日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

シュルタイスコーチ~♪

2011-06-28 10:13:13 | フィギュアスケート
世界選手権ではまさかの不調でフリーに進めなかったアドリアンですが
その後髪も短くして元気に滑っている様子だとか。
公式HPでは応援に対しての感謝の言葉で今シーズンを締めくくった様子だったので
近況のニュースを見るとホッとしました。

スウェーデンのジュニアやシンクロチームのコーチをやっているなんて。
まぁ、いろいろと練習リンク事情もあるのでしょう。
でもアドリアンは今シーズンは苦しんでいたけれどスウェーデンを代表とする選手なので
練習を見てもらったジュニアの選手達は大喜びだったようですね。

「シュルタイスコーチ」か・・・  なかなか良い響きです。
もちろん選手として彼らしいプログラムを毎シーズン期待してるので頑張ってほしいな~


   


   

さて髪が短くなっていますが彼らしいイメージです。
以前はずっとこんな感じでしたからね。
「短髪」「口ピアス」に慣れていたからロミオの長髪はハッとしました。


  
あぁ、なんてロマンチック
それにしても今季の「Scuba」と「ロミオ・・・」は本当に良いプログラムだったな~
どちらの衣装も素晴らしい。


ユーロの時は髪がちょっと伸び過ぎてきて、ワールドのオールバックは正直あまり好きじゃなかった。
ワールドは悪いイメージもあり残念だったから余計に、ね。
また短くなって心機一転、彼の活躍をこれからも楽しみにしています。

(と言う事で、勝手な気持ちを込めて書きました)



よみがえれ、躍進撃!


(おまけのひとり言)・・・

アドリアンはNHK杯だけなのか・・・
でも日本(札幌)に来てくれるだけでも嬉しいな。
マヨロフもスケート・カナダだけらしい。

   

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ドリーム・オン・アイス2011のTV放送

2011-06-26 20:09:22 | フィギュアスケート
今シーズンの始まり?とも言われるドリーム・オン・アイス2011の放送を観ました。
(厳密にはオフシーズンですが・・・)
と言っても、わずか1時間の放送。
そうなると予想通りの選手の放送でした。
7月にはBSフジでいっぱい見せてくれるのでしょうか。

さて印象に残った演技をいつものように私的感想として書きたいです。
確かに選手の好き嫌いはあるので偏っています、と宣言。

まずは羽生結弦君!
新シーズンのフリーは「ロミオとジュリエット」ですか。
それをEXバージョンにして披露だそうです。

   

   

ロミオらしい衣装ですね~
相変わらず見応えのある高いジャンプ!
最後の渾身のステップがすごく良い感じ。
彼の演技の構成はいつもまとまっていて素晴らしいプログラムになりそうな予感です。

おそらくアドリアンもフリーは「ロミオ・・・」を持ち越すと思うのだけど、羽生君の音楽はそれほどロミオちっくじゃないから良いか・・・
(何が良いのか)
アドリアンのロミオにはうっとりさせてもらい、羽生君のロミオはステップを楽しみにしようっと。
まぁ、でも衣装はアドリアンの勝ちだと思うけどね。
(何を一人で妄想してるのか・・・)


そしてワールド2位の小塚君です。
今年もアメリカに渡って振付をしたそうですね。
昨年の成長ぶりが「海外で一人で暮らした」自信から躍進したので今年も頑張っている感じ。
その上、楽曲を自ら選ぶという前向きの姿勢が良いですね~
   

   

   
練習のリンクには真央さんの姿も映ってましたね~
   

EXナンバーは昨シーズンのものでしたが、とにかくきれいでスムーズな滑りでした。
本当に気持ち良さそうに滑っています。
私は一度で良いから実際に小塚君の滑りを観たいです。
特にイーグルでリンク狭しと思うような滑りを。


続いて成美ちゃんとトラン君のペア。
「イマジン」に乗せて新ナンバー。
成美ちゃんの衣装、色もデザインも可愛いです。
   
ジャンプの転倒はありました。
まだ滑り込んでいないようで確認しながら滑っている感じもします。
スロウジャンプもかなりそっと投げているし・・・
まさかケガはしていないですよね。
これからどんどん良いプログラムになっていく事を楽しみにしています。


次は村上選手。
衣装もスケート靴を出すところもお姉さん選手達をお手本にした?
スローナンバーでしたが、演技が他の選手を彷彿するような構成に感じてしまいました。
元気な佳菜子ちゃんはそこにはいない感じ。
これからどんな選手になっていくんだろう?
まだまだジャンプを跳ぶ前の姿勢が悪いのも気になる・・・

   
ちょっとジャマものがどかないのです・・


そして庄司理紗選手。
Lovery~な衣装ですね~
まだ中学生だから着られるこの色、このデザイン。
お姫様のような衣装でした。
   

宮本賢二さんが振り付けですか。
いろんな顔を見せてくれるので楽しみです。


ラストはもちろん安藤選手。
新シーズンはグランプリシリーズの欠場を発表したばかり。
   
ブラックスワンではなく「千の風にのって」の英語バージョンを披露。
ブラックスワンの濃いメイクよりも自然なメイクの方が良いです。


と言う訳で、わずか1時間の放送でした。
どうしてリード姉弟を放送しない!
いつものように国分も高島アナもいらないと感じた。
最近はJ-Sportsしか観ないからたまにフジを観るとガッカリ感が大きいです。
「今年一度も表彰台の真ん中に乗らなかった浅田真央」とかいらない。
安藤選手を称えたシーンでヨナもしっかり映せて良かったね、フジテレビ。


そして一番言いたいのは・・・

タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフが観たかった~!!!
(BS放送に期待)
        

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あれから2年

2011-06-25 15:16:29 | マイケル・ジャクソン
マイケルの訃報からちょうど2年。
あの日、ラジオで聞いた急逝のニュースをついこの間の事のように覚えています。
2年か~あっという間ですね。
コンラットの裁判はちっとも進まないけど、マイケルがいないのは悲しい事実です。
「THIS IS IT」の再上映や様々な追悼イベントもあるとか。
そうか、吉岡さんや西寺さんは忙しいのだろうな~

特に記事にはしなかったけど「ベストヒットUSA」でもその後マイケル特番を不定期に放送していました。
いつまでも心にいるマイケル。
私は日常も彼の曲を聴いていますが、今日も静かに追悼しようと思います。

ところで「ビハインド・ザ・マスク」のPVを何度も観ています。
マイケルがいないPVはさみしいけれど、画面の中には愛があふれていますね~
世界中から応募があったマイケルに対するリスペクトの動画がいっぱい。
子ども達や動物もたくさん参加していて楽しかった~


   

   

   

   

「MICHAEL」の人文字が良い~

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「ユキとニナ」

2011-06-24 13:53:59 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


2009年製作、日仏合作の映画「ユキとニナ」を観ました。
日本の諏訪敦彦監督、フランスのイポリット・ジラルド監督の共同製作。
ちなみにジラルド監督は俳優でもありユキの父親役も演じています。

おもな内容は・・・


フランス人の父親と日本人の母親を持つ9歳の少女ユキはパリで暮らしていた。
ある日突然母から「パパと別れようと思う。日本で暮らそう。」と言われたユキ。
暮しているパリを離れたくないし、大親友のニナとも絶対に離れたくない。
そして一番は家族がバラバラになる事に納得できなかった。
「愛の妖精」からと偽り、父と母に手紙を書くユキ。
そんな作戦もうまく行かずにとうとうユキはニナと一緒に家出をするのだった・・・


まずユキ役の女の子は日本とフランスの雰囲気を持ち合わせたお顔でした。
ユキもニナも設定を与えられるだけでほぼ全編アドリブとか。
突然言われたパパとママの離婚危機を子どもながらに心配する様子が観ていて伝わってきました。
と言っても日常的に不仲は子どもにもわかっていたのでしょうね。
それぞれ主張し合う夫婦の会話をユキがそっと耳をすませて聞いているのもリアルでした。

ユキには大切な友達ニナがいて、ニナも両親が離婚しているので本音で話し合えます。
ニナのお母さんに話しても「大人の事情は仕方ない・・・」って感じ。

ユキとニナが家出をして森の奥地に入っていくシーン。
そしていつの間にユキが一人でどんどん歩いて行くと・・・
その森の出口は何と日本の田舎に繋がっていたのです。
あれ~ここからジブリ映画になっちゃってる?

「ユキちゃん、一緒に遊ぼう~」と誘われ、田舎のある家に入り子ども達と遊ぶユキ。
時間が来たからおばあちゃんに送られ帰っていくユキ。
戻った森では本当のパパが探しにきていました。
この原風景はきっとユキの母親の子ども時代にタイムスリップしたような設定かな。

結局、大人の事情でパパとママは別れ、ユキは日本でママと暮らし始めます。
スカイプなのか、画面で繋がる日本のユキとパリのニナ。
子どもの成長と順応性を感じるシーンでした。


先日観た是枝監督の「奇跡」とテーマは同じようでした。
大人の事情にハラハラする子ども・・・
しかし世の中はどうしようもないことがいっぱいある訳で。
「奇跡」の兄弟と同じように、ユキも一歩前に進んで日本で暮らす事になったのでしょうね~


フランスの離婚率は高いと言いますが、こんな立場の子ども達もたくさんいるのでしょう。
フランスの映画や小説を読んでも「愛しているか、いないか?」に対する気持ちが正直で
意味もなく結婚を続ける事を嫌う場面が多いです。
「サラの鍵」でも離婚の場面があったし、日常的な生き方のようにも感じる。
まぁ、夫婦それぞれの事情なんでしょうが、今回の映画ではユキの父親になぜかドライな印象を持ちました。
ユキの場合は日本人の母と暮らした方が幸せなのでは、と漠然と思ったのです。


さて、映画としては私の好きなシーンがたくさんありました。
パリのアパルトメントの中庭とか、街の雰囲気。
そして美しい森のシーン。
日本の田舎につながる場面は観る人によっては違和感もあるかも。
(日仏合作だから仕方ない?)
表情のあまりないユキだけど胸のうちはいろいろ揺れ動いているようにも感じました。


今回の評価は・・・   星3つ  ☆☆☆

諏訪監督と言えば「パリ、ジュテーム」が思い浮かびます。


    

    

      

    

    

    

               

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今年も暑さがやってきた!

2011-06-21 16:05:07 | 日々のこと
久しぶりの晴れ~
梅雨明けはまだまだだろうけど、こうして晴れると暑いです
夏嫌いな私としては覚悟しなければいけないな~

エアコン4台の掃除を終えて、二階ベランダには今年は遮光すだれを付けました。
東向きの我が家だけど真夏の二階はとても熱気がすごいので楽天でこんなものを買いました。



   

銀色ではなく茶色の遮光すだれを選びました。
(アルミすだれとも言うのかな)
遮光して風は通して、目隠しにもなるのは気に入りました。
部屋の中が暗くならないのも大事なポイント。
2枚取り付けましたが軽くて扱い易いので良かったですよ~
ただ突風や強風には注意が必要です。
そんな時は手軽に外すしかないかも。
一軒用の大きなサイズはレビューを書けば2990円、半間用は1990円です。

追記・・・

使い始めて2週間。
何と暑さに対する耐久性がなく壊れました。
南向きのベランダに外付けし、風にあおられないように下の部分には紐をつけレンガを重しにしていました。
すだれの動きに余裕があるようにゆったりと固定していたのに・・・
結局のところ、上の棒の部分がまったく暑さに耐えられない材質なのです。
棒の部分が暑さで曲がり、開いてしまうのですだれ部分をホールドできない。
あ~、残念だ~
これなら普通のすだれ(竹とか葦)のほうが長持ちしますよ、絶対に。


あ~それにしても早く秋にならないかな~
そんな事をすでに言ってる暑さにヘタレな私・・・



さて、最近の献立は・・・


から揚げ、大根サラダ、鶏そぼろ


ジャーマンポテト、ぶりの照り焼き、厚揚げの煮物


鶏と玉子のさっぱり煮、パスタサラダ、茄子の揚げ浸し


クリームシチュー、チキンフライ、黒はんぺんフライ

豚バラと長ネギの炒め煮、牛蒡サラダ


サーモンのホイル焼き、牛蒡と蒟蒻の煮物、トマトサラダ


焼きとり、かぼちゃの煮物、ローストビーフサラダ


そしてお弁当の数々・・・

   

   

   

   

   
                                      袋掛けして育てた大きなビワ!


今日のひとり言・・・

その1、 浅田真央さんの新しいSPはどんなのかな~?
     ご本人はテレビのインタビューで「プリンセスのような、女王のような?・・・秘密!」
     と言っていました。
     最近ますます綺麗になってきましたね~

その2、 高校生ってどうしてこの暑い中カーディガンを脱がないんだろう? 謎だ。


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「奇跡」

2011-06-20 15:30:11 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
ここ数回の邦画に対する辛口な感想をくつがえしてくれるのは「是枝監督」しかいないと本当に思っていました。
今までも心に残った数々の作品があり、是枝氏の脚本の力も感じていたのです。
観てきましたよ、今公開している「奇跡」を。
それもわざわざ遠いシネコンにまで行って。



2011年の3月に全線開通した九州新幹線を題材に、わかれて暮す事になったある家族の絆を取り戻そうと必死になる兄弟のお話です。

脚本・監督・編集は是枝裕和監督。
過去には「誰も知らない」や「歩いても歩いても」そして「空気人形」など良い作品があります。


おもなあらすじは・・・

離婚した両親がやり直し、再び家族4人で暮らす日を夢見ている航一(前田航基)。
母親と祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟・龍之介(前田旺志郎)と連絡を取っては家族を元通りにする方法に頭を悩ませる航一は、九州新幹線全線開通にまつわるうわさを聞きつけ、ある無謀な計画を立て始める。

                     (シネマ・トゥデイより抜粋)

さて、この映画の評判の良さはいろいろ聞いていました。
シナリオの良さや「まえだまえだ」の兄弟の熱演ぶりなどなど。
お笑いでお馴染みの「まえだまえだ」ですが想像通りの良い演技でしたね~
兄の方はまじめな長男タイプ。
別れた父や弟とまた揃って大阪で暮したいと心から願っている。
その一途さは本当に見ていて伝わってきましたね。
決して祖父や祖母が嫌いじゃないんだけど、家族4人の時の思い出を大切に考えているから仕方ないのでしょう。

一方、弟は超明るい!
お笑いコンビの時と同じように笑顔全開で画面いっぱいに走り回って子どもらしい。
アルバイトしながらバンド活動をする父ちゃん(オダギリ・ジョー)を結構慕っている。
弟だって家族別々なのはさみしいけれど、それを明るく楽しく生きられるのは持って生まれた才能でしょう。
タコ焼きを食べながらの夫婦喧嘩をもう見たくないのですから。

この「まえだまえだ」の二人を支えるのが名優ばかり。
祖父の橋爪功はその飄々とした演技で兄・航一と助け合う関係は心が温まりました。
祖母役の樹木希林はいつもの自然体で演じて安心感があるし。
父母役のオダジョーも大塚寧々もそれぞれの立場にぴったりの演技でした。

大好きな阿部寛が兄の方の担任役です。
無骨な押しの強い先生という印象だけど、父親と暮らしていない航一には「何かあったら言え!」と肩をたたく・・・本当はどんな先生なのか。
阿部寛の出演シーンは少ないので私としてはちょっと残念でしたが。

その他にも多くの素晴らしい役者が出ていましたが、あくまでも主人公は子ども達。
多感な時期の子ども達をそっと脇で支えているようなシチュエーションがとても良かったです。

物語の中で子ども達が本音で夢を語るシーンがあります。
兄は「桜島が大噴火してほしい。そうしたらまた4人で暮らせるかも」と願うが、弟は何を思ったのか?
そして子ども達が奇跡を信じて向かうその地で、それぞれが願いを叫ぶのです。
あんなに噴火を願った兄がその瞬間には「世界を選んだ!」と言うのも見事に成長を表していますね~

ほんの半年でも確かに成長をしている子ども達の姿がスクリーンいっぱいに感じる事ができました。
冒険の旅から帰った鹿児島の駅で「ただいま」と言う兄は、ここには祖父母や母、そして大切な友達もいるという事に気づいているのでしょう。
そして福岡で暮らす弟にもカッコいい父ちゃんと大切な友達がいる。
子どもだけではどうしようもない事もあるって分かっているのです。


是枝監督の子ども達に対する愛情をいっぱい感じた素敵な映画でした。
作られた演技ではなく自然に友達同士のやりとりも巧みに見せてくれる良い作品でした。
子役頼りの映画と言うのではなく「主人公は子ども達!」という作りです。
大人はおまけで良いのですから。
それから子ども達の願いを聞いて、子どもって侮れないな~とつくづく思いました。
私は絶対に「子どもだからわからないだろう」とは思いたくないな。
そして冒険から帰ってくる子どもを何気なく迎えられる大人になりたいな、と思いました。
まぁ、そんな小さな子はもういないんだけど・・・

それにしても、やっぱりこの監督は裏切らない。 良い作品でした。


今回の評価は・・・  星4つ   ☆☆☆☆

弟の前田旺志郎君は台所洗剤のジョイ君の声をやっていると思うけど、あの喋りはジョイ君をつい思い出してしまった。
兄の航基君は役者の素質があるな~
どちらにしても「まえだまえだ」恐るべし!


   

   

   

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今更だけど、ヨーロッパ選手権2011のエキシビション!

2011-06-19 15:44:21 | フィギュアスケート
以前にも書いたユーロのエキシビションですが、ペアとアイスダンスをしっかり
観た後はまた違った感想も湧きあがってきました。
高画質で観られた再放送、それもペアとアイスダンスを中心に書こうと思います。

スイス、ベルンで行われた2011年のユーロ。
試合だけでなくエキシビションも白い息を吐き、時には鼻水に苦労しながらの演技でした。
本当に氷点下のリンクで大変だったようですね。


印象に残ったカップルの数々、まずはアイスダンス4位。
エレーナ・イリニクとニキータ・カツァラポフ組です。
16歳と19歳の若いカップルですが、非常に才能を感じさせてくれます。
ランビエールが「FDのプログラムが今季一番好きだ」と直接声をかけられたイリニクは感激の涙を流したとのエピソード。
嬉しいでしょうね~
エキゾチックな女性の表情、これからの成長に期待します。
   

   
そして同じくロシアのカップル。
ペアの4位、カタリナ・ゲルボルトとアレクサンダー・エンバート。
女性は以前にシングルの選手でした。
リンクの氷に円を描く所が素敵でした。
   


次は著しい成長を見せてくれたアイスダンス2位のロシアのカップル。
エカテリーナ・ボブロヴァとドミトリー・ソロビエフ。
とにかく女性が情感たっぷりで、息の合った素敵なプログラムを演じるので、今回はすっかりファンになってしまいました。
エキシビションのナンバーは「Kalinka」♪
   


続いてもロシアのカップル! (それにしてもロシア凄過ぎ!)
ペア3位になったヴェラ・バザロワとユーリ・ラリョーノフ。
「Remenber Me」♪に乗せて素敵な演技でした。
女性のヴェラはとても華奢な身体で、きれいなラインをしています。
ただ細いのではなく姿勢や演技中のポジションが本当に美しいんですよね~
リフトを見てもハッとする事が多いです。
あと少しだけ女性の表情が豊かになれば文句なし! (なんてエラそうに・・・)
   

   


次はアイスダンスの3位、大好きなイギリスのカー姉弟です。
このカップルしか出せない洒落た雰囲気のプログラム「MAD MAN」♪
シニードの男性的なローウェストのパンツが素敵。
女性が男性をリフトしたり、見どころがいっぱいであっという間に終わってしまうプログラムでした。
   

   

   
最後はジョンがブレーキをかけるのね。

藤森さんも絶賛。
「エキシビションのプログラムとしてはこう言うのを見せて欲しい。
音楽に合わせてただ走るのではなく、きちんとリズムに合わせてステップを踏んだり動いたり。
観ている人に伝わってきます。」との事。

そう言えばワールド出場を断念して惜しくも引退を発表してしまったカー姉弟。
このユーロが観納めになってしまったのですね・・・
最後はケガに苦しんでしまったけど見事な銅メダルでした。
長い間お疲れ様でした。


それからペアの2位、ロシアの川口・スミルノフ。
フリーはとても印象に残っています。
エキシビションは「ハバネラ」♪
工夫のいっぱいされた動きがいつ見ても素晴らしい~
エキシビションのチャンピオン!と藤森さんに言われてますね。
   


最後にアイスダンスの1位、フランスのカップル。
ナタリー・ペシャラとファビアン・ブルザです。
ユーロはSDもFDもエキシビションも全て素晴らしかったですね~
ブルザのおとぼけのターザン、良い味出しています。
ペシャラの可愛さもいっぱい。
ワールドのメダル逃しを今は忘れて愉快なプログラムを楽しませてもらいました。
   

   


リンクの上でみんな白い息を吐きながらフィナーレです。
   

何かユーロ大会って素敵だな~
いろんな意味で摩訶不思議な得点操作も感じられないし。
邪悪なモノを観ないで済む・・・と言う感じ。
何と言っても歴史を感じさせてくれるのも良いですね。

今回、ペアもアイスダンスもロシアの強さを感じながら再放送を楽しく観ました。
さぁ、来シーズンのユーロはイギリスだとか。
男子シングルのアドリアンは持ち越しするとか言われるロミオをまた披露してくれるかな~
男女シングルだけでなくペアとアイスダンスも今からとても楽しみです。







      

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「春との旅」

2011-06-17 23:23:25 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
連日の辛口レビューはまだまだ続いています・・・



仲代達矢氏の出演する「春との旅」をWOWOWで観ました。
一言で言えば、おじいちゃんと孫娘のロードムービー。

2009年製作。
原作・脚本・監督は小林政広氏。

おもなあらすじは・・・

足の悪い元漁師の忠男と孫娘、春。
春の仕事がなくなり東京へ出て行こうと考え、「おじいちゃんの世話はできない」と
忠男の姉弟達を訪ねる旅に出る・・・という話。

仲代達矢氏の演技は予想通りでした。
偏屈ぶり、わがまま、そしてすぐに音を上げる。
食い意地の張った「食べる」シーンはどれも圧巻でした。
それにしても、足が悪いと言いながら良く歩く、小走りする、そしてすぐに音を上げる。
存在感は凄かったです。

それから「春」を演じる徳永えり。
最初はその服装、歩き方から年齢不詳でした。 
と言うよりも14歳くらいの設定?と思ってしまった。
いくら北海道の田舎から一歩も出ていない女の子役と言ってもあの服装はないでしょ。
それ以上にあのガニ股の歩き方!
田舎者を演じるために演技指導をした、と聞きましたが、それは失敗だったと思う。
とにかくあの歩き方や走り方が気になって仕方がなかったです。

その他の出演者は本当に豪華です。
大滝秀治、菅井きん、小林薫、淡島千影、田中裕子・・・この辺りはブレがない。
最後の方に出る、春の父親の後妻である戸田菜穂ですが、どうして初めて会った忠男に
「まるで本当の父のよう。一緒に暮らしましょう。」と言うかな~?
この唐突な提案にはあいた口がふさがりませんでした。
(戸田奈緒は好きだけど・・・)

そしてラストが安直な展開に思えちゃう。
訪ね歩いた姉弟達には世話になれないという結論で二人は北海道に帰るのだろう、それしかないだろうな~と思っていたら電車の中でそうなるのか・・・

老いる事や孤独な老後、若者の未来の不安定さなどをテーマにしたかったのだろうけど、今一つ脚本に乗りきれなかった。
音量の大き過ぎる音楽にも違和感をずっと感じました。


今回の評価は・・・  星2つ  ☆☆

邦画・・・なかなか良い作品にめぐり合えない。


ロケ地として宮城県の気仙沼や鳴子温泉、仙台のシーンは真剣に見させてもらいました。
のどかな美しい景色がいっぱいでした。

   


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これだから邦画は・・・(-_-;)

2011-06-16 14:49:38 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
今日は超辛口で映画レビューを書きます。




その1 「告白」

湊氏の原作はもちろん読んでいます。
この「告白」だけでなくその他の作品も後味の悪さと何も残らない読後感は承知した上で
今回の映画「告白」を観ました。

もう、何か予想通りの出来でしたね。
昨年の「日本アカデミー賞」で多くの賞を獲り、女優人気絶頂のような「松たか子」の存在の描写の仕方を覚えていますが。
映画で観たら「こんなモン?」と肩透かしでした。
訥々としゃべる冒頭の部分も、わざとらしい高笑いも、犯人の少年を前に落とす大粒の涙も、すべてたいした事ないように思えた。

そうだな~
木村佳乃の快演はハマってると思ったけど後は何も残らなかった。
と言う訳で原作も映画も私にとっては評価はなし! です。


(中島監督、「下妻物語」は結構面白かったのに。
深田恭子の可愛いロココ調のファッション、良かったのに。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



その2  「FLOWERS」

某化粧品メーカーのプロモーションフィルムのような映画。
今売れている女優を集めて、映画の構成は二の次にしたような作りでした。

蒼井 優 ・・・親の決めた結婚に直前で逃げ出す役。
        でも母の言葉を聞いてすぐに思いなおし、桜の下で嫁入りをする。
        新郎役は「ケーキ屋けんちゃん」に似ている三浦・山口さんちの息子。

竹内結子 ・・・誰に向かって微笑んでいるのか妙にひっかかった演技。
        作品の中の演技というよりもスクリーンの前の客に向かってニッコリ。  
        はい、プロモーションビデオの出来上がり。

田中麗奈 ・・・河本君を選ぶのは良いかも!
        エロ小説作家の長門裕之はさすがの演技。

仲間由紀恵・・・あの~その髪はカツラですよね~
        それが気になって気になって。
        ストレートロングのイメージを替えられないのだろうけど日本の女優さんてその辺が
        すごく中途半端。
        でもそのツヤのない髪だと「TSUBAKI」も真っ青ですよ。

鈴木京香 ・・・年相応の年齢をいつも感じるのでそこがちょっと好きです。
        煙草は普段は吸っていないのかな~  無理があるように見えました。
        可もなく不可もなく。

広末涼子 ・・・私は好きじゃないんだな。
        アヒル口で演じるのはもう見飽きた。
        いつも演技が薄っぺらい。


総勢6人の人気女優さんの長い長~いコマーシャルのようでした。
それにしても中身がなさ過ぎ。
これって本当に劇場で料金発生したのですか?
こちらも評価なしです。



たま~に素敵な邦画に出会う事もあるけれど、今回二作品続けて「スカ」だったので私の中の邦画に対する評価はガタ落ちです。
ギャラは高いけど中身がない映画作ってどうするのでしょう。
あ~、つまらなかったな~

以上、辛口失礼しました~

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「すべて彼女のために」

2011-06-16 13:54:40 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「すべて彼女のために」を観ました。
2008年製作のフランス映画です。
私にとってはお馴染みの男優「ヴァンサン・ランドン」と美しい「ダイアン・クルーガー」が出ています。
なかなかテンポの良い作品でした。


おもな内容は・・・

高校教師のジュリアン(ヴァンサン・ランドン)は妻のリザ(ダイアン・クルーガー)と一人息子と幸せに暮らしていた。
ある日、無実の罪で逮捕されたリザ。
息子オスカルと刑務所に面会に通うジュリアンが企てたのはリザを脱獄させる事だった・・・

フランス映画にしては無駄のない作りの映画だと思いました。
「フランス映画にしては・・・」と言うと批判的に聞こえるかもしれませんが、私はフランス映画はとても好きです。
理屈っぽいセリフとか映像のこだわりとか、唐突に思える終わり方の多いフランスの作品群の中で(そういうのも好きです)今回はなかなかテンポも良くハラハラしながら映像を追う事ができました。
この作品、ポール・ハギスがリメイクするとか・・・どんな作品になるでしょうか。


ダイアン・クルーガーがとても美しかった。
刑務所に入れられ、息子のオスカルにもよそよそしくされ苦しむ母親リザ。
ノーメイクのその姿もハッとするほど綺麗です。

ジュリアン演じるヴァンサン・ランドンは特別に秀でた能力があるわけでもなく、ただ妻を助けるために資金をやり繰りして計画を立てる。
銃の扱いも慣れていなくてギリギリのところでピンチをかわす。
ジュリアンが銃で撃ってしまうのは麻薬の売人だから良い!と言う訳でもないけど、銀行強盗を直前でためらうあたりはすごく納得してしまった。

それから今回、オスカル役の可愛い子どもがあまり前面に出ないのがすごく好感を持てました。
母を失ったさみしさと(刑務所に入ったので)母に対するよそよそしさを巧く演じていたのに、あまり目立ち過ぎない作り方が私は好きでした。
日本の作品のように「子役頼み」になっていないのが良いです。

本当の真犯人を追う展開にならないのも、それも有りだと思いました。
全ては妻を救うことだけに照準をあてていましたね~
平凡な教師の仕事を捨て、三人とも素性を替えて新しい土地で暮らす・・・という展開。
関係の悪かった父親とも別れの抱擁が出来たし、なかなか良かったです。

それにしてもこんなに愛されたら幸せだろうな~


今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★

(一つだけ難点を言えば、脱走計画を書いた紙や写真の捨て方、雑すぎるでしょ?)



   

   

   

   

   

      




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