Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2014年の6月のレッスン 2

2014-06-26 23:34:19 | レッスン 料理
今月は、洋食のくくりでした。

↓クロストーネ・カプレーゼ
クロストーネとは、オープンサンドの意味。カプレーゼをバケットに乗せて、オーブンで焼いて、美味しいペスト・ジェノベーゼをかけて。朝食にも、おススメです。


↓すし酢のピクルス
すし酢を使った簡単ピクルス。ピクルス液が数回使いまわせるのも経済的。好きな野菜をバンバンつけて、ボリボリいただける。


↓手羽先のカルピオーネ
カルピオーネとは、揚げてマリネするという意味。甘酸っぱいタレでマリネします。冷めても美味しいので、おもてなしにも良い感じ。



↓アクアパッツァ
一尾の魚ですると、取り分けに頭を使ってしまうのですが、切り身ですると、楽チンです。アラで美味しいスープをとっておけば、15分ほどで作れてしまう。ジャガイモが、美味しいスープを吸っていて、すごく美味しいのです。


↓アイスチョコレートケーキ
「これが冷凍庫に入っていれば、心強い!」そう思える夏のデザート。
ナッツ、ドライフルーツがたくさん入って、食感も楽しい簡単デザートです。



以上5品が、今月のお料理でした。

2014年6月のレッスン 1

2014-06-26 23:33:36 | レッスン テーブルトップ


今月は、アクアパッツァをお出ししているので、それにちなんだイメージのテーブルのご提案。
夏至は過ぎたものの、梅雨冷えの6月なので、ちょっと寒々しいかもしれませんが、カジュアルな海辺の爽やかなイメージです。

カジュアルなマリンのイメージなので、クロスは、濃いブルーのストライプを選びました。かなりハッキリした色味のボーダーなので、目がチカチカしてしまいそうですが、夏のカジュアルなので、これくらいインパクトがあってもよいでしょう。位置皿もスープ皿も、透明感のあるホワイトで、カジュアルなポテッとした厚みのあるモノです。アクアパッツァのための器は、北欧デザインのシンプルモダンな耐熱の器を選びました。とびっきりオシャレなおばあ様から、お譲りいただいた大切なもの。今は北欧デザインもポピュラーだけど、数十年前には、地方では、気軽に手に入るものではなかったのではないかしら。お母様と一緒に選ばれた素敵なエピソードの器です。グラスは、グリーンの色つきですが、これは遊びの要素を含んで選んでいます。正式の場では、色つきはNGです。
テーブルフラワーの花器は、背の高いモノを選び、その花器、ステムが黒なので、カトラリーも黒を選び、オーブンウェアの黒ともリンクして、全体が引き締まります。お花は、白、グリーンに、ほんのりブルーと(これが、クロス、ナプキンのブルーとリンクしています)、アクセントカラーの紫で、全体を引き締めて。涼やかな夏の印象です。


同じ白い食器でも、透明感があるもの、温かみのあるもの色味も違うし、質感によって、シャープなもの、カジュアルなものと、雰囲気が変わります。白い食器は、たいていどこのご家庭にも1枚はあるものなので、ご自分の手持ちのものが、どういう雰囲気の一枚なのか、考えてみるといいかもしれません。
そして、今回のテーブルは、非常にシンプルなのですが、実際には、この上にお料理が乗ります。アクアパッツァは、かなり色彩豊かなお料理なので、お料理の色味が加わったら、ほどよいバランスとなります。食器を選ばれるポイントの一つとして、お料理の色味を考えることも大切です。器から、コーディネートを考えていく方法もありますが、食卓で一番大切なのは、おいしくお料理をいただくこと。そのためには、おいしそうにお料理が見える器選びをすること。メニューを考えて、それに合う器を選んで、そこからコーディネートを考えていく、という方法は、家庭でのテーブルコーディネートにはよい方法だと思います。