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「プリンセスチュチュ」ファンページ

今年のクリスマスはローエングリン

2012-12-20 23:58:18 | その他
今日のGoogleロゴは『「グリム童話」出版200周年』でしたね。
赤ずきんちゃんの紙芝居仕立てでちょっとおもしろかった @^-^@
一昨日のは『くるみ割り人形初演120周年』でした。
こちらはどうということはありませんでしたが...



さて、今年もNHK BSで、ミラノ・スカラ座のシーズン初日の録画が放送されるようです(日本では生中継じゃないのが残念ですが)。
今シーズンはメモリアル・イヤーにあたるワーグナーの「ローエングリン」(ミラノ・スカラ座なのに、同じく生誕200年のヴェルディじゃないところが何とも 笑)で開幕。
タイトル・ロールを歌ったのは、今をときめくvヨナス・カウフマンv

2012/12/24(月)【23日(日)深夜】 01:15-05:15 NHK BSプレミアム
ミラノ・スカラ座 2012/2013シーズン開幕公演 
 歌劇「ローエングリン」全3幕(ワーグナー)

ドイツ国王ハインリヒ:ルネ・パーペ
ローエングリン:ヨナス・カウフマン
エルザ・フォン・ブラバント:アンネッテ・ダッシュ
テルラムント:トマス・トマソン
オルトルート:エヴェリン・ヘルリツィウス

合唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:クラウス・グート
[収録:2012年12月7日 ミラノ・スカラ座]


正直に言うと私はバレンボイム&ミラノ・スカラ座のワーグナーはあんまり好きじゃないんですが、一般的な評価は高いみたいなので、たぶん聴き易い演奏なんじゃないかな...と思います。
何より、イケメン・ヨナスのローエングリンに、王者パーペのハインリヒ国王ですしねv
ヨナスのローエングリンは(彼の声質的に)若者らしく情熱的なので、「人間を超越した白鳥の騎士」というよりは、喜びや苦悩を持った一人の男としてのローエングリンを感じられる気がします。

演出の方は、10世紀のアントワープじゃなく、19世紀のプロイセン?の雰囲気ですが、基本的にスカラ座の演出はドイツ系の演出ほどキテレツじゃないので、どなたでも取っ付き易いんじゃないでしょうか。
(YouTubeで)ちらっと見た限りでは、舞台上で歌手が水に入ったりとか(スカラ座は前にもそういうのやってたな...)、なかなかアクティブな舞台だったみたいです。

チュチュ・ファンのみなさま、第3幕への前奏曲(カラス軍団メッタ切りふぁきあBGM)を聴くためだけにでも(笑)、ぜひ御覧になってみては?