木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

株主総会の一コマから見る企業の病巣

2017-06-30 23:59:18 | インポート
 6月末は株主総会がピークだった。
 株主総会でのやり取りの内容の中からも現在の企業の問題点、
或いは問題ある組織の実態とはいかなるものかという姿が垣間
見える。
 人は単体では微力であるが、組織化していくうちに組織は腐敗
していくものであることを改めて感じる。
 伝え聞くところでは、ある大手有名企業の株主総会での一コマ
に以下のようなやり取りがあった。

(1)この大手有名企業のグループ企業に勤務していた株主の発言
「セクハラ、パワハラを受けて1年間パソコンも仕事も取り上げられ、
ずっと反省文を書かされて解雇されました。このことについてきちん
と回答してください。」
※これに対する大手有名企業専務の回答
「グループ会社の個別の事案でありプライバシーにも関わることなの
で回答は控えさせて頂きます。」

(2)またこの大手有名企業の別の株主からの発言
「上にものを言って解雇された人間を戻すことが会社を強化するのでは
ないか。」
※これに対する大手有名企業専務の回答
「グループ会社の個別の事案でありプライバシーにも関わることなの
で回答は控えさせて頂きます。」

(3)更に他の株主から以下の発言があった。
「A社はもはや三流以下の会社でしょう。それなのに役員が多過ぎます。
壇上に並んでいるだけで発言もしないような役員はいらない。4分の1
以下にしてもらいたい。」
※これに対する大手有名企業専務の回答
「執行役員人事委員会で役員の選考は適切に行われています。」



・・・・・誰もが名前を知っている大手有名企業でのやり取りの一部は上記の
ようなものであった。
 何か組織として末期状態にあるように見える。
 或いは組織が末期状態になると組織はこのようになってしまうのだろう。
 そういえばこの大手有名企業に限らず以前にも他の大手企業でも過去に
リストラ対象に指定された社員を狭い個室に閉じ込めて全く仕事を与えず
ただ時間だけを過ごさせたり、反省文ばかりを何度も書かせたり、果ては
踏み台昇降運動を延々とさせていた事例があったことを思い出す。
 本人からもう辞めます、と言い出すまで故意に追い詰めていく手法である。
 その他にも大手有名企業でリストラ対象に指定された社員を数名集めて
狭い部屋に押し込めて何ヶ月もただ待機させ続けるという手法を行った事例
もあった。
 人間性の喪失を見る風景である。
 このような待遇を受ける社員には家庭があり妻子がある身である場合も
多いだろう。恐らく妻が或いは夫が、愛する息子や娘が自分が職場でこの
ような待遇を連日受け続けているという実態を知らないまま毎朝元気に通勤
に出ていく本人の姿を見ているのだろう。
 きっと父親は或いは母親は職場でしっかりと仕事をしていると信じて疑わ
ないままに。
 もしも職場での上記のような事実を知ればどうであろうか。
 リストラされていく社員がもしも何かの仕事のスキルが劣ることが原因なら
そのスキルの研修や訓練を行えば良いではないか。
 少なくない事例として派閥争いや職場内政治抗争に巻き込まれて放逐さ
れていくリストラの事例もある。
 歴史や世の中で言うところの思想犯、政治犯のような扱いである。
 企業は人なり、組織は人こそ財産であるという基本を失っている企業が少なく
ないことに気付かされる。

 皆様の所属している職場や組織は大丈夫だろうか。
 上記のような事例に共通した現象が散見されるようであれば、組織として
会社として末期状態であり将来性も成長の余地も無いであろう。

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女系天皇の容認は外国の名門や財閥に天皇家が乗っ取られる道を与えてしまう

2017-06-20 21:51:34 | インポート
 一人の日本国民として様々な有識者会議の内容を見ていて
憂慮することがある。
 絶やしてはならないものは絶やしてはならない、それ故に女系
天皇容認論については間違いだということである。

 125代と連綿と継承されてきた尊い天皇家の血筋は日本国民
の誇りでもあり財産でもある。
 女性天皇は歴史上において即位されていることもあり問題ない
が、女系天皇は天皇家の血筋が違う血筋となってしまうことにな
ることから私は一人の日本人として有識者会議の中に女系天皇
を容認しようとする方々が存在する事に対して深く憂慮する。
 女性天皇と女系天皇との違いが国民にもあまり的確に伝わって
いないように見える。
 また有識者会議の方々の中にも女性天皇と女系天皇との違い
を理解されないままに発言している事例も見受けられる。

 女系天皇とは、例えば天皇陛下のお子様の中に女児が御誕生に
なり、その女児が適齢期になられてもしも外国の財閥の男性や外国
の名家の御曹司とご結婚されたとして男子をご出産されたとする。
 もしも様々な要因から皇位継承の順位がその男子が第1位となられ
その男子が成人されていてもいなくても天皇陛下にご即位されたとした
らここで125代連綿と続いた天皇家の系統は失われ、皇統も途絶え、
血筋も絶えて違う血筋の天皇陛下が誕生することになるのである。
 日本の有史以来、連綿と続いてきた天皇家の終わりを意味するのである。
 女系天皇容認を推進されている方々はこの事の重大さが理解できて
いるのであろうか。
 この視点から私は一人の日本人として、女系天皇は認めてはならない
と憂慮している。それは有史以来先人が守り続けてきたかけがえのない
大切な皇統という流れを絶やさないためである。
 絶やしてはならないものは絶やしてはならないと真摯に願っている。

 つまり女系天皇を容認してしまえば、天皇家が外国の財閥系や外国の
勢力に乗っ取られてしまう道を与えてしまうことになる。
 女系天皇容認論が何故発生したのか、その真の狙いはどこにあるのか
という背景をもっと深く洞察するべきであろう。
 女系天皇容認論の論陣を張っている方々は虎視眈々と外国の名門や
外国の財閥、外国の勢力による天皇家の乗っ取りを狙っているのか協力
しようとしているのか、それともそのような勢力に乗せられているのか、
果ては深く洞察できていないだけなのか。
 真の狙いに気付かないまま議論を交わし口角泡を飛ばしているのだとした
ら、これ程に嘆かわしい姿はない。 

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STAP細胞は存在した

2017-06-13 23:39:31 | インポート
 そう言えばSTAP細胞のその後の展開はどうなったのだろうか。
 真偽の程はどうなのだろうか。
 小保方晴子さんに集中砲火を浴びせ社会的に抹殺するまでに
追い詰めたメディアはその後一切何も触れない。
 メディアが一切触れないということは、メディアにとって都合が悪い
何かの真実があるということである。
 おかしい、これは何かあるに違いない、と少し調べれば何と最近
になってハーバード大学の研究チームがSTAP細胞の国際特許を
取得していたではないか。
 STAP細胞は存在したのである。

 多くの日本国民はSTAP細胞はもうメディアが報じなくなったことに
連動して話題から消えてしまい、あれはインチキだった、偽物だった、
もう話題にしないほうがいいという程度に認識しているだろう。
 それこそメディアの洗脳による成れの果ての姿である。
 ましてや日本国民の多くは小保方晴子さんが社会的に抹殺されて
以降、ハーバード大学がSTAP細胞の国際特許を取得したという事実
を知らない。
 メディアがニュースにしないからである。
 メディアが報じなければ残念ながら多くの日本国民は事実を知らない
ままに時を過ごす思考回路に陥ってしまっている。
 あれだけ大騒動に展開したSTAP細胞について、その後にハーバード
大学が国際特許を取得したことは大手新聞が一面トップで報じてもおかしく
はない。しかし各新聞紙とも記事にすらしない。
 それは何故か。
 ハーバード大学がSTAP細胞の国際特許を取得した事実を報道すれば
あれほどに大バッシングを浴びせ学者生命までも奪い社会的に抹殺した
小保方晴子さんの一貫した説明が正しかった、事実だったという事を満天下
に知らしめることになるからである。
 メディアの相変わらずの真実の隠蔽ぶりや長期間に及ぶ一人の研究者に
過ぎない小保方晴子さんへの大バッシングの姿は異常であった。

 メディアが小保方晴子さんという若い研究者の学者生命を奪った。
 あれ程の大バッシングを浴びせられた中でも堂々と姿を現ししかも自費で
記者会見を開きSTAP細胞はありますと事実を曲げずに発表した小保方
晴子さんをメディアはお笑い芸人まで動員し、彼女の発音を揶揄し茶化し
人格攻撃を展開し、本質とは関係のない話題で連日連夜大バッシングを行い
続けたそのメディアの姿はまさに思慮分別のない情けない姿であった。
 メディアには恥を知れと言いたい。
 結局はっきりしたことは、嘘をついていたのはメディアのほうだったという
事実である。
 私は以前から当時からこのブログでもSNSでも小保方晴子さんへのメディア
のバッシングの異常性を指摘し、小保方晴子さんが社会的に抹殺された後で
アメリカの大学か研究所が何事もなかったかのようにSTAP細胞を世に出すだ
ろう、と予測してきたがまさにその通りの展開となった。
 従軍慰安婦についての大誤報と同じように、小保方晴子さんに対する大誤報
についての謝罪をメディアは行わないのだろうか。
 どこまでもメディアは腐っているからそれはしないだろう。
 それにしても小保方晴子さん、あなたはあれだけの大バッシングしかも間違った
大バッシングの中でも堂々と事実を曲げずに発表し、博士号を剥奪された後も尚、
事実を曲げず発表した凄い人である。
 結局あなたのほうが正しかったという事実が証明された。
 あなたは本物だった。

 結局、STAP細胞騒動とは何だったのか。
 その本質を考えてみたい。
 ある日、小保方晴子という一人の若い研究者がリンパ球が体細胞へと変わる
過程を発見し、それを実験で何度か再現することに成功した。
 これは万能細胞にも至る発見とされ、多くの難病を克服し再生医療などへ多くの
進化をもたらせる世紀の大発見だと脚光を浴びた。
 しかし彼女の発見が普及すると困る人達や勢力が存在し、その勢力がメディア
を「使って」徹底的に小保方晴子という研究者の誹謗中傷を重ね、あたかも彼女が
嘘つきでありインチキであるかのような印象操作を1年半以上も延々と繰り返し彼女
を社会的に抹殺した。
 またその背後にはSTAP細胞が世に出ればとてつもない巨大な利益を生むことに
気付いた集団がいて、何としてもこの巨大利益を手にしたい為に小保方晴子という
若い研究者を社会的に抹殺して断念させた後で、これを自分達の手柄や特許として
の権利にしたいと画策する動きもあった。
 そして小保方晴子という若い研究者を社会的に抹殺することに成功した勢力は
ハーバード大学の研究チームにSTAP細胞の国際特許を取得させた。
 これにより今後はある日を境にして次第に再生医療や美容、アンチエイジング等
の分野が飛躍的に進化し大々的に世間に流通していくだろう。
 そしてそれらは全て小保方晴子という日本の研究者の手柄を奪って利権を手に
した勢力の巨利を増殖させていくことにもなっていくだろう。

 昔も今もそうだが、政治家も官僚も企業家も学者も文化人も、アメリカが日本を
どのようにしようとしているのかどのように処理しようとしているのかという本当の
姿について考える人物が皆無に近いという事が今回のSTAP細胞騒動の件からも
浮き彫りになっていく。
 世界は決して性善説では動いていないというこの現実をありのまま捉えている
見ているという人物が限りなく少ないという事実が改めてよく分かった。
 それにしても小保方晴子さんは立派な人物である。
 メディアによる大バッシングを鵜呑みにした早稲田大学により博士号を剥奪されて
も尚、彼女は事実を曲げずに発表し、しかも自分が駄目なのなら他の誰かが人類
のためにこのSTAP細胞を再現して欲しいとして実験での再現のためのレシピを惜
しげもなく公表した姿はメディアとは真反対の真実に立脚した高潔な人物としての生
き方であった。
 そのレシピを公表したホームページも閲覧できないように妨害が入ったほどである。
 このレシピは結局、ハーバード大学の研究チームが大いに参考とするところとなり
国際特許を取得することになったのだが。
 STAP細胞は事実、存在した。
 早稲田大学は小保方晴子さんの名誉回復を図り、博士号剥奪を取り消す必要が
ある。
 真実を抹殺したその姿に創設者の大隈重信翁が泣いていることだろう。 

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地球は温暖化ではなく温暖化と寒冷化が同時に存在する

2017-06-06 23:39:54 | インポート
 地球温暖化という報道に聞き慣れているせいか、私達は地球は
温暖化していると信じ込んでいる。そしてそれは温室効果ガスに
よる影響が大きいと報道されているせいか私達はそのように信じて
きた。
 しかし事実をよく見れば、地球は温暖化と寒冷化が同時に存在
している。つまり温暖化しているエリアと寒冷化しているエリアとが
同時に混在しているのだ。
 例えばアルゴア氏が「不都合な真実」で唱えた温室効果ガス説は
今では事実ではないという見解が主流であり、ましてや排出権取引
というような地球温暖化という説を巡る新たなビジネスが生み出された
だけで地球温暖化の環境の改善には影響なく利用されただけだった
と言える。

 本当はどうなのだろうか。
 確かに氷河が溶けて地肌が露出しているエリアもあれば、逆にこれ
まで凍っていなかった海が凍結し、しかも瞬間凍結するほどの異常寒波
で魚が生きたまま海もろとも凍結されているエリアもある。
 北極や南極の氷河が溶けている映像がよく映されていたが、それは
地球の地軸が従来は23.4度傾いていた地軸の傾きが変化して従来の
北極が北極ではなくなり、また従来の南極が南極ではなくなり、同時に
他の地点が新たな北極と南極になった可能性がある。
 そうであれば従来の北極と南極の場所が温暖化し氷河が溶け、同時
に新たな場所が北極や南極となって凍結していることになる。
 日本も四季であったが今では春と秋が消滅して冬が過ぎたらいきなり夏
となり夏が過ぎたらいきなり冬になるような亜熱帯の気候に変化している
のも、それは温室効果ガスの影響による温暖化ではなく地球の地軸の傾き
の変化により日本の緯度が変化しているのではないかという仮説を私は
立てたい。

 地球の地軸の傾きの変化、磁場の変化、それらが地球に温暖化と寒冷化
を同時に生じせしめているのではないか。
 もしも温室効果ガスが本当ならば、地球は温暖化だけを生じている筈で
あるから寒冷化するエリアは無い筈であり、温室効果ガス説は説得力に欠ける。
 近年の気候を見れば日本は温暖化しているがイギリス等の欧州は異常寒波
が頻繁に生じ寒冷化している。
 これは地球の地軸が地球儀で見るところの下に傾いたとすれば、日本は緯度
が南に下がり温暖化することになり、同時に欧州は緯度が北に上がり寒冷化す
るということになり現実の現象と合致する。
 更に言えば磁場の変化や宇宙環境の要因などにより地球の地軸が定まらず
地球がグラグラと軸が変化しているとすれば、日本にも温暖化が生じたり寒冷化
が生じることになり、時に異常寒波に襲われる時は地軸の傾きが地球儀で見る
ところの上に傾き緯度が上がっているとしたら現実の現象と合致する。
 また太陽の活動そのものが強大になっているという説もある。
 そうであれば太陽の光そのものは強くなるものの、これに地球の地軸の傾き
が変化している仮説が正しいとすれば、温暖化するエリアと寒冷化するエリア
とが同時に存在することになり現実の現象と合致する。

 さて、トランプ大統領が地球温暖化への取り組みであるパリ協定からの脱却
を表明した。既得権益の温室効果ガス理論による排出権取引の側にあるメディア
はこの件についても相変わらずトランプ大統領を誹謗中傷しているが冷静に事実
関係を観察するとトランプ大統領のパリ協定脱退表明は間違いではないだろう。
 更に言えば私達は温室効果ガスと同時に二酸化炭素が増加していると伝えられ、
人類を挙げて二酸化炭素の削減目標を掲げ邁進しているが、よくよく考えるともし
も技術の進化で本当に二酸化炭素を削減させてしまったならば地球上の植物が
次々と枯れていくのではないか。
 よく思い出せば植物は二酸化炭素を吸収して光合成を行い、多くの生命体が
生存していく上で必要不可欠な酸素を排出しているではないか。
 二酸化炭素を削減させてしまえば植物が光合成を行いにくくなり、それはつまり
植物による酸素の供給をも減少させてしまうことになり、それはつまり人類が自分
の首を絞める結果になりはしないか。
 温室効果ガス説を鵜呑みに信じて二酸化炭素の削減目標を各国が必死に掲げ
て取り組んだ結果、地球上の植物の光合成に必要な二酸化炭素を減少させてし
まいそのことが酸素の供給量を減少させたとすれば大いなる悲劇と言わざるを
得ない。
 もしも地球上の二酸化炭素の量が全体的に正常値よりも増えているのだとすれ
ばそれは温室効果ガスというよりは、アマゾンの森林の大規模伐採などに見られる
ような毎年繰り広げられる広大な森林面積の減少によるものではないか。
 毎年四国の面積に等しい森林が消滅しているという指摘もある。
 森林の減少が植物による酸素供給を減少させ、本来なら光合成のために吸収し
てきた二酸化炭素を吸収しないことになるために地球上の二酸化炭素量を増やして
いるのではなかろうか。
 もしそうだとすれば健全な二酸化炭素量を達成するには地道な植林と森林の異常
な伐採による森林面積の減少を防ぐことが最大の対策ということになるだろう。

 真実はどこにあるのだろうか。
 改めて私達はこの地球に生かされているという絶対的事実を感じないではいられない。

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