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「プリンセスチュチュ」ファンページ

やっぱりオトナ向け?(笑)

2012-12-04 23:59:03 | その他
ちょっと前にNHKの「ららら♪クラシック」で、指揮者のロリン・マゼールが編曲した『ニーベルングの指環』(の中の『神々のたそがれ』部分抜粋)をやってましたが、御覧になられた方はいらっしゃるでしょうか?

「意味を持った音楽によって物語が語られている」ということが全く説明されてなかったのはさておき(これを言わないと、マゼールがインタビューで「難しいところは全部ワーグナーがやってくれている」と言ってた意味が分からないと思うけど)、あと、N響が演ると全然別の曲だった(^д^;)ということもさておき、個人的に一番ウケたのが、『指環』のストーリー解説で、ビミョーに不道徳的なところがアッサリバッサリ切られてたコト(笑)

いやまあ確かに、お子様も見てるかもしれませんし、「ヤバイところは省こう」という気持ちも分からなくはないですが、『ヴァルキューレ』のメインキャラ二人を完全無視というのは...
ウィーン国立歌劇場の子供向けオペラでは、ジークムントとジークリンデが双子の近親相姦てことはちゃんと(歌詞で)言ってましたし、別に隠すようなことでもない(ある意味、神話なんだし)と思うんですが。

結果、ジークフリートはただの「英雄」で、ヴォータンとブリュンヒルデとジークフリートの関係性(これが物語の骨子)もノーコメント。
その流れで、ハーゲンもただの「悪人」扱い。『指環』は善悪の話じゃないんだけどな(;p)

いや、でも、やっぱり一番気になったのは、トランペットのトップが外囿さん(航空自衛隊音楽隊のユーフォニウム奏者)にソックリだったことかな?
まさか本人?てことはないか...



ところで話変わりますが、前回ご紹介した「マニュエル・ルグリの新しき世界III」のチケットは、明日12/5(水)まで、チケットぴあ(11:00まで)とe+(18:00まで)で先行抽選予約受付中らしいです。
ボリショイのデヴィッド・ホールバーグもちょっと観てみたいかも...