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ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

光市事件の被害者数を”1,5人”と記した青学准教授

2008-04-27 03:51:29 | 時事


 ”人権派の法律家”がいかに非人間的な世界観の持ち主かを実証してみせたような出来事といえるだろう。殺人事件の被害者の一人が幼児だから、”0,5人”と数えてみせるなんて。

 ☆ブログにおける准教授の発言内容を引用します。

 ”最低でも永山基準くらいをラインにしてほしいものだ。永山事件の死者は4人。対してこの事件は1.5人だ(まったくの個人的意見だが赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまうので、傷害致死の可能性は捨てきれないと思っている)。一審、二審の判断は、相場から言えば妥当なところではなかったろうか”

 今回問題を起こした瀬尾佳美准教授の言うところの、”赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまう”現実を考慮に入れたとしてもそれは「失われやすい幼子の命が一つ」としかカウントのしようがないはずだ。
 一つの命は一つの命。何をどう考慮に入れようと人の命を”0,5人”なんてカウントが出来よう筈がない。

 その後、批判を受けてもご本人は反省はもちろん、自分の発言の問題点を再検証する気配さえなく、本気で謝罪する姿勢もなく、批判の声がそちらに行っているからなのだろう、「今回の発言と所属する組織とは関係がない」と言い張るのにひたすら腐心する有様。
 こうなってくると瀬尾准教授の人格そのものについて疑問を持たざるを得ません。

 ☆参考資料・ネットで拾った瀬尾佳美准教授発言集(マメに探せばもっととんでもないものがあるようです)

 光市母子殺害事件に関して
「差し戻した最高裁の判事の妻は、おそらく専業主婦で、TVばっかり見ていたため洗脳され、夫の仕事にも影響したのだろう」

 奨学金の返還滞納問題に関して
「光市の母子殺害事件の被害者みたいに、借りるだけ借りておいて、卒業したら間髪いれずに孕んでそのままぜんぜん働かず、挙句の果てに平日の昼間から家でぶらぶらしていたため殺されちゃうなんてことになっては回収不能になるからだ」

 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんに関して
「『めぐみちゃん』はちゃんと育って、結婚までして、あまつさえ子供まで儲けています。私の目から見ると信じられないくらい幸福です。なのにその幸福に感謝もしないで、いつまでもいつまでも『めぐみっちゃん』とか不幸面してられるアンタが心底うらやましいよ」
「私は『めぐみちゃん』とほとんど同じ年ですが、ホントできることならいくらでも替わってあげたいです」
「是非拉致されたい。行き先は北朝鮮でも火星でもとにかく日本人がいないところならOK」


 で、このような人物から青山学院大学の学生諸君は今後も、授業を受け続ける訳だね?

 ○<青学准教授>「光事件、死者1.5人」 ブログ記載で謝罪
 (毎日新聞 - 04月26日 12:41)
 山口県光市の母子殺害事件を巡り、青山学院大の女性准教授が昨年9月の個人ブログで、「事件の死者数は1.5人で、無期懲役とした1、2審判断が妥当」などとした記載したことに、広島高裁の死刑判決後に同大へ批判の電話などが相次いだ。同大の伊藤定良学長は25日、准教授に口頭注意するとともに、「記述が適切ではなく、関係者に多大な迷惑をかけた」と大学のホームページで謝罪した。
 准教授は、事件の遺族が高裁で死刑を求める陳述をした翌日の昨年9月21日付ブログで、「死刑は重すぎるように思えてならない。犯人が少年だからだ。子供を死刑にするのは正義感に合わない。最低でも永山基準くらいをラインにしてほしい。永山事件の死者は4人。この事件は1.5人だ」などと記した。
 同大によると、判決翌日の23日に「子供の命を0.5人と数えている」と批判する電話が数件あった。24日以降は、「電話が鳴りっぱなし」(同大広報課)の状態になった。
 伊藤学長は25日、「子供の命を0.5人と数えるのは社会通念上、適切ではない」と、本人に口頭で注意。准教授も26日、個人ブログで「わたくしの発言によって傷ついた方たちに心からおわび申し上げる」と謝罪した。
 事件の差し戻し控訴審で、広島高裁は今月22日、当時18歳の元少年(27)に対し、求刑通り死刑判決を言い渡している。【川崎桂吾】



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