50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

スイス アルプスを振り返る その5

2020年06月09日 23時12分34秒 | 自費出版

スイス アルプスを振り返る その5

 

2012年6月28日 12時過ぎにユングフラウヨッホ駅から列車でクライネ・シャイデック駅まで行った。そこで下車した。グリンデルワルトに帰るには、どちらにしても乗り換えなければならない。ここは、周辺をハイキングするにも持ってこいのエリアだ。ホテルもある。
高山植物を見て回るだけでも楽しいらしい。
 私よりも年配の夫婦も多い。ということで、予定どおりグリンデルワルトまで歩いて帰ることにした。所要時間はガイド・ブックによれば周りの景色を見ながらでも3時間から3時間半とのこと。
私の前を行く人たちも軽装だ。

 しばらく歩くと高山植物が咲き乱れた場所へ来た。私は花の名前などは殆ど知らない。
でも、綺麗だったので写真を撮った。
そのまま歩いていると私以外は誰も見えなくなった。

この写真を見ると、この道は車も通るようだ。たぶんクライネ・シャイデックまでの荷物の運搬などをするのだろう。
しばらく歩いていると左手前方に青いパラソルがいくつも見えた。どうやらレストランのようだ。時間もちょうど3時くらいだ。間違いなくビールが飲めそうだ。
今回の旅で、2度テーブルが数席のテラスみたいなところでビールを飲んだが、ここはちゃんとした料理も出てくるレストランだった。さっそくビールを注文し、しばし眼の前に広がる絶景を眺めた。贅沢な時間だ。一人だとちょっと物足りないが、これは仕方がない。
これが、連れがあると、行き当たりばったりな行動はとれない。かなり緻密に予定を立てる必要がある。一人旅だと、航空券と宿の手配と、現地の交通手段など基本的なことを調べたり手配しておけばあとは、現地状況に合わせて行動することができる。
 この旅は全てそんな感じだった。
レストランを出てからは、もう眼下にグリンデルワルトの家並みが見えるので楽勝だった。
高低差 約1,000mのハイキングだったが、前日に比べたら楽勝だったかな。
 この日は、体力的にも余裕があったので、大きなホテルのレストランで夕食をとることにした。私にしてはちゃんとした料理を頼み食べていたら、ドヤドヤと15人ほどの旅行者が入ってきた。日本人だった。日本ではメジャーな旅行社のツアー客だった。
時間は8時半くらいだ。どうやらつい先ほど到着したらしい。それとなく聞こえてくる会話を聴くと、どこからかバスでグリンデルワルトに着いたばかりらしい。そして、明日は
6時半起床で、ユングフラウへ行くらしい。ユングフラウヨッホに1時間ほど居て、次の目的地へ移動するらしい。それも移動時間が長いようだ。ツェルマットにでも行くのだろうか。
 私も似たような経験がある。「チェコ、ハンガリー、オーストリアを巡る旅」というやつだ。比較的に自由行動を含んだツアーだったが、ヤッパリ不満が残った。
それ以来、ツアーは利用していない。

< 当日の動画です。 >