色々な街角で居酒屋が廃業していく姿が目に付く。
給与が減少した、或いは若者の多くが非正規雇用になったために
一昔前のように仕事帰りに一杯でも飲もうかというような光景が激減
し、これまでの時代なら月に数回は職場や仕事関係者との仕事帰りの
一献が節約のために行われなくなり居酒屋がその煽りを受けて売上が
激減または閉店となっているようである。
またタクシーもかつては数年間タクシーの運転手の仕事をすれば新築
の家が購入できるのが相場だったが、今は多くの会社員が給与減少か
若者の非正規雇用化、交際費減少などで最終電車までには皆が帰る
ようになり節約のためにこれまでのようにタクシーを利用しなくなった。
結果としてかつてはお客がタクシーの乗車待ちで列をなしていた姿が
今では逆になりタクシーがお客が乗車するのを待つために長蛇の列を
なしている有様である。
若者の車離れも同様である。
今の若者は車を欲しいとは思わないとの評論がされているが、そうでは
なく多くの若者が非正規雇用化されて年収が200万円にも満たない場合
が多くなったために、中古車ですら車を購入しようという方向にエネルギー
が向かわないのが実状である。
収入に余裕が生まれて車に乗りたい、車を購入したいという動機に向かう。
加えて非正規雇用の若者の多くは異性との交際もしないまま年齢を重ねて
いる。
ある非正規雇用の30歳男性に何故、彼女がいないのかと尋ねると、
「フリーターだから自分に自信がないからです。」
と言っていた。
契約社員も同様に雇用の保証や見通しがないために交際しない男女
が増えている。
自分に自信がないという回答には立場的なことだけでなく年収が極めて
低いという経済的な理由もあると言える。
つまり若者を非正規雇用化した構造改革が今の惨状を生じてしまった
のである。
アメリカの年次改革要望書による命令に忠実に従って雇用の4割を非正規
雇用化してしまった当時の小泉・竹中政権が居酒屋を潰し、タクシーを閑散と
させ、若者が車を購入できなくし、また低収入かつ非正規という雇用の不安定
化により異性と交際すらしないできない若者を激増させたのである。
このまま推移すれば間違いなく日本が廃れる。
そして若者が非正規雇用のまま中高年になっていき、今から30年後辺りには
家族のない独居老人が激増していくことになる。
彼ら彼女ら非正規雇用の立場では社会保障がなく、多くが僅かな年金しかない
貧困の中にあるというおぞましい光景が広がっていく可能性が高い。
何気ない街角の姿からおぞましい未来の光景が想像できる。
小泉・竹中政権の時から取り返しのつかない構造改革ならぬ構造破壊をして
しまったのだという実感がじわじわと体感されてくる。
まずは若者や中高年の雇用を蘇生させなければ大変なことになる。
給与が減少した、或いは若者の多くが非正規雇用になったために
一昔前のように仕事帰りに一杯でも飲もうかというような光景が激減
し、これまでの時代なら月に数回は職場や仕事関係者との仕事帰りの
一献が節約のために行われなくなり居酒屋がその煽りを受けて売上が
激減または閉店となっているようである。
またタクシーもかつては数年間タクシーの運転手の仕事をすれば新築
の家が購入できるのが相場だったが、今は多くの会社員が給与減少か
若者の非正規雇用化、交際費減少などで最終電車までには皆が帰る
ようになり節約のためにこれまでのようにタクシーを利用しなくなった。
結果としてかつてはお客がタクシーの乗車待ちで列をなしていた姿が
今では逆になりタクシーがお客が乗車するのを待つために長蛇の列を
なしている有様である。
若者の車離れも同様である。
今の若者は車を欲しいとは思わないとの評論がされているが、そうでは
なく多くの若者が非正規雇用化されて年収が200万円にも満たない場合
が多くなったために、中古車ですら車を購入しようという方向にエネルギー
が向かわないのが実状である。
収入に余裕が生まれて車に乗りたい、車を購入したいという動機に向かう。
加えて非正規雇用の若者の多くは異性との交際もしないまま年齢を重ねて
いる。
ある非正規雇用の30歳男性に何故、彼女がいないのかと尋ねると、
「フリーターだから自分に自信がないからです。」
と言っていた。
契約社員も同様に雇用の保証や見通しがないために交際しない男女
が増えている。
自分に自信がないという回答には立場的なことだけでなく年収が極めて
低いという経済的な理由もあると言える。
つまり若者を非正規雇用化した構造改革が今の惨状を生じてしまった
のである。
アメリカの年次改革要望書による命令に忠実に従って雇用の4割を非正規
雇用化してしまった当時の小泉・竹中政権が居酒屋を潰し、タクシーを閑散と
させ、若者が車を購入できなくし、また低収入かつ非正規という雇用の不安定
化により異性と交際すらしないできない若者を激増させたのである。
このまま推移すれば間違いなく日本が廃れる。
そして若者が非正規雇用のまま中高年になっていき、今から30年後辺りには
家族のない独居老人が激増していくことになる。
彼ら彼女ら非正規雇用の立場では社会保障がなく、多くが僅かな年金しかない
貧困の中にあるというおぞましい光景が広がっていく可能性が高い。
何気ない街角の姿からおぞましい未来の光景が想像できる。
小泉・竹中政権の時から取り返しのつかない構造改革ならぬ構造破壊をして
しまったのだという実感がじわじわと体感されてくる。
まずは若者や中高年の雇用を蘇生させなければ大変なことになる。