスチームに帯同しユーロの応援側にまわっていましたね。
彼らの復帰もとても嬉しいです。
   

   

   

   

   
最初から会場を盛り上げて見せてくれました。
ペシャラが大きくスカートを持ち上げてフレンチカンカン♪
「衣装も見る人を飽きさせない。」と東野さん。

ツイヅルはレベル4。
ステップはレベル3。
ローテーショナルリフトはレベル4。
彼らは最後にヤンキーポルカをもってきていました。

フランス組はいつも洒落ているな~
藤森さんだったらこのプロを何て評価するだろう。

SDは69.65点でシーズンベスト。 4位でした。
コケティシュな魅力のペシャラ。
昨シーズンのワールドで惚れたブルザ。
いつまでもアイスダンスの世界にいてほしいな。


続いて、今季絶好調なイタリア組。
カッペリーニ/ラノッテ組、26歳と27歳。
ファイナル4位、ユーロ3位の躍進のシーズンです。
   

   
ユーロの時もそうでしたが、スピード感がいっぱいでした。
ツイヅルも速い!
全体的にテンポがよく、素晴らしい滑りでした。
「滑りこまれた良いプログラムですね。」と東野さんと千鶴さん。
SDは67.93点、シーズンベスト。 5位でした。


続きましてシブタニ兄妹、18歳と21歳。
あのワールド銅メダルはもう2年前でしたか。
いつの間にかアレックスが大きくなっている。
   

   
ヤンキーポルカから始まり、ツイヅルもバッチリ。
全体的に力強くまとめてきたようです。
最近はあまり惹きこまれるものがなかったのですが(失礼)、ワールドにはしっかり合わせてきましたね。
「気迫のこもった滑り。」と東野さん。
「デビューが良かっただけにその後は試練の年だったのでは・・・」とのこと。

SDは66.14点で8位でした。
アイスダンスは本当に上がつまっています・・・



そしてロシアのイリニフ/カツァラポフ組、18歳と21歳。
ユーロでは首位とわずかの差で2位になったカップル。
と言うよりも、ユーロではあのプログラムがしっかり評価されちゃった事に驚いたけど。
   

   
最初のツイヅルで男性が傾いてしまった。
ヤンキーポルカでもレベルが獲れなかったよう。
「後半にスピードが落ちた。」
「二人が離れている場面が多いかな。」と東野さん。

SDは66.07点で9位。
同じくらいの得点が多いよ~


最終滑走はロシアの一番手、そしてユーロチャンピオン。
ボブロワ/ソロビエフ組、22歳と23歳。
新コーチの元で開花したカップルですね。
   

   

   

ヤンキーポルカの1とステップだけがレベル3。
後はとっても良かったです。
今季は好調ぶりを維持してるよう。
鐘の音で始まり、鐘の音で終わる素敵なプログラム・・・
なのにボブロワ、余韻を感じる間もなく漢のガッツポーズ!
早すぎるよ~

「静かに終わるのはとてもチャレンジです。」
「雰囲気がロシア映画の一幕のようで良かった。」と東野さん。
SDは70.05点でシーズンベスト。 3位です。
70点台に乗せてキス・クラは大はしゃぎ。
ズーリンコーチの満面の笑顔が良い~。

2シーズン前の頃の彼らは、いつもゴテゴテの飾りの衣装で「THE・ロシア」というイメージでした。
ボブロワの長~いスカートをいつもソロビエフがかぶっていて・・・
あの頃よりも格段にあか抜けてきました。


SDの最終結果はこちら。








66点、67点台の密集ぶりがすごい。
リード姉弟、FDに進めて良かった。

インタビューの数々。
   

   

   

   

   

   

   

   

   



「29組が全て転倒もなく素晴らしかったです。」と東野さん。

SDのトップ3を見ると、つくづくケガで出遅れたフランス組が惜しかった。
ブルザは全体的な練習は2週間しかできなかったとか。
それからウィーバー/ポジェ組のケイトリンは「2ヶ月間練習ができなかった。」とか。
どちらもカメレンゴ夫妻の教え子ですが、ワールドに間に合っただけで私は感無量です。
カップル競技は本当に大変ですね。

FDの感想はまた続きます。
国別まで全部終わるかな~










   






   

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2013 世界フィギュア ペア フリー (J-Sports)

2013-03-25 15:54:01 | フィギュアスケート
引き続きワールドのペアのフリーです。
実況は藤吉次郎アナ。
解説は岡部由起子さん。

藤吉アナはベテランで大御所で年長のアナですが、話に奥行きがなくて個人的には残念。(すみません)
よく全米の実況をされている時も選手の名前の連呼ばかりで・・・。
今回もペアSPの赤平アナと比べて、最後まで物足りなさが残りました。
別に実況アナにオタク度を求めている訳ではないのですが。
スロウジャンプを見て「ジャンプが高いとランディングが難しくなるんですか?」と質問していたけど
当たり前だろうに・・・
せっかく岡部さんが解説するんだから、もっと引き出して欲しかった。
そして優勝したペアの滑りで実況、解説コンビで声を詰まらせて欲しかった。
・・・と言う事で私はJスポさんにそこまで求めてしまうのでした。



それではいつものように好きなペアや好きな演技など。
   

   

   
お母さんが日本人といつも紹介されるマリさん、いつか満足のいく素敵な笑顔が見たいです。
ペア9年目となるイギリスのケンプ/キング組、いつも成績が低迷・・・
岡部さんはいつになっても二人のユニゾンが見えてこない!とバッサリ批評。
こうなると練習環境とかコーチの問題の方が大きい気がしますけど。


さて、さっそくお気に入りのペア登場。
SPは9位と出遅れたイタリアのベルトン/ホタレクです。
フリーの「Poeta」は大好き。

    

   

   

   

   

   

   

   
ベルトン、笑顔で終えて良かったですね~
その指の開き方は何のサイン?

最初の3T‐2T‐2Tは二人の息がぴったり。
次は女性だけダブルのサルコウになっちゃった。
ツイストはいつも高くないし、上げられたベルトンの足がきれいにそろえばもっと良いのに、と思います。
でもその後のリフトやデススパイラル、ペアコンビネーションスピンはとても良かった。(レベル4)

曲調が変わって、スロウジャンプ二つ、何とか持ちこたえました。
女性が身体を絞ったので動きに重さを感じません。

このプログラム本当に良いな~
見納めだと思うと残念です。
会場の空気も変わり、これぞペア!という表現力を見せてくれました。
今シーズンはアメリカでも練習をしているとか。
ダンジェンコーチの元でもやっているのね。
「強いペアになるためには何でもします。」と言っていたベルトン。
ユーロ3位の自信を元に頑張ってください。

フリーは112.70点、トータルで171.77点、最終順位は10位でした。
国別にイタリアは来ないからさみしいな~ 


続いてはスイ/ハン組。
フリーは「Chicago」です。
   

   

3T‐2Tで女性が転倒。
2Aでも同じく転倒・・・
岡部さんが「男性の癖なんですが、スロウジャンプで女性をもっと優しく投げた方が良い・・・」とのこと。
確かにぶん投げるような投げ方ですね。
特にこの日はスロウトリプルフリップの直後に女性が足を痛めたような感じ。
まだまだ女性の体調が万全ではない気がします。
それから、女性がもっと成長しちゃったら男性はスロウジャンプやリフトで苦労しそう?

フリーは108.24点、トータルでは165.89点、12位でした。


続いても中国のペア。
チェン・ペン/ハオ・ジャン組です。
ハオ・ジャンの後髪はらーめんマンのような細いみつ編みがある?
こちらも「Poeta」です。

   

   

   

   
すごいよ~
最初が4回転ツイストでしたよ~
彼の技術で高く軽く上げられますね。 これだけで9.03点。

まだ女性が開発中だから(?)3Tは転倒。
決まったと思ったスロウトリプルループも転倒。
アクセルがシングルになるミス・・・
でもリフトや女性をホールドするのは安定感抜群の男性です。

岡部さんのコメントとして・・・
「シーズン初めから観ていますが女性が一つ一つ丁寧になってきています。」
「ユニゾンも良くなってきている。」
「ジャンプのミスは練習すれば良いのでペアの一番大事なユニゾンを強化してほしい。」
「来年、再来年がすごく楽しみです。」などなど。

いつか女性がペアの選手として大成し、別の男性と組むのも考えられますね。
そして隣で寄り添うのがコーチとしてのハオ・ジャン!なんて、ね。
でもまだまだこの二人に楽しませてもらいたいです。

フリーは108.66点、トータルで167.18点、11位でした。
あっ、「Poeta」はホタレク組の勝ちかな。



続いてムーア=タワーズ/モスコヴィッチ組。
「クイーンメドレー」です。
   

   

   
今季力をつけたペアですね。
最初の3T‐3T SEQはぴったりでした。
「一つ一つの動きがクリアで良かった。」と岡部さん。
もちろん会場は大歓声。

フリーは130.25点、トータルで199.50点、4位とは素晴らしい。
どちらかと言えばSPのプロの方が好きかな。


次はロシアのバザロワ/ラリオノフ組。
男性の鎧のような衣装は「スパルタカス」!

   

   

   

   

最初の3Tはまずまず。
次は2A‐1AのSEQ・・・ミスはこれくらいでした。
岡部さんが「ペアのジャンプは男性と女性で身体の大きさが違うので合わせるのが難しい。」と。
特に女性のバザロワはジャンプが小さいのでそこが課題だそうです。

その他の動きは本当にポジションが美しいと定評があり、観ていても引き込まれます。
最後までスピードもあったし、良い滑りでした。
あとはソロジャンプだな。

フリーは122.81点、トータルで184.72点、7位でした。

続いては中国のパン/トン組。
男性の膝が持ちこたえるか。
   

   

   
最初は1A‐2A SEQになりました。
スロウトリプルサルコウはステッピングアウト。

このお二人は繋ぎの動きがすごくエレガンスで素敵だな~
大人のペアの魅力がいっぱいです。

「流れがあって素敵でした。 今日の出来は良かったと思います。」と岡部さん。
「後半に難しい要素を入れているので、後半の繋ぎは今ひとつ・・・」と厳しい意見も。
フリーは130.69点、トータルでは194.64点、5位でした。
インタビューでも男性の膝がかなり悪そう・・・
でもソチでも頑張って、その後素敵な結婚生活が送れますように。


最終グループに入ります。
6分間練習で岡部さんがトランコフ組についてコメント。
「トランコフ組を2010年のワールドで初めて見た時に、『パートナーが違うだけでなんてこんなに
素晴らしくなるんだろう』と驚きました。とにかく相性が良い。」とのこと。
私も3年前からすっかりとりこになっています。


まずはデュアメル/ラドフォード組。
ルッツペアですよ。
   

   

ソロジャンプの3Lzは成功、ぴったりでした。
ジャッジはGOEに+2点が多い中、-をつけるジャッジも・・・
3‐2‐2は男性が乱れ減点、ミスはこれくらいかな。
このお二人、男っぽい強気の女性と気の優しい男性というのが滑りにも表れています。
私にはいつもそう感じられます。
フリーは130.95点、トータルで204.56点、見事な3位、銅メダルでした。

後のインタビューでもデュアメルはガムを噛みながら受け答え。
ドリンクのキャップも歯で開ける男らしさ! 女性だけど・・・
ちょっとがさつに見えちゃうかも。
好みの違いでしょうが、ペアにも女性の美しさを重視したい私にはちょっと残念感が・・・
やっぱり北米のペアよりも欧州や中国のペアの演技の方が好きです。
あとは成美ちゃん達に期待だな~


続いては昨年のワールドチャンピオン、サフチェンコ/ゾルコビー組。
衣装が面白い色使い。
フリーは「フラメンコ・ボレロ」です。
   

   

   

   
最後に持ってきたスロウトリプルアクセルが凄い!
着氷をこらえて7.39点。

今季は女性が体調不良でなかなか元気がなかったけど、この大技には意地を感じました。
その他ではミスもありフリーの得点は132.09点。
トータルで205.56点で2位でした。
「このペアは毎年何かに挑戦しているのが素晴らしい。」と岡部さん。


そして川口/スミルノフ組ですよ。
SPが良かったからフリーにも期待します。
悠子さんお気に入りの「フェブラリー」♪
   

   

   

   

   

   
最近は大きなミスがあっても笑顔を見せられる大人の悠子さん。

とにかく最初から凄く素敵な滑りで魅了されていました。
3T‐2T SEQはちょっとミスしたけど、スピンコンビネーションの息の合った美しさ。
バックワードのラッソーリフトもきれいだし、スロウジャンプは2本とも決めました。
と思ったら・・・
アクセルラッソーリフトで女性を上げられずノーバリュー・・・0.00点・・・
後で見たらスミルノフの足がフェンスにぶつかっていました。
だから小さいリンクは怖いです。

去年のワールドの時を一瞬思い出します。
このペアはヒヤッとする場面があるから・・・(特に男性)
岡部さんは「とにかくケガがなくて良かった。」と何度も言っていました。
とっても良かった滑りなので、アクシデントは残念でした。

フリーは121.61点、トータルでは191.59点、6位になりました。


まだドキドキしている中、最終滑走のボロソジャル/トランコフ組です。
フリーの「ヴァイオリン・ミューズ」も素敵なプロです。
   

   

   

   

   

   

   
今シーズン何度も観ているこのプログラムですが、本当に素晴らしかったです。
スロウトリプルサルコウの直後にトランコフが転倒したけど、それさえ気にならないくらいに良かった~
もちろん、転んだ彼は自分自身に怒っているような表情でしたが、それを包み込むような女性も良い。

最初のツイストもすごく高くて別次元のよう。
ソロジャンプの3Sも今日はぴったり。
スロウジャンプもしっかり女性がランディングしたし、流れがあって良かった。
トランコフが転倒してもすぐに立ちあがって追いつきラッソーリフト!
本当に良いものを見させてもらいました。

岡部さんは言葉にならず・・・
「感動しています、私。」とウルウル感いっぱい。
「4分半が何と短かったことでしょう。 素晴らしかったです。」と感嘆。
「あの転倒がパフォーマンスに組み込まれていたかのよう。」とも。

フリーは149.87点! 凄い!
トータルで225.71点。
2位とは20点以上も差をつけての完全優勝でした。

ボロソジャルの元パートナー、モロゾフコーチも喜びを噛みしめている。

最終順位はこちら。




   

バトルがインタビューワーでした。
話を聞くのが巧いのでびっくり。
優勝ペアを称える素敵なインタビューでした。

その他のインタビューもたくさん。
   

   

   

   

   


表彰式の様子など。
   

   

   

ロシア国歌を嬉しそうに口ずさむトランコフ。
念願の金メダル、おめでとう!!

   

   
真剣に今後を見据えた気持ちを話すトランコフ。
来シーズンのプログラムもすごく楽しみ。
彼らの存在があるから一層ペアが好きになりました。














    

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2013 世界フィギュア ペア SP (J-Sports)

2013-03-23 17:37:41 | フィギュアスケート
いろんな意味でくすぶっていたワールドは終わりました。
でも、私にとっては今からが振り返る時。
J-Sportsでの放送を全部しっかり観ながら心に焼きつけておきたいです。
一番気になっていたのがやっぱりペアとアイスダンス!
今日からスローペースですが感想を書きたいです。


まずはペアのSP。
実況は千鶴さんではなく赤平大(あかひらまさる)アナです。
何度か彼の実況は聞いたけど、なかなか良いじゃないですか。
元テレ東アナで今はフリーの34歳。
そしてフィギュアスケートを観るのが好きというくらい、今回の実況は良かった。
もちろん実況アナのするべき事は冷静に進行する必要があるのでしょうが、赤平アナと岡部由起子さんの
コンビもなかなか質が高いと私は気に入りました。
滑走前のペアの見どころを岡部さんが簡単に紹介し、演技後にはなかなか細かいところをついてくるお二人。
特にトランコフ組の演技直後には赤平アナの興奮した声色が良かった! (笑)
この人本当にフィギュアスケートが好きなんだろうな。

前置きは長くなりました。
いつものように私の好きなペアや印象に残ったペアの感想です。

   

   

   

   

   


まずは中国のスイ/ハン組、17歳と20歳。
今季は見てなかったですが、女性が病気だったとか。
それでシーズンはお休みしていたのですね。

   

   
まず女性が大きくなっていて驚きました。
まだまだ成長期なのね。
最初のトリプルツイストは成功。
次のソロジャンプ、3Tは女性が転倒・・・ダウングレードの回転不足。

岡部さんは「女性が雰囲気が大人っぽくなった」とコメント。
SPは57.65点で11位でした。 (SPの最終順位です) 


次も中国のペア。
シャン・ペン/ハオ・ジャン組です。 15歳と28歳!
何気にハオ・ジャン好きな私。
コンビを組んだばかりでベテランのハオ・ジャンが女性を育てている段階。
四大陸ではまだまだだった記憶が。
SPプロは「Live and Let Die」お馴染みの曲。
   

   

   

   

   
保護者のようなハオ・ジャンが良い!

今日は良かったです。
やっと形になってきたようで観ていても楽しかった。
トリプルツイストも決めてスロウトリプルループも素晴らしかった。
男性がスピンでトラベリングになりGOEのマイナスはこれだけ。
リフトもしっかり出来たし、まだまだ若いペンも精一杯の滑りを見せてくれました。
終わった後にも女性はガッツポーズも出たし、ハオ・ジャンもすごく嬉しそう。

いつも無表情でとぼけた印象のある女性、今日は頑張りました。
岡部さんも「今日は表情が出ていた。」とコメント。
「四大陸の時よりも女性が気を使えるようになった。」とも。
SPは58.52点、10位でした。

余談ですがハオ・ジャンは以前の中国杯のEXでモスコヴィッチ「と「即興男性ペア」をしていたのが好き。


ここで6分間練習。
その間、赤平アナは岡部さんといろいろ談笑。
双子のスケーターの話とかカップル競技のあれこれとか。
そして「氷上のプロポーズ」の話をしたり楽しい話ばかり。
赤平アナはフィギュアおたくかも知れない。

続きまして、今シーズン調子の良いカナダペア。
ムーア=タワーズ/モスコヴィッチ組、20歳と28歳。
地元の大歓声を味方につけるか。
   

   

   

   

SPプロは映画「ミックマック」の曲、「Motley Crew」でした。
あの映画は面白かったけど、彼らは観ていないとか。

ほぼノーミスの演技でとても良かったです。
物語の情景が浮かぶようで、特に男性が良かったな。
岡部さんは「ユニゾンもピッタリで曲に合った滑り。
特に男性の上体の動きが洗練されている。」とコメント。
音のない所の表現が良かった。」となかなか良い意見ばかりでした。
ステップもスピンも良かったし、このプロは素敵!
SPは69.25点、5位につけましたよ。


続いてイタリアのペア、ベルトン/ホタレク組、22歳と29歳。
私のお気に入りのペアです。
オッと、女性のベルトン、身体を絞ってきましたね。
SPはカッコいいプロ「Paint It Black」です。
   

   

   

   

   
笑顔のないベルトン・・・

今季はしっかり決めていた3Tをベルトンが転倒・・・
その他の要素は決めていたけど、このミスのためかいつもの勢いがなかった。
ユーロではイタリア初のペアのメダルを獲得して一歩進んだのですが。

「独特の世界観がある二人。 雰囲気のあるカップル。」と岡部さん。
それだけにミスを引き摺ってしまった元気のないベルトン・・・残念でした。
SPは59.07点で9位。
衣装も曲に合っていて素敵な二人。


ここで川口/スミルノフ組が登場。
7年連続で7回目の世界フィギュアとか。
今日はスミルノフの体調はどうかな~
曲は「The Blue Danude」
   

   

   
トリプルツイストをきれいに決め、ソロの3Tも成功。
この辺はいつも二人が合わなかったので、今日はタイミングがぴったりできれいでした。
今日はノーミスだったし、何と言っても悠子さんの笑顔がとても良かった~
滑っていてもずっと柔らかな笑顔でしたね。

赤平アナは思わず「ユーロのSPと違って良いパフォーマンスでした。」と。
岡部さんも「素晴らしかったですね。 最後のステップシークエンスが盛り上がり、良い滑りでした。」と。
スミルノフも久しぶりの手ごたえを感じたようです。
SPは69.98点、4位でした。
インタビューでも「練習あるのみ!です。」と悠子さん。


第5グループに入ります。
ここでお二人が「靴の問題」についてのお話。
競技人口の増加や、靴の素材の進歩(軽い素材になった)などにより、同じようにオーダーしても
同じものがなかなか出来ないとか。
「選手にとっては靴の問題はかなり深刻」だそうです。


ここで中国のペア、パン/トン組、どちらも33歳。
何と15年連続の15回目とか! 凄いですね。
   

   

   
最初のソロジャンプ3Tを男性がミス。
ダウングレードの回転不足で0.79点・・・
ステップでは女性がぐらついてしまった。
最後のスピンは良かったな。
SPは63.95点で6位でした。


続いて四大陸チャンピオン。
カナダのデュアメル/ラドフォード組、27歳と28歳。
彼らをルッツペアと呼びたいな。
   

   

   

   
あまりにも出来が良くて大騒ぎの女性。
男性のラドフォードはひそかに喜ぶ。

ソロのルッツもスロウトリプルルッツも成功しました。
そうするとステップもスピンもノッていけます。
とにかく今季好調でしっかり結果を出せたのが大きいです。
終了直後の女性のガッツポーズが男っぽい!
SPは73.61点、そのうち技術点41.10点はトップですよ。

このコーチお二方の元で結果を出した成美ちゃん達はもういない。
今季はこちらのペアが結果を出した事になります。

さて、個人的な感想としては・・・
女性の動きが力強すぎてちょっと苦手なんです。
ジャンプの「ギュルルルン~」と跳ぶ姿勢もイマイチ・・・
私はペアの女性には力強さ<美しさだと嬉しいので・・・
個人的な好みですみません。


そしてユーロは欠場のバザロワ/ラリオノフ、20歳と26歳。
女性のポジションの美しさを堪能しよう。
SPプロは「愛の夢」
   

   

   

最初のソロジャンプが女性が1T・・・0.10点・・・
もったいないな~
トリプルツイストは高くて素晴らしい。
岡部さんは「女性のポジションが美しい。」といつものコメント。
ファイナル後にバザロワはケガ、ラリオノフは靴のトラブルだったとか。
えっ、その上2月にコーチを替えてる・・・

SPは61.91点、低いですね。
7位となりました。


ここで一番好きなペア登場。
ロシアのボロソジャル/トランコフ組、26歳と29歳。
今シーズン負けなしで「貫禄というか、一つ抜き出ている存在。」と岡部さん。
ユーロ直前にトランコフのお父さんが亡くなり、辛い闘いだった記憶が新しい。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

もう全てが釘付けになるくらい。
ゾクゾクしました。
このペアを見て3シーズン、いつも楽しませてくれますね。

トランコフがシャツの襟をつまむシーンとか、ボロソジャルを引きよせるシーンがたまりません。
おい、どこに手をあてているんだ?と言うくらいエロイ。
成人向けの振り付け。

いつものようにトリプルツイストの完璧な事。
GOEもオール3点を出すジャッジ、これだけで8.30点。
ソロの3サルコウは女性が斜めになってちょっとだけ乱れたけど。
スロウトリプルループも素晴らしい。

とにかく最初から最後までトランコフの怪しい、いや妖しい表情と動きが最高でした。
ボロソジャルの身体の柔軟性は健在。

終了直後、赤平アナは「まさにゴッドファーザーです。」と感嘆の一言。
彼は絶対に感動しまくっていた(笑)
赤平アナ「アイスダンスのようだった。」←わかるわかる。
「トランコフのオールバックの髪や髭だけでなく、表情や仕草がまさにマフィア!」ともコメント。

岡部さんも「素晴らしかったです。 二人の世界観に惹きこまれました。」
「スポーツなのにどこをとっても演じていた。」と絶賛の言葉。
SPは75.84点でもちろん1位でした。
あ~、素晴らしかった~


SPの結果はこちら。





インタビューの数々を。
   

   

   

   

   

   

   

SPだけを見ても、今季調子の良いペアが成績を上げた感じがします。(カナダペア2組など)
そして何と言っても1位のペアの存在感がすごい。




と言う事で、最後にこの1枚を。


フリーの感想はまた続きます。




  

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ちょっと一息

2013-03-20 12:15:30 | 花・草・木
すっかり暖かい毎日です。
庭の花も元気に育っているのが嬉しいな。
どうしてもパンジーが多いですが、また変わったお花も育てたいな。

まずは今日の庭。


   

   

   

   

   

   

   
スイトピーやアジサイの葉も伸びている~
あとは球根が花開くのが楽しみです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、高校生の三男坊、春からは高三、受験生!
もちろん本人の努力が必要で、かなり覚悟をしなければダメです。
そんな事を思っているのに私の頭の中は違う心配もチラホラ。
「ソチ五輪とワールドを私はTVで観られるだろうか・・・」
親の頭が今そんな心配をしているのはダメだろうな~
でも受験は息子本人の問題だし・・・(これがダメなんだろうけど)

それから今日もなぜか女子大の大学案内が郵送されてきました
間違いなく男らしい名前なのになぜに「○○○子様」で送られてくるの?
もう女子大に行っちゃえ。






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暗黒の世界フィギュア・・・(女子シングル)

2013-03-19 14:11:31 | フィギュアスケート
ワールドが終わりました。
とりあえず全種目はストリーミングで観て、さらに大きな画面で観たくてフジTVの放送で確認。
もうすぐ始まるJ-Sportsでの全種目、全滑走をゆっくり観てから感想は書きたいです。


それにしても・・・
女子シングルは危惧していた通りの結末でした。
あそこまで酷い結果はトリノワールド以来か。(ヘロヘロ演技でヨナがフリー1位になった時)
あの時の浅田選手のキスクラでのこわばった表情は今でも忘れられません。
結果は優勝のトリノワールドだけど、浅田選手にとってはとにかくいろいろ辛かったはず。

それからヨナが第一線には出てこなくなって、フィギュアの試合がそれほどイライラしなくなった。
いないってこんなに楽しめるのか・・・と。
だから他国の選手も含めてたくさんの試合を楽しめた時期でした。

今シーズンのカムバックは出る得点が異常過ぎてイヤな予感はしていましたよ。
今回のワールドのジャッジの顔ぶれからも予測した人もいたはず。
SPの得点に不満そうな顔をするヨナ。
付いたロングエッジには「イラっとしたけど無視した。」とコメント。
そしてフリーでは加点が爆盛りに。
難度の高くない要素で滑り、その加点が16.51点???????
失笑を越えて呆れますね。
あ~酷過ぎる。

ストリーミングでもフジの放送でもヨナの演技はしっかり観ました。
いつものように漕いで漕いでスピードをつけて跳ぶ3-3。(何のプロでも同じ印象)
その他のジャンプも平凡な出来、その上2-2-2。
ステップが一見見当たらないのも不思議でしたね。
ヨナが凄かったのはSPとフリーをほぼノーミスで滑った事。
一つ一つのポジションなどを含めて、滑りの内容には薄さを感じました。

あの薄い内容の滑りで148点越えなんて信じられない。
加点が16.51点も付いたら、他の女子選手が四回転を跳んだって追いつけない。
フィギュアスケートを深く観ない方には得点を見て「キムヨナ凄い~」という反応なんでしょうね。
私は決して「マオタ」ではないけれど、浅田選手の6種類のトリプルを入れた果敢な滑りには感動しました。

バンクーバーの前シーズンから始まった不可解な爆上げ。
でもなぜか納得する説明ができない出来ばえ点。
こうしてまたひどいワールドになった訳です。

浅田真央さんが「メダルを獲る事ができるまで結果を出せるようになった。」と笑顔でコメントしていました。
笑顔になれた事が良かったです。
彼女の目標はあくまでもレベルアップしていく自分だから、これからも孤高の闘いに挑むはず。

全選手はまだ観ていないけれど、村上選手もとても良かった。
頑張りましたね~。
ソトニコワも良い滑りをしていました。
(ナタリア・ポポワも頑張ったのか~)


多くのフィギュアスケートファンがいろいろ考えたであろう世界フィギュア。
またゆっくり観て感想を書きます。 あっ、ヨナはもういいか。



(画像お借りします)













いないとなごむ・・・




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スポーツ放送のできない日本のマスゴミ  (世界フィギュア2013)

2013-03-15 12:33:42 | フィギュアスケート
世界選手権が始まっています。(棒読み・・・)

先ほどまでストリーミングでアイスダンスのSDを観ていました。
ワールドに間に合ったウィーバー/ポジェ組とペシャラ/ブルザ組の演技が観られて良かった~
元気そうだったし、早く大きな画面で観たいです。

さて、深夜から早朝にあった女子シングルは想像通りの結果になりました。
浅田選手のループのミスは仕方ない・・・
残念だけどミスはミス。
時差や氷の問題はあるでしょうが、それは理由にはなりませんし、ね。
惜しかったけどミスは切り替えてフリーで納得の滑りができますように。

あ~、それにしてもバンクーバーの頃とまったく変わっていない日本のマスゴミ。
日本のTV局なのにいったいどこまで某国、某選手を称えたいのか。
ミスなく滑ったのは立派だろうけど、いつものように比較して真央vsヨナ特集をしないと気が済まないのか。
まだSPが終わっただけなのにこの調子じゃイヤになります。

私は浅田選手のファンだけど、フィギュアスケート全体が好きなので全選手の滑走を観ないと
気が済みません。
ワールドのミニマムをやっとクリアした選手も頑張っているだろうし、この大きな大会にうまく
合わせられた人、そうじゃない人、全てしっかり見届けたいです。
だから今夜の放送じゃなくて遅くなるけどJ-Sportsでしっかり全選手を観てからゆっくり感想も
書きたいです。


それから男子のSPもストリーミングで観ました。(その後フジで足元をチェック)
テン君の頑張り、やっと「アーティスト」の集大成(まだ半分だけど)を観られました。
ケヴィンのSPも良かった! 彼の噛みしめるようなガッツポーズが好きだな。

無良君はまた抜けたけど、3Aは大きくてとても良かった。
コンビネーションも入れられてホッとしました。

羽生君・・・体力、スタミナをつける事を最優先してほしい。 
インフルやケガの情報も聞きましたが、それも含めて体調を整えるのも実力。
点数や順位や結果を出す事にオーサーはこだわり過ぎのように感じる。
まだまだ先は長いのだから。

橋大ちゃん、「月光」を自分のものにしつつありますね。
4回転は課題が残るけど、ステップは良かった。

日本の選手の皆さん、フリーでは納得の滑りが出来ますように。

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2013 世界ジュニア 女子シングル SPとフリー

2013-03-13 14:06:34 | フィギュアスケート
いよいよ世界選手権が始まりますね~
遠くカナダのロンドンでどんな闘いになるのか今夜から眠れません(笑)
今夜は試合経過をできればストリーミングで追いながら、放送はもちろんJ-Sportsで観ようと思います。

その前に。
すでに終わっている世界ジュニアの感想を書きたいです。
特に今いろいろと騒がれている女子シングル。
田村岳斗さんのブログはいつも観ていますが、今回の田村さんの勇気ある意見に頼もしさを感じています。
それに対するコメント欄もすごい!
応援する人が多い中・・・誰だ?
自分のブログに呼び込もうとしてまで激しい意見を書きこむのは。
それはあの有名人だった・・・

いろいろ騒がれているエッジエラーの件は、もちろん私は素人なので詳しく検証はできないけれど
今回の世界ジュニアは本当に観ていて悲しくなりました。
今までもジュニアの試合もいっぱい観ているけど、ちょっと珍しいくらいに厳しい判定でした。
それもこれもきちんと覚えておきたいです。



まずは女子シングルのSPから。
今回は会場はイタリアのミラノ。
36カ国から45人の出場だそうです。
今回の実況は神崎範之(かんざきのりゆき)さんで初めての登場。
国際テクニカルスペシャリストと紹介された神崎さんはなんと京大出身!!
そしてお声が若いと思ったらまだ30歳なんですね~
J-Sportsは解説をいろいろな方にやってもらうのですね~


さて、いつものように印象に残った選手の感想です。
まずは本郷理華さん、16歳。
全日本の滑りの記憶も新しい。
SPは「サムソンとデリラ」ですが・・・
正直言うとこのプロは誰が滑っても「またか・・・」という感があるのです、すみません。
   

   
3T‐3Tは回転不足になっちゃった。
でもスピンはレベルもしっかり獲れて良かったです。
あとはステップかな。
まだジュニアの選手にあまり言いたくないけど、どうしても姿勢の悪さが気になる選手です。
全日本の時もそこだけ残念と思ったけど、でも今から直せたら素敵なシニアの選手になるだろうな~と思っています。
フィギュアスケートはバレエにも通じる、美しさを競う面もあるから、少しずつでも直して欲しいな。
SPは52.15点で7位でした。←(SP最終順位です)


次はフランスのロリーヌ・ルカバリエ、16歳。 初出場です。
ジュニアよりもお姉さんぽいかな。
SPは「Sing Sing Sing」♪
   

   
ピンクの衣装には♪の模様が入っていて可愛かったです。
3Fはエッジエラー、レイバックスピンはとっても良かったけど最後にスピードが落ちてしまった。
この辺りは「レベルとGOEの兼ね合いが難しい。」と神崎さん。

とっても可愛らしい選手ですが、キス・クラでは足を閉じよう!
(ちょっと前のマカロワちゃんと同じ。)
SPは50.43点でシーズンベスト、嬉しそう。
全体の9位でした。


続いてはカナダの選手。
ゲイブリル・デイルマン、15歳。
もちろん覚えていますよ、この衣装だもの。
女ヴァン・デル・ペレンのようでカッコいいかも。
この衣装でSPプロは「アバター」です。
   

   
そう言えばカナダ・ナショナルでは2位でしたね。

3T‐3Tは回転不足、オーバーターンとステップアウト。
3Fはロングエッジ。
他のエレメンツはまずまずだったのでは。
SPは50.70点で8位でした。
今年の女子はタイツ衣装は何人いるのだろう・・・


次はロシアのアンナ・ポゴリラヤ。
「ソチに間に合う14歳。」と紹介されます。
ロシアのナショナルでのインパクト残っていますよ。
   

   
いつ観ても足が長いポゴリラヤ。

3Lz‐3Tが素晴らしかった。 10.20点!
3Fはロングエッジ。
フライングキャメルスピンでの入りがぐらつきレベル1になったのは惜しい。
SPは53.98点でシーズンベストには届かず。 でも3位になりました。


続いてジュニアでは今季負けなしのエレーナ・ラジオノワ、14歳。
リンクサイドでコーチの送り出されるシーンは見ていて怖いくらい。
ラジオノワも緊張気味に見えました。
SPプロは「フィフスエレメント」♪
   

   

   
最初の3‐3は一つ目のルッツが回転不足。
2Fはロングエッジと転倒・・・めずらしいな~
スピンは素晴らしく全てレベル4でした。
この曲はボーカル入り。(ア~ア~と意味はないですが)
彼女は12歳の時から観ているけどどんどん巧くなっている感じ。
SPは53.48点でかなり低い点数です。 
5位なんて信じられない~というような表情かな。


続いてもロシアの選手、昨年の世界ジュニアチャンピオン。
ユリア・リプニツカヤです。
ずっとケガをして練習が出来なかった彼女、少し緊張気味かな。
   

   

   
キス・クラで見せたこの表情が凄い。
眉間にしわを寄せて「何?」とでも言いたいのか。
でもある意味、こんな強さって必要かも。

最初は3Lz‐1Tになってしまった。
3Fは彼女もロングエッジをとられる。
スピンは相変わらずレベル4で揃えました。
SPは53.86点でシーズンベストよりも10点ほど低い。
SPは4位でした。

でもケガでファイナルやナショナルにも出られなくて大変だった彼女です。
この強気がどこまで生かせるか、勝負ですね。


ここで登場、宮原知子ちゃん、14歳。
神崎さんの妹弟子と紹介されます。
SPプロはもちろん「スワンレイク」
   

   
私は彼女のスピンが好きだな~

最初の3Lz‐3Tはどちらも回転不足、そしてロングエッジ。
3Fも回転不足。
2AはOK。
彼女はステップもスピンもオールレベル4でした。素晴らしい。

彼女のジャンプは高さがないので回転不足を獲られやすいのでしょう。
でもいつ観ても丁寧で確実に滑ろうとしているのが伝わってきます。
まぁ、その辺の丁寧さはスピード不足に観られる事もあるだろうけど。
あとは表情かな~

全体的に滑らかで柔らかな動きが良かったです。
SPは52.16点で6位でした。


次はアメリカの19歳。
サマンサ・シーザリオ、何とジュニアは初出場だとか。
SPプロは3シーズン目の「カルメン」♪
   

   
体つきや雰囲気が大人の印象ですね。
ずっとケガで苦しんでいたそうです。
世界ジュニアは初で最後の挑戦とのこと。

3‐3は入れていない構成。
3Lo‐2Tのループだけ回転不足。
大きな減点もなくSPは54.69点で首位になりました。

SPの結果はこちら。

千鶴さんが「今回は見た目はノーミスでも回転不足が多くとられました。」と。
SP終わってのダンゴ状態はどうなるでしょうか。
神崎さん、面白いコメントとかエピソードはまったくなし・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


続きましてフリープログラムです。

イタリアのミラノで行われているこの大会。
SPもフリーも電気系統や製氷機の故障で支障がでているとか。
ついでにテクニカルコントローラーも故障中?



まずは本郷理華さん。
ブラックスワンですよ。
   

   

   

長いプログラムだから姿勢の悪さがどうしても最後まで気になります。
どうか矯正してくれますように。 と、一ファンとしての希望です。

ルッツはロングエッジ。
フリップやループに4つの回転不足。
頑張っても頑張っても報われないこの試合。
キス・クラでも涙目になっちゃいますよ。

フリーは90.47点、トータルで142.62点。
最終的には9位となりました。
悲しい結果です。


続いてラジオノワ。
今日も怖い目つきのコーチに送りだされる。
   

   

   

   

   
今日のフリーには惹きこまれました。
ロシアのナショナルでは「好みじゃない。」と思ったけど、世界ジュニアでは表現力を感じました。

最初の3つのジャンプはロングエッジや回転不足をとられたけど、後半からはジャンプをしっかり
決めたのが大きいです。
そしてラストのステップシークエンスとレイバックスピンはとても良かったな~

フリーはロシアの映画メドレーだそうですが良いプログラムだと思いました。
後から観たリプニツカヤよりも途中途中の動きがきれいでハッとする場面もありました。
アイスダンスじゃないけど、何枚も写真が撮れそうな動きというのか。

フリーは116.23点、トータルでは169.71点。
厳しいジャッジの試合を見事に勝ち抜いた結果です。


そしてリプニツカヤ登場。
彼女は3‐3を入れない構成ですね。
   

   

   
首位には届かなかった彼女。
どうしてもラジオノワの基礎点よりも低い構成なので仕方ないですね。
ロングエッジはとられたけど回転不足はありません。
あとは3Sがダブルになった辺りが惜しい。

ラジオノワと比較すると繋ぎの辺りで表現力が足りない?
リプニツカヤはスピンだけ凄い!というイメージになっています。
柔和な表情や豊かな表現力が出てきたら良いのにな。

フリーは111.81点。
トータルでは165.67点で2位。
ジュニアの連覇は本当に難しいですね。



そして宮原知子ちゃん登場。
可愛い衣装で「ロミオとジュリエット」♪
   

   

   

   

   
リンクで拾ったものが気になる~
ミンティアのようなタブレットラムネかな?

さて問題の一つ目のルッツ。
何度も繰り返して観ました。
ちゃんとアウトエッジになっているのにeが付くなんて・・・
田村さんはコーチという立場であそこまで踏み込んで発言をしたのですが、それはそれで当たり前の事だと思います。
むしろ今まで日本勢は泣き寝入りでしたから。
そして今は宮原選手に対する風当たりの心配をしているという状態。

彼女はフリーもとても丁寧に滑りました。
荒削りではなく、滑らかに丁寧に。
だけどキス・クラで長く待たされて出てきた結果が・・・
回転不足が6こ、ロングエッジが3こ
悲しいですね。
「今回の大会の基準ではとられますね~」と千鶴さん。
「ジャンプを低く跳ぶ選手なので確認されてしまう。」と神崎さん。

悲しい結果は95.26点、トータルでは147.42点。
昨年よりも順位を落とし7位で終わりました。


そしてSP2位のポゴリラヤです。
フリーのプロは何かソトニコワっぽいぞ。
   

   
14歳にしては独特の存在感を感じます。

ジャンプは全体的に着氷が乱れてきれいじゃない降り方でした。
だからGOEはマイナスが多い。
でも反面、回転不足は一つもないのが大きい。

フリーは106.34点でトータルは160.32点。
この時点で3位になりました。


最終滑走はSP1位のサマンサ・シーザリオ、19歳。
フリーは持ち越しの「ブラックスワン」♪
   

   

そんなに悪い滑りじゃなかったけど得点がなかなか出ない。
と言う事は・・・

回転不足が5つ、ロングエッジが1つ。
厳しい結果でした。
見た目ではジャンプの着氷がきれいじゃないポゴリラヤよりも良かったのにこの結果ですか。

フリーは99.86点、トータルでは154.55点。
4位という結果が出ると会場ではブーイングが。
応援するアメリカ勢だけでなく、他の観客達のブーイングもありましたね。
   
ジェソン・ブラウン君が眼鏡をかけると一気にアキバ系に見えちゃう・・・


最終結果はこちら。




終わってみればロシア勢独占。
確かに凄いのですがいろいろ考える大会でした。

   

   
                           (この男性、バンクーバー女子の猫ジャッジですか?)

   



14歳の3人、それぞれが個性的ですね。

ラジオノワ・・・「SPが5位だったので表彰台に乗れれば良いと思っていた。」
リプニツカヤ・・「SPは緊張したのでフリーは何も考えなかった。」
ポゴリラヤ・・・「SPもフリーも私は緊張しなかった。」

14歳で追われる立場も経験する彼女達、ロシア女子は凄過ぎる・・・



   













   

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ペシャラ/ブルザのFD (グランプリファイナル)

2013-03-05 12:26:31 | フィギュアスケート
この前やっとユーロのアイスダンスを観た時にやっぱりフランス組がいないのは残念だったな。
今季はいろいろ忙しくてグランプリシリーズからペアやアイスダンスの感想をなかなかUPできなかったけど、やっぱりユーロの表彰台の真ん中にはこの二人がいないとね。

と言う事で、本当にいまさらなんですが保存しておいたグランプリファイナルのアイスダンスを観ました。
ペシャラ/ブルザ組の昨シーズンの両プログラムがあまりにも素晴らしかったから
今季はどうしても評価が難しくなる気がします。
それでも彼らは衣装が本当に素敵、細かい所にこだわっていて楽しいです。

SDのスカートめくりはいつ観ても面白い。
今日はFDの「ローリングストーンズ・メドレー」の記事を。

   

   

   

   

   

   

   


まず選曲が好きです
「Miss You」から始まって「Angie」のせつない前奏が流れるとたまらない。
この時の独特なカーブリフトは大歓声になりましたね。
そしてまた「Start Me Up」とハイテンションな曲で終わるプログラム。

ペシャラの衣装も70~80年代を彷彿させるデザインとアクセサリーが良いし
ブルザの赤いパンツもカッコいい。
もう彼はフィギュアの衣装じゃなくてそのまま踊りに行ける。

と言う事でファイナルでは彼らは3位に入り銅メダルでした。
このプロをユーロで観られなかったのは残念だったけど、ブルザのケガは良くなったでしょうか。

そしてこのまま私は彼らの滑りが見たくて「動画の旅」に出てしまったのでした。
ユロスポの放送は楽しいし、エリボンの会場にいるファンがローリングストーンズのTシャツを着ているのも良い。
ワールドで彼らが満足のダンスができますように。

   




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2013 欧州選手権 アイスダンス SDとFD

2013-03-03 16:04:45 | フィギュアスケート
ジュニアの世界選手権ではやっぱりロシア女子が凄かったようですね。
SPの順位を一気に変えてロシア女子の独占は本当に恐ろしい・・・
一方ジュニア男子はアメリカが強かった。
ジェイソン・ブラウン君、銀メダルおめでとう。
J-Sportsで放送されたらゆっくり観たいです。


さて、今頃ですがやっとユーロのアイスダンスを観ました。
21カ国から26組のエントリーですが、何と言ってもペシャラ/ブルザ組の欠場がさみしい。
その上、リード姉弟の妹アリソン組も直前で欠場になりました。

解説は東野章子(あやこ)さんですが、今回もしゃべるしゃべる・・・
とても細かい解説で要素ごとの説明がたくさん入りました。
勉強になるんだけど、それでもアイスダンスって難しい。
やっぱり素人は感覚的に「アイスダンスは雰囲気を楽しもう」と思いました。

SD(ショートダンス)とFD(フリーダンス)まとめての感想です。
それも個人的に印象に残った選手だけですが。

まずはイリニフ/カツァラポフ組のSD。
女性も男性も個性的な衣装ですね。
   

   

   
このカップルのツイズルはもう不安はないようで、スピード感もあり加点もいっぱい。
ヤンキーポルカ、セクション1とセクション2の説明を聞きながら、個性的な演技があっと言う間に
終わります。
東野さん、「こんな曲のポルカを観るとは思いませんでした。(笑)」とのこと。
それだけ独創的なプロなんでしょう。
SDは68.99点で2位でした。←(SDの結果順位です)

続いてロシアのNo.1でもあるボブロワ/ソロビエフ組。
ここ2年はユーロは2位です。
   

   

   
ヤンキーポルカで始まる構成。
彼女達はツイズルはレベル3。
ノットタッチのミッドラインステップもレベル3だったけど、この辺の滑りはとても好き。
鐘の音で始まり鐘の音で終わるストーリー性のある演技。
東野さんの「1枚目の写真」「2枚目の写真」の説明が解り易い。

ズーリンを師事して1年目の彼らは
「スタイルもテクニックも物の見方も全てが変わった。」とコメントしているとか。
SDは69.42点で1位でした。
ヤンキーポルカはレベル4、ツイヅルはやっぱり小さなミスが・・・



続いてはドイツのカップル、ジガンシナ/ガシ組。
跳びぬけた順位にはならないけれど、いつも面白いプログラムに挑戦するのが好きです。
おっ、SDの衣装は替えましたね。

以前のスケアメの時は・・・
   
女性の衣装はOLチックな感じでしたが・・・

ユーロではこちら。
   

   

   

   

「いつも小劇場を観ているみたい。」と言われています。
ツイズルはしっかりレベル4!
もう男性もあまりミスらない。
ミッドラインステップはレベル2しか獲れなかったけど、特徴のあるカーブリフトはレベル4。
「最後は男性が振られたんですね。」と千鶴さん。
いつ観ても楽しいこのカップル。
SDは60.08点で7位でした。


そしてイタリアのカッペリーニ/ラノッテ組。
女性がいつも可愛い~
おでこが特にチャーミング。
昨年のユーロは0.03点の僅差で4位でした。
   

   

   

すごく勢いのある滑りでした。
ヤンキーポルカとノットタッチのステップはレベル3でしたが、あとは最後までスピードが落ちない。
「流れがありスピード感もあり、今シーズンはノッている。」と東野さん。
SDは66.53点で3位でしたよ。

女性のカッペリーニは大きな大会などでミスをすると泣いてしまうそうです。
それを男性がずっと慰め励ましている・・・というエピソードを話す東野さんでした。

SDの結果はこちら。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


続いてはFDの感想です。
まずはやっぱりジガンシナ/ガシ組から。
女性はドイツ国籍が取れたそうですね。
FDは「ゾンビーズ」、ますます個性的~!
   

   

   

   

   
とにかく衣装もメイクも凄かった。
彼らの路線はこれで良いと思う。

彼らはステップが全般的にレベルが獲れないかな。
でもリフトはいつも面白いし、プログラム全体的な表現が本当に個性的で楽しい。
背負ったり髪をつかんだり面白い所がいっぱいでした。

「こういうテーマを選ぶのは勇気がいると思うが、ダンサーとしては誇らしい。」と東野さんは
評価してくれるのね。
「今ひとつ評価が伸びない・・・。」ともコメント。
千鶴さんは「面白かったですね~!」と喜んでいる?

これぞ彼らの滑りですから、これからも期待しますよ。
FDは87.20点、シーズンベスト。
トータルで147.28点で最終的には6位でした。
「チャレンジしてくるカップルは応援したくなります。」と東野さん。


続いてボブロワ/ソロビエフ組。
   

   

   

   
今季、いろんな意味で評判のプログラム。
精神を病んだ男性のお見舞いに行った女性が今度は精神を病む・・・というアイスダンス界では
めずらしい内容。

途中の「トスカ」の所のリフトが好きだな。
だんだん曲がスピードアップしてボブロワが髪をまとめて準備に入り、ソロビエフが首を持って
振り回す・・・
終わりに余韻があって良かったです。

「全体的に抑揚もあって難しいテーマに取り組んで感慨深い。」と東野さん。
東野さんって難プロをしっかり評価してくれるって事ですね。

FDは99.83点、FDだけの順位は2位。
細かく言えば、ステップで取りこぼしがありレベル4を獲れなかったのがフリー順位に響いたか。
トータルでは169.25点で逃げ切りました。
見事な1位です。


そしてイリニフ/カツァラポフ組。
FDはいろいろ言われている「ゴースト」です。
イリニフは衣装を替え、初めのポーズも変えましたね。

   

   

   

ここからがおかしくなるぞ!
   

   

   
喜んでいる場合か?!
でもジャッジがみんなこのプロを評価しちゃったからね!
モロゾフ、してやったり!

えーっと、何て感想を書こうか。
今季のFD「ゴースト」はセリフ入り、寸劇入りなんですが。
何だかな~

確かに他のカップルも意表をつく独創的なプロをやる組もいるけど、ちゃんとアイスダンスになっている。
このイリニフ/カツァラポフ組のプロは何か狙い過ぎな感じがして私は好きじゃない。
モロゾフの狙いが見え過ぎてうざったい。

途中まで幸せそうに滑るイリニフ、笑顔が可愛い。
そしてポケットに手を入れるカツァラポフの動き、この辺まではちょっと惹かれる。
ストレートラインリフトまでは良しとしよう。

寸劇して止まってセリフをしゃべるイリニフ。
そして突然の「Hey You!」「Help Me」・・・
誰も助けないよ。

「セリフに合わせる動き、いろいろ物議を醸しだすが惹きこまれるプログラム。」と東野さん。
FDは100.16点で、FDだけでは1位。
総合で2位でした。
キス・クラで喜び泣くイリニフ、ほくそ笑むモロゾフ。

あ~あ、ジャッジは評価しちゃったからな。
いろんなプログラムがあるけれど、みんなダンスをちゃんとしているのに。
もしこんなプログラムが五輪で金メダルを獲ったら嫌だな~
そして何よりも藤森さんだったらどうコメントするか聞いてみたいです。


次はノッているカッペリーニ/ラノッテ組。
注目のカルメンです。
   

   

   

   
達成感の溢れる表情が良いですね。

とても安定した滑りでした。
特にコンボスピンがきれいだったな~
彼らの得意のリフトも良かったし。

お馴染みの「カルメン」ですが、力強い最初のパートの後にあるスローパートも良いし
またラストの情熱的な動きも良いです。
構成的に凄く好きなプログラムだと思いました。
バーチュー/モイヤー組のものよりもこちらが好き。

シュピルバンドコーチは帯同していません。
この「カルメン」は二人のアイデアで決めたそうですがコーチはあまり気に入っていないとか(笑)

東野さん、「男性の顔立ちが濃くてドン・ホセを思い出す。」
「立っているだけでカルメン。」と名コメント。

FDは99.27点。 技術点は47.99点でトップ!
トータルでは165.80点。
最終順位は3位でユーロ初メダルでした。
今度はうれし泣きしちゃう?


最終滑走はリアザノワ/トカチェンコ組。
FDは「ゴッドファーザー」♪
ゴルシコワとシュピルバンドがコーチね。
   

   

彼らの演技は今までもたくさん観ています。
女性は素も元気で表情豊かなイメージ。
衣装も結構好きだな~

ただ、何の曲でも同じ印象があるんですよね。
リフトの動きもいつも同じだし。
ロシア勢の中ではいつも3番手のイメージ。
そこから抜けるのは何が必要なんだろうか。
でも決して「セリフ入り」には行かないでね。

FDは93.25点。
トータルで157.77点で4位でした。

最終結果はこちら。


優勝を決めたボブロワ組は
「勝ててものすごく嬉しい。優勝は簡単ではなかった。
ワールドではもっと全てを見せたい。」とコメント。

2位のイリニフ組は
「あとわずかで金メダルに届かなかったのは残念だったけどワールドでは頑張る。」とのこと。

3位のカッペリーニ組は
「二人にとってユーロ初のメダル。ワールドに向けてシュピルバンドにまた見てもらう。」とのこと。



   

   



ボブロワが嬉しそうにメダルをながめたり、国歌を歌うシーンが良かったです。

ブルザのケガでフランス組はいなかったけど、ユーロ勢の順位はあまり変わっていません。
でもこれからはわかりませんね。
セリフ入りが評価されちゃったし・・・
でも世界選手権でも、そして来季のオリンピックシーズンも「これぞアイスダンス!」という
納得のいく素敵なプログラムが評価されますように。























   




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