捨てられても同然の絵が、蘇った。
Ishii Collectionさんの手によって。
素晴らしい仕上がりに、感激の1日。
一枚は、こんな感じに。↓

説明をお聞きしたのに忘れてしまって情けないのだけれど、この稚拙な絵は、こういう画風が実際に存在しているのだそう。(わざと、こういう描き方なのだそう)
「こんなのが出てきたのだけど、コレって活かす価値があるものでしょうか?」とご相談したら、「なかなかおもしろいモノができそうですよ」とのお言葉を頂き、仕上がったのが、この作品。
とっても素敵な額装にしてくださった。
バックの金に、とてもこだわってくださり、お手持ちのモノを使ってくださったとか。現在の金は、キンキラキンすぎて、扇面の持つ金の明度彩度と合わないから、と、とことんこだわってくださり、その心意気に感激。
フレームは、錆びた鉄を使ったもの。私の大好きな素材の一つ。
この作品は、秋~冬の季節が似合う気がするので、近いうちに早速飾るつもり。
楽しみ!
そしてもう1枚は、コチラ。↓

全く異なる雰囲気に仕上がっている。
アクリルを使った額で、モダンな仕上がりに。嬉しい。
この絵は、20枚近く出てきたのだけれど、虫食いがほとんどで、実際に活かせそうだったのは、4枚ほど。
その中の1枚を仕上げて頂いた。
おそらく、九州の海辺の風景を描いたものでしょう、とのこと。
(全てをつなげたら、1つの作品だったと思われる)
額装して頂いた途端に、絵の奥行きが出たように感じる。不思議。
こちらは、夏に飾るつもり。
捨てるはずだったものが、一つの作品として、現代の住空間に合うカタチで、こんなに素敵に生き返ったことが、本当に嬉しい。
Ishii Collectionさんのセンス&技術は、すばらしい。
大切に、楽しませて頂きたいと思う。