50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

旅について

2009年04月10日 00時10分46秒 | Diary
考えてみると、私は、いわゆる海外旅行のツアーを利用したことが
ない。
最初に海外へ行ったときも、一般的なケースではなかった。
船員手帳を取得できる資格を持っていたこと。、
その資格は外国航路の船に乗って仕事ができるというものだった。
それで2週間かけて豪州へ行った。メルボルン、シドニー、
ブリスベーンに寄港し、その度に上陸したが、いつも私ひとり
だった。ろくに英語も聴き取れず、単語(主に名詞)を
並べるだけの英語力だった。そのせいか、海外への興味は
それほど強くなることもなかった。
綺麗な街並みを眺め、食事を適当にして、お土産を買った
くらいだ。
たぶんツアーというのは、これに似ているのだろうと思う。

で、今年の旅は、結局、そのPackage tourになりそうだ。
 カミさんが、たまには、一緒に旅に行こうというので、
旅行会社の積み立てをしていた。それが1回分の旅費も貯まった
ので、どこかへ行こうということになった。
私としては、航空券だけ調達して、宿は、いつものように
Netで探してと考えていたが、彼女は、そういう
面倒(?)、不安定要素があることは、好みでなく
手っ取り早く有名どころを何箇所か巡るtourが良いらしい。
ということで、二人の共通の目的地は、東欧ということに
なった。
で、旅行会社へ出かけて、一応、「チェコ、オーストリア、
ハンガリー」を巡る旅に申し込みをした。
ただし、結構、人気があるらしくて、キャンセル待ちだとか。
せっかく、自力で行くことを考えて、ドイツ語入門の
テキストを買ってきたりしたのだけど、学ぶ意欲が
これで、一気に失せてしまった。
そういえば、昨年、Scotlandへ行ったとき、ネス湖の
古城で、日本人のツアー客に遭遇した。
リタイアした年代の人たちだったが、そのうちの
一人のおじさんと話したが、彼いわく「カミサンが
行こうというので、付いてきた。別にどうでも良かったんだよ」
というのが、妙に心に残った。
やっぱり旅は自分の好きな処へ行き、好きなように
行動したいものだ。