50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

スイス アルプスを振り返る その3

2020年06月01日 00時52分34秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その3

フィルスト(First)は、ベルナーオーバーラントと呼ばれる地方の観光スポットの一つだ。
でもJALパックのようなツアーの場合は、たぶん訪れないのかも知れない。
何と言ってもグリンデルワルドを拠点としたツアーの場合は「ユングフラウ ヨッホ」だけで終わるのではなかろうか。
 実はこの日のグリンデルワルドでの夕食は、私にしては珍しくこの町では大きな部類のホテルのレストランでとった。
食事していたら、15人くらいの日本人ツアーの人たちが入ってきた。時間は8時頃だった。
それとなく会話が耳に入ってきた。翌日は、朝一番で「ユングフラウヨッホ」へ行き、下山したら、そのまま次の目的地へ移動するようだった。
「スイス5日間の旅」とかだとそうなるのだろう。

さて、フィルストのロープウェイの駅(?)は霧に包まれていた。

   ロープウェイ フィルスト駅の正面付近の様子。


 

レストランもあるようだが、私の目的は別なので、すぐにバッハアルプゼーへ行くことにした。
予定では所要時間は約1時間だ。
途中で霧は晴れた。
バッハアルプゼーは、日本では見られない光景だった。
湖の傍で、記念に近くにいた中国人の若いカップルの男性に記念の写真を撮ってもらった。
このカップルはとてもセンスというか雰囲気が良かった。インテリジェンスを感じた。
 この後、湖とシュレックホルンを同時に視野に入れるために、高い場所へと移動した。
なぜか、周りには誰もいなかった。ハイキングのメニューではないようだった。
 私も特にシュレックホルンに執着していた訳でもないが、何故か写真を撮りたくなった。
30分くらい粘って、一応、それなりの画像を得た。
 この後、グリンデルワルドへ戻るのだが、フィルストへ戻り、ロープ・ウェイを使うのでなく、ブスアルプまで歩いて下山することにした。
前日、ガイド本を見ていたら、そういうコースもあるのだった。
これは、たぶんベテランのハイカーに言わせると「無謀」だと言われるだろう。
雄大な景観を感じて、気持ちがハイになっていたのかも知れない。

 

この画像の中央付近に かすかにブスアルプへつながる細い道が見えている。ブスアルプにはグリンデルワルド行きのバスが出ている。