木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

指差す指先の向かう先は

2024-05-24 18:20:17 | 随想
人の陰口は自分にも跳ね返ります。

指や形というものは不思議なもので本質を
表しています。
例えば画像のように
「あいつがどうのこうの」
「あの人がああだこうだ」
と陰口を叩いたとします。

あいつが、あの人が、と指差したその指を
見てください。
あいつが、あの人がと指した指先とは違う
方向を親指が指し、それによりあいつやあの人
ではない他の誰かにも矛先が向かいます。
時に親指はあいつではなく天に矛先を向けています。

更に折りたたまれた3本の指を見てください。
3本の指は自分に向けられています。
あいつが、あの人が、と不満や陰口を叩いた
つもりが自分にも跳ね返ってくるという事です。
ですから随所で他人の陰口をよく叩く人は
あらぬ人をも批判した事になり信用を失い、
自分にも被害が生じているわけです。

指の指し示す形に本質が宿ります。

また陰口には2種類あります。
よくあるのが誰かを批判する陰口。
もう1つが陰で誰かを支える陰口。
こちらは逆に信用されますね。
この場合は指先の方向が良い意味合いになります。

よく裏も取らず、事実確認や背景も調べないまま
陰口を鵜呑みにして染まる人がいますが、そういう
人は大切な人間関係を失うでしょう。

自然の摂理の中に身を置くと様々な物事が
よく見えます。


コメント
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