Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

包丁使い

2007-05-17 00:05:40 | 日々のこと
今日のレッスンで、生徒さんが「いつも、お野菜の切り方がキレイで感心します。絶対に、お家じゃできない。」と、嬉しいお言葉を頂きました
まだまだ、包丁使いも勉強中の身なので、お恥ずかしいのですが、でもすごく嬉しいし、励みになります

包丁使いの事は、M師匠からも厳しく言われます
「ゆっくりでもいいから、細く切りたいものは、より細く。
 素材の大きさは、常に意識して!」と。
少しだけど、身に付いてきたのかなぁ。

確かに、切りモノが上手に出来ていると、普段のお惣菜でも、3割増しでキレイに垢抜けて見えます
例えば、冷奴に大葉とミョウガをあしらう時など、ただザクザクと切るよりも、ちょっと意識して、大葉は、細~く細~く、線のように切る、ミョウガも薄く、薄く切ったものをあしらうと、ぐーんと垢抜けて見えます
(特に「あしらいモノ」には、効果絶大な気がします。針柚子、針生姜、白髪ネギなんかは、絶対に細~く、細~く意識して切って、あしらうと、すごく「お料理ができる人風」に見えるはず!)
また、素材をキレイに切りそろえると、見た目の美しさだけでなく、調理時間も(火の入り方など)均等にする事ができます。
それに、キレイな包丁使いが出来ると、素材の断面もスパッと切れるので、素材の旨みも逃す事がありません。特に、お魚など一目瞭然。
何度も、刃先を動かすと、断面がグズグズに崩れてしまうけれど、一度でスパッと切ると、断面も崩れることなく、キレイです。
包丁使いをマスターすると、まさに「いいことづくめ」ですね!

日常のお料理の際には意識できなくても、お客様をおもてなしされる時や、ちょっと改まった食卓を作りたい時なんかには、ぜひぜひ意識してみてください
絶対に、ポイントアップ、間違いナシです






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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うはー (うめ)
2007-05-17 10:24:49
なんでもかんでも 包 丁 の せ い にしているアタシには耳が痛いお話で。

前に、板前やってる従兄に、なんの変哲もないおばあちゃん家のキッチンで料理習った時に、「あぁ、道具じゃないのね」と思いしらされたはずなんだけどな~~~
喉元過ぎればなんとやら、だわ。反省。
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追記☆ (うめ)
2007-05-17 10:25:40
あ、でもよくよく思い出したら、従兄、包丁だけは自分の持参してたわ☆
やっぱ道具のせい?!(わはは)
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Unknown (LEAF→うめさん)
2007-05-20 00:17:23
そうそう、包丁使いの最大のポイントは、「よく切れる包丁である」という事なんだよね。
よく切れる包丁だと、なんだか切るのも楽しいよ!

最近読んだ本によると、イタリアでは「千切り」という文化がないらしく、千切りのサラダなんか作っちゃった日には、すごいマジックでも見たかのように、大喜びされるらしいよ。
日本人って、器用なんだろうね・・・。
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