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「トリスタンとイゾルデ」第2幕 & マーラー交響曲第3番

2008-03-07 01:36:24 | その他
チュチュでもバレエでもないですが( ;)

「トリスタンとイゾルデ」第2幕の(たぶん)演奏会形式の公演が放送されますので、興味がおありでしたら聴いてみて下さい。

3/8(土)22:53-00:42 NHK BSハイビジョン
ルツェルン音楽祭 2004
1. 4つの最後の歌(R.シュトラウス)
2. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕(ワーグナー)
イゾルデ : ヴィオレタ・ウルマナ (ソプラノ)
トリスタン : ジョン・トレレーヴェン (テノール)
国王マルケ : ルネ・パーペ (バス)
クラウディオ・アバド指揮/ルツェルン音楽祭管弦楽団

「トリスタン」は23:20くらいからかな?
前半の密会シーンはちょっとしつこく感じられるかもしれませんが、二人とも「いっちゃってる」んで、そんなものかと思ってやって下さい(笑)。その後の密会発覚前後の場面では、高揚と緊迫、悲痛をたっぷりとお楽しみ(?)いただけるかと思います。
ルネ・パーぺのマルケ王は一押し。でもテレビのステレオだと低音がカットされてしまうので、彼の声の本当の凄さは、ちょっと伝わりにくいかもしれません...

R.シュトラウスといえば、今週の芸術劇場(3/7(金)22:25-00:40 NHK教育)で「ばらの騎士」をやりますね(ドレスデン国立歌劇場の去年の来日公演)。
時代設定を20世紀前半くらい?にした演出で、森麻季という日本人ソプラノ歌手がゾフィーを演じたことでも話題になりました。
内容的には可もなく不可もなくという感じですが、オクタヴィアン(←”薔薇の騎士”)が可愛いです(笑)


あと、以前ブログでちらっと書いたマーラーの交響曲第3番もあります。

3/15(土) 21:03-22:46 NHK BSハイビジョン
ルツェルン音楽祭2007
交響曲 第3番 二短調(マーラー)
クラウディオ・アバド指揮/ルツェルン音楽祭管弦楽団

第6楽章は、5番の第4楽章、6番の第3楽章、9番の第4楽章と並ぶ、いわゆる「マーラーの美しい緩徐楽章(ゆっくりしたテンポの楽章)」です(と思います)。第2-第6楽章にはそれぞれ「~が私に語ること」というタイトルがついていて(正確には”いた”と言うべきですが)、第6楽章は「愛が私に語ること」。この間見たバレエでは、「『愛』と『人間』のパ・ド・ドゥ」(たぶん)になっていて、ほんとに感動的でした。
第1楽章は某銀河争奪戦アニメでしょっちゅうかかってたので(笑)、聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。(ちなみに6番の第3楽章は、金髪皇帝の恋愛沙汰?の回で使われてました)
どの楽章も個性があって面白いんですが、なにしろ、タイムテーブルを見ていただくとわかるように、ものすごく長いです(ので、私は普段はBGMとして聴きます 笑)。第6楽章だけなら25分くらいです(それでも長い? 笑)

ついでに、9番の第4楽章は今度のN響アワー(3/9(日)21:00-22:00 NHK教育)でやりますが、N響のマーラーは私はあまりお勧めしません(私の好みからすると色気が足りない 笑)。