木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

不公平感の除去

2003-11-29 13:25:27 | インポート
 今の世の中から消し去らなければならないものは、
不公平感である。主観・客観入り交じった人の世において
完全なる公平を確立することは難しい側面もあるが制度
においてある程度の改善は可能である。

 真面目に納税している人と故意に納税していない人と
がいつまでも同等に扱われることは不公平である。
 権利を主張する人が義務を果たしていないならば、義務
を果たしている人からすれば不公平である。
 複雑な制度を逆手に取って悪用し、傲然と暮らしている
人がいるならば、正しく決まりを守って暮らしている人
からすれば不公平である。

 今日の制度の多くが、世の中のモラル低下により維持
及び成立しなくなりつつあるところに問題がある。
 裏をかえせば、高い倫理が伴えばこそ成立する制度も
少なくないということになる。

 公正で明快なルールの整備と、それを支える人を養成する
教育環境の整備が急がれる。

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ストレス社会と政治の役割

2003-11-27 02:25:23 | インポート
 ストレスを感じている人が増えているという資料があ
あったので見てみると、回答の大半が五十代の主婦であ
り多くが睡眠時間はしっかりとっており、悩みを相談す
る身近な人もいるが、家計や健康面にストレスを感じて
いるというものであった。
 生活に密着したストレスであると言える。

 運動不足や疲労からくるストレスは休息や気分転換な
どである程度は回復する。仕事上や人付き合いからくる
ストレスもきっかけがあれば改善する場合もある。
 しかし今の世相にも通じるが、経済的な悩みや健康面
での不安などは時間が経てば消えるものではないだけに
問題である。

 健康を害すれば仕事にも影響が及び、医療費もかかり
まさに経済面での悩みも増えてしまう。ストレスの連鎖
現象が生じることになる。
 政治、行政そして企業社会と市民とが連携する中で、
産業の振興、医療分野と諸制度の改善など行う中で人々
の心を救うことが出来るだろうか。
 ストレス社会ならばこそ政治の役割も重要である。

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世に蔓延るもの

2003-11-25 01:45:35 | インポート
 現在の世の中に蔓延っているものを列挙してみる。
企業社会においては、(一)粉飾決算(二)架空取引
(三)所得隠し(四)虚偽表示(五)脱税工作、等。
公の場においては、職業倫理の低下や腐敗の横行。

 一部の人達のこうした行為が、正々堂々と事に向かっ
ている多くの方々の名を汚すことになる。
 大丈夫か、日本。

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夜空

2003-11-23 01:19:15 | インポート
 透き通るような冬の夜空に星がまばらに輝いている。
突然、大きなしずくが銀色に輝きながら夜空を左斜めに
横切って消えた。流れ星である。大きな流れ星だった。

 各地にプラネタリウムが出来ており、時折訪れるこ
ともあったがやはり本当の夜空に優るものはない。都市
の子供達に星座の学習や星空観測のためにプラネタリウ
ムを活用することは良いことだとは思うが、例えば自治
体交流の一環として山間部の星空が美しい町村へ都市部
の子供達を数日滞在させることも素敵な学習環境の整備
になるだろう。
 子供の感性は多感である。また子供の頃の感性に素敵
な物事や美しいものを触れさせることに大きな意義があ
る。恐ろしいまでに星が輝く夜空、本当の夜空を是非と
も子供達に感じてもらいたい。昼間は川や緑多い農村部
や山林などの環境に触れるなど考慮すれば有意義な山村
留学になる。

 私がこれまでに記憶した美しい夜空、星空は奈良県十
津川村、高知県の足摺岬付近、和歌山県龍神村そして北
海道東部であった。どこか音楽的な響きのする眺めであった。

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税金の流れ

2003-11-21 22:43:18 | インポート
 年金などの制度不安があるが、もしも将来の年金
の掛け金として支払った財源が道路建設や橋の財源
へと転用されていたならば、制度が成立しなくなっ
たとしても当然ではないか。
 
 降水量が多くても各地で渇水を生じるこの国の状
況と税金の流れはどこか共通しているように思える。
本当は世の中にどれだけの税金が動いていて、どれだ
けの財源があるのか。それぞれの自治体においても
同じである。

 貯水池がいつの間にか干上がっている原理と、諸制度
の収支が悪化していくことと似ているように思える。

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