日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「あの日の指輪を持つきみへ」

2010-05-10 13:14:07 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
「あの日の指輪を持つきみへ」こちらもDVDにて鑑賞。
2007年のリチャード・アッテンボロー監督の作品です。


あらすじは・・・


夫を亡くしたばかりのエセル(シャーリー・マクレーン)の淡々とした態度の裏には、50年前に起きた戦争の悲しい思い出が隠されていた。
しかし、何も知らない娘のマリー(ネーヴ・キャンベル)は母への不満を募らせるばかり。
そんな折、ミシガンに住むエセルのもとに、アイルランドからエセルの指輪を見つけたという連絡が入る。              
         (シネマ・トゥデイより抜粋)


50年の月日を経て、エセルの指輪が見つかった事で真実がわかるというストーリーですが、好きな役者であるシャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーを観たかったのです。


第二次大戦中に3人の男性と一人の女性エセルが仲良くしていて、その中でエセルはテディと非公認ながら結婚します。
そして指輪をはめたテディはベルファストの上空より墜落死。
「自分に何かがあったらエセルを頼む」と言い残していたテディの約束を果たすチャックとジャック。

エセルの若い時期をミーシャ・バートンが演じていますが、あのシックスセンスで顔色の悪い女の子役(幽霊)でしたね~


アイルランドのベルファストで指輪を見つけたジミーとクィンランもなかなか良い役でした。


さて、頑固で一途な役をやらせたら上手いシャーリー・マクレーン。
相変わらずのぶっきらぼうな言い回しとか、抑えた演技がいっぱい。
テディを失って涙も出なくなっていた彼女がベルファストの丘の上で泣くシーンは好きです。
そして後ろから見守るジャック(クリストファー・プラマー)も良い・・・


ひとつ言えるのはエセルの娘はずっと両親の愛のない姿を見て育ってきたのは気の毒ですね。
(決して愛のない生活ではなかったと思うけど若いマリーにはわからないでしょう。)
エセルと結婚したチャックはきっと愛していたと思うけれど、エセルの気持ちは頑なだったはず。

でも、エセルはテディともチャックとも結婚して、そして50年経って今度はジャックの気持ちを受け入れるのか・・・
う~ん、実に大河的なストーリーです。
若い人より、年齢を重ねている人向けかもしれません。


今回の評価は・・・    星3つ   ☆☆☆
















アメリカ版「イルマーレ」ではキアヌの父親役を好演。
大好きな役者です。

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