50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

スイス アルプスを振り返る その4

2020年06月05日 00時22分06秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その4

2012年6月28日。この日はヨーロッパで最も高い場所にある駅、ユングフラウヨッホ(海抜3454メートル)へ行った。
この日もいい天気だった。朝8時過ぎには準備をしてグリンデルワルト駅へ行った。
ユングフラウヨッホまでのチケットを買う。往復2万円くらいだったと思う。
ただし、私は、帰路は中継駅のクライネ・シャイデック駅で降りて、そこからハイキングで帰ってくることにしていたので、15,000円くらいだった。
それにしても、片道の距離は15Kmなのに高いと思った。でも所要時間は1時間40分ほどかかるみたいだ。時速10Km/hというゆっくりとしたスピードで走る。
その理由はあとでわかった。
一つは、たぶん高山病対策だと思われる。グリンデルワルトは標高1,027m、中継地の
クライネ・シャイデック駅は標高2,061mだ。終点のユングフラウヨッホ駅の標高は、なんと3,454mだ。
ここを一気に駆け上るのは、確かによくないと思える。
実際、アイガーとメンヒの岩山を貫くトンネルの線路をスピードを出して進むことができるはずがない。
そもそも、このトンネルはとんでもない費用と時間を費やして造られたものだ。

さて、グリンデルワルト駅を出た列車は、すぐにグルント駅に停まる。
この駅は、グリンデルワルトよりも低い位置にある(標高944m)。そこを出て列車は、のんびりと中継駅のクライネ・シャイデック駅を目指す。
そして、すぐにホーレンシュタイン駅で停まる。そこを出るとヴェンゲンやラウターブルネン方面からの列車の中継地であるクライネ・シャイデック駅に到着。
ここにはホテルもあり、周辺は絶好のハイキングのエリアでもある。

ここでユングフラウ鉄道に乗り換えるのだ。
あとで知ったが、ここからレールは山岳列車のためのアプト式だったのだろう。
 ユングフラウヨッホへ向け列車はスタートしたが、暫くは退屈な景色だった。
アイガーのどてっ腹をくり抜くトンネルも単調だったが、アイガーヴァント駅で停車したときに見えた景色は凄かった。次に停まったアイスメーア駅の展望エリアからの景色も凄かった。
日本でいうと槍ヶ岳みたいな岩山に鉄道を敷設し、展望所を造っているようなものだ。
終点のユングフラウヨッホ駅に到着。プラトーという雪原にも行き日本ではできない体験をした。

このとき撮っていたビデオを編集してみた。

 


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